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浩の教室・第7期 第22回(通算278回)勉強会の模様

 先日は、当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただき、ありがとうございました。14日は、学習指導要領の検討、自己売り込みのツボ、集団面接の3つを実施いたしました。模擬授業は、割愛させていただきました。

 学習指導要領の検討では、教育課程実施上の配慮事項として、外国人児童生徒の指導についての配慮と、帰国子女の指導の配慮についてどのようにするべきかを具体的なお話をみなさんにお聞きしながら進めました。さらに、情報教育に関して、どのように進めていくべきかまで、ページが進みました。情報分野は書かれているように、情報機器に慣れ親しむこと、情報倫理教育をどのように進めていくかについての考察となりました。

 とりわけ、情報教育にかかわって、携帯電話のことがどうしても議論になるのですけれども、そこでは、携帯の持たせ方ということに関して、面白い議論が登場しました。

 当サイト主宰勉強会には、今年、30代後半から40代の方もご参加されており、そうしたママさんからのご意見として、携帯電話の兄弟所持のお話しがありまして、なるほど〜というのと、個人所持でなくていいのか〜という感覚を持ってしまいました。なるほど、の意識の方がワタクシとしては強かったです。携帯電話は一人一台と思い込んでいたワタクシにあっては、兄弟でシェアするとの発想は斬新だったからです。たしかに携帯の費用の問題もありますからね。これに対して、携帯は無用とお考えのママさんもいらっしゃいました。この違った2つのご意見は、地域性や私立公立の違いなどがファクターとしてあるということに拠るものでした。

 次に、自己売り込みのツボを3名の方に報告いただきました。再チャレンジの方もいらっしゃいました。Oさん、Yさん、Tさん、お疲れさまでした。Oさんは、まだまだ固まっていないところがあり、講師経験をどのようにまとめるかが課題となりますね。Yさんは、もっとご自身の専門にもつっこんで文面補強することを期待します。Yさんには、「危険」の「き」の字もありません。Tさん、再チャレンジで、ぐっとよくなっています。みなさんの文面は、個人面接とエントリーシートに生きてきます。緻密に仕上げてください。

 ところで、面接におけるワタクシの考え方を述べておきたいと思います。もちろんそれは、面接官に胸襟開いてわかってもらおうとする態度を保持することに尽きるのですけど、「どうも、こうしたことをいっていいのかな」といったことに、どう対応するかについてです。つまり、たとえば、「気になるニュース」を聞かれたとして、政治的な問題や宗教的な問題を発言していいのかどうか。これは、さすがに無難な道を選んだ方が賢明です。今回も、「気になるニュース」に関して、集団面接におきまして「バンクーバーオリンピックに対する反対デモがあった」という意見が出されたのですけど、これをどう評価するべきでしょうか。

 今回の集団面接では、すこしつっこんでお尋ねしました。普段は、どういうニュースがあったのか、それだけを回答させるものなのですけど、今回は、さらに、その事件について、どう考えていますかを追加質問したわけです。いままでにない聞き方でしたので、ちょっと動揺があったのですけど、とりわけこのようなつっこみがあった場合、「デモ」と答えると、回答につまってしまう可能性が高いですよね。また、日米同盟について話したり、まして、「自衛隊の方がトラストミーだけではダメと発言したことに興味を持ちました」などと回答したとき、これにつっこまれたら、どう切り返すべきなのでしょうか。政治的話題は、受験生のポジションにもつながる回答になるので、あえて冒険はする必要ないのですから、そもそも論として、政治的なニュースは避けたほうがよいでしょう。同じことですが、小沢氏の不起訴についても回答がありました。これは、マスコミの情報統制を批判する形で意見披露されたのですけど、ちょっと苦しい感がありましたね。

 このような、最近の気になるニュースは、新聞の24面とか28面とか、社会面に書かれているような記事、ほほえましい記事で応答するのが無難です。その意味で、祝日改正法についての話題があったのは、それだけよく社会を考察しようとしている姿勢も評価されますし、よかったのではないでしょうか。


 つづいて集団面接を実施いたしました。前日の記事の中に、集団面接に関する注意の一端を示しましたが、これにとどまるわけではなく、ほかにも注意すべき点はあります。ぼつぼつと、このサイトで今後も注意点を示していきたいと思っています。

 今回は、30分以上にわたる集団面接となりました。6名の方に挑戦していただきました。なぜ、教員をめざしたのか、最近の気になるニュースのほか、右欄にアップしている「良く出るかもしれない面接質問集」から適宜ピックアップおよび改良して、質問をいたしました。順番に回答いただくケースと手を挙げてもらって答えていただくケースとを交え、実践します。今回は、つっこんだ質問もしてみました。前日記事のニュース関連のことです。今後も、こうした形も織り交ぜつつ、実施してまいります。

 順番に回答いただくケースでは、やはりAさんとFさん、すなわち端に座る方が、どちらかといえば大変です。毎年のようにいうのですけれども、最初に質問に応じる方の出来次第で、その集団面接グループの可否が決定するほどの要因となります。これは、もう、運に近いものがあります。そうした意味では、同じグループになりそうな受験生同士でスクラム組むのもよいかと思います。これは、「うしろのこくばん」に書き込みありましたね。集団討論では、作戦立てるのもOKですが、集団面接では、「みなさん、あんまり、長く発言しないようにしましょう」くらいの掛け声になるのではないでしょうか。

 集団面接のもうひとつのキモは、「譲り合いの精神」でしょう。これは、まさに車社会における譲り合いと似ています。車に乗っていても、中の人がわかるでしょう。譲ってくれるとその方の人柄までわかるし、そのときの心持までわかるものです。そこから余裕が出てきます。我れ先、我れ先では、評価する面接官の方でもウンザリしますし、いうまでもなく印象よくありません。しかし、主張するべきは主張するべきで、どういう姿勢でいるのかを集団のみなさんに示さなければならないときもあります。ただ、短い受験時間ですから、基本的に、能動姿勢でなければ、印象には残りません。むつかしいですね。

 自分なりの集団面接におけるスタンスを確立するのが、「話すべき内容を持つ」の次にやってくる課題です。

 今週末、また、実践してまいりましょう。

(2010年2月14日)

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