日々旁午

2008



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 (再掲)年間およそ60回ほど開催される当サイト主催勉強会ですが、その内容をお伝えします。
 ★年間通じて、開催すれば必ず集団討論を実施し、みなさんの主体的な参加意識を高めます。
 ★10月〜2月くらいまでは、ワタクシが大学の教育原理で講義しているものに味付けをし、教採に対応した教職教養の講義をいたします。
 ★10月は、合格者の方が勉強の方法を伝授してくださいます。1年間の「闘い方」を伝えるほか、合格者が作成されたノートなどをご覧になれるでしょう。
 ★10月〜12月までは、講義と並行して、大阪府ほかの1次試験の教職教養出題を分析し、課題を掘り起こします。開催ごとに試験問題を分析したペーパーを配布します。
 ★1月〜3月には、上記を補填しつつ、集団面接も実施します。この時期、プログラムは、1次対策としての集団面接と集団討論になります。
 ★1月〜5月にかけて、抜き打ち的に教職教養の質問を浴びせます。
 ★1月〜1次直前まで、「自己売り込みのツボ」を実施します。これは、参加者の前で「自己を3分間で語る」コーナーです。
 ★4月以降、水曜日も勉強会を開催します。これを「水曜会」と呼んでいます。学生の方や土日参加が難しい方などのために開催しています。週末開催とほぼ同じプログラム構成となります。
 ★4月以降、土曜とともに日曜も開催します。
 ★6月には予想問題を用意し、少なくとも大阪府の試験の教職教養部分は9割獲得を実現します。
 ★来年は出題されるかどうか分かりませんが、大阪御当地問題のプリントを手分けして調べて作成し、対策を立てます。昨年までの資料も配布します。現在までに蓄積されたものは、A4版で80枚くらいあります。
 ★4月以降は、個人面接にも力を入れます。4月以降は、集団討論、集団面接、個人面接といったプログラムになり、かなり実践的になります。
 ★1次試験終了後は、集団討論と個人面接に特化します。とりわけ、個人面接に力を入れます。1次向けの対策と違い、2次向けの対策として、パーソナルなところに焦点をあて、質問していく方法をとります。
 ★1次の前、2次の前には、面接個票、エントリーシート、こうした提出資料の完成を、勉強会と同時並行で実施しています。メールでやりとりしたり、勉強会終了後の珈琲会で対応します。2次のエントリーシートをみたことがない方、この案内を読んだらメールください。すぐ添付して差し上げます。いっしょに作成してまいりましょう。
 ★秋、霜月後半には、合格を祝う会、来年のチャレンジャー交えて、「祝挑会」を開催します。もう6年開催している当サイト勉強会ですが、勉強会卒業の、先輩の現職の先生からエールをいただけます。
 ■こうした年間のプログラム、参加費は、1回1000円とコピー代のみ。予備校と違うのは、スクラムを組んで、全員合格をめざすこと。今期は1次7割5分の「通過」。2次は、今期、難しかったです。うーん、全参加者の7割をきるくらいになりました。これを100%にするのがワタクシの野望。今年度は小学校志望者は80パーセントくらい1次通過したのですが、中高志望者はいささか涙をのみました。中高は毎年むつかしいです。1次免除者も、早い時期から体制を整えておかないと、直前になってウロウロしてしまいます。どうぞご参加を。
 競争と友情と愛情と、絆を大切に長期ロードを闘います。予備校の面接対策に1日2万払うなら、ワタクシのところに通った方がいいと、岐阜や愛知から毎週来られた方もいます。1度参加して、継続できると思えばそれでよし、たいしたことないと思えば、止めるがよし。前金で数万円も数十万円もいりません。ただ、座席の予約が必要です。1回開催あたり20席くらいしかありませんので。月に4回きても4000円。年齢層は、大学3回生の方から、2人のお子さんのお母さままで、40歳代の方も参加されています。「来るもの拒まず、去るものちょっと追う」のスタンスで運営しています。
 11月期の珈琲会だけでもご参加どうぞ。17時以降です。とうぜん、無料。予約必要なし。ただ、ご自身の飲まれる珈琲代は負担してね。メール待ってます。

当サイト勉強会で使用している問題集や参考書ほかを、大阪駅前第2ビル地下2階で、いつでも購入することができるようになりました。地下2階のレンタルボックス・キャビン(06-6344-0509:営業時間/平日11:00〜19:30/土日祝11:00〜18:00)というお店に陳列しています。下の写真、ロボットが目印です。問題集のほか、しょうもない小物も置いていますのでご覧ください。

現在、「シート式C」、「シート式D」、「平成19年夏実施大阪府過去問解答解説集(教職教養部分のみです)」、「平成18年夏実施大阪府過去問解答解説集(教職教養部分のみです)」、などを陳列しています。

レンタルボックス・キャビン店内に連絡掲示板が設置されています。連絡掲示板にご要望を記入いただければ対応しますので、必要な資料あるいは問題集について簡単にコメントくださいませ。コメントがあれば、おきたいと思っています。そのほかは、こちらのページ(日程の下に資料の一覧表があります)、および、こちらのページを、どうぞご覧ください。よろしくお願いします。

各種資料ほかをご購入いただいた方々、ありがとうございました。お礼申し上げます。

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本日は当サイト主宰勉強会および祝挑会を開催いたします。ご参加のみなさま、よろしくお願いします。勉強会の方は、お申込多数でありがたいかぎりです。優先登録者も定員に達しました。こちらの登録制度にお申込いただいた方々、ありがとうございました。
 登録制度にお申込いただきますと年間安定して勉強会に参加できるわけですが、それにしたがい、1月期はちょっと他の方々の参加が大変難しくなってしまったことをお詫びしなければなりません。1月から参加しようとお考えいただいていた方には誠に申し訳ないことですが、もうほとんど参加不可能です。3、4席しかないのです。キャンセルを待っていただくほかないというのが実情です。
 小さな教室で実施している関係上、人数的には20人〜30人くらいが限界で、その限界を超えてしまいますと、どうしても緊張感がなくなってしまいます。たとえば教採の勉強で、100人以上の人数でやったとしても、後ろの方がうるさかったり、携帯電話をいじっていたりと、「お前、やる気あるんか」といった方々もでてきます。そういう方には参加していただきたくないので、どうしても小さな教室でしかできないわけなのです。それゆえに、せっかくやる気あり意識の高い受験生の方のご参加をお断りするのは極めて申し訳ないのですけれども、ご理解賜るほかありません。また、参加費が予備校や出版社系の開催のものと比べても破格であるので、これまた殺到する要因になっているようです。
 なお、2月期からは、できうるかぎり土日両方とも開催して、お断りせざるを得なかった方々のご参加ができるように努めてまいります。ワタクシといたしましても精一杯の活動をしておりますので、是非、心情を察していただきたく、ここに記すわけでございます。大学で講義するほか、各種の〆切を抱え、さらには中国・四国に出張している関係上、背骨が折れるかといった経験もしておるわけでございます。運営している勉強会も、計画・立案・遂行すべて一人でやっております。一週間でまったく寝ない日が必ず1日ある現実です。
 春からは、水曜日にも勉強会を開催します。昨年度と同様であるとすれば、4月以降、水曜開催だけで2次終了まで20回開催予定です。こちらのご参加も毎年すぐに一杯になってしまいますが、みなさまからのご希望にそえるよう、尽力する次第です。
 さて、昨年の合格者、現職の先生方、今年のチャレンジャーが一同に集まる祝挑会を本日夜開催いたします。昨年と同じくらいの40名のご参加となりました。日程が合わず、ご参加いただけない方、申し訳ありません。また是非、来年の開催時によろしくお願いします。
 イロイロと考えるところがございます。ビルでも借りて運営しようとか。しかしそうなると、参加費1000円+αというようなわけにはまいりません。教採関係予備校は多数ありますが、数十万円はくだらないでしょう。そんなお金をかける必要はまったくないとワタクシなどは考えるのですけど、たとえば大阪市内でビルを独立して借りるとすれば、それ相応の金額はかかります。みなさんの中に、大阪で下宿経験をお持ちの方であれば、よくわかっていただけると存じます。それがビルともなると保証金数百万、これをどうするべきか、というわけです。
 まあ、そうした中で、なんとか教採受験生の支援をしたいとのボランティア的意欲から運営しています。なにとぞ、ご理解くださいませ。
 浩の教室 管理人 拝
(11/29)

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そうしたわけで、おそらく討論参加者は、共通認識として、学習指導面における自尊感情の育成の議論が落ち着けば、次に他の面、すなわち特別活動ほか生徒指導面における自尊感情の育成に向けた取組について議論を推移させようと考えていたと推察されます。まあしかし、それは「推察」に過ぎません。しかし、最初の発言者のAさんが、「まずは学習指導の面で」と限定的発言をされていたところから、どういう方針で集団討論をすすめていこうかということが暗示されていたわけでありまして、これを忘れず指摘し、次にすすめていくのが、ウマイ転回であるといえるでしょう。
 はからずもCさんが教科教育面以外の面における自尊感情の育成の方向に舵を切ったわけであり、Dさんがこれに反応されました。Dさんは、特別支援におけるバースディーカード作成について報告されました。誕生日を迎えた児童生徒のいいところをカードに書き添え、友達から認められているということの自覚を持たせることは、自尊感情の向上につながります。友人からのいわば評価は、自尊感情を持たせる契機になります。Fさんは、生徒会活動についての出来事を披露されました。どのような指導をしたのかといえば、Fさんによれば、生徒会長に立候補するにあたって背中を押してやった経験でした。ズバリ君ならできると応援することによって、児童生徒がやる気を出し、そして自尊心も持つことができます。また、Aさんは、小学校における「みんな遊び」を推奨し、どのような遊びであれうまい子どもをほめる指導を展開するといわれます。ボール遊びであれば、なかなかボールに触れられない子どもにも持たせてアピールさせるなどの、にくい指導も組み込むそうです。Eさんは放送部のことを語られました。たしかにアナウンサーのようにうまく話せる児童生徒とそうでない児童生徒がいるわけですが、できるだけほめることが自尊感情の育成につながるとの立場から指導をしてきたと述べられました。
 Dさんは、上のような具体例を聞かれて、自尊感情は他者から認められることによって深まるとし、それがアイデンティティの確立につながるとお考えです。ここに新たな視角として家庭の問題を添加されました。それは、自尊感情を学校において教員の指導で深める一方、やはりその向上の前提には保護者からの愛情が欠かせないとのご意見です。家庭は千差万別で、保護者から愛されていない子どももいます、だから、保護者も子どもを認めるよう家庭教育上の指導が必要であると喝破されました。保護者との対話において、お仕事はいかがですかとの挨拶につづけてお子さんとのかかわりが薄くないですかとそれとなくいって、親子の対話を増やす努力をされているそうです。Eさんは、自尊感情の保てない児童生徒には、「どうせできない」というケースが多いことを指摘し、これもあるいは家庭の問題が絡んでいるとお考えです。Eさんは、暴力を保護者から振るわれることが自尊感情の形成を歪め、また、片方の親がいない場合の問題を指摘し、そうした子どもの自尊感情を少しでも高めるために学校でちょっとでもほめる努力をするべきだと主張されました。家庭へのアドヴァイスでは、Aさんは朝ご飯だけでも一緒にとるように懇談会で話したそうです。親子のコミュニケーションの欠如を問題にされています。親子の会話によって、子どもの自尊感情は高まりますからね。
 Bさんは、家庭との連携協力を推進し、家庭における指導の手助けを教員としてやっていきたいと力強く述べられ、そうした方面におけるカウンセリングマインドを養うことが教員に期待されていると発言されました。Cさんも家庭との連携について、保護者に対して「○○さんは、こんなことができましたよ」というように伝えコミュニケーションの種を提供すると同時に自尊感情の育成に努めると述べられました。Fさんが、「宿題できたよー」という児童生徒に対して、保護者が「あ、そう」とにべなく答えるのではなく、もっと愛情表現豊かに応答することが、いちいち保護者においては大変なことかもしれないが大切だと伝えたいといわれます。また、教室内において、「頼られている」との感覚を児童生徒が認識することこそ、自尊感情を形成するのに大切なポイントであると述べられました。Fさんは具体的に教科の教えあいにおいてこうした「頼られている」感覚を持てるよう指導するのがいいと主張されました。
 Bさんは、家庭との連携に少し戻り、懇談会のほか、日々のがんばったことを学級通信を媒介に保護者に知らせるのもいい手段であると述べられ、児童生徒と保護者とを一体化した「指導」の展開を提示されました。つづいてDさんから、連絡帳、個人ファイルについてのご意見が登場し、生活面、学習面の両面におけるいいところを記載するとのご意見がありました。そして最後にAさんから、いいところポストのお話がありました。学級であったよかったことを書いてポストにいれるという実践です。発表でがんばったなあというような個々人に対するほめる言葉が、そこではあるわけですね。
 さて、いかがだったでしょうか。討論終了後、勉強会においては傍聴のみなさんからも必ず発言いただいています。まあ、討論の反省会を全員でするわけです。そこでは、私ならこういうことを述べる的なご意見もありますし、こういう意見が出てこなかったとの指摘もあります。
 今回は、ひとつはクラス作りの話題があってもよかったのではないかとのご意見がありました。クラスという集団の中での自尊感情を学校では形成していくのですから、いいクラス、楽しいクラスができることが自尊感情育成の前提となるのは当然でしょう。クラス作りに言及がなかったのは、たしかに残念でした。次に、一人一役について。これは責任感の自覚に関連してよく登場するご意見ですけど、自分に課された課題をやり遂げることがクラスの全員に認められたときに自尊感情が向上するということにおいて、発言されるべきです。それから、最後に、いじめの問題や不登校の問題も、マイナスの話題とならないように自尊感情の問題と絡めて議論することは可能ではないかとのご意見もありました。
 さて、今週の土曜日もがんばりましょう。もう、11月も終わりですね。早いものです。テーマは、「授業中に教室を飛び出してしまう子どもがいる。あなた方はどのように対応するか、議論してください」としましょうか。こちらは大阪府ではなく、愛知県の出題です。
 そろそろ、「自己売り込みのツボ」も開始しなければなりませんね。これがひとつの山場です。3分間で面接官に自分を売り込むわけです。あなたならなにを売り込みますか。なお、この「ツボ」は、決して「自己紹介」ではありません。それは教採ではあまり効果的ではありません。「わたしは○○ができる。こんなことをやってきた」ということをまさに「売り込む」わけです。
 勉強会を卒業した先輩の残していってくださった「自己売り込みのツボ」の原稿が100枚以上あります。どういうように先輩たちが闘ったのかを参考にしつつ、自分なりのものを仕上げていってくださいね。また、ご案内します。
(11/28)

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ここでようやくFさんが発言。ほめるポイントについて、理科志望の立場から、ガスバーナーへの着火に関し語られました。具体的にマッチの使い方について触れられたのですけど、これは別の角度から後で話題になりました。それはすなわち、どういうことかというと、いまの児童生徒はマッチって使わないんですね、ということです。いまの児童生徒はマッチではなくチャッカマンなら知っているそうです。たばこを吸うのはいけませんが、マッチを擦ったことないというのも、ある意味では問題ですね。時代のせいでしょうか。そうしたいまの児童生徒だからこそ、マッチが擦れただけでほめるポイントとなるのですね。うーん、びっくりです。Eさんからの具体例は、リコーダーについてでした。演奏する場合に小節を完全にこなせばOKというように。こうした指導手法もスモールステップですね。
 ここでCさんから最初の発言がありました。Cさん曰く、特別支援学校で指導していたとき、その「課外活動」で「おわかれ会」を実施したと。正式にいえば、「おわかれ会」は卒業式に関連する行事ですから、特別活動の学校行事の儀式的行事になるのでしょうけれども、それはそれとしまして、そこでどんなことがあったのか。下級生からもイロイロいわれている知的障害のある5年生に自信を持たそうと、他の先生方の反対にもかかわらず、Cさんは「おわかれ会」の司会をその児童に任せたそうです。その児童は無事に司会をやりとげ、自信を得た顔になっていました。Cさんは、児童生徒を信頼し、少しむつかしい課題を与えそれをクリアすることが自尊感情の育成にあっては有効であるということを述べられたわけです。
 しかもCさんは、これまでの学習指導の課題達成から自尊感情の育成を議論していた流れから、ここでは特別活動であったわけですが、学習指導以外の場面でどのように自尊感情を育成するべきであるかの議論に転換されました。この転換は時間配分的にどなたかがいい出すであろうと予想しておりましたが、それが討論はじまって10分くらい過ぎたときでありました。
 なお、このことについては注意書きが必要でしょう。というのは、これまでの勉強会における集団討論の議論が、ややもすると生徒指導関係の議論になってしまい、学習指導についての議論が手薄になっていたと、ワタクシは常々指摘していましたので、その点を継続的に参加されている方が意識し、討論前半は学習指導の方面における自尊感情育成の話題に絞ったのであると推測されます。
(以下、次回更新)
(11/27)

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集団討論参加者は今回6名で、20数分間でした。仮にA〜Fさんとして再現してみます。第1発言者はAさんです。Aさんはテーマを確認され、自尊感情を育んだ状態とはどのような状態であるのか、まず定義的な発言をされました。これは重要なことで、児童生徒が自尊感情を持っているといっても、わかったようでわからないものです。解答的には簡単なものですけど、自尊感情って何と聞かれて即答できるでしょうか。Aさんは、「一人ひとりの児童生徒が自分自身を好きになること」と述べられました。このように簡単ないい方でよいので、言葉の概念を確定させつつ議論を進めていくことは大切なのです。
 そして、次に、ではそれを身に付けさせるにはどうすればいいのだろうか、というように議論は継続するわけでして、Aさんご自身は、学習指導に関連して述べられました。外発的な動機付けですけど、学習の達成度合いに応じてほめる指導を展開するといわれます。これも基本です。でも、基本が大事。Dさんは、Aさんに同意しつつ、ほめるポイントを見出すことが私たち教員に求められるとの立場に立ちます。何でもかんでもほめればいいというのではなく、児童生徒のがんばり、努力しているところを発見し、ほめるに値するところをこそほめるのが、該当児童生徒の自尊感情を高めることになると捉えられています。
 それはBさんが的確にいわれた自己達成感なんでしょう。高校志望のBさんは、教科学習におけるつまづきを支援するところに教員の主たる役割を認められ、学力の伸びとステップアップを保障することが、自尊感情を高めることになるとご意見を述べられました。そのためにはEさんがいわれたように、その達成のための授業の工夫が要請されます。それをAさんは、具体的に語られました。
 音楽のリコーダー指導の際に、まずは指導、そしてテストとすすめるわけですが、上手に演奏できた児童にはシールを貼るといった、先程の外発的方策で指導されています。できればシール貼付ということで達成感を持てる児童は自尊感情をくすぐられるでしょう。Dさんは、この具体例に対して、結局は毎回小さいハードルを設けることが自尊感情の向上に役立つやり方であろうと述べられます。すなわちスモールステップの設定であり、一定の時間内にできそうな課題を教員が提示するわけです。その際、たしかに児童生徒一人ひとり得手不得手があるわけであって、Bさんがいわれたように、自己課題の設定が重要です。英語を教えられていた経験からBさんは、単語やリーディングにおける「本日持って帰る知識や技能」ということについて発言されました。
(以下、次回更新)
(11/26)

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昨日は、当サイト主宰勉強会にご参加いただきありがとうございました。昨日も新しくご参加いただいた方がいらっしゃいましたが、いかがだったでしょうか。4時間が短く感じられたとしたら幸いです。さて、プログラムはいつものとおりの3本立て。まずは過去問の検討、ということだったのですけど、配布ペーパーの上のレジュメからはじめてしまいました。まずワタクシからの講義を行ないました。いつものように、前回の復習的なコメントと時事的なことにも触れたので、遅々としてすすまない状況ですけどご勘弁ください。しかし、ようやく冒頭の部分が終了しました。ワタクシたち教員の立ち位置の確認ということを結論的には講義したことになります。
 つづいて過去問の検討でした。今回は、人権にかかわる法規の問題でした。国会年次報告が結論的には間違っていた箇所なのですけど、それも当然大切ですが、それぞれの法規と法規の解釈及び資料に挙げている別の条文についても理解し覚えていただきたいものです。29日も法規の問題の検討になります。法規に関しては時事通信社の『教職教養スコープ』がよいのですけど、新版(2010年度版)がまだ出版されていないですね。
 最後に集団討論です。昨日の集団討論のテーマは、「児童生徒に自尊感情をはぐくむにはどうすればいいでしょうか、議論してください」でした。これはどの都道府県でもよく出題されるテーマであり、この夏の大阪府出題テーマでもありました。みなさん、議論の骨子を踏まえられており、いい感じで進行していたと評価できます。この模様は、次回の更新からにいたします。
 それから、ご覧のみなさまには大変申し訳ないことなのですけど、1月期の勉強会は、優先登録の方でほぼ満席状態なのです。2月期からは土日も両方ともできるかぎり開催し、みなさんのご希望に沿いたく思っております。ウレシイ反面、受け入れる箱がないのが悩みです。
(11/25)

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このEさんの発言につづき、Aさんは、少し視点を変え、行政の対応についてのご意見を提出されました。いわゆるアクションプランの実施を徹底するという発言であり、保護者にその主旨の徹底周知を求めるものです。
 あらかた討論参加者からのご意見が出てしまったような雰囲気の中で、Dさんが、原点に戻ってテーマに接近しようとされます。Dさんは、不審者情報の共有の議論ほかこれまで登場したご意見をまとめ、さらにインターネット犯罪について述べられます。インターネットを介したゲームが流行っており、そこでの遊びも含めてインターネットには匿名性があるようでないということを児童生徒に自覚させたいと発言されました。犯罪やいじめの温床になることが危惧されているインターネットの世界について言及し、テーマの児童生徒をどのようにして犯罪から身を守らせるかを考えさせるご意見です。このことに関連し、Aさんは児童生徒の運営する個人ホームページについて経験談的ご意見を述べられます。
 児童生徒の運営するあるホームページには、個人情報がすべて出ているものがって、どう対応するか困ったというものです。プライベートをすべてさらしてしまい、たとえそれを児童生徒本人がよしとしていても問題があるのではないか、ということで、犯罪から身を守るためには適切な指導が必要であるといわれます。しかし、そこまで教員が踏み込んで指導するべきなのかどうか。こうしt板ばさみ状況は、昨今よくあることですね。不特定多数の人びとに自分の個人情報を知られることがどれほど危険であるのか、そのことは、道徳の時間や情報科の授業において、指導されるべき課題といえます。
 Fさんもインターネットを介した犯罪は今後も増えると予想し、個人情報の悪用について危惧されています。実際に、「せんせい、わたしのホームページをみて」と紹介されたそのサイトに、自分の氏名ほか個人情報が載っているわけで、ネット上の危機意識の希薄さに驚かれたそうです。あるいは詐欺、あるいはいじめに巻き込まれる可能性があるホームページ運営については、たとえ学校外のことといえども、教員が一定程度注意を喚起しないとなりません。
 さて、これで今回の討論は終了しました。討論終了後の反省的な意見交換の場で出てきたのは、まずはもっと簡単な(というと語弊がありますけれども)万引きであるとか交通事故であるとか、身近な犯罪、事故からいかに身を守るかといった視点がなかったことが問題になりました。喫煙や飲酒、ケンカに巻き込まれる、薬物も同様です。ここから具体的なご意見としては、犯罪防止教室の開催や学校安全マップの作成などが挙がりました。教科教育を通して、自分の言葉を持つことが、危機回避につながるとのご意見もありました。
 また、特別支援学校に関連しては、知的障害のある児童生徒が学校の中で女性教諭に性的関心を高めてしまうケースがあり、それを学校外でしてしまったら犯罪になるということをどのように理解させるかという問題も提出されました。このように、加害者になってしまうほか、高校など広域の移動になると、電車通学の場合では痴漢被害ということも生じます。特別支援学校であろうと、そうでなかろうと、児童生徒が被害者にも加害者にもなるということです。
 犯罪からどのようにして身を守るよう指導するかがテーマだったわけですけれども、テーマを転回させ、加害者になるケースをも議論して幅を広げ、集団討論の深まりを求めていくのは、反則ではないでしょう。
 さて、あすの月曜祝日も、集団討論をいたします。テーマは、「児童生徒の自尊感情を高めるためには、どうすればいいでしょうか」です。もう何度もワタクシはこのテーマの議論を聞いているのですけど、参加者が変わると違ってくるものです。ためになる議論をお願いします。
(11/23)

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11月24日の月曜日祝日(JR大阪駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください。
(再募集開始:11月21日19時08分⇒21日22時01分、締切ました・お申込ありがとうございました)
(11/20)

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