日々旁午

2013


■10月10日――。この日は、ワタクシにとって、思い出の日であり、大切な日です。2001年のこの日から、当サイトはスタートしたからです。
 思えばそれから丸12年、感慨深い気持ちです。闘いの日々あり、平穏の日々あり、受かって涙した受講生を送り出し、厳しい結果に落胆した受講生を励ましてきた12年間です。いろいろなことがあって、書きつくせない、つらく楽しい日々の連続でした。
 最初の頃に合格した受講生は、もう押しも押されぬ中核的存在として学校を切り盛りしているでしょう。多少でも、ワタクシの息がかかった教員が、スクラムの中心にいるのはとてもうれしい。その一方で、連絡はいただいていませんが、教職からはなれ、第2の道を歩いている方もいらっしゃるでしょう。いずれにせよ、出会って一緒に学んだ方々の今後のご多幸を祈念しています。
 中でも、このささやかな勉強会から教員になり、その後も「浩の教室」を愛してくださり、お力を貸して下さっている先生方には感謝の言葉もありません。学校の職務だけでもたいへんですし、私的生活においても幸せを求めて生きなければならない中、あるいは当サイト主宰勉強会の運営に協力してくださり、合格体験報告や自己売り込みのツボの報告者として参加くださるなど、一緒に勉強し、苦労してきてよかったなと思っています。
 光陰矢のごとく過ぎる日常、こちらにお顔を見せられなくとも、赴任先で当サイト主宰勉強会を後輩たちに推してくださることは、それだけ信頼が貫徹しているのだなと実感しています。手を抜くことなく、みなさんを厳しく時には無茶苦茶にいいましたけれども、うれしい気持ちでイッパイです。
 このサイトを媒介に、日本教職員組合の先生方とも拝顔することができました。先生方には、たいへんお世話になっています。広島県教職員組合の先生方、日教組香川の先生方、いつもワタクシなどを支えてくださり、毎年講義依頼いただき、感謝しています。日教組香川では、ワタクシと一緒に勉強した当時の受講生が、いまでは正教員、日教組香川で中心的に、精力的に活躍されています。喜ばしいかぎりです。
 いま、教育現場は新たに厳しい場面に直面しています。といいますか、いつでも現場は課題に満ちていますね。口はばったいながら、私が育てたみなさんが、それぞれの与えられた場所で、多様な課題にがっぷりよっつになって、自分のなすべきことに尽力してくださることを願っています。そして、ちょっぴりこのサイトのことを思い出してくだされば幸せです。
 先生方の下へ、いま一緒に勉強している教員になりたくてたまらない受講生を合格させ届けることに精進します。ふとしたはずみで、このサイトのことが話題になり、「そうかいな、浩の教室で勉強してたんかいな。オレもそうやねん」との会話が、あちこちで発生することを目標といたします。
 当サイトおよび当サイト主宰勉強会は、さすがに丸12年も経過していることから、あるいは制度疲労、内容の減退があるかもしれません。今後も気を引き締めて運営にあたっていこうと決意しています。
 これからも、教員採用試験対策サイト「浩の教室」をよろしくお願い申し上げます。
Oct.10,2013
■2014年夏の受験をめざす第11期・勉強会の受付を開始しています。みなさま、一緒に勉強しましょう。よろしくお願いします。ちなみに、年間およそ80回ほど開催される当サイト主催勉強会ですが、その内容をお伝えします。
 ★年間通じて、開催すれば必ず人物重視系科目を実施し、みなさんの主体的な参加意識を高めます。
 ★9月は、合格者の方が勉強の方法を伝授してくださいます。1年間の「闘い方」を伝えるほか、合格者が作成されたノートなどをご覧になれるでしょう。
 ★10月〜12月までは、大阪府、奈良県、和歌山県などの1次試験の教職教養出題を分析し、課題を掘り起こします。開催ごとに試験問題を分析したペーパーを配布します。
 ★1月〜3月には、上記を補填しつつ、集団面接も実施します。この時期、プログラムは、1次対策としての集団面接になります。
 ★1月〜5月にかけて、抜き打ち的に教職教養の質問を浴びせます。
 ★10月〜3月末まで、「自己売り込みのツボ」を実施します。これは、参加者の前で「自己を3分間で語る」コーナーです。
 ★4月以降、水曜日も勉強会を開催します。これを「水曜会」と呼んでいます。学生の方や土日参加が難しい方などのために開催しています。週末開催とほぼ同じプログラム構成となります。
 ★6月には予想問題を用意し、少なくとも1次試験の教職教養部分は8割獲得を実現します。
 ★4月以降は、個人面接にも力を入れます。4月以降は、集団討論、集団面接、個人面接といったプログラムになり、かなり実践的になります。
 ★1次試験終了後は、集団討論と個人面接、模擬授業に特化します。とりわけ、個人面接と模擬授業に力を入れます。1次向けの対策と違い、2次向けの対策として、パーソナルなところに焦点をあて、質問していく方法をとります。
 ★1次の前、2次の前には、面接個票、エントリーシート、こうした提出資料の完成を、勉強会と同時並行で実施しています。メールでやりとりしたり、勉強会終了後の珈琲会で対応します。
 ★秋、霜月後半には、合格を祝う会、来年のチャレンジャー交えて、「祝挑会」を開催します。もう8年開催している当サイト勉強会ですが、勉強会卒業の、先輩の現職の先生からエールをいただけます。
 ★こうした年間のプログラム、参加費は、1回1000円〜1200円とコピー代のみ(6月以降は1回参加あたり2000円となります)。予備校と違うのは、スクラムを組んで、全員合格をめざすこと。1次免除者も、早い時期から体制を整えておかないと、直前になってウロウロしてしまいます。どうぞご参加を。
 競争と友情と愛情と、絆を大切に長期ロードを闘います。予備校の面接対策に1日2万払うなら、ワタクシのところに通った方がいいと、岐阜や愛知から毎週来られた方もいます。1度参加して、継続できると思えばそれでよし、たいしたことないと思えば、止めるがよし。前金で数万円も数十万円もいりません。ただ、座席の予約が必要です(先に振込み申し受けます)。1回開催あたり20席くらいしかありませんので。月に4回きても4000円(6月以降は2000円となります)。年齢層は、大学3回生の方から、2人のお子さんのお母さままで、40歳代の方も参加されています。「来るもの拒まず、去るものちょっと追う」のスタンスで運営しています。
Oct.7,2013
■10月5日は、当サイト主宰今期第3回目の勉強会を開催いたしました。ご参加のみなさま、オツカレさまでした。ありがとうございました。
 5日の勉強会の内容は、第10期参加者による模擬授業の実践とその検討、大阪府過去問の解答解説、自己売り込みのツボの簡単な説明、集団面接、の4本立てとなりました。
 まずは、模擬授業の検討です。こちらは個人情報になりますので、詳細には書けません。Iさん、オツカレさまでした。Iさんは公立とともに私立も狙っていらっしゃって、その対策のためにご参加されました。10分ほどかけて実践していただきました。外形的なところでの指摘を求められていましたので、模擬授業中の挙動や説明のスピードなどについてコメントいたしました。もちろん内容についても、質疑応答的にお話が参加者の間でありました。指導案も板書計画も、一定の水準にあると評価しました。
 つづいて、大阪府の過去問の検討に移りました。今回検討したのは、人権教育の問題です。90分くらいワタクシの方からお話させていただいたでしょうか、時に早口になり申し訳なかったかと思われます。人権教育については、ワタクシは大学で講義担当していることもあり、問題の外に存在する人権に関する課題について講義調でお話させていただきました。封建時代から近代社会への歴史的変化に伴って、差別撤廃運動が起こったがしかし、封建的な残滓として身分階層構造が誤った形で継続されたこと、戦後においてオールロマンス事件を契機に全国的に差別撤廃の運動が巻き起こり、それが同和対策審議会を政府に設置させるに至ったこと、それが時限措置として継続していき、小泉政権の「もう同和問題の課題は解決した」といったことに対する批判的見解と、心理的差別としてはかなりに差別的な言説がネットを通じてまだまだ存在すること、らい病についての和解情況というように、歴史を追いつつどのように差別撤廃運動から人権擁護への過程が進んでいったのか、お話させていただきました。退屈しないように、イロイロなエピソードを交えさせていただきました。
 これを基本的知識として、問題に引用された「人権教育・啓発に関する基本計画」の中でも、人権課題について集中的に解説し、問題に取り上げられているところの女性、子ども、障「害」者、同和問題、外国人について、順に解説いたしました。結局、障「害」者の自立と社会参加が正しく、どこがどうちがうのか、資料のページ数を確定させながら解説いたしました。
 多少、年代において不案内なところがあったことが反省事項です。また、確認を促しましたように、いわゆる「児童虐待防止法」については、調べておいていただきたく、虐待の4つの種類をちゃんといえるようにしてほしいです。このほかにも、問題から導き出される多様な「問題」、男女共同参画社会、男女雇用機会均等法、上に挙げた、児童虐待防止法の改訂変遷、特別支援教育と関連する問題、福祉施設の課題、外国人に対する差別、ひいては文化の違いを乗り越える国際化の問題と異文化に対する寛容な態度などなど、イロイロいい過ぎたかもしれませんが、すべて重要な、そしてつながりの深い課題であると考えています。
 過去問の検討の次に、自己売り込みのツボの簡単な説明をいたしました。こちらはすでに紹介済みではありました。今回も、模擬授業の検討があった関係で、先輩たちのツボをじっくり読むということができませんでした。来週に持越しです。
 最後に集団面接の練習をいたしました。こちらは、さすがに様子見の方が多く、まあ、初回ということもあり、3人で行っていただきました。基本的な質問事項ばかりです。しかし、久しぶりに実践されたと思われますので、自分自身の感覚では、あれれと思ったり、あかんなと思ったりした応答があったと思われます。いささ厳しい指摘になったところもありました。Yさん、Nさん、Nさん、オツカレさまでした。まだまだ時間はあります。がんばっていきましょう。
Oct.6,2013

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