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浩の教室・第11期 第7・8回(通算599・600回)勉強会の模様

 先週は土日連続の開催となりました。日曜日の勉強会の模様をお伝えいたします。日曜日は、大阪府の教職教養の最終問題の解答解説、自己売り込みのツボ、集団面接となりました。

 土曜日は午前中開催だったので割愛したマーク対策でしたが、日曜は大問6を題材としてみなさんにじっくり考えていただきました。「青少年の体験活動」を素材とした正誤問題です。解説にあたり、まずは教育が3つの分野ないしは領域から「便宜上」成り立っていることを確認することからはじめました。もちろんそれは、学校教育、社会教育、家庭教育です。今回の問題は、青少年の体験活動の充実方策をあらゆる場面から検討した中教審答申を資料としていますので、スポーツほかイロイロなところからの引用があらわれることになりました。それでもじっくり読めば、できる問題でしょう。

 青少年の体験活動としてスポーツが「多様な他者」と関わることのできる環境であることはいうまでもなく、そこからひととひととのかかわりを勉強し、その結果人間関係の構築の仕方を学んだり、その人間関係に疲れてストレスを感じたりすることがありますね。そのストレスをどう解消するのかが、ヒューマン云々といっていいいのかどうか定義や名称の問題でしょうけれども、まあ、選択肢自体の文章はまちがいのないところです。

 このほか、青少年の体験活動が「日本人の心の成長」を促すとの記述を持つ選択肢がありまして、ここがいちばんのイシューとなりました。果たして「日本人の」「心の成長」と分けて考えるべきなのか、区切りを変えて「日本人の心の」「成長」と捉えるべきなのか。結局、こころの成長とはなんであるのかに帰着するのですが、それでもそうであればこころの成長とは、具体的にどういうようになれば成長したことになるのか、さっぱりわかりません。そこで、受講生のみなさんにじっくり考えてもらうことにしたのです。

 正誤問題を解くスピードは度外視し、たかだか「日本人の心の成長」という8文字について、どう考えているか、これは何を意味しているのか、について考えていただきました。封建道徳から近代道徳に転換した歴史的経緯はこころの成長であるといった意見が登場したほか、国を愛する心、郷土を愛する心を増幅することがこころの成長の解釈として正しいのではないかといったご意見もありました。やはり、教育基本法で公共の精神の育成が主張されたことや、国を愛する心がいわれていることから、この選択肢の「日本人の心の成長」は、自国を尊重し愛していく態度が増すことなのだろうということで落ち着きました。

 大阪府のマークの解答解説後、自己売り込みのツボのコーナーになりました。これは、3分間で教育委員会に自分自身を売り込む文面を作成し、みなさんの前で報告するものです。今回がんばってくれたのは、Yさんでした。Yさんは、売り込むポイントを3つに絞り、それぞれを1分間程度で表現されました。内容的なことは個人情報になりますので割愛しますけれども、とても充実した報告でした。ただ、難しい言葉がありましたので、それをちゃんと面接官が理解してくれるかどうかに課題があります。一度でわかるわかりやすい言葉使いで表現することが大切です。それから、3つのポイントのうち、2つ目のところに受講生からも批判がありましたので、再考してください。それでもかなりちゃんとまとまったものです。

 最後に集団面接でした。20分程度の時間帯で、5名の方が挑戦しました。志望動機や人間観を問う質問を中心にしています。大阪圏に対応するためです。

 なぜ教員になりたいのかや、いつから教員を目指したのかなど、ヴァリエーションがある志望動機系の質問は、どういうような形で問われても、応答できるようにしてください。ここがはっきりしていなければ、先生になることはいうまでもなく、先生になってからもつづきません。それくらい重要な質問です。

 年内に、基本の質問の応答を固めておくこと、これがみなさんの課題です。それを乗り越えれば、あとの質問類はなんとでもなります。なぜなら、乗り越えたあなたは、勉強する癖がついているからです。
この日曜日に開催した勉強会は、通算600回目の勉強会でした。10年つづいた勉強会、感慨一入です。

 日曜日、この600回記念を祝ってくださいました。いつもの喫茶店に秘かに集まってくださり、祝福のクラッカーをいただきました。ありがとう。また、お金もないのに(笑)、記念品の靴べらをいただきました。

(2013年11月9・10日)

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