日々旁午

2010



■みなさま、終業式も無事に終え、冬休みに突入しましたね。この時期から暖機運転をはじめないといけません。正月は勉強するチャンスです。寒いし、炬燵で勉強しましょう。
 さて、12月25日という、だれかが生まれたとか生まれなかったとかの日に、勉強会を開催しました。ご参加のみなさま、オツカレさまでした。また、勉強会終了後の麦酒会にもお付き合いくださったみなさま、年末に楽しいひとときを過ごすことができました。厚くお礼申し上げます。中でも、お忙しい中、後輩たちのためにかけつけてくださった現職の先生方、ありがとうございました。イロイロと勉強のことや教員生活のことなどそれぞれに語ってくださり、今期の受験生たちにとって有益なことでしょう。いつもご参加いただいているM先生、今回は2次会にもお付き合いくださり、ありがとうございました。そうそう、神奈川からご参加いただいたI先生、恐縮です。最終電車でしたね。
 楽しい会合の前に、みっちり勉強しました。この日は、私からの講義、自己売り込みのツボ、模擬授業、集団面接でした。いつもながら時間が足りず、苦しい展開でしたけれども、みなさんのご協力もあって、なんとか運営できています。今後もよろしくお願いします。
 最初に行ないました私からの講義は、学齢と教育課程の設定の話を中心に、時間の関係上40分くらいで切り上げました。今後も小出しではありますが、みなさまの実践練習の枕として少々継続したいと考えています。
 つづいて、3分間で自分を面接官に売り込む自己売り込みのツボでした。この日は2人のかたが担当です。期せずして、両者ともに特別支援をめざすかたがたでした。Yさんのコンパクトにまとまった報告から、2つの構成ポイントをみなさんとともに考えました。ひとつは、民間からの転職について、これをどういうように教職志望に生かすかということと、もうひとつは、父であること、母であることを採用試験でうまく主張するか、いっさい述べないかという、この勉強会における何年来の課題でしょうか、例年議論される課題です。
 また、Uさんからは、講師経験のまとめ方を教えられたと思います。この勉強会のひとつのキーワードが、「具体的」であることは、すでにおわかりのことでしょう。「具体的」とは、「受験生が面接官の頭の中にイメージを持たせられる力」といえます。今回のUさんの報告は、オブザーブいただいた現職のT先生からも、この時期にしてはよい出来栄え、との評価をもらえるものでした。総じてワタクシもがんばっているなと評価しています。課題となったのは、「むつかしい概念をちゃんと面接官にわかるようにいえているかどうか」だったでしょう。これは慎重を期すべき問題です。ひっかかりのない言葉を選択するセンスが受験生に求められます。
 漢字で書く言葉は、ややもすると誤って伝達されたり、まちがって捉えられたりされる可能性があります。こちらのいうことが100パーセント相手に伝わるような工夫をするべきです。教育学のむつかしい概念をあらわした熟語や専門性の高い言葉を活用するときは、面接官とはいえ、「相手は素人」と想定して噛み砕いて話すとよいと思います。できるだけひらがなを多用して自己売り込みのツボの原稿を書くといいのではないでしょうか。
(12/28)

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■2月期の勉強会にお申し込みありがとうございました。全日程満席となりました。キャンセルありましたら、こちらのツイッター表示やお知らせページなどで表示しますので、よろしくお願いいたします。
(12/27)

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■本日22時ジャストから、当サイト主宰勉強会2月期の受付を開始いたします。みなさま、時間になりましたら、よろしくお願いいたします。返信は、27日中を予定しています。焦らずお待ちください。ただ、携帯からのお申し込みは、受信設定の関係で到着しないときがあります。お持ちの携帯の設定をご確認ください。
(12/26)

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■土曜日の集団面接の模様を伝えましょう。
 最初に、、リラックス系の質問として、朝食は何をとってきましたか、最近の気になるニュースをお聞きしました。ここは、いつもいっておりますが、あまり時間をかけず短答することが、次につづく本質的な質問をたくさんかけてもらえる成果に結びつきます。それにしても、朝からカレーとか、チャーハンとか、卵とじうどんとか、なかなかみなさん、濃い朝食でしたね。お茶漬けなどは、なんとなくこの季節、忘年会が終わって帰宅し、おうちで寝る前に食べるんじゃないでしょうかね。
 次のニュースでは、児童生徒をめぐる事件、事故、統計についての応答がつづきました。みなさんの応答が重ならなかったので、なかなかいい印象です。
 以下は、人間性を探る質問クッションにおきつつ、生徒指導系の質問事項を重ねました。友人に助けられたことはなんですか、が人間性を探る質問です。ここでは、どういうような人間関係を形成してきたのかが、個々の話題を通して浮き彫りにされます。問題は、応答内容がちゃんと面接官に伝わるかどうかにありました。けっこうこの質問ではストーリーを語ることになります。それがうまくコンパクトにまとまってイメージできるかどうかなんですね。ここで面接官に「なにをいっているのかわからない」と判断されると、次につづく質問の応答をちゃんと聞いてくれない可能性もあります。最初の2,3の受け答えで、ある程度判断されてしまいます。
 次の、どんな先生になりたいですかの質問は、直球でしたが、それでも教員として今後やっていく上で、どのような展望を持っているのかをたずねる重要な確認的質問です。そのためにどういう努力をしていますか、しますかは、展望の実現能力をたずねています。ここで、実践的な応答ができると、あとの質問に有効でした。なぜなら、「万引きをした児童生徒にどう対応しますか」が次の質問であったからです。さらに、「深夜まで起きていて、授業中寝てしまう児童生徒への対応」についても、教員としての展望実現能力と関係しますね。
 上の問題は、しかし、みなさん聞き落としていたところがありました。それは、「保護者にどのように対応するのか」のところです。みなさんの応答は、「まず、児童生徒に…と諭し、次に保護者に…する」とのパターンでありました。しかし質問は、対児童生徒のことをたずねていませんので、前半部分はいらないということになります。質問には、「そこだけ」、「ピンポイント」、「かゆいところだけをかく」の精神で対応してくださいね。
 最後に、いいのこしたこと、PRしたいことという、定番の締めくくりでした。
 ではまた、次回!
(12/25)

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■上に書いた外面的評価は、集団面接においても重要な評価ポイントでしょう。面接では、実際に学校でどのような感じで仕事をしてくれるのかを推し量っているところもあります。だから、あまりにも「ド緊張」していたり、泣き出してしまったりすれば、これはいささかマイナスになります。このほか、精神的な振幅の度合いもみられているのではないでしょうか。
 ということは、楽しく、リラックスして面接を「過ごす」ことが要請されます。でも、こんなことができるのか…。解答は、「できなければならない」ということになります。そこには、日頃の鍛錬とともに、あっさりとした気持ちの持ち方、さらにはいい意味での開き直りも必要でしょう。いうは安く行なうは難し、なのですが、それでもできないことではありません。
 みなさんには、1次、2次ともにエントリーシートが課されています。ここにヒントがあります。エントリーシートを誰かに読んでもらって、その感想が「ああ、楽しかった」であるかどうか、なんですね。文面が楽しければ、読んでいても楽しい。読んで楽しければ、自然と笑顔になる。面接中も楽しいことを想像していれば、おのずとリラックスできます。とするならば、エントリーシートだけではなく、自己紹介においても、楽しさをエッセンスを盛り込むことが試験突破のポイントになるのではないでしょうか。
 なるほど、楽しいだけではいけないのかもしれません。学校では、児童生徒を叱らなければならない場面もあるのですから。しかし、基本的に、教育に理想主義的な側面を見出さなければならないとすれば、教育の可能性を信頼して、いかにしてどの子をも伸ばすのかのスタンスに立たなければならないでしょう。エントリーシートも、自己紹介も、楽しいものに越したことはありません。
 集団面接においても、楽しく参加している方に軍配があがるでしょう。この土日に2グループに実践していただきました。土曜日は6人で30分、日曜日は5人で30分です。相対的に日曜のほうが質問量や話している時間が多くなります。集団面接には、ひとつの命題があります。「たくさん質問されるグループは好評価」です。たくさん質問されるということは、たくさん受験生の内面を引き出されるということを意味しますし、また、テンポのよい試験となります。テンポがいいと面接官ものってきます。のってくると印象がよくなります。是非、これに気をつけて今後経験を積んでいってほしいものです。
 では、どのような質問事項があったのでしょうか。次回更新で土日の模様をお伝えしましょう。
(12/22)

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