日々旁午

2015


■昨日土曜日は当サイト主宰勉強会を開催いたしました。第3回となります。当日は、大阪圏過去問解答解説(2番、3番)、「自己売り込みのツボ」報告(2名)、プレ個人面接(4名)となりました。
 大阪圏過去問解答解説では、学校教育法のなかに、地方教育行政法の条文が1つ混じっているのを選択させる問題を題材に、教育委員会のことについて多少の説明をいたしました。この手の問題は、大阪圏に独特で、他府県ではあまり出される形態ではありません。また、問題の意図もあまりよくわからず、いい問題であるとはワタクシは思っていません。
 それに対し、次の学習指導要領総則に基づいた出題は、定番的ながら必要な出題でしょう。当日は、学習指導要領とは何か、からはじめました。結構、面接官に「学習指導要領とはなんですか」と質問されて、正確にあるいはユニークに応答するのは難しいかもしれません。「学習指導要領は、教育内容をどのようなものにするか、それを教育課程の各領域に則して大綱的に国が示したもの」と定番的な定義はありますが、ワタクシなりの理解をお話しました。基本的には、「簡単な学習指導要領解説」を参照していただければいいかと思います。
 問題では、「指導計画作成に当たっての配慮事項」から4項目選んでそれらをそのままあるいは誤りの選択肢に仕立てて示し、○×形式で正答選択させます。学習指導要領を読み込んでなければ一見できなさそうですが、選択肢の文面にあらわれている限定表現に無理があると察知すれば、すぐに正答は得られます。
 なお、この問題と絡めて、『生徒指導提要』の教育相談について確認するよう指示しました。
 また、参考書類についてですが、某T予備校の参考書は買うだけ無駄です。買うなら、時事通信社の「全国過去問」などのシリーズを推薦します。K出版のものも、誤字脱字が多すぎて使い物にならないでしょう。
 勉強会の最後には、プレ個人面接練習として、4名の方に挑戦していただきました。久しぶりの実践練習であったので、とまどう方もいらっしゃったようです。志望動機と人生でいちばん感動したことの2問だけでした。しかし、これまでの集団面接とちがい、一人ひとり、応答に対して掘り下げまた質問を追加する形式で実施しました。まだ、この時期ですから、こうした感じでやっていけばいいでしょう。しかし、もう少し時間を宛ててやりたいと思っています。
Oct.25,2015

■10月10日は、以前にこちらに書きましたように、当サイトの誕生日でした。また、当日は第13期第2回の勉強会の開催日でもありました。10日の模様をお伝えします。
 ほぼ満席の勉強会でした。まだ2回目で勉強会の簡単な説明をしつつ、まずは、お忙しい中、受講生のために合格体験報告のためにご参加くださった養護教諭のI先生のお話を聞くことからはじめました。2次試験をクリアする難しさについて語っていただきましたし、講師をしながらの受験でしたので、そのあたりの年間の生活をも交えてお話してくださいました。
 つづいて、「自己売り込みのツボ」の説明と作成の仕方、先輩の文面の紹介などに移りました。この「自己売り込みのツボ」は、今年度はさらにその重要性を増すでしょう。なぜなら、大阪府では、1次試験に個人面接が導入されることになったからです。ワタクシからは、この個人面接の導入に関連し、受験期日についての推察をまず提示しました。
 2016年夏実施の1次試験では、マークシートに基準点がはっきり導入されるようです(12月にチャレンジテストもありますしその合格者人数も勘案しなければなりません)。そうしたことから、7月の第1週にマークシート試験を実施しなければ、基準点算出作業や合否通知ができなくなります。基準点を超えた合格者のみ、個人面接を受けることになります。その倍率が3倍であったとしても、4000人にはなるでしょう。
 こうした数値から逆算すると、7月の第2週〜第4週にかけて個人面接をしなければ、8月上旬に1次の合否を通達できないのではないでしょうか。そうであれば、マークシート試験は、7月第1週に実施するほかありません。これは、昨年度まで第4週に実施していたことに比べて、かなり時間的猶予がなくなることを意味します。とりわけ6月期に教育実習を受ける大学4回生にあっては、ほとんど勉強する時間なく、受験することになります。そのためのチャレンジテストだよ!というような声が聞こえてくるかもしれませんが、それも変な話です。
 と、こうした話をしつつ、合格された「自己売り込みのツボ」の紹介をしました。「自己売り込みのツボ」とは、たんに自己紹介をするというのではなく、面接官に対して、「こういうことをやってきた、こういうことができる」という自分なりの武器や実績を訴えて、採用を勝ち取ろうとするための主張を文面にしたものです。もう、10年以上継続している当勉強会ですから、合格した先輩たちの文面が300も、400もあります。それらをまず紹介したわけです。
 文面は3分間で語るものですので、おおよそ800字程度になります。これだけの分量を本試験で語ることはまずありません。しかし、参加者には、この分量を要求しています。というのは、この文面を作成することが、後の個人面接対策やエントリーシートの作成にたいへん役に立つからです。
 先輩の文面の紹介後、具体的な作成の仕方について説明しました。こちらにそれを紹介することはできませんが、なによりも自分をみつめ直し、具体的に書くこと、に尽きるでしょう。
 このあと、大阪圏の過去問の解答解説に移りました。問題番号1番の教育法規についてです。教育基本法からの出題でした。これかなり掘り下げて解説いたしました。今回、政治的教養についてのところが穴埋記号選択になっていました。そこで「公民」の意味など、他のいい方と比較しつつ、詳しく述べたつもりです。
 さて、こういうように、卒業生現職の報告、「自己売り込みのツボ」説明、大阪圏過去問解答解説と、3本柱で10日の勉強会は終了いたしました。今後、現職の先生からの報告はありませんので、秋冬は大阪圏過去問の「詳細な」解答解説と、「自己売り込みのツボ」の報告(1開催あたり2名程度)、そして最後にプレ個人面接練習の3本立てで勉強会を構成してまいります。
Oct.24,2015

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