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浩の教室・第8期 第8・9回(通算350・351回)勉強会の模様

 この土日は、連続して、勉強会を開催いたしました。ご参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。「自己売り込みのツボ」の説明、大阪府1次問題の解答解説、集団面接を実施いたしました。土日連続開催を活用し、「ツボ」の説明も違う内容のことを、1次も前半後半にわけて解説、集団面接もメンバーと質問事項が異なりました。

 土日とも、新しくご参加いただいたメンバーがいらっしゃいましたので、簡単に勉強会のご案内をし、つづいて「自己売り込みのツボ」の説明をいたしました。この「ツボ」は、これまた簡単にいえば「自分自身を3分間で語る」ということです。ただし、教員採用試験に臨む立場から、「こういう姿勢で志望している、こういう資質があるから採用してください」との内容を3分間で表現するというものでなければなりません。自分自身の売り込みのキーワードを数点挙げること、それらを文章化することなどを順次説明した後、当サイト勉強会の卒業生の残していってくださった「ツボ」を読み上げました。土日で6人分紹介させていただきました。さまざまな校種教科の現職教諭を輩出している当勉強会ですけれど、その中から、小学校、中学校国語、英語、特別支援の先生方の「懐かしの作品」を紹介したわけです。紹介し読み上げている最中、それぞれ合格された先生方と勉強していた場面が思い浮かびました。みなさん、いい「作品」を後輩たちのためにありがとうございます。

 なんでも、「やってみろ」だけで、うまくいくはずがありません。どういうように書けばいいのか、まとめればいいのか、たたき台がないと、どうやっていけばいいのかわかるわけがありません。先輩たちの残していってくださったペーパーが、300枚はあります。300人分の志望動機、資質能力がペーパーに表現されているわけです。こちらを参考にしつつ、自分ならどういうように表現するか、がんばってまとめてきてください。

 まとめた自分なりの「自己売り込みのツボ」を12月から順次、参加メンバーの前で報告してもらいます。これまたその報告に対して、さまざまな反応があるでしょう。それを参考にまた作り直す。そうして客観性も持っている「ツボ」ができあがります。これを作成すれば、自信がつくし、のちのちにあわてることがありません。エントリーシートの作成にもつながってくるからです。

 「自己売り込みのツボ」の説明の後、ワタクシのほうから資料を配布し、大阪府1次試験の6番の問題を解説いたしました。特別支援教育に関する問題でした。通級や交流及び共同学習、相談、センター的機能など、少し古い中教審の「特別支援制度答申」をも参照しながら、また、特別支援学校に講師として働いていらっしゃる方かた現場の意見をいただきながら、さらには、小学校講師で特別支援学級の様子を教えていただきながら、すすめてまいりました。資料だけでは乾きすぎて実感がないものも、こうして現場の実際をすりあわせて考えていけば、合点するところもあるものです。単に正しいマークシート選択をすればいいとの態度を捨て、1次のペーパーの勉強を面接の種にできるまで深めて勉強することが、効果ある採用試験対策になるのではないでしょうか。

 勉強会の終了後、珈琲会をいつも開催しているのですが、そこでも、大阪府の1次配点にからめて、勉強の方法について述べました。ペーパーの勉強をするのはいいけれど、はまりすぎてはいけないということです。ワタクシは、300点満点の大阪府1次において、260点が面接点と思っています。ペーパーなど40点そのままでしょう。いくらペーパーを勉強しても、差がつきません。

 さて、つづいては、集団面接を実施いたしました。いままだ、1グループのみの実践ですが、今後、「自己売り込みのツボ」の報告、模擬授業の実践も含めて、主体的な参加形態が増えてまいります。みなさまよろしくお願いします。

 土日ともに、6名のかたが30分ぐらいの集団面接に挑戦されました。大学3年生から講師の方、転職の方、お母さままで、多様な方々が集団となって、質問に応答されました。力を出し切れたでしょうか。たとえば、土曜日には、なぜ、うちの自治体を受けたのかをお聞きすることからはじめ、現在打ち込んでいることや教員としての資質能力で磨いていることといった志望動機や人間性、教育に関する全般的な質問のほか、命の大切さや学習に遅れがちな児童生徒のサポート方法、国際理解教育の実践についてや、おもしろくないと文句をいう児童生徒への対処法などでした。日曜日には、勉強の息抜きの方法、ボランティア活動の経験とそこで学んだこと、友人からの評価、教員の資質として自分に足りないと思っていること、10年後の自己像、遅刻した児童生徒へのロールプレイ、道徳の指導、、指導できるクラブ活動などなどでした。

 こうした質問事項を矢継ぎ早にたずねるわけです。本番では15分くらいでしょう。ここでは、30分近くです。内容の深みや臨機応変さが問われる集団面接です。この短い時間であっても、準備不足のかた、うまいかたと分かれます。時折、1次のあんな短い時間でなにがわかるのか、という意見をお持ちのかたに遭遇しますが、なんの、なんの、よくわかります。

 受け答えの一つひとつで、ぜんぜん違いますし、全質問を通しての受験生の個性も、まったく違います。そうした違いが採用に直結します。みなさん、あとまだ8ヶ月もあります。とことん鍛えていきましょう。

 珈琲会では、1次の勉強方法にも触れました。昨日のこのコーナーの最後でも触れましたように、もしもペーパーテスト対策に8割、人物対策に2割の配分でやっているとすれば、それは、100パーセントまちがいです。逆にしなくてはなりません。8割は人物対策に、2割をペーパー対策にする、こうでないといけません。事実、1次マークで35点取っても、厳しい結果だったかたがいらっしゃるのですから。

 もう師走ですね。自分の勉強方法を見直し、はやめに手を打ちましょう。また、1次免除のかた、のんきに構えていてはダメですよ。

(2010年11月27・28日)

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