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浩の教室・第9期 第38・39・40回(通算467・468・469回)勉強会の模様

 先週末21,22日は当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただきありがとうございました。新しくご参加いただいたみなさま、いかがだったでしょうか。これからもよろしくお願いします。また、キャンセルを粘り強くまっていただいてご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 土日ともに、模擬授業、神奈川のマークシート解答解説、集団面接の3本立てとなりました。

 模擬授業について、簡単にコメントを書いてみます。演示者すべてテーマが異なりますので、共通してポイントとするべきことを述べます。大阪と奈良ではでは演ずる時間が違いますのでそこは敷衍してご理解いただきたいのですけれども、5分間が与えられた大阪では、どのようにやればいいのでしょうか。

 まずは、テーマの分析です。与えられたテーマには、必ずクリアするべき課題があります。ポイントといっていいところです。このポイントをテーマから見出すことが受験生にまず要求されます。そしてこのポイントを演ずる時間帯は、3分を過ぎ4分までの間にするべきです。ここまでできれば8割は得点があると考えていいでしょう。実際、これができていない受験生が多いのです。

 たとえば、講師歴が長いから、何とかなるだろうと。なりません。「模擬授業」は、受験科目です。通常の授業ではないからです。通常の授業は、模擬授業の多少の練習にはなりますが、「模擬授業」とは別物と捉える必要があります。つまり、「模擬授業」用の練習を積む必要があるのです。だから、「模擬授業」試験のときには、児童生徒が聞いているとの想像以外は、普段の授業をさっぱり忘れる必要があります。意識転換ができなければ、演じることはできません。ポイントを演じることができれば、あとは細かいところです。臨場感があるかどうか。つまり、模擬授業を演じているときに児童生徒があたかもいるような感じであるかどうか。板書はどうか。色遣いはどうか、などです。「模擬授業」はこうした評価基準の総合点です。あと、途中で、空中分解しないようにすることです。

 次に大阪市や和歌山、今年初採用する堺市において実施される「場面指導」について、書いてみましょう。「場面指導」は、だいたいにおいて生徒指導の枠の中から切り取って出題されます。あるいは、保護者対応としてです。つまり、当たり前のことを書きますが、授業をするのではないということです。

 大阪市ヴァージョンは、受験生と面接官との間にやりとりがあります。和歌山ヴァージョンは、両者の間にやりとりがありません。堺は初採用なので、わかりません。

 大阪市は、面接官が子ども役、保護者役に徹します。いわゆるチャチャをいれてきます。受験生を困らせるようなことをいいます。それに受験生がひるむとかさにかかって攻めてきます。畳み込んできます。それをどう乗り切るかで、評価がわかれます。

 一方、和歌山は、テーマを演じるのみで、いわば、児童生徒やほごしゃに「お話をする」といった形をとります。子どもへの生活指導的な注意事項や保護者への周知事項などを、いわば「一方的に」時間全部話しに費やすわけです。

 堺はどうか。堺は、説明会で「人間性を見たい、だから模擬授業から場面指導に切り替えた」との趣旨を述べたということですので、ある程度やり取りがあるのではないかと思われます。和歌山のように、どちらかといえば牧歌的なところと違い、都市型の自治体ですから、大阪市と似た児童生徒像があるでしょう。そうしたところからすれば、大阪市ヴァージョンに近いところがあると推測されます。もちろん推測です。

 場面指導はまだ勉強会において3名の方しかチャレンジしておりませんが、今後、市や堺を受験する方が演じることでしょう。そうした方々のためになんらかの助言になっていれば幸いです。

 模擬授業、場面指導の後は、神奈川の解答解説でした。今回は教育心理学の学説史、児童虐待の問題、教育法規、日本国憲法などでした。いずれもきわめて簡単な、「知っていればできる」問題=「勉強していればできる」問題でした。解説といっても、ほとんどないものでした。この程度の問題ができれば、基本的な勉強ができていると考えていただいてOKです。しかし、奈良や和歌山、あるいは神戸市は、この程度では太刀打ちできません。とりわけ奈良は、まだ難しいです。気合入れて勉強してください。でも、ならは教職教養だけの出題ですので、勉強の範囲は一般教養のない分、「楽といえば楽」でしょう。しかも、やりがいがある。6月30日に実施する講座に是非来てくださいね。用意した問題の9割正答すれば、まずは大丈夫でしょう。

 最後に集団面接でした。集団面接は、みなさん、上手になってまいりました。ただ、個人個人によって差が大きくなっているような感じを受けています。あるいは昨年の自分の殻を破れていない方もいらっしゃいました。同じ轍を踏むな、です。がんばっていただきたい。

(2012年4月21・22・25日)

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