日々旁午

2009



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当サイト勉強会で使用している問題集や参考書ほかを、大阪駅前第2ビル地下2階で、いつでも購入することができるようになりました。地下2階のレンタルボックス・キャビン(06-6344-0509:営業時間/平日11:00〜19:30/土日祝11:00〜18:00)というお店に陳列しています。下の写真、ロボットが目印です。問題集のほか、しょうもない小物も置いていますのでご覧ください。

各種資料ほかをご購入いただいた方々、ありがとうございました。お礼申し上げます。

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ようやく平成21年夏実施の大阪府・市・堺1次マークシート解答解説集ができあがりました。今度の勉強会でその最終40番=世界人権宣言の問題について触れます。これは国語の問題ですね。この解答解説集は、大阪駅前第2ビル地下2階のレンタルボックスキャビンに陳列しますので、よろしくお願いします。
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12月19日の土曜日13時から開催の勉強会に(JR大阪駅近辺)キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:12月8日18時08分⇒10日01時44分、お申し込みあり、募集終了しました。ありがとうございました)
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12月19日の土曜日13時、および、12月26日の土曜日13時から開催の勉強会に(JR大阪駅近辺)キャンセルがありました。それぞれの日程について先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:12月8日18時08分⇒26日開催分は、9日00時20分に募集終了しました。ありがとうございました)。
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■mixiトップ・プロフィールの文面を更新したのでこちらにも転載してみた。以下である。
 「煩煩(ハンハン)。そう呼ぶことにしよう。これは、なにも輸入予定のパンダの名前ではない。あなたの周りにもよくいる、イヤフォンからの大きな音漏れをなんら気にせず、満員電車ですら、まわりに空間を形成してしまう種類の人間のことを指す。車内が半スキの状態であるなら、必ず避けられる人間である。煩煩に出会ったことがある方が多いにちがいない。クサイ息を吐く臭臭(シュウシュウ)、おいおいちょっと待ってくれよの汗汗(カンカン)とともに、出会いたくない種類の人間であろう。
 さて煩煩の第1の特徴は、「オレの音漏れを聞けよ」といわんばかりに、自分の好みの音楽を、周囲の第3者に聞かせようとする自己顕示欲の強さである。音楽と残念ながらほぼ無縁の人生を送っているワタクシなどは、イヤフォンを引っこ抜いてやりたくなる。だが、そうもいかない。煩煩、キミは、そうしたサービス精神を捨てよ。もうちょっとちがう気配りをみせてほしい。
 煩煩の第2の特徴は、同類の煩煩から漏れてくる音楽に嫌悪を示すにもかかわらず、負けじとヴォリュームをあげるところにある。この状態は、煩×4=ハンハンハンハンとなるのであるが、対抗意識、共喰い意識が働くことを考慮すれば、別名が与えられなければならない。耳障りの「障」=ショウショウとなる。ここに、煩煩と障障の2匹の誕生となる。ハンハンとショウショウ、まったく可愛げがない。
 友好のシンボルであったリンリン、ランランどころではなく、煩煩(ハンハン)と障障(ショウショウ)の2匹は、不快の象徴であって、しかもネズミ算的に繁殖する危険に満ちている。車内に出没する確率が高いのは、やはり朝のラッシュ時と夕方あたりであろう。
 なお、煩煩の親戚が、携帯のボタン音を消去設定しない、あるいは設定できない品品(ピッピ)。こちら品品は、だいぶん減ってきたが、気を抜くと横にいる。品品の特徴は、老けている方が多いところにある。どうすれば品品から好好(コウコウ)になれるかは、品品の子の指導的配慮にかかっている。
 一番、割を喰うのが、煩煩(ハンハン)と障障(ショウショウ)、さらに品品(ピッピ)に囲まれる、静静(ジョウジョウ)と読読(トクトク)である。この静静(ジョウジョウ)と読読(トクトク)は、時に変身して怒怒(ドド)になったり、叱叱(シッシ)になったりする。そのときは、緊急停止ボタンの位置を確認し、見守るほかない。だが、寝寝(シンシン)は、なぜかわからないが、こうしたことに、あまり意に介さない。前日の夜更かしが平穏な車内生活を保障するとは、世の中わからないものである。時折、首をガクッとさせることがあるのみである。
 で、ワタクシは何かといえば、うみがめ☆靉のHNからわかるように、粋粋(スイスイ)、ときどき、酔酔(スイスイ)なのであった」。
 以上である。Twitterの小品群をまとめ加筆したものである。
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■昨日は、当サイト主催勉強会、通算第266回の勉強会に多数ご参加いただきまして、ありがとうございました。今回も、時間の関係で、ツメツメのプログラム進行となりましたが、楽しく学ぶことができたのではないかと思っています。なにしろ4時間しかありませんから、有意義に活用しなくてはなりません。
 開催ごとに新しくご参加くださる方がいらっしゃいますので、最初に勉強会の簡単な「あらまし」や進行のスタイル、ワタクシの自己紹介をいたしました。昨日は、大阪府・市・堺共通マークシート問題の39番の解答解説からはじめました。この問題は、人権教育の穴埋め問題です。この問いをただき台に、人権教育の出題傾向、白書に関する細かな指摘、歴史的な解説をいたしましたので、結構時間を喰いましたね。「幼児期から発達段階に沿って人権尊重の精神を育んでますか」と、参加されている若いお母さまにお尋ねし、笑いを誘う結果となりました。問題に採用されている文章は決して難解なものではなく、穴埋めの箇所も、定番的なところで、いずれかといえば、教職の問題というより国語の問題といえます。
 39番の問題解説に時間を90分くらいとってしまったので、学習指導要領の検討は、30分くらいで切り上げざるを得ませんでした。そこでは、「基準性」のことがメインイシューとなりました。基準ではなく、「基準性」。学習指導要領に書いてあること以上に場合によっては教えることができるというのは、まったくもってヘンな話です。基準というのは、AとBを区画する「基準」などというように、物事をはっきりさせるものであって、それがアイマイに扱われるところに、この『解説』の不審な点があるわけです。また、引用、例示としての「五大栄養素」も、なんでこれをもってくるのかなと疑わせる『解説』でした。
 ここで前半の2時間が終了。先輩方の残していってくださったノートの閲覧時間をとりました。また、来年初頭から実施する模擬授業のテーマを伝えました。模擬授業は分担担当し、みなさんと共同してパターン征服していく予定です。みんなでがんばり、みんなで合格しましょう。
 後半は、「自己売り込みのツボ」からスタートです。今回は、AAコンビでがんばっていただきました。AさんとAさんです。お2人とも、中学校を志望。最初のAさんは、具体的な授業実践を組み込まれたほかスポーツについての言及もありました。ちょっと長かったですね。「3分間で自分を売り込む」のが目的ですので、あまり長いと困ります。圧縮しましょう。後のAさんは、こだわりをもった教員になることを明示されました。その論点3点が説得力を持ちつつも、どういうように関連するか、述べるべき順番をどうするか、を再検討してくださいね。しかし、両者とも、一所懸命、原稿作成してこられました。今後報告される方の参考になります。次回担当の方々、がんばってください。今後、マーク解説が一息つきますので、1開催あたり3名ほどに報告いただく手筈です。
 プログラムの最後は、集団面接を実施いたしました。今期初の集団面接でした。いうまでもなく、集団面接は大阪府の1次試験で課される選考科目です。これを乗り越えないと2次に進めません。この壁に跳ね返されないように、対策を立てることが、この冬から春にかけての面接対策におけるみなさんがやるべきこととなります。当サイト右欄の「良く出るかもしれない面接質問集」を手がかりに、まとめてみてください。
 さて、今回は時間があまり残されず、15分間の実施となりました。前回同様、「集団面接ごまめ参加」の方をお2人交えて、本番の試験形式で行ないました。いかがだったでしょうか。ひさしぶりに集団面接に参加し、戸惑った方もいらっしゃいましたし、初参加の方は、準備が必要と痛感されたことでしょう。結局、集団面接は個人面接の基盤となりますので、集団面接が実施される自治体であろうとなかろうと、これを克服する必要があります。自治体によって出題科目と傾向は変わりますけれども、本質は一緒です。どの自治体も「いい先生になるであろう素質を持った人」がほしいわけですから、それを備えていることを面接を通して実証しなければなりません。自信を持って答える、的確に答える、まずは、この2つが課題となります。
 次回以降も、集団討論あるいは集団面接を必ず行ないますので、みなさま、自宅や図書館、そのほかの場所でがんばった学習の成果を勉強会で発揮し、ワタクシに成長をみせてくださいね。「もう師走だな」が「もう夏だな」と、すぐになります。時間を惜しんで取り組みましょう。
 勉強会の新しい制度である「優先登録制度」は、土曜コース、日曜コースともに受付終了しました。2次合格までよろしくお願いします。
(12/6)

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■大学の授業準備や有料論作文の添削などなどでフル回転し、更新が遅れました。失礼しました。日曜日の討論の模様ですけど、ダイジェストでお伝えします。こちらも参加者は「討論ごまめ参加」を含めまして6+2=8名です。テーマも同じく、「コミュニケーション能力について」でした。あらかじめ申し上げますと、このところ集団討論がつづきましたので、あすは集団面接にいたします。奮ってご参加くださいね。
 日曜日の討論には、大学生、大学院生が3名、講師の方が2名、社会人の方が1名の構成で、議論していただきました。学生のみなさんフレッシュな感じで、発言も勢いがありました。
 どのようなご意見や発言があったのか、若干羅列し討論紹介に代えますね。たとえば、社会に出ればイロイロな人間がいて、嫌いな人間もでてくる。しかし、コミュニケーションをとらなければならない。これを学校に所属している間にどのように指導するか。自分自身の考え方を確立しないかぎり、コミュニケートする言葉が出てこないという問題。学校だけでなく、家庭でもテレビばかりではなく対話を増やしていくべき。書き言葉はコミュニケートする能力を増進する。主語と述語の関係など明確化できるのが書き言葉の特徴。授業における発表機会は重要で、言葉を選ぶ力をつけさせる。傾聴できない児童生徒の増加。聞く力を伸ばす。コミュニケーションは言葉のキャッチボールであるから何かを伝えること=伝達がすべてではない。数学における証明も言語活動であって、コミュニケーション能力を鍛えることになる。聞いていないと解けない問題を用意して、聞く力を育成する。「てにをは」のまちがいの指摘から言語能力を育成する。コミュニケーション不足からくる誤解をどう解決するか。クラブ活動における敬語。伝達の能力向上に学級新聞や教科別の新聞を作成。授業でしゃべりつづける児童生徒がいる一方でテーマを与えて話させようとするとしゃべれない現実。携帯依存。コミュニケーションがとれる場所の設定と提供。ディベートをとりいれた実践で説得力を増す話し方を育成。声にならない声として動作や視線にも注意すること。
 かなり省略して紹介しましたが、だいたいこのような感じです。発言の意図を汲み取っていただければ幸いです。
 さて、あすは、マークシートの解答解説も大詰めで、39番の問題=人権の問題です。つづいて学習指導要領の検討。そして、討論はひとまずおき、集団面接します。自己売り込みのツボ。こちらは2名の方に依頼しています。いまのところ2名づつの担当ですけど、時間の調整を試みて3名にしましょうか。こうした感じであす以降も、みなさまからいただいたご意見を反映しつつ開催してまいります。みなさま、よろしくお願いします。
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12月5日の土曜日13時から開催の勉強会に(JR大阪駅近辺)キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:12月2日21時30分⇒3日1時53分、ご応募あり、受付終了しました。お申し込み、ありがとうございました)。
(12/3)

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■師走ですね。遅れていた集団討論の模様を再現します。今回、討論を実施するに当たって、「討論をはじめてみた」とか、「討論なんてやったことがない」とかいう方のために、新しい試みとして、「討論ごまめ参加」をやってみました。こちらの実施意図がご理解いただけたかどうか。「討論ごまめ参加」とは何か。これは、実際は6名で討論していただくのですけど、ここに発言しない2名をまぜて実施するというものです。ですから、参加者を仮にA〜Fさんといたしますけれども、イスは8席ありまして、Aさん、Bさん、ごまめ1さん、Cさん、Dさん、ごまめ2さん、Eさん、Fさんというような配置になりました。ペンを手に傍聴するのも勉強になりますが、こうして「発言しないがしかし場に存在するごまめ」を経験することによって、討論に臨場感持って参加することになります。このごまめ参加者は、「自分が手を挙げて発言するとすればどのタイミングで挙げるか」や、「うんうんそう思う」、「うわ〜、こりゃ参加できない〜」、「みんな手を挙げるの積極的やなぁ」といったように、イロイロな感想を持ったことでしょう。次に自分が本当に参加する前段として、「討論ごまめ参加」を経験しておけば、ある程度雰囲気がつかめているので参加しやすくなるのではないかと思われます。この参加態度は、初心者向きとして有効ではないかと思っています。次回からも討論の際には組み込んでいきますね。
 前々回、土曜日に実践していただいた討論です。テーマは、「コミュニケーション能力について」でした。このテーマも、受け容れ窓口の広いテーマ設定といえます。講師の方から学生まで、どのような立場の方でも何か発言できるテーマでしょう。
 最初に発言されたのは、Eさんでした。Eさんは、テーマを確認し、コミュニケーションとは「対話」であるとされ、対話を充実させていくにはどうすればいいかを議論されようとしました。これを授業における「対話」と枠を決められ、授業中にあてることやその回数、問題演習の発表の機会の重視といった回答を自ら与えられました。Aさんは、コミュニケーション能力は何かを発信することにあるとし、まずは、朝や帰りのあいさつをきちんとできることからはじまると述べられます。Dさんはつづいて、こころを通わせるために言葉を通わせるのであって、人間関係を豊かにするのがコミュニケーションの意義であると捉えられ、とすればあらゆる場面で指導をするべきであるとの立場に立たれます。ちょっと例示にマズイところがありましたが、教員が返し忘れたノートを例にしてコミュニケーションのとり方について話されました。発信に対してBさんは応答する姿勢を育成することが重要であると述べられ、「聞き手を育てる」といわれます。聞いてくれる、あるいは、聞く姿勢を保つことはコミュニケーションの一方の基礎となります。どしどし意見いいあうことが、コミュニケーション能力を育てますね。なるほどCさんがいわれたように、人間がなぜコミュニケーションをとるのかといえば、相手を知りたい、相手に知ってもらいたいとの希望からでしょう。仲良くしたいとの気持ちがコミュニケーションをとろうとする前提となります。それが、いまではコミュニケーションをとりなさいというように教えなければならなくなっているとCさんは嘆かれます。コミュニケーションスキルの向上のために出版された『知らない人と15分話す本』を挙げられて、こうした現状をCさんは、批判を込めてご意見されました。Fさんは、コミュニケーションをとろうとすることは、相手のこころを察することが基本にあると述べられます。つらいこころや苦しいこころ、こころは様々に動きます。それを捉えることがコミュニケーション能力であるというわけです。だから、顔色、表情から読みとることが、コミュニケーションに期待され、「いま、いやなこといっちゃったかな」と思える自分を見出すところに、コミュニケーション能力の向上が認められると述べられます。また、こうしたこころの読みとりができないのは、想像力の欠如でもあるとFさんは付け加えられました。
 だから、Eさんがいわれたように、どんなことを考えているのか話を聞く態度が育成されるべきだし、そのために具体的に授業で、手がとまっている生徒に声をかけることが必要でしょう。こうして授業においてコミュニケーションをとることが有効であると同意されたのがAさんでした。Aさんは、その際、講義スタイルでただ一方的に教えるだけでなく、グループワークを採用して生徒全員に発表させ、振り返らせる作業を提供するべきではないかとご意見されました。授業理解という点でも、算数でただわかればいいとの態度ではなく、集団で解決していく指導方法を実践するのがいいのではないかとDさんが問題提起されます。たとえ他者が自分と同じことをいっているとしても、自分なりの言葉で発表するところに意義が認められるのであり、これを繰り返すうちに発表スキル、いまでいえばプレゼンテーション能力が身に付くとまとめられました。そしてさらにEさんは、「話形の提供」について触れられました。
 Fさんもこの「話形の提供」について同意され、授業におけるコミュニケーションのとり方として、言葉遣いに注意して指導している旨を述べられました。中でも、特別支援教育では、コミュニケーションに手話を使用することも多く、コミュニケーション能力の向上を通じてのノーマライゼーションの実現という課題に立ち向かわれているようでした。
 ここで話題が変わり、Bさんは外国語活動について述べられました。新しい言語が発言の意欲を生むことを強調されます。文法学習ではない小学校外国語活動では、英語で何かを表現してみることが、そもそもコミュニケーションの素地を養うのではないかと発言されました。確かに刺激のある英語表現をしようとして、児童は必死に内なる言葉を探し出し、外に出そうと格闘するでしょう。未言語状態のイイタイコトが、方法論的な外国語活動の領域で発言する訓練となる。なるほど新しい教育の意味合いがここにありますね。
 そして、Eさんの教員間のコミュニケーションの話題、Aさんの地域における接し方と体験活動の話題を挟んで、Cさんの、校内は小さな集団を形成し、違う立場の経験が直接できる場であることといったご意見が出てきました。Cさんの違う立場に立つもののコミュニケーションを、学校における異年齢交流と捉えて、そこでの会話が新しいコミュニケーション環境を用意すると述べられたのがFさんでした。
 このあたり、五月雨のように、イロイロな角度からコミュニケーション能力について議論を深めようとみなさん必死になっていると同時に、五月雨なので逆に議論が焦点化されず発表会になっている印象もありました。かなり意見が登場したので息が上がっているような様子でしたけれども、なんとか議論をつづけていかなければなりません。そうした中、Dさんが、教員がコミュニケーションをとっている姿を見本としてみせることが大切であるとのCさんやEさんあたりからでた考え方に同調され、たとえば授業を行なうにあたっても、正しい日本語を用い、美しい板書になるよう注意し、書き順にも気をつけるべきと話されました。さらに、あいさつしろとよくよく指導があるけれども、自然と口に出るようにする雰囲気つくりに力を入れるべきであると述べられました。Aさんも、教員が見本となることに同意された上で、では人間関係を形成する上でどのようなコミュニケーションをとるべきか、キャリア教育を進めていく上でどのようなコミュニケーション技術が必要かといった個別教育領域に関するコミュニケーションの違いに注意を払いつつ発言をつづけられました。キャリア教育にかかわりEさんは、職場体験を取り上げ、実際にいって仕事上の問題をどのように上司に尋ね、解決を図るかを経験することがコミュニケーション能力を高めるであろうといわれました。この職場体験が兵庫県では2週間のトライやるウィークとして展開されると紹介されたのがCさんであり、図書館ではいといいえしかいえない児童生徒をみて、自分から話をしない児童生徒が増えたことを嘆いておられました。職場体験のほか、高齢者とのかかわりから知らない言葉を学んでいく可能性についてFさんは指摘されたのを挟み、Aさんが、職場体験にせよ高齢者との交わりからにせよ、話す言葉を持っていない実情から、「書く」ということをもっと重視するべきだと問題提起されます。Aさんは、国語の4機能である読む・聞く・話す・書くに触れられて、このうちの「書く」をもっと尊重し、字数制限して児童生徒にたくさん書かせてみる実践を継続するべきであると述べられました。それを理科の単元でも実施するべきとつなげられたのがBさんです。Bさんは、理科のどの単元でも、まとめること、レポートを書くことを提案されます。それが交流を生み、どんなことを学んだのかを確認する環境をも生み出すと指摘されます。これは、コミュニケーション能力の向上に役立つことはいうまでもなく、最後の発言者であるFさんの朝の会におけるスピーチとあいまって、言語活動の適正化がコミュニケーション能力の向上に欠かせない課題であることを証明されようとした発言であったと評価できるでしょう。
 さて、いかがだったでしょうか。この時期で、活発な討論ができていることに、ワタクシや大学3、4年生の参加者は驚いていました。「すごいですね〜」です。いやいや、ホントに元気があって、多領域にわたってなんとかコミュニケーション能力の育成について語ろうとする討論姿勢は高く評価できます。次回の更新では、日曜日の討論について、若干コメントしましょう。
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