日々旁午

2006



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神無月も晦日。1枚上に羽織らなければ寒くなってまいりました。しかし、教室ではアツイ議論がなされました。集団討論の模様を再現します。今回のテーマは、「学校教育への提言〜こうした方がもっとよくなる〜」、今夏の出題テーマでした。このテーマに、男性3名、女性3名の計6名の方が参加、20分間の実践でした。

 このテーマを分析すると、次のようなことがいえます。まず、間口が広いテーマであること。広いからこそ、議論するトピックの絞込みが重要であること、です。一体、どんなことを話せばいいのか、本番でも困ったことだろうと思います。トピックは無数にありますが、学校と地域との連携がスタンダードでしょう。今回の討論でも、これがトピックとなりました。しかし現在的関心からすると、いじめ問題がトピックになるかもしれませんし、例の未履修問題がトピックになるかもしれません。このほかにも、あとでBさんが発言されるように、多彩なトピックがありますし、「議論のたたき台としての教育学講義」の第1段落に書いてあるようなトピックを個別化し話し合うこともできるわけです。とすれば、参加者が共通してなにがしかのことをしゃべることのできるトピックを選んだ方が賢明です。そうした意味で、「連携」はスタンダードなわけです。

 まず、Cさんがテーマを読み上げ確認し、「学校は荒廃している」と述べられました。この荒廃状況を解消するために、保護者、地域と協力し合う必要があるとされ、学校が何をしているのかアピールすることが大切であると提言されました。具体的にはその表現の場に、ふれあい祭りを挙げられました。Cさんが討論したいメイントピックは「学校と地域との連携」であり、上でいいましたように無難なものですが、いきなり「学校は荒廃している」といったのでは、面接官は驚くでしょう。現実には、「荒れた学校」は多数あります。しかし、それを強烈に言葉を選ばす批判してしまうと、面接官は委員会の人びともいるわけですから、まいってしまうでしょう。もう少し、ウェットに、オブラートに包みながら発言されると印象も変ってきますので注意してくださいね。

 この第一発言が集団全体のイメージとして定着すると、集団全体が壊れていってしまいます。そうだ、そうだ、の合唱で、荒れている、荒れていると意見がつづけば目もあてられない。こうならないように、「学校は荒廃している」を軽くいなすように第2発言者たるBさんが軽やかに収束させたのは、今回の集団を救ったと評価していいでしょう。

 そのBさんは、学校と地域との連携は大切であるとし、PTAに協力体制を求め、学校を見守ってもらう、授業を参観してもらうなどの建設的な意見を述べられました。ここで重要なのは、Cさんのご意見を無駄にせず、協力体制の重要性を強調し、かつ、「学校は荒廃している」に、全く触れなかったことです。問題のある発言がでてきたら、「それを塗り潰す」必要があります。集団が沈没しないようにうまく手配するのが肝要なのです。そうした意味で、Cさんの発言を「無視」して正解でした。このBさんのご意見につづき、Dさんが授業の解放とその評価を地域の方々にしていただきたいと述べ、開かれた学校作りを推進すると主張され、Eさんが地域の方々と連携して体験学習を積んでいくこと、多様な技量を持った地域の方を学校に呼び、指導を助けていただくと提言され、Cさんの発言は一層薄まりました。もう、面接官の頭の中から「学校荒廃」の発言は消え去ったのではないでしょうか。

 Fさんも、学校・地域・家庭の三位一体の教育体制を樹立していきたいと提案されました。つづけて、具体的に何をするべきか難しいし、地域性によっても変ってくると述べられましたが、こうした発言は不要です。というよりも、具体的な発言に説得力が宿るわけで、何をするか難しいといってしまえば、テーマを逸脱することになってしまいます。すなわち「学校教育への提言」が要求されているのに、具体的に何をするか難しいと応えてしまえばマズイわけです。しかし、Fさんは、そういいながら、学校における図書館の利用頻度がまだまだ少ない、だから図書館の有効利用をプロデュースしたいと発言されました。この発言をさきの具体的に云々のところに組み込めば、素晴らしい提言になったことでしょう。つまり、あんまり謙遜や長い説明は不要ということなのです。これは今後、場数を踏んでいけば身につきます。

 それにしても、ここで話題となった図書館の有効活用という提言が、これ以降、議論されなかったのは、残念です。こちらは、悪い意味での「無視」になってしまいました。Aさんが、「話題がずれてしまいますが」といってしまったので、元の「連携」に討論の筋道を戻してしまいましたけれども、やはり、「Fさんの意見も聞いているよ」という姿勢をみせるべきで、多少は前発言者の意見内容に触れるのがベターです。これも、テクニック。Aさんは、連携の具体的場面を紹介されました。高校志望のAさんは、塾や習い事の先生にアドヴァイスをもらうような場面を提供するべきであると主張されたわけですが、ちょっとこれはあさっての方向に向かう発言でしたね。たしかに、高校生に人生を考えるきっかけになる場や人的接触を与えるのはよい提案です。しかし、わざわざ塾の先生の話を聞く場面といってしまえば、これは、「学校がもっとよくなる」とはずれていってしまいます。

 Bさんは、またまたこのAさんの発言に触れないで、異世代間交流について問題提起されました。小中高のそして地域との連携の具体的動きとして、手話やPC、ハングル語の講座を用意し、地域で学びをスタートさせようとする提案でした。Cさんはこの発言に付け加えて、伝承された遊びを交流の素材としたいと抱負を述べられ、それを総合学習で展開するのがいいと発言、そして、授業公開ウィークを設けて、「連携」を進めていくとまとめられました。Fさんは、Cさんのご意見に対して、Cさんの先の発言を思い出してか、荒れて授業が成立しない学校も多いと聞くと述べ(てしまいまし)て、その解決策はなかなかみつからないけれども、授業を公開しようと学校が動いたとき、生徒と保護者のかかわりがみえてくるかもしれないし、学校荒廃の現状を打破するヒントが発見されるのではないかと発言されました。

 Eさんも、うまくこの流れをいなすように、授業論を述べられました。音楽志望のEさんは、いったん伴奏に入ってしまうと、生徒一人ひとり個別に対応するのが難しい、だから、T.T.を活用するのが理想であると述べつつ、地域の方々に授業参観だけでなく、簡単な音楽指導をしていただくことによって、「連携」の新しい在り方が想定されると提起されました。

 Bさんがこれに応じ、学校が荒廃する原因の理由が授業不理解にある場合の対策としてT.T.の有効性を認め、T.T.によるきめ細かな授業対応が、「授業がわからない」状況をなくしていくと発言されました。ここでは、「学校が荒れている」発言をいわば逆手に取り、そう断言するだけでなく、その是正策を述べることによって、Cさんのご意見を無駄にしないようにしています。大学4年生とは思えない力量です。この「授業がわからない」の言葉に反応し、Dさんが1人ひとりのニーズにあった授業の必要性を唱え、勉強することがなぜ必要なのか、教育哲学について大人につまり地域の人びとに語ってもらうのがよいと提言されました。これに関してAさんが、保護者参観の実情を紹介されます。それはAさんの高校時代の経験でしたが、保護者参観があっても忙しい保護者はあまり参加できなかった、学校開放は名はあっても実はなかったということです。この反省から、Aさんは、「当番制」を主張されます。授業参観当番制は実現可能の度合いはどうでしょう、難しいながらも、若い主張として是としましょう。

 Aさんの取組のほか、Bさんからも実際的な取組の提案がありました。現在の児童生徒は「時間・空間・仲間」の3つの間があまりない。だから、先に異世代交流を述べたが、総合学習で連携した授業をする場合に、キャリア教育も視野に入れ、職業インタヴューを実施したいとの提案です。こうすれば小中高の交流もインタヴューを支点に実現できるし、コミュニケーション能力の育成にもつながる、と建設的です。Eさんは、これに加え、クラブ交流を提案されます。サッカーやバスケットなど、小中連携可能な取組をしたいと抱負を述べられました。いずれにせよ、それはCさんがいわれたように夢を見つける作業となりますね。そして夢=目標の発見は、勉強するきっかけに十分なると、Cさんはお考えです。

 Aさんも、こうした交流において、上の子が下の子をの面倒をみることも期待され、リーダーシップも育成できるのでよい計画であると賛同されました。

 Bさんは、このほか、学校教育に対する提言として、討論時間の終了が迫ってきたことを慮ってか、特別支援教育の実践、インターナショナルスクールについて、朝鮮学校との交流など、幅広い多様な他者との交流を深めたいと提言されました。

 Cさんは、子どもたちが学校で楽しくかつ団結するためには、大人も自己を見直し、反省しながら教育活動に関わっていかなければならないと述べられました。

 そして最後に、Dさんは、反省の視点から、児童生徒は大人の姿を模範とするので、私たち教員も問題行動をつつしまなければならないと発言、問題教員の処分のことまで触れられました。

 ここでタイムアップ。

 最後はヒヤヒヤしました。断言調で「問題教員は懲戒処分だ」と述べられるのは、当然ではあっても、面接の本番では避けた方がよいでしょう。いや、避けなければならないです。あるいは、「学校荒廃」のところでも書きましたが、もう少しウェットに表現するべきであり、ご自分に引き付けてこれを主張するべきです。

 今回の討論では、問題のある発言の回避策について書いたようになってしまいました。しかし、勉強会は「失敗してもいい場」なので、どしどし問題発言してください。問題解消策は、実践の中で磨かれていきます。ワタクシや討論傍聴者からのコメントを取り入れ、徐々に更正していけばいいのです。学校とは、失敗してもいい場所。昨年、どなたかがおっしゃっていました。いい言葉ですね。この言葉が浸透すれば、パスミスをとがめられ、いじめられるようなことはなくなるのではないでしょうか。

 霜月も、意義ある討論を期待しております。
(10/31)

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昨日は、当サイト主宰教育学勉強会に多数ご参加いただきありがとうございました。満席のご参加でした。教室が暑くなりすぎましたね。今回、主宰者の手違いにより、座席に問題が生じまして失礼いたしました。今後このようなことがないように注意いたします。

 さて、昨日は、この秋の発表で合格された方5名が報告に来てくださいました。ありがとうございます。そのうちのお2人の方に、どのようにして勉強してきたのか、勉強の方法についてお話いただきました。Yさん、Aさん、ありがとうございました。また、快く新しく参加された方に配慮いただき、イロイロと「伝授」してくださり、ありがたく思っています。教採の場合、勉強方法でつまずいている方がいらっしゃいますので、参考になったことでしょう。

 人前で話すことに慣れず、言葉が言葉にならなかったとYさんはおっしゃっていましたが、いまでは胸を張って20名の前で報告できるようになりましたね。ウレシイ成長です。1年間勉強会に通ってこられて、合格しただけでなく、表現力も手に入れられました。「この勉強会はレベルが高い」といっていただきましたが、それはそうで、是が非でも教員になりたい方が集まってくるので当然でしょう。そして、その「レベルの高さ」を保持できたのは、YさんやAさんの積極的な参加があってこそです。

 Yさんは、1年半通われました。合格おめでとう!高校の某教科は極端に合格数が少なく、よくぞ勝ち取りました。小選挙区での勝利よりも難しかったでしょう。4回生からずっと参加され、現役時に不合格であった昨年、悩みに悩まれましたが、それもよい想い出。めげないで勉強してきた成果ですね。勉強会にときどきは参加され、後輩たちに指導お願いします。

 こうしてみると、合格者は、みんながみんな、苦労を重ねています。誰しも苦しみながらです。3年、5年かかった方もいらっしゃいます。苦しいけれどあきらめない。この精神です。昨日は、勉強方法について、ワタクシからもコメントいたしました。

 教採は、教職教養、一般教養、専門、人物対策に大きくは分かれます。3つはペーパー試験ですね。しかし、教採の合否を決めるのは、人物対策です。1次のペーパーは、一定程度できればいいのです。大阪府なら30点です。この点数に達するようにすればいい。2次の専門は、これも8割を目指しましょう。ここまでは自力でできる。ペーパーはできなかったらご自身の問題でしょう。昨日申し上げたことや、また、合格者のやり方を参考に、がんばってください。

 しかし、これだけでは採用に至りません。最大の関門は面接であり討論です。ペーパー100点満点、討論100点満点として、ペーパー90点+討論60点の150点獲得の場合と、ペーパー60点+討論90点の150点獲得の場合とでは、どちらを採用すると思いますか。まちがいなく後者です。

 だからこそ、「当サイト主宰勉強会の報告一覧」にある集団討論のテーマ、「よく出るかもしれない教採面接質問集」の各質問事項をノートにまとめていきましょう。ある合格者は、500テーマ書き切ったそうです。

 やっている方は、やっています。是非、当サイトをご覧のみなさまも、騙されたと思ってやってみてください。

 このあとワタクシの方から、「議論のたたき台となる教育学講義」をお話しました。今回も2段落程度しか進まず、申し訳ない。しゃべることがイロイロありましたし、なんといっても「必修教科未履修問題」でみなさんの問題意識をお聞きして、楽しいながらも時間を喰ってしまいましたから。でも様々な反応をされているみなさんの態度、知識の豊富さ、ありがたく受けとめました。ワタクシも勉強になりました。

 時間の皺寄せは大阪府の過去問解答解説にもやってまいりまして、もう一回やり直したいところです。今回解説した、「新しい時代の義務教育を創造する」答申を基にした問題は、形を変えて来年度も出題される可能性が高いです。是非、配布した8枚の解説をじっくり読み直してくださいね。当勉強会で検討している大阪府の過去問は、一般問題集のそれとは違い、解説を充実させています。問題集なら、単に「解答は1」などとしてそれで終わりでしょう。しかし、参加者のみなさんはわかっていただけると思いますが、ワタクシ作成の資料は、「なんでそうなのか」と、問題から派生する事柄をも詳説しています。大阪府の過去問は教職教養で12問しかでませんが、全部でA4版で60枚を超える豊富な資料集になるものです。是非、活用してください。他府県にも対応できますしね。来週も1問、じっくり取り組みます。

 討論の模様は、次回の更新にいたします。

 きょうは、教育勅語の煥発された日です。そして、教育基本法改正法案が衆議院教育基本法に関する特別委員会において審議入りする日です。妙な符合を感じます。

 ところでTくん、あんた、PCは買わなあかんよ!大学3回生でお金ないのは分かるが、借金してでも、短期バイトをしてでも、すぐ買いなさい。19世紀の人間ちゃうんやから。

 末筆になりましたが、試験情報を当サイトにお寄せいただいた方々、ありがとうございます。ありがたく活用させていただきます。いただいた情報は、提供者のことを考え、来年春以降に掲載させていただきます。早く載せたいのはヤマヤマなのですが、個人特定など、細心の注意を払わなければならないからです。個別にご連絡すると大変な作業になりますので、この「旁午」におきまして、感謝の意をお伝えいたします。ありがとう。
(10/30)

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あすは、当サイト主宰第94回勉強会を開催いたします。ご参加のみなさま、よろしくお願いいたします。

 教採に関して一番困っているのは、勉強方法でしょう。あすは、大阪府に合格された方が多数ご参加されます。東京、愛知合格の方もご参加です。勉強の方法について尋ねるいい機会です。どんどんいろんな方の勉強方法をお聞きになり、自分なりの勉強法を確立しましょう。いままでのやり方から目を覚まさせられることもあるでしょう。

 ということで、あすはまず、2次合格報告を1、2名の方にお話していただきます。

 次に、「議論のたたき台としての教育学講義」と、大阪府過去問解答解説をワタクシの方からいたします。そして集団討論です。年内は、このスタイルで勉強会を実施してまいります。これで基礎を固め、年明け以降は新しい答申や今までの答申で重要なものをじっくり読みます。ご参加のみなさんは、教職教養については勉強会で学ぶことをベースにしていただければと思います。時事通信社の『教職教養スコープ』は真っ黒になるまで手を離さないでくださいね。

 いまは集団討論の実践にとどまっておりますが、人物対策は、これまた年明け以降充実させ、春先からは時間を充分あてます。6月の直前期〜2次試験にかけては、週2回開催して、実践力を養います(実は「水曜会」として8回開催しておりますので、既に勉強会は100回開催を超えていることになります)。
 このプランで、多数の合格報告を最近いただいています。

 さて、あすの集団討論のテーマですが、「学校教育への提言〜こうした方がもっとよくなる〜」です。これ、今年の出題テーマですね。これを議論し合格されたAさんもあす参加されます。イロイロご意見いただきましょう。

 ところで、例の世界史未履修問題についてコメントを書こう、書こうとしても、どんどんどんどん未履修校が拡大していって、正確な数値がでるまで書かんとこうと思っていたら、今も書けない、で、世界史だけでなく他教科に及んでいるし、余計に複雑になって書けない、そんな状態に陥っています。未履修の後始末、どうつけるんでしょうかね。詳しくはこちら(必修科目の履修漏れ問題)をどうぞ。「うしろのこくばん」でも問題提起してくださっている方がいらっしゃいます。みなさま、ちょっとお考えお聞かせくださいね。ワタクシもそのうちコメントしますね。
(10/28)

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合格報告ざくざくいただいてます。あかんかった人からも。シンドイ思うけど、連絡してくれよ。
(10/26・2回目更新)

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やはり乗りだしたか、という感想である。教育再生会議が義家再生会議担当室長を福岡県筑前町に派遣した。またあの小渕優子氏(亡くなった元総理小渕氏の娘さん)も文科省から派遣されたようである。義家担当室長は、いじめを主導したとされている例の教員S.T.に対し、「同じ教員として恥ずかしい」とコメントしていた。義家担当室長も過去のことを反省し、会議の一員になったんだろうから、それなりの働きを期待する。どこまでこの会議で我を通せるか、ノーベル賞学者、財界の大物など秀才が多い中で「元ヤンキー」を売り物にしているだけにタノシミである。福岡には山谷えり子首相補佐官も同道したと『産経新聞』(10月25日付)は伝えたけれども、彼女が何をいったのかはわからない。

 最近は、いじめ報道が盛んとなり、福岡の問題だけでなく新聞紙面を飾っている。たとえば、「過呼吸状態のときに胸を強くたたく失神ゲーム」問題で埼玉では生徒逮捕に至っている。いわゆる柔道の「おちた」状態にするわけだが、そのまま放っておくと死亡する。宮崎では、友達のズボンを脱がせて写真撮影するといういじめも起きている。その理由は、「生意気」であった。逆に、教員による生徒へのいじめも発覚している。

 『朝日新聞』(10月24日付)は、「鹿児島県奄美市の市立中学校で、2年の女子生徒(14)が、1年の時に担任だった男性教諭(30)からいじめを受けたとして昨年9月から不登校になっていることがわかった。学校側は『生徒に対して不適切な対応や表現があった。大変申し訳ない』と、いじめがあったことを認めている」と報道している。教員によるいじめは、どんな形で行なわれたかというと、「正式に教員採用されて1年目だった」「教諭は昨年9月、生徒に学習プリントや体育大会で使うはちまきを渡さなかったり、日直を飛ばしたりした」(『同上』)そうで、「朝礼で出欠をとる際に名前を呼ばず『次の人』などと言ったりした」(『同上』)ようである。

 文科省による勘定の仕方と法務省の勘定の仕方にも違いがあるらしい。『毎日新聞』(10月23日付)は次のように述べている。「『学校のいじめは減少している』という文部科学省の『いじめ』に関する調査に対し、『実態を反映していない』との指摘が出ているが、法務省の調査では増加傾向にある。同省の調査によると、学校でのいじめは05年には前年より2割以上増えており、文科省調査への疑問の声は大きくなりそうだ。また、各地の弁護士会や自治体がいじめに関する相談機関を設置しており、『ぜひ相談を』と呼び掛けている。法務省の調査によると、学校内のいじめについて『学校側が不適切な対応をした』とする05年の人権侵犯事件数は716件で、04年に比べて22.6%も増加。01年は481件▽02年524件▽03年542件▽04年584件と増え続けている。いじめも執ようで、陰湿な事例が多くなっているという」。先日述べたように、学校の隠蔽体質がいじめ事例カウント数を少なくさせていることを、この法務省の結果は証明している。

 いじめは表面化しなかっただけで、どんよりと陰湿に、教員の目から逃れて存在しているわけである。つまりいじめは、虫歯的に最初は目立たずとも徐々に侵食し、最後には抜かなくてはならなくなる(生徒の書類送検や逮捕)ようなものである。痛いなあと少しは感じていても、放置してしまう。北海道滝川の自殺生徒遺書紛失はその最たる事件であろう。いま、こうして書いているうちにも、いじめで悩み、あす学校にいきたくないと思っている児童生徒が数多くいるに違いない。学校の階段でいじめられた生徒がいじめた生徒に出会っただけで失神したケースもあるのだから。

 「安倍晋三首相は25日午前、首相官邸で開かれた教育再生会議(野依良治座長)の第2回会合で、いじめを苦にした小中学生の自殺が相次いでいることを念頭に『短期的に変えられるものはすぐ対応していく』と述べ、いじめ問題への対処を急ぐ考えを示した。同会議でいじめ問題の再発防止策が協議され、委員から『子どもの心の悩みに積極対応すべきだ』『社会へのメッセージ発信にメディアの協力が必要』などの意見が出された」と『毎日新聞』(10月25日付)は伝えるものの、残念ながら教育再生会議では大上段に立った施策を検討しているので、いくら担当室長が出張して聞き取り調査をしたとしても、政策化はないだろう。だいたい、いじめ問題で短期的に変えられるものなどあると考えるのがおかしい。法務省のように、「SOSミニレター」を配る対策のほかない。有効な手立ては、学校の隠蔽体質(教員の見て見ぬ振りも含む)をなくすほかないのであるが、それが大阪府で試されようとしている。

 「調査の対象期間は今年4月から10月末までで、府内の全公立小中高校、養護学校などが対象(政令市を除く)。府教委は『年度途中の調査は異例だが、いま現在、いじめに苦しんでいる子供たちをいち早く助け出す必要がある。調査結果を踏まえて、現場のニーズに応じた支援策を考えていきたい』としている」(『産経新聞』10月24日付)ようなので、この調査を「調査したで終わり」にしないでほしい。調査は是正に結びついてはじめて意味があるからである。

 ところで新しく必履修科目の未履修問題が湧き上がっている。これについては、また書くこととする。

 きょうは大阪府・市の発表の日である。どのような結果でも受けとめよう。連絡待っている。
(10/26)

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昨日のつづきです。集団討論の模様を再現してみましょう。テーマは、「私たち教員は、いじめとどのように向き合っていくべきでしょうか。多様な角度から議論してください」でした。このテーマを受け、男性2名女性4名の計6名の方が挑戦してくださいました。ほぼ討論なるものに初参加された方も、かなりの場数を踏まれた方も、同時に参戦されています。本番の試験と雰囲気は同じでしょう。時間は20分でした。仮にA〜Fさんといたします。

 まず、Bさんが発言されました。テーマを確認され、ご自身がいままでいじめ問題にどのようにかかわったのか、紹介されました。ボランティア活動の一環として相談の仕事に従事していたこと、そこでいじめられている子どもの様々な声、学校へいきたくないといった声などをお聞きになったようです。こうした得難い経験は、主張するに値します。ただ最後に「まとまっていない発言でスイマセン」といわれましたが、そうした発言は不要です。Bさんはご自身の体験談を紹介されてから、みなさんに、いじめ問題と関わった具体的なケースはありますか、と提起されました。これを受けてAさんが、講師の立場から担当クラスのいじめについて語られました。小5のクラスで女子児童が陰口を叩かれておりあきらかにいじめであったと認識されたAさんは、その差別的な状況を正義感から許されないといわれました。そして、いじめをする側が9割悪いと発言され、今後もクラスに対する全体指導に力を入れたいと述べられました。この「9割」はちょっといけませんね。ワタクシたちの感覚からしても、文科省の公式見解からしても、「いじめはいじめるほうが100パーセント悪い」のです。ですので、ここはあとで面接官から「残りの1割はいじめられた側に問題があると君は考えているのかね」と突っ込まれないためにも、注意しましょう。

 次にCさんが、自然学校における体験をもとに、いじめ問題に出会ったことを報告されました。ボランティア活動として自然学校を引率していたCさんは、あるいじめを発見したそうです。いじめられている子どもをみて、その子を守ってやろうという気持ちを強く持たれ、また、その子の家庭事情をも考慮し対応したようです。すなわち、愛情不足であったいじめられている子を愛してやろうと強く意識し、自然学校に滞在中だけでもボランティアの立場からその子に対し目イッパイ愛を注がれたそうです。そうすると、その子の性格が変わったということを実感されました。こうした経験は、実体験に裏付けられており、フレッシュな姿勢とともに聞いていて気持ちのいいものでした。問題は、この得難い経験を、単なる報告にとどめず、自分が教員になってどのように生かしていくかを討論の中で伝えていくことでしょう。Cさんは、その点、保護者との接触が減る児童生徒に対し、先生が接触度合いを高めることで解消したいということを述べられましたが、さあ、これでいいのかどうか、ここをもう少し考えてみましょう。

 Dさんは、Bさんの提起を受け、教育実習の話からいじめ問題にアプローチされました。小5を担当されたそうです。そこでは、「自分が悪いことをやっているのがわからない子」がいる、つまり善悪判断がつかない子どもが多かったそうです。そしてまた、いじめられている子どもが実際にいて、その子の欠陥ばかりをクラスの児童は指摘するので、そうではなく、その子のよいところを見出すような指導をしたいと抱負を語られました。いいところを見出すことで、お互いを認め合い、いじめ根絶に向かうと強調されました。教育実習の経験を語ることも、討論では有効です。今のうちに、実習で学んだことをずべて言語化しておいてください。2、3週間のうちにあった出来事をすべてご自身の肥やしとするためです。講義や問題の解答解説で学んでいる教育学と、現場のすり合わせです。

 音楽を担当していた経験のあるEさんは、家庭で体罰を受けていた子どものことを取り上げられました。施設にその子はあずけられる結果となったそうです。愛情を注がれず、その結果、子どもは他人に対する思いやりがなくなってしまい、他人をいじめてしまうようになるということを切に訴えられたEさんは、Cさんと同じく愛情をいかに注ぐか、その指導に解消策があるのではないかと述べられ、かつ、善悪を判断する指導をも組み込むことが大切であると発言されました。

 Fさんは、T.T.として昨年担当したクラスでいじめが発覚し、クラス担任の先生が指導しているのを目の当たりにされました。そこでその先生が「いじめを止めなかったもの、傍観者もいじめているのと一緒である」といわれたことが印象に残ったと述べられました。Fさんいわれるように、いじめられている子どもをかばうといじめの照準がふりかかってくることがあります。いじめの対象になることを避けるために自己防衛本能が働きます。ここでFさんはどのようにこの関係性を捉えられているのでしょうか。傍観者もいじめの主体と変らないながら、自分がいじめられると困る… ひょっとすると子どもたちは、どうすることもできないのではないでしょうか。この先生の言葉は、子どもたちにとっては、酷なのかもしれません。どうでしょうか。傍観するなといって、勇者のようになにか行動できるなら、そもそもいじめは発生しないとも考えられます。だからこそ、指導者たる教員がどのような意識を持つかになってくると思うのです。

 参加者一巡したところで、Bさんが、みなさんのいじめに関する問題意識を受けとめ、善悪判断をどのようにつけさせるかが大切であるということを自覚したと述べられました。そして、では、指導方法としてどのようにいじめられている児童生徒にアプローチするべきか考えていきましょうと展開を求められました。Bさんご自身は、いじめられている子をしっかり受け容れてやること、理解してやること、先生が該当児童生徒を大事に思っていること、守ってやるということを伝えると述べられました。文字にすると乾いてしまいますが、Bさんの発言には熱がありました。Aさんも、いじめられている子にいじめに対抗していく勇気と知恵を授けたいといわれます。また、いじめるのは、面白いからといじめている子どもが思っているかもしれないので、ロールプレイングなどを導入して、他者感覚を養いたいと発言されました。
 Eさんは、いじめられている子どもは本当に辛いものであると実感込めて語られます。Eさんは、過去、いじめにあったことがあるとカミングアウトしてくださいました。指導法として、いじめの報告があったとして、その後をどうケアしていくか考えるのが教員の仕事であると述べられました。Fさんもいじめられた経験をお持ちのようで、極度まで耐えたことを報告してくださいました。また、当時の先生に「いじめられる方にも問題がある」といわれて、ご自身もお母さんも憤慨されたそうです。Fさんのこうした発言を聞いていて、こんなことをいう教員がいることに、ワタクシなどは「馬鹿じゃないの」と思わざるを得ません。

 Fさんは、いじめられる種・素を除くことを提唱されました。ダブルブロックというのは、いい表現ですね。このあたりのことをもっと煮詰めていって、説明を深くすることができれば、討論において有効な発言となりますよ。

 Dさんは、いじめは起こってからでは遅いことを強調し、クラスの雰囲気つくりを指導方法上重要だと指摘されました。個別的なそして経験談がつづいた中、クラス運営をどうしていくべきかとの視点は、教員を目指すものとして大切であり、個人的な感想をこえた評価できる発言です。ここに具体的な方法論が加われば、これまた素晴らしい発言となりますので、がんばってください。すなわち、教室によい雰囲気を充満させたいとの願望は、どなたでも持っています。ではその実現の方法はどのようなものなのでしょうか。そこを是非知りたい。面接官が一番知りたいのはそうしたところです。誰でもいえる雰囲気つくり。こうすればそれが可能となるという自分なりの方法論を語れるようになりましょう。といってもまだ4回生、時間は十分あります。大丈夫です。「教員が、いじめられている子も悪いというのは絶対ダメ」と力強くいわれたのはポイントでした。

 Cさんは、高校志望ですが、高校生ともなると「頭がよくなって(=狡賢くなって、でしょうか)」、教員のいじめ発見も難しくなるといわれます。本人からの申告もほとんどない。いじめがみえないままつづく恐れもある。どうすればいじめがあるということを表面化させるか、それは馴れ合いにならないよう注意しつつ、教員と生徒との距離を縮めるほかないと述べられました。

 Bさんはいじめている生徒へのアプローチも考えなければならないと述べられながら、いじめられている子どものつらさは想像を絶するものであり、将来にまで傷を残す可能性があることを指摘されました。これは人権問題であり、あるいは犯罪にも発展していく重大な問題であるということを自覚するべきであると発言され、Aさんのいわれたロールプレイングを取り入れて、未然防止に力を注ぐのが、一つの方法であるとされました。いじめている子どもも苦しんでいるとし、そのの心境も考え、話を時々聞いてやることも教員の指導であると指摘されました。

 AさんもBさんに同意されます。いじめている子にも傷ついているところがある、学活や道徳の時間にいじめに関する新聞記事を紹介するなどして自分たちのことを振り返らせたいとし、「生きる力」を教えていくと締めくくられました。Bさんは、これに応えつつテーマに立ち返り、多様な角度とあるからこのほか話し合うべき視点があるといわれました。Bさんは、先に出た傍観者の問題のほか、学年団としてどう取り組むか、保護者との連携をどうするか、学校組織としてどう対応するかなど、提起されました。母親でもあるEさんは、すぐさまこれに反応し、保護者への連絡は密にとること、伝える場合にあとあと尾を引くような伝え方をするのではなく、正確に伝えることを希望すると述べられます。Bさんは、このご意見を受け、コミュニケーション不足になりがちなので、保護者との連絡をしっかりすることに賛同され、また、いじめの問題は学校不祥事に発展しかねないことを述べられました。「開かれた学校」の立場からは、いじめ問題も隠蔽することは許されませんね。

 Eさんは、親として子どもたちが何を考えているかわからないときがあるとのべられ、どのように子どもに接していくべきか、いわば親への指導も視野にいれる必要があるかもしれないと述べられて、20分間が終了しました。

 Bさんが最後に述べられましたが、いじめ問題隠蔽は、ひとつには、学校不祥事としてマスコミに告発されないためでしょう。福岡のいじめ自殺問題など、隠そうとする体質が学校にはあります。組織が自己保存しようとする防衛本能です。これは警察組織ほか、どのような組織であってもそのように機能します。なぜ隠すのか、それはふたつには、指導力不足の烙印を押されないためです。学校全体としていじめ問題を解消する力もないのかと批判されるのは避けなければならないし、指導力不足教員が存在するということを隠そうとします。この連鎖は自浄作用をいかに発揮しても解決が難しい。指導力不足教員は配置転換や研修が待ってますし、管理職校長には、管理責任が問われます。だから、隠蔽体質はなくならない。校長が「学習権を侵害する行為」をした児童生徒に対して、出席停止を市町村教育委員会になかなか要請しないのと構図は同一です。自殺行為をする学校なんてありませんから。でも、こうした体質改善が一番求められています。

 このようなことも、おそらく首相直属の「教育再生会議」で話し合われるのでしょう。しかし滑稽なのは、安倍首相みずからが、耐震偽装疑惑がささやかれている人びととの関係を説明せず、隠蔽およびトカゲの尻尾切りをしていることですね。「隠蔽を以って隠蔽を制す」とは、この国の将来が危ぶまれます。

 第94回は、JRなんば近辺で開催です。イロイロなことを一緒に考えてまいりましょう。
(10/25)

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先日は第93回当サイト勉強会に多数ご参加いただきありがとうございました。当日は、2次受験報告、教育学講義、大阪府過去問解答解説、集団討論と、もりだくさんになりました。

 2次受験報告は、まだ結果が出ていないのですけれど、大阪府の2次に進んだ大学4回生の方に報告お願いしました。Tさんは、当勉強会に2回生の終わりくらいから継続的にご参加いただいていた方です。彼女の努力は勉強会のメンバーから認められているところです。ワタクシも、その努力に応え、なにがしかのことを支援してまいりました。Tさんは、この勉強会に初参加した思い出から、2次に進むまでのことをコンパクトに語ってくださいました。

 そこでは、彼女なりの「勉強の方法」を披露してくださいました。教員採用試験の勉強の方法は、たとえば大学受験のように決まったものがなく、受験生も手探り状態だと思われます。Tさんは、一般教養の攻略法として、高校入試の問題集をかなり解いたということ、中学校の各教科教科書を活用すべきであることを強調されました。幅広い分野を効率よく学習するためにはよい方法でしょう。

 そして、教育時事や一般時事対策として、『新聞ダイジェスト』を活用したとのことです。各新聞社から教育記事を抽出し合本したものが販売されています。こういうふうなものです。

 それから、模試をペースメーカーにしていたとのこと。月に1回は模試を受けたそうです。模試受験はペーパー試験対策としては必須ですね。

 人物重視対策は、当勉強会にほぼ2年間全出席され、ここに集まる仲間から多様な刺激を受けながら、まとめノートを作られました。とにかく面接・討論ともに場数を踏んだので、1次、2次の試験当日も、いつもどおりの自分を出せたとおっしゃったのが印象に残りました。やはり「慣れが必要」ということでしょう。

 Tさん、どうもありがとうございました。また、当勉強会に参加する後輩たちにアドヴァイスお願いいたしますね。

 次にワタクシの方から講義をいたしました。今期はじめての講義でした。1時間あまり、みなさんからのご意見をいただきながら、一方的な「講義」ではなく、双方向のスタイルをとっています。今回は、教育における「理想主義」と「現実主義」について講義しようとして、その前提の現代的教育問題を解説しすぎてしまいました。レジュメを4枚用意してきましたけれども、第1段落だけで終了(笑)。しかし、密度濃くイロイロな教育時事に触れながらでしたので、少しはお聞きいただいた参加者の勉強になったのではないかと思っています。今後も勉強会にご参加されるとき、このレジュメ(というよりワタクシの文章そのもの)を持参してくださいね。

 講義の後は、大阪府の過去問の解説です。今回は体力に関する問題でした。ここでも、みなさまから多様なご意見をいただきました。昭和60年談義は面白かったです。答申資料も充実させ、問題に対応したところを重点的に再確認しました。「3つの間」など、キーワード整理もやりました。このキーワード整理は、今後もつづけてまいります。

 最後に、集団討論を実践していただきました。テーマは先日この「旁午」に書いたとおりです。その再現は、例によって、次回更新時にいたします。

 それから、非常に申し訳ないことです。勉強会で、なんのはずみでか、「学問の自由」の条文について、15条だといってしまいました。謹んで訂正いたします。「学問の自由は、これを保障する」、これは、日本国憲法第3章第23条です。数字の間違いではありますが、申し訳ないことです。憲法の話がでたところで、追加して書きますが、教採出題に関連し、是非とも勉強しておかないといけないところ、出題可能性が高いのは、前文、第11〜15条、第26条です。

 「1次であかんかったひと」も、さあ、そろそろ勉強をはじめましょう!
(10/24)

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友人に不幸があったので落ち込んでます。勉強会が終了し、深夜にかけつけました。さっき午前3時に帰ってきました。いろんなことを考えています。眠れそうにありません。

 「おれ、きょうは用事あっていかれへんから、おまえ、代わりにいってくれ」というようなことをいわなかったらよかった。ものすごく悔いが残って、やりきれない気持ちなんです。覆水のようになってしまったものは、盆には返らないけれど、「せめて」と思い、残されたものをサルベージしてきた別の仲間たちに感謝しつつ、その残されたものを目の当たりにして、動揺していた午前3時でした。

 すまん。
(10/23)

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昨日は、日教組香川主催・香川県教員採用試験対策学習会に多数ご参加いただきありがとうございました。

 3時間の学習時間、および、今後のこのセミナーの進行についての協議をいたしました。最初の3時間では、不十分ではありましたが、ワタクシが作成した30数枚のレジュメを基とし、そこに2次受験経験者からその様子を報告すること(Aさん、Yさんありがとう!)も含めて、香川県1次の傾向と対策についてお話しました。レジュメ30数枚は、今夏実施の問題の詳細な解答解説集となっています。ご自宅でひとりでも学習できるように構成しておりますので、どうぞじっくりと取り組んでみてください。

 また、協議の時間におきましては、今後の方針として、まだ確定ではありませんけれども、月2回学習会を開き、継続的に1次対策と2次対策を螺旋的に実施していこうということになりました。来年夏の採用試験に向けて、是非、こちらのサイトをご覧の方で香川を受験しようとお考えの方はご連絡ください。ワタクシの方に直接メールいただいても結構ですし、こちらのサイト経由でご連絡いただいても構いません。参加資格は、なにがなんでも教員になりたい!という強い意志をお持ちの方であれば、どなたにも扉を開いております。日教組香川主催ですので、参加費は1回に付き1000円です。また、組合員なら無料となります(使用レジュメのサンプル【昨年のものです】はこちらです)。

 今後は、「香川合格者の声」なども紹介したご案内のペーパーを、各香川公立学校経由でも配布する予定です。興味のある方は、是非、お問い合わせくださいね。

 昨日は日教組香川の先生方、お世話になりました。いつもながら、S先生には学習会のセッティングをしていただき、受講生もありがたく思っていることでしょう。もちろんワタクシも、頭が上がりません。また、今回、お忙しい中、講義をもお聞きくださったF先生、ご参加大変ありがとうございました。次回またお会いし、現場のお話をお聞きすること、楽しみにしております。

 本日は、大阪で勉強会を開催いたします。集団討論のテーマは、やはりこれですよね、「私たち教員は、いじめとどのように向き合っていくべきでしょうか。多様な角度から議論してください」。ご参加のみなさま、よろしくお願いいたします。今回は、大阪府2次受験報告をTさんに少し語っていただきます。お楽しみに。
(10/22)

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本日は、香川県高松市におきまして、香川県教員採用試験対策学習会を開催いたします。ご参加のみなさま、よろしくおねがいいたします。

 場所:香川県自治労会館3階会議室(高松市浜ノ町町60−77:JR高松駅徒歩10分)

 時間:13:00〜17:00

 となります。当日参加も歓迎です。参加費は1000円です。

 今回は、来年度に向けて、今年夏実施された採用試験問題を詳細に分析し、勉強方法についての助言を含め、対策を考えてまいります。また、日教組香川主宰の、この教員採用試験セミナーについての意見交流をも行ないます。

 主催の日教組香川の先生方、よろしくお願いいたします。レジュメの手配、お手数おかけします。ありがとうございます。

 また、あす22日は、第93回当サイト主催勉強会を開催いたします。こちらも、ご参加のみなさま、よろしくお願いします。当日は、2次受験報告、教育原理講義、大阪府過去問解答解説、集団討論となります。今回の勉強会より、ワタクシの講義も開始します。つたないものですが、なにがしかのお役に立つことを期待し、また、参加のみなさまからのご批判、ご叱正をお願いいたします。討論テーマは、あす、この「旁午」で公表することにいたします。
(10/21)

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