浩の教室・第7回勉強会の模様

 第7回勉強会に参加されたみなさま、お疲れさまでした。昨日(8/6)は、23名(男性7名、女性16名)の参加を得ることができました。今回もゲストの先生をお迎えすることができました。討論にコメントいただき、かつ、文部科学省における最新のお話(EQ)をいただくことができました。さらに、模擬授業の詳細なレジュメまで用意していただき、ありがたいかぎりです。今回ご協力いただいた、ほたる先生には厚くお礼申し上げます。わざわざ関東方面から駆け付けていただき、頭が下がります。

 さて昨日は、集団討論を3題行ないました。1つ目は「心の教育をあなたがたはどのようにすすめますか、議論してください。とりわけ自己抑制力について考えてください」というテーマでした。「浩の教室」主宰の勉強会も第7回を数え、ほぼ重要なテーマを討論してきました。20テーマに近い討論をこなしてきました。そこで、こうしたベーシックなテーマに立ち戻り、討論してみようと思ったわけです。

 グループ全体において、心の教育にかかわる答申表現がそれほど出てこず、参加者自身の言葉で議論されていたのが好印象です。自己抑制力に関して、自己と他者という認識を定着させるためにはどうするかという点から、「相手の話を聞くこと」の重要性が語られていました。こうした簡単ではあるがしかし忘れてはならない点について実践的に深く考察できていたのがよかったですね。誰しも思いつくことを自分の言葉で、あるいは教員の立場からのご意見を、あるいは自己の児童生徒時代の経験を語り、テーマに接近しようとする姿勢がうかがえました。

 2つめのグループには、ちょっと無謀な試みではありましたが、英語で討論していただきました。なぜ無謀なのかといいますと、評価するワタクシ自身が英語に自信がなく、つまるところ意義あるコメントをいえなかったからです。だいたいどのようなことが議論されていたのか、参加者にはあとで「日本語版」の討論もしていただきました。なんとなくはわかっていたものの、所どころ、「ん?」と疑問に思う点があったのが事実でした。ワタクシの英語を聴き取る能力のなさですね。

 グループ全体への印象としては、やはり、たくさんしゃべっている人への評価が高くなるような気がしました。そのほか気が付いたことは、討論をしている参加者全員に聞こえるように英語を話すだけでなく、評価者たる面接官にもしっかり聞こえる声で話されることが大事ではないかということです。歯切れよい流暢な英語力を見せつけてください。

 討論していただいたテーマは、「英語圏文化を理解させるには、どのように指導するか、具体例をあげつつ議論せよ」というものでした。ホストファミリーからハグされて驚いたステイ体験をお話していらっしゃいましたし、ギリシャの文化と日本文化の相違をお話されていた方もいらっしゃいました。それから、指導法の一つとして、英語のゲームのやりとりをされていました。もちろんALTのことも議論されていました。さすがに英語教員を目指す方々ばかりの討論でしたので、みなさん、お上手でした。英語の討論で20分途切れることがないというのは、傍から見ていても、すごいことですね。

 最後のテーマは「習熟度別授業は是か非か。習熟度別指導をするとすればどのような点に注意すべきか議論してください」でした。こちらは、指導要領の一部改正を受けて出題される可能性の高いテーマでしょう。とすれば、指導要領の理解が前提になりますが、さすがにそうした「知識」は全員の方が前提として持っていらっしゃって、それ以上の討論が行なわれていました。

 優越感や劣等感を感じさせないようにとか、習熟度別の各コースのネーミングとか、自発的な選択を児童生徒に要求することとか、基本を押さえながら、習熟度別のほか関心度別の考え方があるなど、委員会を啓蒙するような提案も出ておりました。

 この最後の討論は、深く掘り下げようとすれば学校制度の問題にも行き着く実は奥の深いテーマでありまして、「10分位で終わると思っていた(それだけ議論が伸びないということ)」と、最初感じていたことも杞憂になるほど活発に議論されました。

 それぞれのグループは6人で討論していただきました。本番ではもう少しプラスアルファがあるかもしれませんね。このあと1次試験の情報交換をみなさまと行ないました。みなさん、高得点ですねェ。面接の実際も教えていただき、ご協力ありがとうございました。もうあと3回、計10回開催し、今年度の「浩の教室」主宰勉強会はお開きにしたいと思っております。開催のご案内はこのページの下にありますので、ご覧ください

(2004年8月6日)

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