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浩の教室・第7期 第30・31回(通算286・287回)勉強会の模様

 先日は、当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただき、ありがとうございました。新しくご参加いただいた方も多く、緊張の中にどのように笑いを組み込むか、苦労しました。長いように思えた4時間も、気がつけばすぐに終了。そんな感じではなかったかと思います。新しい方にもフランクにご参加いただけるように、今後も配慮してまいりますので、よろしくお願いします。また、日曜には、現職のI先生にご参加いただきました。「初心に戻れました〜」とご感想いただきました。赴任して1年目は大変だったようですね。しかし、ここで学んだことを忘れず、がんばってほしいものです。以下、日曜日の報告を中心に、勉強会の模様を書いてみます。

 いつものように、自己売り込みのツボから勉強会をはじめました。イロイロと注文つけられたHさん、こうなったら、ツボの文面を3つぐらい作られるとよいですよ。イロイロなヴァージョンを用意しておくことが、自分の持ち味を多面的に表現できます。Kさんは、はじめての挑戦。特別支援教育の経験を語っていただきました。荒削りなところはありますが、現在の努力を書き連ねており、文面に問題はあまりないようです。Mさんは、遠く群馬県からのご参加。群馬から通ってこられるのに脱帽です。Mさんには、もっともっと、学習指導に関する話題をお聞きしたいです。それから、議論の途上で出ましたけれども、進学校と教育困難校の両方の経験を生かした文面にしてみてくださいね。

 つづいて、模擬授業。高校国語の方に報告いただきました。Tさんらしい個性的な語り口が笑いを誘っていました。係り結びは、とても懐かしかったです。一般的にいって、「受験技術の修得」ではなく、「古文の本質的理解、文法的理解」を高校国語は本来の役割として備えるべきであって、授業で実践する練習問題は、省略して、構造理解や意味理解に力を入れるのがいいでしょうね。このほかにも、高校国語では、助動詞が難題としてありますので、またチャレンジしてくださいね。それから、「杜甫の生涯」も、いずれ、やっていただきたいです。今回の係り結びの授業を聞いて、みなさんの苦しんでいることのひとつに、「前回授業との関連」をどういうようにするか、というのがありそうです。これは、小学校のテーマでもそうでしょう。系統的な学習指導の立場に立てば、「前ふり」としての「復習」は必要でしょうが、模擬授業には「無駄」となります。しかし、だからといって、まったく無視することができないのもこの「前回授業との関連」です。府では、5分演示なので、関連事項は30秒くらいで終えて、すぐに本題にはいらなければなりません。この感覚をつかむことが、これからの模擬授業における課題になりそうです。

 土曜日の「1/2+1/3の指導をせよ」は、勉強になりました。Oさんががんばってくださいました。通分概念、その基になる最小公倍数理解など、むつかしいところです。傍聴者の方からも、とりわけ中高数学の方から、イロイロご意見いただき、ありがとうございました。「ここができるかどうかが、教員としての算数学習指導の分かれ目」とのご意見をいただきました。ごもっともでござりまする、です。

 場面指導では、生徒指導関係でした。Iさんにがんばっていただきました。大阪市のイチャモン場面指導です。どうも、笑わせたみたいですね。「白の靴下いうけど、クリーム色やったらあかんのか」とか、「柄もんいっぱいもってんねんからええやろ。それとも靴下代、学校が出してくれんのか」とか。Iさん、みなさんの前で緊張しながらも、また、ワタクシの応答に傍聴者が笑うにもかかわらず、真剣さを保持してがんばってくださいました。テーマは、校則関係です。

 大阪市は、合いの手をいれますので、その役割をワタクシが今後もやります。どうか、傍聴者のみなさま、笑わないでくださいね。問題は、5分間の場面指導で、イチャモンが底をつくことです。無理にイチャモンつけるのは大変です。

 さて、みなさま、配布したエントリーシートを完成させ、是非、個人面接にもチャレンジしてくださいね。今回、果敢に挑戦されたNさん、やる気満々、よい姿勢です。Nさんには、エントリーシートに書かれていることから質問事項をピックアップして出題しましたので、こちらでは個人情報になりますのでコメントは割愛します。時間があれば、今後は、珈琲会で議論しましょう。いまのところ、1開催あたり1人の個人面接とします。5月からは、3人ぐらいできればいいなあと思っています。みなさんも、尻込みせず、チャレンジしてください。繰り返しになりますが、エントリーシートの作成が個人面接を受ける前提となります。

 最後に、集団面接でした。今回は、30分間に6名の方が挑んでくださいました。ちょろっと、シートベルト式の質問もいたしましたが、そこが苦しかったですね、やはり。質問事項としては簡単なものです。「教員に必要だと思われる資質とはなんですか」なんです。だれでも答えられる質問です。ここに条件がつきます。「まず、3点挙げてください」です。しかも、「自分の志望する校種に応じた資質」で。そして、6名の方が順番に、挙げていきます。そのあとに、「その3点の資質を磨くためにどんなことをやってきたか」、これも3点についてそれぞれ話す。どうですか、格段にむつかしくなったでしょう。この質問のむつかしさは、自分の挙げた3点を1順したあとに覚えているかどうかにありあます。緊張しているし、忘れるかもしれませんね。

 このほかにも、定番的なあいさつを求める質問もいたしました。集団面接では、パターンとして2種類考えられます。演示するものとそうでないものとです。あいさつは、よくあるケースとしては「合格して赴任した学校ではじめて出会う児童生徒に、あいさつしなさい」というものでしょう。季節感あるあいさつ、なにか注意事項のあるあいさつ、クラス目標を組み込むあいさつ、イロイロ考えられます。雑誌などでよく載っているのは、もう、面接官は聞き飽きているでしょう。名前を使ってなにかいう例のやつです。名前が「浩の」だったとして、「こ」、これから、「う」、うるさくいいますが、「の」、のんびりやっていきましょう(なんだ、この例は。センスなし)といった、頭文字であいさつするものです。ワタクシも、過去に何度も聞いています。もう、飽きました(笑

 こうした実践系の質問は、度胸とセンスですね。なにをいうか瞬時に考えて、それを個性で包む。しかし、「浩の、浩の、浩のでございます。清き一票をよろしくお願いします」にならないように。
 このほか、あまり応答が長いと途中で切られることも考えられます。テキパキ。簡潔。キーワードです。途中で、「もうやめてください」といわれても、そこで集中を途切れさせず、挽回してくださいね。評価は受験時間全体の評価です。1つの質問に対してうまく応答できなかった、また、このように途中でやめろといわれたとしても、そこからの建て直しが評価されます。アイスリンクで3回転、4回転ジャンプにたとえ失敗しても、どのようにフォローするかが問われます。これと一緒です。

 土日の珈琲会には、現職の方が多々ご参加いただき、ありがたいかぎりです。いつでも歓迎、今後もよろしくお願いいたします。土曜日には、I先生、この春から教壇に立つY先生。日曜にはO先生にご参加いただきました。土曜日は、Hさんのイロイロな、そして深い質問にお答えいただきありがとうございました。また、日曜日には、Oさんが話題豊富に堺のお話しほか、情報提供くださいました。ありがとうございました。

 珈琲会は現職の先生とも触れ合うよい機会でもあります。是非、勉強会終了後も、みなさま、お付き合いくださいね。

 3月30日は、夜間開催です。みなさま、また一緒にがんばりましょう。

(2010年3月27・28日)

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