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浩の教室・第7期 第34・35・36回(通算290・291・292回)勉強会の模様

 先日は、当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただきありがとうございました。この週末は盛況で、府の説明会に午前中いかれて、それからご参加いただいた方々もいらっしゃいました。そして、ごく簡単に、その紹介もしていただきました。Tさん、Tさん、ありがとうございます。

 さて、両日ともに、人物対策の実践を行ないまして、自己売り込みのツボ、模擬授業、場面指導、個人面接、集団面接が科目です。日曜日には、集団面接を2回実施いたしました。ご参加のみなさん、譲り合いつつ実践参加いただきありがとうございます。

 自己売り込みのツボには、Oさん、Iさん、Wさんがチャレンジしてくださいました。Wさんは、はじめての売り込みとなりました。自己売り込みのツボは、「3分間で自分を売り込む、訴える」というものです。個人面接の練習にもなりますし、エントリーシートの下書きにもなるものです。

 Oさんはやり直しの2回目の挑戦。Iさんもです。かなり売り込む内容が固まってきています。Wさんは、志望動機の内容が細かかったですね。志望動機を熱く語ることも大切です。しかし、「私はこういうことができる。だから、教員として雇ってください」との主張が売り込みですから、それを考えなければなりません。必死に自分自身を振り返ることがその最初の作業です。なぜ教員になりたいかは、結局は、教員になってやりたいことを含んでいるものです。とすれば、やりたいことをやるために、自分を磨いているはずです。その磨いていることは、形として残っているのではないでしょうか。なんらかの資格なり、勉強の蓄積であったり、ボランティアなどの経験であったり…。是非そうしたことを文章にしてください。

 自己売り込みのツボは、そのすべてが個人情報の塊ですので、ここではこれ以上言及することを避けます。

 次に、模擬授業でした。土日で3名の方に実践していただきました。国語と算数と音楽です。国語を担当したIさん、促音について小学校低学年を対象に実践していただきました。うまい話し方と絵でした。ラッコも練習してうまく描いてくださいね。ただ、問題は、小1という段階では、しゃべり方がはやかったのではないでしょうか。かんでふくめるように指導するのが小1でしょう。発達段階に即した指導を心がけてください。その点では、本番で対象学年を確認し、一息ついて構想を練るといいでしょう。

 算数を担当されたKさんは、奈良県を志望ですね。奈良県は、大阪と違って、資料があります。導入も評価します。したがって、配布されたペーパーをどのように使うのかも、評価対象になっていると思われます。今回、数の合成・分解だったわけですけど、数の概念がまだわかっていない段階の子どもたちに指導するのですから、ほんとうに大変ですよね。高校数学志望の先生のおっしゃるとおりです。「7」を「5」と「2」に分ける作業がペーパー上に表示されているのですから、これを活用しない手はありません。また、ペーパーでおにぎり、黒板にりんごでは、うーん、やはり問題でしょう。テキストどおりがなんでもいいというわけではありませんが、気になります。

 音楽を担当されたIさんは、高校生対象に呼吸法を指導するというものです。さすがにうまい。専門家ですね。みなさんからのコメントも、よいのではないでしょうか。ひとつだけ、図解はおおげさに描いたほうがいいということをアドヴァイスしておきます。

 つづいて場面指導。捲土重来のAさん、Kさんの登場。Aさんは、この間の失敗を反省し、生徒指導における力強さを表現されました。今回は、開き直って対応されていました。このぐらいの力強さが本番でもいるのではないでしょうか。文章にするのはむつかしいですが、大阪市の面接では、合いの手がはいりますから、それに負けずに演じきることが大切です。次回も期待しています。つづいてKさん。Kさんも大阪市を希望。支援学校志望ですので、その手のテーマで実践していただきました。ちょっとテーマがむつかしいですね、クラブ活動の問題です。支援学校におけるクラブ活動指導はどうあるべきでしょうか。Kさんにも合いの手を入れましたが、どうも面接官役のワタクシの意図をつかみ損ねていたようです。いっぱいいっぱいなのはわかりますが、面接官がどのようなことを合いの手として要求されているのかは、受け止めなければなりません。

 Sさんは、これまた厳しい保護者対応の課題でした。「無茶をいってくる」パターンです。若い先生はいやだ、とか、前の担任はよかったのに、なんであんたに代わるんや、とか、うちの子どもがあんたのこと嫌いやいうてる、とか、校長だせと迫るとか、です。だいたいそのすべてが、合いの手として雨あられでSさんに浴びせられました。とりわけ「校長だせ」にどう対応するかがポイントでした。全体に冷静であったと思います。

 以上の3例からいえるのは、大阪市の場面指導は、場面指導のテーマをすべてやる必要はないということですね。ある程度のテーマに対する見通しは必要で、どういうように進めていくかは構想しつつも、評価のポイントは、面接官とのやりとりにあります。その意味では、集団面接と一緒ですね。相手が何を要求しているのかをしっかりその合いの手の言葉から見出す訓練が必要でしょう。

 最後に集団面接です。今回は土日で3回やりました。この模様は、ごくごく簡単に、次回更新時にいたします。

 さて、この14日は、今期最初の水曜会となります。最初ということで、ワタクシのほうからプレゼンテーションいたします。「教員採用試験の出題動向」というテーマで、レジュメを用意しました。よろしくお願いいたします。

さて、集団面接ですが、こちらは、大阪府や市の方式に準じて実施しています。だいたい6名で20分間でしょうか。今回、土日で計3回実施いたしました。ご参加のみなさんは、是非、積極的に手を上げて、グループ参加表明をしてくださいね。やればやるだけ経験値があがります。それはそのまま実力となります。

 集団面接は、ある程度の定番がありまして、府も市もその他自治体も同じです。最初と最後がだいたい同じなのです。最初には、受験生をリラックスさせるための質問ほか、志望動機などがあります。最後に、いい残したこと、是非ともPRしたいこと、があります。時間によって、最後のスピーチめいたものは、削られるケースがあります。そして、これまたグループによってまちまちなのですけど、質問事項の数は、少なくて4、多くて8くらいです。こんなに質問の数に差が出るのはなぜか。なぜなら、受験生の発言が長いか短いか、まちまちだからです。

 府の面接官の口癖は「簡潔に」です。とにかく、面接官はあせっています。だから、長い発言は嫌われます。長い発言は、結局、要点を得ていないもの、関係ないことをいっているものが多く、メリットはほとんどありません。そうだとすれば、4つしか質問がなかったグループと8も質問があったグループとどちらがいいかといえば、8の質問を出されたグループのほうが、評価が高いです。なによりも、多くのことを受験生から聞けたことで面接官に満足感が残ります。「もっと聞きたかったのになあ」と思われる4つしか質問のなかったグループは、消化不良グループといっていいでしょう。

 それから、これは不思議なことですが、「評価は教室にはいって30秒以内に決まっている」ということです。外観、声など形式面から第一印象を持ちますが、そのときにもう判断されている。そして、面接は、その面接官が持っている判断が正しいかどうかの修正作業なわけです。面接官は、受験生をパターン化する能力を持っています。「だいたいこういう人だろう」というのが、あたっているケースが多い。もちろんずれるときもありますが、そうだからこその修正作業なのです。 したがって、たくさんの質問を受けるほうが得に決まっているのです。

 当サイト主宰勉強会では、こうした面接で自分自身を出し切れることを最終目標にしています。完全燃焼して合格、がめざすところです。そのために、手順を踏んで一緒に勉強しているわけです。他人のやっているのをみる、自分もやってみる、どういうことをいえばいいか考えてくる、他人のいっていることで吸収するべきは吸収する、演じなければならないパターンの質問にも堂々とやり遂げる、などなどです。

 さて、個人面接の内容や、参加者がどういうように答えたかは、ここには掲載しません。そうした答えを書いても、意味がないからです。まして、そうした応答の内容を読んで暗記して受験しても、これまた意味がないからです。ただ、質問事項は右欄にあります。最近、よく改訂し、質問事項を増やしています。是非、イロイロ考えてください。

 集団面接の参加者は、練習の後、ぐったりしています。とにかく緊張もありますけれども、集団面接の時間全域にわたって、どういうふうに自分を表現すればいいか、どういう質問が出て、どう応答すればいいかを瞬時に判断しなければならないからです。こうした緊張のつづく時間は、みているほうにあっても手に汗握る時間であり、また、あるいは「プッと噴出す」時間でもあります。珍答、珍演技もあるからです。やるほうは必死、みるほうはもっと面白いのやってくれ、というような感じも持つものでしょう。いうまでもなく「面白いもの」というのは、勉強になる表現や内容をみせてくれ、ということです。

 ようやく水曜会もはじまりました。第1回では、「教員採用試験の出題動向」と銘打ちまして、資料を6枚配布し、ここ10年間の教育行政の動向と出題動向を重ね合わせた講義を2時間いたしました。それゆえ、集団面接の時間が削られてしまいました。ご参加のみなさま、申し訳ありません。これに懲りず、次回のご参加時もよろしくお願いいたします。

(2010年4月10・11・14日)

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