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浩の教室・第10期 第44・45回(通算554・555回)勉強会の模様

 ゴールデンウィークが終了し、勉強会にも力が入ってまいりました。ゴールデンウィークの最終日と水曜会の模様をお伝えいたします。

 両方ともに、集団面接と個人面接が中心でした。個人面接は2次対策ですが、対策に着手しておいた方が賢明でしょう。ご参加の方々、早期の対策を期待します。エントリーシートを仕上げることも同時並行でできますし、一石二鳥です。

 何より大事なのは、自分自身を見つめなおす作業です。しかも、それをことばにしてみることです。さらには、それをワタクシなど他の人に聞いてもらい、語るに価値のある内容かどうかを判断してもらうのが大切になってくるでしょう。

 多くの方が多様な経験をしています。その経験の中から、いろいろとトピックを出します。それを聞いてもらいます。ダメだしされることもあるでしょう。それははずします。そうした作業を繰り返してまいりますと、語るべき価値ある内容のみが残ります。
 
 それを整理し、たくさん持つことによって、語ることが増えてきます。突っ込まれても、それに耐えうるだけの詰まったものになってきます。
 
 こうした語るべき内容をちゃんとした形で表現すること、が求められます。

 GWの最終日6日の勉強会、8日の水曜会にご参加いただいたみなさま、オツカレさまでした。新しくご参加いただいた方々、いかがだったでしょうか。またよろしくお願いいたします。

 両日ともに個人面接、集団面接の練習となりました。この月水は、模擬授業のお申し込みがなく、個人面接の練習に時間を割くことになりました。

 今回は、個人面接に関する全般的説明をいたしましょう。個人面接では、受験者の特性、個性を引き出すことが眼目です。面接官はそれゆえに、受験生の発言からさらに掘り下げるようなたずね方をしてきます。たとえば志望動機についても、恩師の影響を語る方がいらっしゃいますけれども、そしてそれはまったくかまわない動機なのですけれども、かなり細部まで情景を語れるくらいに用意されていたほうがいいように思われます。

 また、どのような貢献ができるのかということも、面接中に発言として出てくると思われます。「こうしたことができるから、是非採用してください」という主張ですね。それは授業実践力や生徒指導の能力ほか、多様な主張があるでしょう。それをどのようにして具体的に面接官に伝えるか、です。面接官は、相当疲れています。8月、9月の2次試験中といえば、大阪では真夏の灼熱地獄。面接官もフラフラです。

 そんなたいへんなときに、よくわからないことをいわれても、「ダメダメ」で終了してしまいます。大切なのは、面接官に正確に伝える客観的な表現力です。それは、5W1Hの形式をとることによって、一層正確に、具体的に伝わります。以下、参考の事例を掲げましょう。

 面接官「あなたは、教育実習でどのようなことを身に付けてきましたか」。

 よくある質問ですね。。これに対して「私は教育実習で授業力を身に付けてきました」では、心もとないです。では、どう応答すべきか。

 「私は、実習中、算数の時間において、指導案を作成し、授業力を向上させてきました」。

 これでも全然ダメですね。

 「私は○○小学校に4週間行き、算数の授業を10時間担当させていただきました。ちょうどそのとき1年生を担当しました。足し算の単元です。私は大人には簡単でわかっていることであっても、はじめて学習する1年生にとっては大変なことを知りました。そこからリンゴやみかんを黒板に書いたり、あるいは実物を持ってきて目で見てわかるように指導するべく検討しました。授業力の向上は目の前の子どもたちの興味を引き出し、考えるという学習に転換することにかかっていると考えます」。

 かなり具体的になってきました。しかし、これでもまだ語っていないことがあります。

 と、このように応答する際に省略せずにありのままをありのままに表現することが、面接における表現となります。とりわけ、個々人の経験は個々人のものでしかなく、どこかの参考書に書いてある表面的なことよりもたいへん興味深いものになります。

 よくワタシは、教育委員会のサイトに書いていることを鸚鵡返しに応答する参加者に、「しょうもないこというな」といいます。面接官はそんなことは百も承知であって、「この糞暑いときに、しっていることをいうな」の気持ちになります。面接官が知りたいのは、あなたのことです。あなたの中身です。

 だから、サイトに書いていることをいうとしても、工夫が必要です。サイトに書いていることをいうとすれば、それを具体的にどのように実行してきたのかをいうべきでしょう。


 昨日の記事、個人面接における応答の詳細は、さすがに書き尽くすことができません。勉強会にご参加いただけたら、イロイロとアドヴァイスできるのではないかと思っています。6月期の勉強会には多少空席がありますので、みなさまからのお申し込み、お待ちしています。

 個人面接の後は集団面接でした。最近の大阪の集団面接の特色は、教職に必要な資質能力はあまり聞かれず、人間的な諸能力について、受験生の人間そのものについての質問が多いように思われます。ただ、それぞれの教室における面接官が採点官を兼ねていますので、結局は「面接官」運で合格が決まるということになります。残念な言い方になりますが、大阪府教委は、集団面接がすべて終わったあと、面接官が成績の刷り合わせをすることはありません。だから、合格の基準はそれぞれの教室の面接官の基準ということになります。このあたりが、理不尽な合否結果になる理由です。しかし、主観的な試験である面接で、わざわざ全般的に、すべての受験生の「できたか、できてないか」を比べるすべもありません。

 それでもしかし、突破口はあります。そうしたことをこれまでもこのサイト上でアップしてきました。一度、右欄から検索して、ご参照ください。

 水曜日は、個人面接において、志望動機、中でもその出発点についてが議論されました。パーソナルな問題でもありますので、こちらにアップすることは控えます。

 水曜日は比較的すいています。平日午後なので参加が難しいかとは思いますが、よろしくお願いいたします。

(2013年5月6・8日)

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