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浩の教室・第10期 第22・23回(通算532・533回)勉強会の模様

 昨日、一昨日は、当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただきまして、ありがとうございました。満席のご参加でした。新しくご参加いただいた方は、土日で7名いらっしゃいました。昨日も少し書きましたけれども、休日の貴重な時間を浪費するような勉強会でなかったことを祈るばかりです。

 さて、基本的に土日ともに同様のメニューですけれども、土曜日に奈良の1次マークシート解答解説を終了しまして、日曜から和歌山の1次マークシートの解答解説にはいりました。

 土曜の奈良の問題は、教育心理学の問題と一般教養の問題、そして道徳の問題の解答解説となりました。教育心理学は性格検査、道徳の問題は学習指導要領からの出題であって、基本事項でしょう。大阪圏では教育心理学の出題がここ数年ありませんが、いつ復活するかわかりません。ですので、この奈良で出題された問題程度の知識は修得しておくとよいでしょう。小問7つで構成された時事問題がハイライト。ここでいきなり一般教養といっていい時事問題が登場し、本番で面喰った方も多かったのではないでしょうか。難問です。

 トキやアラブの春などはまだしも、ES細胞、COP17は難しいですし、なかでもプーチンの大統領就任に関する任期の問題は、お手上げですね。ここまで準備しようとすれば、それこそ「時事の鬼」にならないと正解できないでしょう。ロシア大統領の連続任期について知っているレベルで勉強しようとすれば、時事関連の書籍を4,5冊は憶えこまないとなりません。これは、ちょっと非効率的。勉強会でも申し上げましたが、この時事問題7つは、4つ正解するのがやっとではないでしょうか。そしてそれでいいのではないでしょうか。なお、時事問題対策としては、『朝日キーワード就職2013』を推薦いたします。(追記:オバマ大統領は、民主党。プーチンの連続任期については、2期の憲法規定を笑って、3期連続でもOKではないかとの見解を示したようである)

 自己売り込みのツボの報告は、HさんとTさん。土曜に報告されたHさんとは、もう少し議論したかったです。しっくり来なかった点が「学級経営」についての部分であるということのみ、記述しておきます。個人情報満載の報告ですので、ここではこれ以上、触れません。

 Tさんは、2回目の挑戦でした。前回とはうって変わって、とてもよくなっています。かなり時間を費やして考慮されてきたことが確認できました。前の報告は、ダメ出しの嵐でしたが、今回は、夕凪のようでした。ただ一点、議論の的になるところがありましたが、個人情報にかかわりますので、こちらも割愛します。みなさんからのコメントや批判を参考に、今一度、完全版を作成するよう努力してください。

 
自己売り込みのツボのあとは、模擬授業の実践です。この時期まだはやいと思われますが、「なくて七癖」を修正するためには有効であることも、参加者には理解できたでしょう。土日でひとりづつの挑戦でした。模擬授業の実践者には、指導案の提出(A4版1枚)をお願いしています。

 最初に、中学国語のMさん。漢文の授業でした。一、二点やレ点についてです。内容的には、基本のキですし、どなたがやったとしても、ほとんど差がでないでしょう。とすれば、演示者の形式的な側面が評価に大きく影響を与えるでしょう。批判的指摘として、アクの強い大阪弁であったことや威圧的な話し方など、厳しいものいいがつきました。あと、細かい、しかし、的確な指摘としましては、生徒がいると仮定して話す場合に、その生徒を指でさすのもやめたほうがいいでしょう。

 次に、Mさん。Mさんは高校数学。円の方程式についての授業でした。「数学劣等性」のワタシでは、なかなか内容理解がおよばず、数学専攻のお2人に頼りながらのコメントとなりました。3平方の定理と円の方程式との関連性をはっきり示してくださるとよかったのですけれど、それは既知とのことで省略されました。現実の高校生にあっては当然のことなのでしょう。グラフを書いて説明されたのは基本のキでしょうが、メモリが正確でなかったのが気になりました。形式的な側面は、これでいいでしょう。Mさんは、「ほんとうに数学が好きなんだなあ」といったオーラが伝わるように、もう少しだけ楽しく、なごやかにすすめるといかがでしょうか。


 最後に集団面接の練習でした。土曜は5名の方で20分程度。日曜も同じく5名でしたが30分近くがんばっていただきました。

 土曜はどちらかといえば基本的な質問を、日曜は同じく基本的な質問もしましたが、時間を10分長くいたしましたので、少し深い質問もいたしました。

 土曜日には新しく参加された方が、果敢にチャレンジしてくださいました。その積極性を高く買いたいと思います。質問事項は、最近の気になるニュース、なぜ教員になろうとしたのか、友人からどのように見られているか、座右の銘はありますか、学級崩壊はなぜ起こると思いますか、なぜ勉強するのですかと児童生徒にいわれたときの応答、最後にひとこと、でした。すべてポピュラーですが、他の受験生より印象に残る応答が難しいといえるでしょう。しかし、こうした質問が定番的なものです。ですので、差別化あるいは区別化するには、自己経験を組み込むなどの工夫が必要となります。

 日曜は、10項目と多めです。こちらも新しく参加された方が挑戦。意欲的でとても結構です。現在凝っていること、教員のやりがいはどのようなところにありますか、教員に必要な資質をひとことで、自分が児童生徒であったころといまの児童生徒ではどのようなところが違いますか。怖い先生と優しい先生とどちらをめざしますか、児童生徒にとってされたらいやなことはなんでしょう、ある児童生徒からあの子は嘘つきやねんといわれたとしてどのように対応するか、交流教育は何をしますか、学校と塾の違いはなんですか、最後にひとこと、でした。

 日曜日の方が多少難しいでしょう。しかし、土曜日も、なぜ勉強するのかの応答など、しっかり表現しなければ記憶に残らない問いもあります。今回は、秋から参加している方の成長に翳りが見えてきておりましたので、活を入れました。がんばりなさい。

 この土日勉強会にご参加いただいた方、オツカレさまでした。きょうは、新しくご参加いただいた方が4名いらっしゃいました。いかがでしたでしょうか。今後もよろしくお願いいたします。

 ペーパー配布に手間取り、ご迷惑おかけしました。

(2013年2月2・3日)

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