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浩の教室・第10期 第38・39回(通算548・549回)勉強会の模様

 本日、当サイト主宰勉強会にご参加いただいた方ありがとうございました。本日未明に近畿地方で地震が発生いたしました。その関係で鉄道のダイヤが大幅に乱れました。結果、勉強会参加予定でありながら、参加を見合わせられたり、3,4時間遅れでたどりつくということもありました。ちょっとオツカレになったでしょう。

 勉強会自体はいつものように行ないました。個人面接、模擬授業、集団面接です。

 個人面接は、HさんとKさん、Nさんが挑戦されました。10分前後の実施時間です。まだ4月の段階ですが、かなり突っ込んだ質問を浴びせたつもりです。質問事項自体はかんたんなものなのですけど、あやふやや、わかりにくい説明の応答をされた場合には、容赦なく質問を重ねました。いうまでもなく個人面接は、個人の正確や思考をひっぱり出すところに特徴があります。その意味では集団面接と異なり、堂々とした主張が要求されるときがありますし、時間をかけて応答できるという有利点もあります。今回、はじめて個人面接をお受けになられた方もいらっしゃいましたものの、総じて説明不足という印象があります。

 面接官の質問に応答するにあたり、集団面接ではないのですから、もっと踏み込んで答えていいと思われます。ある程度、「もっと、突っ込んでほしい」との気概を持って答える必要もあります。面接官の立場からすれば、質問から導き出した応答に対して、さらに聞きたくなるというのが理想でありまして、途切れ途切れのやり取りでは、面白みがないと感じます。ということは、その受験生の内面を引きずり出すという所期の面接目的が果たせなくなってしまいます。

 これでは面接官の印象に残りません。やはり面接は会話のキャッチボールですから、ストライクをなげなければなりませんし、向こうのビーンボール的質問の意をくみとって打ち返すことも大切になってきます。

 ただ、なによりも、いいたい内容があること、そしてそれをいい切れる表現力が要求されます。これを養うことが春先の課題といえるでしょう。

 日曜日の勉強会もオツカレさまでした。土曜日に模擬授業実践者がひとり、日曜日にひとり、あわせてふたりの模擬授業をみなさんで検討しました。土曜日は昨年度の問題から菱形の面積の求め方を、日曜日は予想として選ばれたのでしょう、直方体の体積の求め方にチャレンジされました。

 おふたりともがんばられたと思います。面積、体積ですから、最終的にそれらの解を求める公式にまで着地しなければならないかとは思われます。しかしそこまで終わろうとすれば、前半をはしょっることもあります。学年に応じたスピードで行なうべきであり、ある程度、児童とのやり取りを含めた模擬授業にしてしまいますと、最後までたどりつけないこともあるでしょう。しかし、見通しがわかる模擬授業であれば問題ないと思っています。

 菱形の面積の求め方において、等しい面積の三角形をどのようにイメージさせるか、たてよこの捉え方をどうすればはっきり認識させることができるか、さらに体積では、1辺×1辺×1辺の立方体の集合が直方体になるというところの勘所をどういうように伝えきれるかというところに、テーマのポイントがあると思われます。

 具体的でわかりやすい授業にするためには、たとえを持ってくるのがよろしいかと思われます。児童に身近なものでイメージが容易なものを採用し説明していくことが期待されています。

 さて、土日の個人面接と集団討論についてコメントが遅れていました。個人面接に関しては、個人情報になりますので、詳しくは書けません。しかし、「守秘義務」にしたがいつつ多少述べましょう。個人面接では、一人をじっくり観察し理解することができます。なかでも志望動機の確認は1次の集団面接では確認できないことでありますから、根底からたずねられることが想定されるでしょう。ここがグラグラしていては、後の質問にまで到達できず、力を発揮できないまま終了することになります。大学生の方なら、学生時代の経験から志望動機をまとめることが可能ですし、ある程度教職希望学生であれば、面接官もよくわからないものでないかぎり、問題はほぼないと思われます。

 講師をされている方も、勤務を通して教職に就きたい願望があふれると思われます。実際の経験は志望に直結しますし、さほど問題とはならないように感じます。しかしこれも、30歳代半ばくらいまでだと思われます。それに対し、たとえ20歳代であっても、他職からの転職組は、志望動機をかなり練る必要があると同時に、教職への情熱を語る必要があるでしょう。社会人枠選考もありますが、そこでの教職への問題意識は残念ながら低い方も散見されるところです。たとえば、「看護師をしていたから養護教諭くらいはできるだろう」とか、「子どもと遊んだ経験があるから小学校の先生くらいはできるだろう」などと、甘く考えている方がいるのも事実です。このあたりは反省を求められるべきでしょう。もちろん、中には転職組でありながらも、一所懸命に教職を研究し、がんばっておられる方もいらっしゃいます。やはり、教職をめざしているのに、教科書を見たことがないというのは、個人的に「オイオイちょっと待ってくれ」といわざるをえません。

(2013年4月13・14日)

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