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浩の教室・第10期 第16回(通算526回)勉強会の模様

 この日曜日は、今年初の当サイト主宰勉強会を開催いたしました。新年明け早々ご参加いただいたみなさま、オツカレさまでした。今年もよろしくお願いいたします。

 昨日も、奈良のマークシート解答解説、自己売り込みのツボ、集団面接の3本立てとなりました。牛歩の歩みではありますが、奈良のマークシートは2問ほどすすみました。学校評議員、学校運営協議会制度に関する問題と学校評価の問題でした。学校評議員についてはいまさらながらの感がありますが、運営協議会制度との違いを再確認できてよかったと思っています。また、いま高校を中心として導入推進されているコミュニティスクールとの関連もお話できました。

 評価については、シート式で詳しく図解入りで説明した経験があるのですが、古くは小学校設置基準から評価については法的規定があり、それが脱皮する形で現在のガイドラインに表現されるに至ります。学校評価は、法的にも、実態的にも、内部評価、外部評価、第3者評価と網の目が張られているのが実情です。ただ、どこまで厳格かといえば、現場ではそれほどまでではないとの見立てをワタクシは持っています。

 しかし、大阪府では、この学校評価ひいては勤務評定が給与に反映されるわけでして、教員は戦々恐々としていることだと思われます。教員は製造業でも配送業でもありません。金融業でもありません。人間を作るという意味では製造業でしょうけれども、無機質なモノをつくるのではなく、泣き、笑う人間を育てる業務です。保護者の片言隻句に左顧右眄していては、ビビリがはいって自分自身がめざすところの指導ができなくなります。「ちょっとぐらい給与が減っても、自分の教育観にしたがい、邁進するぞ」くらいの気魄がほしいところです。

 マークシートの解説の次は、自己売り込みのツボでした。フレッシュな4回生のTさんと講師キャリアの長いMさんのお2人が挑戦されました。まずはTさん。4年生は4年生らしいものを訴えればよく、その意味では文面の構成に難があったものの、主張するべきポイントとしては妥当だと感じました。

 自己売り込みのツボをなぜするのかといえば、自分自身を深くみつめ直すからにほかなりません。だから、過去の自分自身の経験を1行で表現するのではなく、過去のワンピースを400字で書くくらいのまとめ方をし、それらを組み合わせたり、抽象したりして、構想を練り、仕上げるといいでしょう。

 そうした意味では、Tさんの文面は、大切なことを悪くいえば省略し、よくいえば圧縮していると評価できるでしょう。なにもすべて書いてこなくていいのですが、文面が「氷山の一角」たるように、文章の底に深みが感じられるようなものにしていただきたく期待しています。自己売り込みのツボの2人目はMさんでした。Mさんは、ご自身で、カミングアウトとおっしゃっていましたが、数学に対する熱い気持ちを述べられていました。多少の難しさがあったものの、論旨としては間違いないないでしょう。ただやはり、傍聴者から指摘があったように、ワタクシにとっての「多少の難しさ」は、傍聴者にとっての「なにをいっているのかわからない」でした。これは使用している言葉の問題もありますし、語っている内容の難しさもあるのでしょう。数学に対する熱い思いは、合格のために平易に書き換えるべきでしょう。万人にわかってもらう必要はありませんが、面接官にわかってもらわなければ、「合格」がないからです。ここを突き詰めていくと、面接官が、さて、どの校種の先生経験者で、どの教科を専門としているのかといった「偶然的相性」の問題にまでなってきますね。

 自己売り込みのツボが終わって、多少休み時間をとり、集団面接の練習になりました。

 ここのところ、集団面接はいい結果が出ていて、喜ばしいところです。今回の集団面接もそうでした。6名の挑戦者、23分間でした。志望動機をたずねるところから出発し、気になるニュースをお聞きしました。ニュースに応答できない挑戦者がいらっしゃいましたが、これはダメですね。いまから社会情勢に常に敏感であることが必要です。というのは、直前になってから読めばいいとの姿勢では現代社会の様相を連続的に捉えることができなくなるからです。なんでも時間の推移の上で捉えることが客観性をもたらすことになります。

 このほか、いじめの対応のことをお聞きしたり、30秒間でのPRを求めたりしました。また、順番に当てるケースと挙手制を組み合わせました。これは、どちらの方法を採用する場合でも太刀打ちできるようにするためです。

 このところ、質問が固定化してきてまして、もう少し人間的な部分を抉り出すような質問に転換していかなければならないなと考えています。ただそうした質問はなかなかありそうでないのですよね。ちょっとひねり出してみます。

 12,13日ご参加のみなさま、よろしくお願いいたします。13日の日曜日は、2座席の空席があります。みなさまからのお申し込み、お待ちしています。

(2013年1月6日)

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