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浩の教室・第9期 第15回(通算444回)勉強会の模様

 24日のクリスマスイブに勉強会を開催するとは、なんと予定を読めない主宰者なんでしょう。24日だから、個々人、イロイロな予定があるはずで、勉強会などには参加されないと考えるのが普通なのに、勉強会だけでなく麦酒会まで開催。なんという愚かさ。

 そういうわけでありましたが、24日のイブも満席でした。みなさまの向学心、受かりたい気持ちの強さを確認できました。また、小規模とはなりましたが、現職の先生方も多数駆けつけてくださり、楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。

 さて、今年最終となりました勉強会ですが、いつものように自己売り込みのツボ、奈良のマークシート問題解答解説、最後に集団面接でした。

 自己売り込みのツボとは、3分間で自分自身を教育委員会に売り込むスピーチです。「お見合い」ではないので、趣味や単なるお願いを書いても意味がありません。今回は、NさんとYさんのお2人が挑戦してくださいました。オツカレさまでした。Nさんは、なかなか聞きやすくわかりやすい文面をご用意。前職経験と教育を結びつけながら語っていただきました。留学経験は、英語志望者にあっては、もう、武器になりませんね。しかし、英語日記の添削指導はとてもよいエピソードもあって、いい感じの仕上がりでした。

 Yさんのツボは、なかなかむつかしい。というのは、講師として活躍されているYさんですけれども、ご自身の立場をどう位置付けるかに苦心されているからです。客観的には、指摘がありましたように志望が小学校なのか特別支援なのかわからないところもありますので、それをちゃんと明示するような文面構成にする必要があるでしょう。それから、エピソードは教育理念の主張を補強するためにあるにもかかわらず、エピソードがしっかりしすぎて逆にどういう教育を実施したいのかを忘れ去られる結果を招きました。ほんと、むつかしいところです。

 お2人とも、初夏のコンペティションに向けて、がんばってください。

 つづいて奈良のマークシート問題の解答解説です。こちらは、数問すすみました。解説は、問題ナンバーでいいますと7,8,9の3問でした。順に生徒指導提要、生涯学習、防災体制です。生徒指導提要について詳しくは大阪の問題の検討の際に行ないましたので、復習がてらの解説となりました。ただ、教育課程については若干みなさんに質問しつつ進めました。共通性と個別性が生徒指導においても意識されていることには、当然ではありますけれども注意が必要ですね。

 生涯学習についても、基本的な知識をみなさんに問いながら解説しました。日本における生涯学習の進捗状況は確認しておくべきかもしれません。また、教育基本法の規定も再確認しておきましょう。

 防災体制についてが、いちばんむつかしかったかもしれません。なぜなら、穴埋になんでも入るような気がするからです。国語の問題のようで、知識を問う問題ではないようです。テーマが簡単なだけに、逆に解答するのはむつかしいという特徴のある問題といえるでしょう。これを解答できなくても問題ありません。正答率は20パーセントくらいじゃないでしょうか。

 今回の勉強会では、上のように教職教養において大切な領域を学習しました。奈良の問題を通して、ほぼすべての教育領域を学習できるのはよいことです。実践的でもありますしね。

 最後は集団面接です。30分以上を6名の方でこなしていただきました。最近の気になるニュース、教育に生かせる趣味など、子どもに関する事件が多いですが、そこから教訓となることを導き出す、ボランティアから学んだこと、心の教育をどのようにしていくか、男女共同参画社会の萌芽をどのように教育を通して指導していくか、担任を持つなら何年生がよいか、児童生徒のコミュニケーション能力の低下を確認できるとすればそれはどのような場面であったか、冬休み前の児童生徒へお話しをしてください、最後にいい残したこと、などなどが、質問事項でした。

 多少難しい質問もありました。男女共同参画社会についてなどは、あまりたずねられない質問でもありますし、難しい質問であると思われます。そのほかは、まあまあなんとか応答できる質問でしょう。ただ、応答の仕方に優劣がやはりあります。教育現場、学校現場に沿う形で応答されているのが、やはり高評価になるのではないでしょうか。

 質問は、順番に応答させるものと、挙手させるものと2通りを採用しました。順番の応答は、最初に応答する方はたいへんです。また逆にいちばん最後に応答する方も、材料出尽くしでたいへんでしょう。挙手は積極性を確認しています。3、4質問を挙手で応答いただきましたが、ひとつも答えていないと「ヤバイ」ですね。挙手で答えさせる質問は、手を挙げることができるかを重要視します。内容が伴っていれば、さらによいです。ここでひるんで何も答えないよりは優れていると判断されるのではないでしょうか。問題は、ピンときて、的確な応答をその場でできるかどうかですね。そのための訓練をここで積んでいるわけです。

 2011年の勉強会も、これで終了です。あと半年と少しあります。来年もよろしくお願いいたします。

(2011年12月24日)

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