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浩の教室・第7期 第41・42・43回(通算297・298・299回)勉強会の模様

 5月8,9日は、当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただきまして、ありがとうございました。新しくご参加いただいた方々、いかがでしたでしょうか。これから2次終了までお付き合いいただけたら幸いです。また、合格して後も、よろしくお願いいたします。当教室を卒業し、昨年合格された、奈良および兵庫の先生方、土曜日にお顔をみせてくださりありがとうございました。勉強会の集団面接に対しても、コメントをいただくことができました。Sさん、ありがとうございます。久々に拝顔させていただいたもうお一人のこれまた頭文字Sさん、学校がとても楽しいそうで、なによりです。1年目は大変な方が多いなかで、笑顔でお会いできたのは、うれしいことでありました。次回は是非、祝挑会(霜月下旬)に是非お越しくださいね。

 さて、土日の勉強会の模様をお伝えいたします。自己売り込みのツボが終了したこともあって、土日ともに、集団面接を2回実施できたのは、主宰者としてホッとしています。

 土曜日の模擬授業は、Nさんに小学校算数をしていただきました。台形の面積です。またYさんには、健康と運動の関係についての指導をしていただきました。養護教諭の課題です。また、Hさんには、場面指導で、保護者からけがをした子どもの問い合わせに答える、を実演していただきました。模擬授業は、形式面をどう整えるのかにも、ポイントがあります。声、イントネーション、表情、めりはりなどなど、外見的なところです。当日はあがりますから、平常心を保てるよう精神的訓練も積みましょう。内容的なポイントは、台形の場合、(上底+下底)×高さ÷2を示さなくていいのかどうか、中高の数学の先生との間で議論がありました。既習の知識の活用をNさんが目標におかれていたこともあって、どちらが正解であるのか、決定打はありませんでした。私的には、この公式を導く図の明示があったらよかったと、いまでも思っています。他の面積の出し方は、もちろん「既習」であって、どこかはしょらないと中心ポイントにたどりつけなくなりますね。どこに重点をおくのかが、面接官の要求と同一になっていれば、それでよいわけで、そのために、どういうように展開するかです。

 Yさんの健康と運動については、板書がひとつの問題になっていました。矢印が交錯するのをやめて、ホワイトボードをめいっぱい使って大きく書くことが期待されます。しかし、授業内容の説明は論理的であり、説得力のあるものでした。

 Hさんの場面指導は、良くも悪くも、評価がむつかしいです。ワタクシが保護者役をしながら客観的に評価するのは、実のところ大変なんですよね。場面指導のテーマは、けがをした子どもの保護者が電話で文句をいう類のものです。保護者に対して、どれだけ冷静に、かつ、丁寧に応答できるかがポイントでしょう。養護教諭としての発言と同時に、学校全体で子どもを守っているという気迫が感じられるといいですね。ただHさんの個性が若干力強さを削減しているのかもしれません。ここが微妙で、それをやさしさのあらわれととるか、それとも、厳しくいえば、大丈夫なのか、これで、ととるのか、分かれるところです。しかし、やわらかさという点を前向きに捉えることができますので、個性をいかに活用するかですね。そうしたパーソナルなところは、個人の課題としておけば、今回の保護者対応のポイントを内容的に押さえているかどうか評価の大部分を占めると思われます。けがの状況、けがの程度、処置の結果などなど、的確に電話で、言葉で伝えきれるかどうかが問われているということです。保護者は子どものけがには敏感です。とっても心配するものです。そうした保護者を相手に、落ち着かせることとか、子どものけがの際の様子や友達の様子も含めてお話しすることとか、イロイロあるでしょう。

 次に個人面接でした。Fさんが挑戦。10分少々の問答でした。こちらは全体が個人情報になりますので、ここでは控えます。手厳しいことを、当日申し上げましたが、お許しください。


 日曜日の模擬授業は、お2人のかたが担当。中学国語志望のTさんは、杜甫の生涯について模擬授業してくださいました。なつかしい『春望』の漢詩が登場しましたね。漢詩をよりいっそう味読できるための背景的知識を講義するというのが、眼目でした。Tさん独特の語りがありましたが、もう少しつっこんだ説明がほしいなと思いました。ところで、国語や社会は、「知っているか、知らないか」に大きく左右される教科ですね。お手上げのケースも出てくるかもしれません。学習指導では、かなり差が出るやも知れませんね。

 もうお1人のOさんは、小学校の算数の授業をしてくださいました。「ひきざん」です。しかも、繰り下がりのある「ひきざん」。「おとなりから10借りてこないとできないひきざん」です。これを数図ブロックを使って指導する形をとっておられました。Oさんの授業も、Oさんの個性が反映されている面白い授業でした。講師をされているお2人です。講師経験がうまく引き出されています。しかし、その一方で、「普通の授業」と「模擬授業」はちがいますので、それをどういうふうに表現するかですね。

 さて、つづいて、個人面接です。日曜日はお2人でした。講師のNさん、大学4回生のNさんです。個人情報に属しますので、こちらではコメントを控えます。お2人とも、がんばりました。10数分間の1対1の面接です。それを衆人環視の元、展開します。みんなにみられていると思うと緊張しますが、その緊張に耐えてこそ、本番でうまくいくものです。エントリーシートもよく書けていますね。いま、これだけ書けていれば、7月下旬に困りませんね。

 さて、集団面接の報告です。この土日は、集団面接を2回づつ実施いたしました。ちなみに、水曜日も、2回実施しました。みなさん、ずいぶん表現力がついてきたと安心しています。個別の評価は差し控え、総評になりますが、もう一度、基本に立ち返って「質問に正面から答えているか」に注意しましょう。たずねられていることを的確に捉えているか。そしてそれに適切に応答しているか、です。水曜日の参加者には、この点をよくよく注意するべく申し上げました。


 もうひとつは、土日に面接官役のワタクシが態度を変え、やさしい面接官と怖い面接官の2種類の面接官役をいたしました。結果的に申し上げますと、やさしい面接官の場合は、みなさん、おおむねちゃんと応答できていました。しかし、怖い面接官役のときは、緊張も手伝って、普段通りにいかないかたもいらっしゃいました。

 怖い面接官役の場合は、途中でつまると「次!」などといって、答えられないかたを置き去りにしました。実際こうしたことがなされるかどうかはわかりませんが、みなさん、心臓バクバクだったようですね。まあ、こういう面接官にあたる可能性もあるということで、一度は経験してみてください。

 この集団面接のときに申し上げたのですが、集団面接の評価は、そのすべてで決まります。最初、とちったからといって、そこで意気消沈せず、最後までやりぬくことが大切です。たとえ怖い面接官でも、途中修正し、がんばってやりきった受験生に対しては、それなりの評価をするものです。最初とちって、最後までシュンとなって、自分を見失ってしまったときこそ、「また来年おいで」となるのです。

 粘り強く最後まで対応すること、これが集団面接のみならず、個人面接でも忘れてはならないことです。

(2010年5月8・9・12日)

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