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浩の教室・第6期 第31・32回(通算227・228回)勉強会の模様

 4日、5日とつづけて当サイト主宰勉強会を開催いたしました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。両日に共通して、「自己売り込みのツボ」と集団面接を2グループ実施いたしました。また、勉強会の冒頭の時間をとって、大阪府受験説明会の模様を、その参加者から報告いただきました。

 その報告から、有効な受験対策があったのかといえば、さすがにありませんね。ただ、受験科目の変動があったことをメインに報告いただきました。会場の質問も、ひとつは、そこにあったようです。やはり、受験生は一同に驚いていたようで、集団討論がなくなったようですね。それに代わり模擬授業となりましたね。

 しかし、この会場で、どなたも質問していただけなかったようなのですが、模擬授業と個人面接を時間的につづけて実施するのか、それとも、両者を別々に実施するのか、このことについて明確な説明はなかったようです。残念です。まあ、府も、こうしたことが質問されたとしてもおそらく回答しなかったでしょう。というのは、受験準備はこれまでの受験報告をお聞きしても、それほどかっちり、きっちりしているように思えなかったからです。状況に応じてやっていこうというスタンスだと思われます。

 それから、総合得点を希望する方には教えていただけるとのこと。これは受験の透明化を図る目的からであるということは、理解されるところです。なにしろ、自治体実施の試験に対する猜疑の目が厳しくなっている昨今、ヨリ一層の公平性を担保するためには、情報公開としてのなんらかの方策を採らなければならないからです。

 1時間くらいは、受験説明会のことについて複数の参加者からの報告をしていただき、それらを総合して、残念ながら説明会にいけなかった方へも参考になる話をいたしました。

 その後、4日には、FさんとYさん、5日には、WさんとFさんのお2人に、「自己売り込みのツボ」を報告していただきました。「自己売り込みのツボ」とは、簡単に説明すれば、「私にはこういう経験がある、こうしたことができる、だから採用してください」という内容のことを、3分間で語っていただくというものです。今回も、イロイロと反省点がありましたね。Fさんの報告では、まだまだ内容が練られてなく、なぜに教員を志望するのかをも含めて、大幅なやり直しが必要です。それから、方言の問題もありますが、面接を受ける態度に難点がありました。発言の仕方はむつかしいものですが、フォーマルな場におけるやりとりのポイントをつかむことが必要です。Yさんも、もっとご自身を見つめ直す必要がありますね。ご自身の武器となる経験をうまく主張に結び付けられていない嫌いがあります。ボランティアであれ、講師経験であれ、留学経験であれ、それらを「やりました」だけでは、なかなか説得できないものです。留学は物見遊山ではないし、外国に行ったとして、そこで何を学び、それをどういうように教育現場に生かすことができるのか、教育現場で講師経験からどのようなことを実践して生きたいと考えているのか、など、関連性を考えて主張しないと意味が薄れてしまいます。これは、なにもFさんやYさんだけではなく、いままでの報告担当者すべての方に共通して言えることであると思います。

 Wさんは、現在大学4年生、緊張感持って「自己売り込みのツボ」に挑戦されました。その意気よし、です。内容的には、フレッシュな感じがあらわれていて、講師経験のある方とも互角に戦えるものであったと評価しています。問題は、まだ教育実習にいっていないことから、教育経験を語ることができなかったことでしょう。やはり採用試験ですから、教育実習のことは、しっかり述べた方がいいですね。試験直前の6月ではありますが、訴えることのできる密度濃い実習にしてください。Fさんは、これまたかなりビビリながらの報告となりました。というのは、ワタクシとしてはふつうだったのですけど、4日のFさんとYさんに対するコメントが厳しかったらしく、それを4日も5日も両日参加されたFさんはお聞きになっていたわけで、ビクビクしながらの報告となったそうです。しかし、緊張は当然されていましたが、ある程度は見通しのある報告になっていました。

 傍聴のみなさんからも思わぬ指摘もあって、「どういうようにみられているか」が自覚できて4人とも効果的な練習になったと思っています。自分自身を3分間で語るこの「自己売り込みのツボ」を乗り越えることが、採用試験対策の大きな関門です。これをうまくできれば、人物対策はいうに及ばず、エントリーシートも完全なものができるでしょう。

 さて次に、集団面接でした。こちらは両日あわせて4回実施いたしました。それぞれの参加者、都合6×4=24名の方々に、コメントを傍聴者が書くというスタイルをとっています。20数名の方からコメントをいただけるので、やりがいがあるでしょう。昨年度の合格者の作成されたノートをご覧になられたと思いますが、こうしたいただいたコメントを整理して、弱点補強をしていきましょう。

 集団面接の質問事項は、右欄の「よく出るかもしれない」云々からの出題となっています。すべての質問に、自分なりに回答の文章を考えて書いておくことが大切です。合格して勉強会を卒業された先輩たちも、必死に乗り越えてこられました。書かないと勉強になりません。また、自分がやってみないと力はなかなか付きません。誰かがやっているのをみて、自分がやり、また、誰かがやっているのをみて、自分がやる。この繰り返しで場数をふむことが大切です。

 ところで、先にも述べましたように、府の試験では、集団討論がなくなりましたから、協調性をはかる場面は、この1次試験の集団面接しかなくなりました。個人面接や模擬授業は、なんといっても個人の力を発揮する場面です。そうしたところからすれば、他者に対する配慮は不必要な選考といわざるをえません。集団討論の評価項目である「協調性」よりも、大阪府は、個々人の教育的実践力を評価する態度をあきらかにしたといえるでしょう。

 なぜそうなったのか。それは推測するほかありませんが、やはり、学力向上を第1においた府の教育行政が求めている教師像が、願書や「志」の字で写真をくりぬいている説明書に書いている教師像がある意味ではハリボテで、実際のところは優れた学習指導能力を持っているのかどうか、教え方がうまいのかどうかというところにあるからでしょう。

 1次のマークシートの点数は、あんまり関係ないのかもしれませんね。今回の説明会でも、願書でもあきらかですが、基準点クリアの意味合いの試験になりそうですね。

 マークシートの予想問題対策勉強会を、6月27日の土曜日に13時から実施します。場所は「エルおおさか」、そう、府の2次試験の実施会場の1つです。下見も兼ねて、どうぞ、ご参加ください。昨年は、50名の教室と30名の教室が満席になりました。配布資料は60枚以上あったと思います。これを3時間少しかけて解説する勉強会です。こちらは通常の勉強会よりも協力費がかかりますが、みなさまよろしくお願いします。

 当サイト主宰の勉強会に集まってくださる方々全員を、府に送り込むことがワタクシの野望です。

 追伸:更新滞ってスンマセン、Kさん、お許しを…

(関連)春風駘蕩、もう4月ですね〜。大阪府の採用試験実施要領も発表されたようですし、この4日には説明会が開催されますね。

 試験科目に変動があったようですね。1次試験で集団面接があるのは従来と変わらないようですが、2次試験では、模擬授業を全校種に課すとのことですね。これによって集団討論がなくなるのかどうかは、4日の説明会参加者の報告を待ちたいと思っています。しかし、模擬授業も集団討論もするというのは、かなり時間をとりますし、集団討論は実施せず、かもしれませんね。

 模擬授業は対策を考えないといけません。おそらくは、昨年までの市に準ずる出題だとは思われますが、模擬授業時間は何分なのでしょうかね。府は市の軍門に降ったといっていいでしょう。以下は、推測です。

 2次倍率を3倍と見積もっても、大人数を捌かねばならないので、ひとり10分を切るくらいでしょうか。あるいは5分かもしれませんね。集団討論でしたら1グループ6人で30分以内に済みますが、もし10分なら同じ6人で1時間かかります。つまり倍かかるということです。これをこれまでとほぼ同じ時間量でクリアするのは、府教委としても大変でしょう。とすれば、集団討論を実施している時間がないわけで、討論がなくなるのは必至ですね。

 グループディスカッションは、おもしろいし、ためになるのに、それに代わり模擬授業を実施するのは、即戦力的な能力を求めているのでしょうかね。ただ、模擬授業をするとして、5分であれば、そうした能力を見極めることができるのかどうかは、わかりません。サワリの5分じゃ判断もむつかしいでしょう。それに、5分として、なにかあとで質問されるでしょうから、結局、ひとりあたり12、3分、手間取ると15分はかかるでしょう。

 たぶん、こうしたことから、試験時間のために確保される日数が従来の倍以上でないと、「シャンシャン試験」になりそうです。このあたり、どうなんでしょ。また、数年前のように、「もう、時間ないから終わって」といわれて、下手すると3分で終了することも考えられます。とりわけ受験番号が最後の方で。それゆえに、出願は、早めがいいでしょうね。不公平の声がでないように、ちゃんと実施されることを府には期待します。

 こうした推測からすれば、模擬授業と個人面接をセットですることが十分考えられます。2次ではすなわち、「模擬授業〜模擬授業の感想及び質問〜個人面接」という流れになるのではないでしょうか。つまり試験科目の区切りを設けないで実施するということです。

 もしこうした実施方法であれば、その対策も従来的なやり方では対応できないことになります。すなわち、「模擬授業の感想及び質問〜個人面接」という流れをどのようにして制するのか、ここが難関になりますね。

 いずれにせよ、4日の説明会参加の方の報告待ちですね。ただ、この「説明会」は、あんまりいってもいかなくても一緒なんですよね。時間の無駄にならないよう、積極的に質問しましょう。そうでないと、「あららら〜、終わっちゃった」で、ホントに終了します。「願書もらえたのが一番の収穫」という声がほとんどですので。それに、「説明会にいかないといけない」ということもまったくありません。そうであれば、いけない方は完全に不公平ですからね。

 対策は、勉強会でお話しましょう。

(2009年4月4・5日)

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