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浩の教室・第10期 第26回(通算536回)勉強会の模様

 昨日は勉強会に多数ご参加いただき、ありがとうございました。本日も楽しく、厳しく、いい感じですすめることができました。お礼申し上げます。

 まずは、和歌山の解答解説でした。『教師が知っておきたい 子どもの自殺の予防』が資料として引用され問題に採用されるなど、和歌山的特徴ですね。問題そのものは難しくないのですが、知らない資料にビックリして、解答にオロオロする可能性もありますが、だまされないようにしてください。『全国学力・学習状況調査』は知られた資料ですけれど、あらためて問題として作成されると、解くのにこれも難しく感じてしまいます。『人権施策の実施状況』は、和歌山の独自の状況からの出題です。しかし、これもちゃんと読めば解答可能ですね。このあたりが奈良のよくわからない出題と違うところです。しっかり吟味して作成されているといえるでしょう。和歌山は2次ですし、慎重に作られているという印象を持ちました。『児童虐待防止等に関する法律』に依拠した教育法規の問題は、難問でしょう。忍者のようにすべりこんでいる「家庭裁判所」を間違いと見抜くのは、解説を聞けばなるほどなあと思っていただけるとは思いますが、その場で解けるかどうかが最も大切なことですので、難問です。昨日解説最後の西洋教育史の問題は、ワタシの専門の隣接領域ですので、解説に力がはいりました。ただ、とめどなく解説してしまうと、時間がいくらあっても足りませんので、ピンポイントで解説したつもりです。タブララサとか、幼稚園関係とか。日本戦後教育史とも絡めて、ちょっと新知識をいれてみました。

 さあ、和歌山の解答解説もあと残すところ4枚のみ。これまで大阪、奈良、和歌山と教職教養の解説をお聞きになられた方は、ご自宅での学習のスピードが上がっていることでしょう。ドシドシ全国の問題を解いていってください。あんまり立ち止まるのではなく、サラサラ解いていくのが大切です。「そういうもんなんだ」という感覚で、知識を手に入れていくことが、教採では重要な対策になります。あんまり教職教養に拘泥してはダメです。一般教養に7割くらい時間を割いてください。それが、大阪圏の勉強方法といえます。奈良と和歌山も基本的には同一です。それぞれの自治体のサイトをしっかり確認し、出題されそうなところを見抜いていきましょう。

 つづいて自己売り込みのツボと模擬授業の報告でした。ツボの担当は、リベンジ組のHさん。模擬授業は英語のOさんです。

 Hさんは、講師経験がないのをどう補うかが問題ですが、もうすぐ教育実習がありますし、ダイジョウブでしょう。いまは、文体を磨く作業だと思って、がんばっていただきたい。イロイロと対話するうちに、書くべき内容が定まってきたと思います。自分の人生をみつめ直し、自信を持って委員会にぶつけることができる内容を探しましょう。これは、Hさんだけではなく、ご参加のみなさん全員の課題です。過去、合格し当勉強会を卒業していった全員が、こうしたハードルを乗り越えていっています。中には、ハードルをくぐった人もいますが。

 Oさんの模擬授業は、AllEnglishでした。中学生向けのやさしい英語で説明されていて、とてもわかりやすかったです。テーマは「話す」でしたね。将来の夢を語る指導でした。ワタシは満点に近いと思っています。昨年の英語合格者の残像がワタシにありますので、それと比較していましたが、遜色ありません。しっかり作った指導案も、よろしいものでした。


 最後に集団面接の練習を実施しました。今回は、5名で27,8分だったでしょうか。みなさん、よくがんばりました。最近の気になるニュースを最初の質問に採用しましたが、その前に、面接官からロシアの隕石激突の事故について話をして、話題を一つ削り取りましたね。本番はどうかわかりませんが、面接官が何かいったら、その話題程度の内容のニュースをいうのがいいのかもしれません。もちろん、政治・宗教的話題はご法度です。

 つぎに定番の質問、志望動機でした。これはみなさん考えてきていることですから確認ですね。この質問くらいはスラスラいえるように準備しておきましょう。中には、「みなさん準備してきていると思いますが…」と述べてから質問する面接官もいるようです。つづいて人間性をみる質問として、成功体験を語ってもらう質問です。教育に関連する成功体験でなくてもOK。どちらかといえば人間性をみる質問ですから、教育場面以外がよいかもしれません。

 友人に感謝したことはなんですか。これも人間性をみる質問です。友人に助けられてほんとうに感謝した!というような経験をコンパクトにまとめられるかどうかですね。

 次からは、教育内在的な質問になります。クラスにとけこめないで友人も少なそうな児童生徒にどのようにアドヴァイスするか、という質問でした。さほど難しくないでしょう。それぞれ応答が個性的でした。つづいて児童生徒に身に付けてほしいこと。この質問から挙手制といたしました。応答としては、イロイロありますね。自尊感情は代表的な応答でしょう。このほか、正直というのでもいいと思います。思いやりや人権感覚でもいい。

 ここで一つ、教職員に対する質問でした。学校はたいへんで、休みがとれませんがダイジョウブですか、といった質問です。5人の内、3人の方から手が挙がりました。なかなかすばらしい応答でした。ここでリラックスの方法を述べるのも、ひとつの手ではあったでしょうね。機転を利かして、質問をスライドさせて変化球的応答をするのも、臨機応変の評価がいただけるかもしれません。

 最後の質問は、サービス問題のはずでしたが、むつかしかったでしょうか。自殺をほのめかす児童生徒への対応でした。勉強会の前半に、和歌山の問題をしまして、そこで『教師が知っておきたい子どもの自殺の予防』を資料として読みましたから、何とか応えられるのではないかと思ったわけです。勉強内容を生かしましょう。最後の最後は、「いいのこしたこと」。

 さすがに大学4回生と講師の方では、差があったかなと思われる集団面接でした。しかし、表現力の問題であって、4回生であっても、丁寧に応答の全体をしっかり述べることができれば、問題ありません。まずは、形式面を整えることをオススメします。

 来週はもう如月も最終週。23日の土曜日は、ワタシのほうから『模擬授業のポイント』と題してお話いたしますので、みなさま、よろしくお願いいたします。もうすでに、何人かに模擬授業を実践していただいていますが、それらを傍聴した経験も思い返し、お聞きいただければと思います。

 ではまた。

(2013年2月17日)

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