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浩の教室・第11期 第19回(通算611回)勉強会の模様

 本日勉強会にご参加いただいたみなさま、オツカレさまでした。ありがとうございました。本日も奈良の問題の解答解説と自己売り込みのツボ、集団面接でした。奈良の問題は、民主党政権時代の最後の中教審答申といっていいでしょうか、平成24年8月に答申された「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」からの出題が検討した一番目でした。

 問題の文章そのものは、同答申の2ページ目であり、「T 現状と課題」の「2.これからの教員に求められる資質能力」からの引用です。この資料に「資質能力」が3ポイントまとめられているので、これは面接の受け答えでも使えるものといえるでしょう。従前に答申された教職員に必要な資質能力の内容に少し上澄みがある程度です。

(@)教職に対する責任感、探究力、教職生活全体を通じて自主的に学び続ける力[使命感や責任感、教育的愛情]
(A)専門職としての高度な知識・技能
○教科や教職に関する高度な専門的知識[グローバル化、情報化、特別支援教育その他の新たな課題に対応できる知識・技能を含む]
○新たな学びを展開できる実践的指導力[基礎的・基本的な知識・技能の習得に加えて思考力・判断力・表現力等を育成するため、知識・技能を活用する学習活動や課題探求型の学習、協動的学びなどをデザインできる指導力]
○教科指導、生徒指導、学級経営等を的確に実践できる力
(B)総合的な人間力[豊かな人間性や社会性、「コミュニケーション力、同僚とチームで対応する力、地域や社会の多様な組織等と連携・協働できる力]

この3つです。勉強会では、この乾いた文章に生命を吹き込むような、具体的な提案型のご意見を参加者のみなさんにたずねました。答申の文章をそのままくりかえして応答しても面接では無意味ですし、これを素材として自分なりのやりたい教育とはどういうものであるのかを語ることが面接では求められると思うのであります。

 さて、ここから教育心理学の問題が多少つづきます。まずは、ストレスに関する学説的問題。セリエやホームズ、レイ、ラザラスといった学者たちのストレスに関する医学的見解から心理学的な表現の仕方についてたずねられました。環境刺激やつまりストレッサーの定義を理解しつつ、ライフイベントとコーピングといった術語について復習しておきましょう。

 つぎの心理学用語の組み合わせ問題は基礎的レベルでしょう。ハロー効果、ピグマリオン効果、ブーメラン効果、プライミング効果ですね。これらは、この問題を活用し、そのまま憶えるのがいいでしょう。

 睦月最後の勉強会はこうして問題解説を終え、自己売り込みのツボと集団面接を実施しました。

 ここ最近の集団面接における質問事項は、今、どんな気持ちですか、最近の気になるニュース、30秒くらいで自己紹介してください、なぜ、私たちの自治体を受験されたのですか、教職をめざしたのはなぜですか、といったライトなものからはじめ、つぎに人間性に関する質問をいたしました。失敗談、先輩とどう付き合っていくか、どんな先生になりたいか、配属先の学校に、どういうようになじんでいくか、自己分析して自分のいいところを教えてください、友達から受けた言葉で印象に残っているもの、などです。このほかは、教員に必要と思われる資質、配属されて4月にやりたいこと、教科を通してもっとも伝えたいこと、授業中の生徒指導について、豊かな人間性の内容とその実現方法、ボランティアでどのようなことを学んだか、保護者との付き合い方、いまの児童生徒のいいところ、などなどです。

 自己売り込みのツボの内容については割愛します。個人情報が満載だからです。

(2014年1月25日)

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