日々旁午

2014


■ここ数日は採点業務に追われています。ちょっとサイト更新待ってくださいね。25日の勉強会終了後の珈琲会では、ワタシの誕生日を祝っていただきました。もう祝ってもらう年ではありませんが、ホールケーキ、おいしかったです。ありがとう、みんな。
Jan.28,2014
■本日勉強会にご参加いただいたみなさま、オツカレさまでした。ありがとうございました。本日も奈良の問題の解答解説と自己売り込みのツボ、集団面接でした。奈良の問題は、民主党政権時代の最後の中教審答申といっていいでしょうか、平成24年8月に答申された「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」からの出題が検討した一番目でした。
 問題の文章そのものは、同答申の2ページ目であり、「T 現状と課題」の「2.これからの教員に求められる資質能力」からの引用です。この資料に「資質能力」が3ポイントまとめられているので、これは面接の受け答えでも使えるものといえるでしょう。従前に答申された教職員に必要な資質能力の内容に少し上澄みがある程度です。
(@)教職に対する責任感、探究力、教職生活全体を通じて自主的に学び続ける力[使命感や責任感、教育的愛情]
(A)専門職としての高度な知識・技能
○教科や教職に関する高度な専門的知識[グローバル化、情報化、特別支援教育その他の新たな課題に対応できる知識・技能を含む]
○新たな学びを展開できる実践的指導力[基礎的・基本的な知識・技能の習得に加えて思考力・判断力・表現力等を育成するため、知識・技能を活用する学習活動や課題探求型の学習、協動的学びなどをデザインできる指導力]
○教科指導、生徒指導、学級経営等を的確に実践できる力
(B)総合的な人間力[豊かな人間性や社会性、「コミュニケーション力、同僚とチームで対応する力、地域や社会の多様な組織等と連携・協働できる力]
この3つです。勉強会では、この乾いた文章に生命を吹き込むような、具体的な提案型のご意見を参加者のみなさんにたずねました。答申の文章をそのままくりかえして応答しても面接では無意味ですし、これを素材として自分なりのやりたい教育とはどういうものであるのかを語ることが面接では求められると思うのであります。
 以下、次回更新。
Jan.25,2014
■19日に解説した最後の問いは、総合的な学習の時間についての問題でした。引用されている資料は、『学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』ですけど、別に、単に『学習指導要領』から出題してもよいんでないのと思わせます。なぜなら、『学習指導要領』の総合的な学習の時間に書かれている文章そのものなのですから。
 『学習指導要領』では、総合的な学習の時間について「第1」と「第2」がそれぞれ「目標」と「内容」に妥当するところでありまして、よく狙われるところです。今回は、「第1 目標」の穴埋でした。「横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに、学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的創造的、協同的に取り組む態度を育て、自己の生きる力を考えることができるようにする」。これが文章そのものです。エンボスしているところが虫食いの部分です。読むと簡単そうに思えますが、抜かれると手こずりますね。選択肢から推して正答に辿り着くほかないでしょう。
 奈良の解説のあとは、自己売り込みのツボでした。個人情報になりますので、詳細は避けます。しかし、やはり具体的に、かつ、あまり難しい言葉使いでなく、すっと頭に入る文章を用意するのがよいようです。自分でわかっていても、他者が聞いてわからないときがあります。相手を理解してくれるだろうと信頼しつつ、ここはちゃんと説明しないとわかってもらえないだろうなというところに注意するのがよろしかろうと思います。専門用語も、たとえ試験官であっても知らないことがありますし、えらそうにしているワタシも、教育法規を全部暗記しているわけではありません。そのあたりのことを勘案して文章作成する必要があります。
 つづいて集団面接でした。右欄の「よく出るかもしれない教採面接質問集」から選んで、多少味付けして質問しています。25分程度です。5人の参加で、5つか、6つくらいの質問数でしょうか。終了後、コメントし、個別に問題点を指摘をしています。
Jan.24,2014
■先週末19日に当サイト主宰採用試験対策勉強会にご参加いただいたみなさま、オツカレさまでした。新しくご参加いただいた方もいらっしゃいました。ありがとうございました。
 勉強会では奈良県の問題解答解説がつづいています。もうだいぶん山場を越えました。来週からは心理学の出題に移りますね。
 ここにきて、もっとも基本的な問題が出題されています。16ページ中の10ページ目に『学習指導要領』の、しかも第1章第1の1が登場するとは驚きです。「教育課程編成の一般方針」からの引用であり、一丁目一番地の出題ですので間違えた方はいないでしょう。知育としての基礎基本の習得と思考力・判断力・表現力をはぐくむことを根本にした教育の充実に取り組めとの文章ですね。ワタクシたちにとってバイブルといってよい『学習指導要領』の第1ページです。引用しておきましょう。
 「各学校においては、教育基本法及び学校教育法その他の法令並びにこの章以下に示すところに従い、児童の人間として調和のとれた育成を目指し、地域や学校の実態及び児童の心身の発達の段階や特性を十分考慮して、適切な教育課程を編成するものとし、これらに掲げる目標を達成するよう教育を行うものとする。
 学校の教育活動を進めるに当たっては、各学校において、児童に生きる力をはぐくむことを目指し、創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で、基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくむとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かす教育の充実に努めなければならない。その際、児童の発達の段階を考慮して、児童の言語活動を充実するとともに、家庭との連携を図りながら,児童の学習習慣が確立するよう配慮しなければならない」。エンファサイズしたところが虫食い部分です。
 次のいじめに関する問題は、奈良県教育委員会の作成した資料ですので、ご当地問題といえるでしょう。しかし、内容的にどの地域においても通用する考え方ですので他府県受験生であっても吟味して損はありません。平成24年に出された「いじめ早期発見・早期対応マニュアル」が素材元です。この「マニュアル」では、「いじめを許さない学校づくりのための6つの取組」を掲げています。「6つの取組」は、順番に、「予防」、「啓発」、「体制作り」、「連携」、「相談」、「対応」です。この「6つの取組」から「連携」と「対応」を除いた4項目を選択肢として採用しているわけです。さほど難しい問題ではないでしょう。選択肢の組合せから、正答が導き出せます。なお、奈良県を受験される方は、奈良県教育委員会のホームページに掲げられている資料はすべて目を通しておくべきでしょう。
 次の問題は、難問です。「的」がたくさん出ているからです。「男は外に出れば7人の敵がいる」といいますが、この言葉自体、古いんですかね。この言い回しを知っている受験生が一人もいなかったことに衝撃を受けました。
 以下、次回更新。
Jan.22,2014

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