勉強会のお知らせページへ 勉強会報告一覧ページへ  勉強会申し込みページへ


浩の教室・第11期 第4回(通算596回)勉強会の模様

 あっという間に1週間たちますね。前回勉強会の模様を報告します。

 10月12日の勉強会は、大阪圏の過去問解答解説、自己売り込みのツボに関連して、合格者たちのツボの文章の吟味、そして、来年チャレンジするYさんのツボの報告となりました。時間が押して、集団面接はできませんでした。

 まずは、大阪圏の勉強です。今回は、教育基本法の問題でした。問題そのものは簡単なものですが、その背景的理解、歴史的理解を中心にお話しましたので、だいぶん時間を取りました。大日本帝国憲法・教育勅語体制から日本国憲法・教育基本法体制への転換。民主的な国家統治の出発と新しいこれまた民主的な教育の出発です。これに関連し、日本国憲法の成立についての多少深めの説明をしました。幣原喜重郎内閣のもとポツダム宣言の要請から、憲法問題調査委員会が設置され、その委員長である松本じょう(丞にレンガ)治が就いたこと。そして松本案がGHQに「ダメ出し」され、GHQ案を突きつけられたこと。その際にマッカーサー3原則を組み入れた憲法にしなければならなくなったこと。ひいては、「押し付け憲法」を主張する人びとの歴史的根拠になっていること、などをお話しました。このあたり、こちらのページも参照ください。

 マッカーサー3原則について、ここに掲げておきます。勉強会の際、誤ったことをいっていなかったか心配だからです。それは以下の3点です。詳しくは対訳されたこちらのページを参照ください。

@天皇は国家元首の地位にある。皇位は世襲される。天皇の職務と権限は、憲法に基づいて行使され、憲法の定めるところにより、国民の基本的意思に対して責任を負う。
A国家の主権としての戦争は廃止される。日本は、紛争解決の手段としての戦争のみならず、自国の安全を維持する手段としての戦争も放棄する。日本は、その防衛と保護を、今や世界を動かしつつある崇高な理想に信頼する。日本が陸海空軍を保有することは、将来ともに許可されることがなく、日本軍に交戦権が与えられることもない。
B日本の封建制度は廃止される。華族の権利は、皇族を除き、現在生存する一代以上に及ばない。華族の特権は、今後、国または地方のいかなる政治的権力も包含するものではない。予算は英国の制度を手本とする。

 勉強会ではその一部を述べたわけです。

 このあと、問題に即して、教育基本法の第2条各項目の意味を説明しました。学力の3要素ほか、これまでの答申において提案されてきたことが結晶したことなど、条文を読みながら解説いたしました。教育基本法の出題頻度は高いです。当たり前です。しかし、条文のどこを出されるかはわかりません。ぜんぶ憶えておくことがやはり大切でしょう。

 つづいて自己売り込みのツボのコーナーです。今回は、受講生のみなさんに、合格者たちが残していってくださった資料を読んでもらい、「これいいなあ」と感じたものを選んで、読み上げていただきました。自己売り込みのツボとは、3分間で自分自身の志望理由や何ができるのか、どういうことをやりたいかなどを文章化したものです。だいたい800字〜900字です。こちらをまとめることが年内の大きな課題となります。

 今回、7つ、8つほどの合格者たちのツボを再び聞いて、これを書いた諸君はがんばっているかなあなどと感慨にひたっていました。なつかしい作品もありました。なぜか、大阪市を合格した去年の受講生Sさんの作品も選ばれました。まだ合格する4,5日まですね。

 これを選んで声に出して読んでもらったことで、どういうようなモノを作ればいいか、なんとなくわかったと思います。合格者と同等の、、またそれを越えるツボをまとめてきてくださいね。

 実践報告はYさんの作品でした。うまくまとまっているのになあ。今年こそ、よい結果を出しましょう。

(2013年10月12日)

戻る 浩の教室・トップページへ