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浩の教室・第10期 第24・25回(通算534・535回)勉強会の模様

 昨日は、当サイト主宰勉強会に、午前中からご参加いただきまして、ありがとうございました。さすがに午後からの開催とちがい、2時間30分しか時間がありませんでしたので、結果として、集団面接の練習を割愛させていただきました。期待していたご参加の方、申し訳ありません。土曜日は、和歌山県の解答解説を1問と、自己売り込みのツボ1名、模擬授業1名の報告となりました。

 和歌山の解答解説は、まだはじまったばかりで、2問目の教育法規の問題の検討を終わったところです。地方公務員法につきましては、しられた法規であって、だれしもが解答できるものですが、いわゆる地方教育行政法の出題は、ほとんど全国的に例がなく、知らないという意味では、難しいものとなりました。また、とりわけ選択肢から正答を導き出せる理由があるわけではなく、最終的には推理と勘ということになりますね。

 つづいて、自己売り込みのツボ。3分間で自分自身を教育委員会に売り込む文面を用意し傍聴者を前にして報告するコーナーです。今回はNさんが担当されました。文面は講師の仕事について言及されたもので、字数の関係上、子どもの声も入れながら文章化したところと、抽象的な事柄が語られるところとがありました。コメントしましたように、話題を3つ入れると字数的に苦しくすなわち内容的な掘り下げが足らずに、指摘を受けることになります。2つに絞って書かれたほうがいいでしょう。ただ、削った3つめも重要なポイントを含んでいますので、それはそれでまとめ直しておくことが期待されます。

 最後に模擬授業でした。今回は算数の「割合」をテーマに、5分間、Kさんががんばってくださいました。報告後の検討では、指摘が多くあり、ワタシとしましても勉強になりました。おそらく、小学校の高学年で乗り越えなければならない難しい関門が、この「割合」でしょう。

 その指摘とは、ひとつには比べる量ともとの量と、児童がしっかり認識できる指導ができていたかどうか、もうひとつには、模擬授業という制限の中で、山場の設定と絡めて演示する内容が整頓されていたかどうか、でした。これまでの簡単な計算と違い、割合は実数的なものではなく、数値による抽象的な概念操作になります。根本的に比較考量の対象物がわかっていなければ、大きく躓くところでしょう。その点を踏まえた模擬授業を5分間でできるかどうかですね。それは、どのような練習問題を選択するかと密接に関わってきますね。30分くらい、この「割合」のテーマについて議論が白熱したのも、それだけ算数分野において大切な単元だからでしょう。もう一度、検討したいテーマです。

 昨日も、連続して勉強会を開催いたしました。ご参加のみなさま、オツカレさまでした。今回も新しくご参加いただいた方がいらっしゃいました。いかがでしたでしょうか。楽しく勉強になった4時間だったでしょうか。珈琲会にもおつきあいくださり、ありがとうございます。また、本日、T先生もご参加くださいました。お忙しいところ、ありがとうございました。

 さて、本日は、和歌山の問題の解答解説、自己売り込みのツボの報告、集団面接の練習となりました。この時期の定番的なプログラムです。

 和歌山の解答解説は、ワタシのほうから「楽しく」させていただきました。レポートを話題に、「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の生徒要録上の出欠の取扱い等について(通知)」の「学校の教育課程に照らし適切」かどうかをお話したり、Kさんを出汁に使って体罰の問題を解説したり、オモシロトーク」ではありながら、具体的な場面設定をして法規と現実を架橋させてみました。きょうは、『生徒指導提要』の解説もいたしましたので、すすんだほうですね。よかったです。

 特別支援に関する調査研究者会議の審議の経過報告は、採用資料としては微妙なところではあります。この最終報告は文部科学省に掲載されたらすぐにチェックしなければなりませんね。もちろんワタシのほうでもチェックして、お知らせすることにいたします。中教審答申『学校安全の推進に関する計画の策定について』の問題は、簡単なものでした。和歌山は、おもしろい趣向で採用試験の問題を作成してきているといえます。今年の和歌山2次試験をお受けになられる方は、細かい答申類にも目を通しておく必要がありますね。来週解説する問題の資料も、その一つです。

 つづいて、自己売り込みのツボ。最初にYさんの報告でした。Yさんの報告は、一見、時系列でしっかりまとめられているものの、様々な勲章を引っさげられている記述があり過ぎて、うまくつながりを書ききれなかったところに問題があったかもしれません。語るべき価値ある内容ですので、本日ご提案申し上げた構成をヒントにじっくりみつめ直してください。

 リベンジ報告となったKさんは、今回全面改訂で挑んでくださいました。前回よりもかなりよくなっている評が、傍聴者からつづきました。その一人でもあるワタシは、講習で勉強してきた内容のしっかりした説明の表現を要求しました。こうしたところをちゃんと面接官に訴えることができたら、人物対策としてはひとつの関所を越えたことになります。がんばってくださいね。

 勉強会の最後は、いつも集団面接の実践で〆ています。ところが土曜日は午前中開催であり2時間半の開催時間でしたので、割愛せざるをえませんでした。日曜日に実践いたしました。日曜日は、5名の方が挑戦、22分間でした。

 質問事項は、最近の気になるニュース、自分が教員に向いているところ、友人と意見が食い違ったときの解消法、土曜授業の復活についてどう考えているか、信頼関係の育み方について、教員の服装について、遅刻がなぜダメなのか、体力向上の方策を挙げよ、いい残したこと、でした。服装と遅刻と体力については、挙手制でした。

 最初はリラックス系の質問で、今回はニュースにしました。そして基本的な誰でも応答できる質問として教員に向いているところをお聞きしました。このあたりは受験生なら誰でも用意しているでしょう。人間性をみる意見の食い違い解消法をはさんで、土曜授業、信頼関係と教員として就業するにあたってどのような意識を持っているかを確認しました。土曜授業については、今夏出題が濃厚ですね。ただ、全員が全員、賛成でしょう。ここで反対をいえる方はいないと思いますが、いってもいいと思います。根拠を示して反対するのは構わないし、実際、面接官も、「反対」なんじゃないでしょうかね。勝負をかけるのもいいかもしれませんよ。

 挙手制の質問は、考えさせる暇を与えないところに特徴があります。「これくらいのことは即答できるように」との面接官からのメッセージと捉えてください。質問に対する解答集を作ると不自然さがでてきますけれども、これくらいのことはポンポンと言葉にできないようでは困ります。服装などは、清潔感やTPO、華美でないこと、動きやすいが代表的な応答ですが、そのほか、靴やカバンのことも述べていいのではないでしょうか。
 勉強会に新しくご参加される方が増えてまいりました。是非、集団面接にもチャレンジしてくださいね。また、珈琲会で話題になったのですが、奈良や神戸市などは集団討論がありますので、こちらも対策を考えるべきですね。3月までには、古いものですが集団討論の再現集をご用意しますので、ご覧になってください(これで、仕事が増える…)。

(2013年2月9・10日)

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