日々旁午

2011



■年の暮れのお菓子といえば、ハッピーターンである。エネルギー419kcal/80gであり、食塩相当量が1.03gもある魔のお菓子でもある。原材料が米だから、オカキあるいはアラレに属するお菓子であろう。
 その表面にはデコボコが設けられており、さらにパウダーポケットが3mm置きにある。そこに、あの、パウダーがひっかかって、舌に刺激を与える仕組みになっている。これをパウダーキャッチ製法という。
 そしてこのパウダーこそ、ハッピーパウダーといい、亀田製菓が心血注いで調合したものである。子どもから大人まで、その舌触りを愛する。嫌いなひとはいない。子どもなら、遠足のお供になるし、大人なら、酒のアテにするひともいるだろう。やめられない、とまらないのは、別のお菓子の専売フレーズではない。
 そういうふうな目的を持って買うお菓子というよりは、むしろ、哀愁にうたれて買うひともいる。コンビニの片隅に必ずあるといっていいハッピーターン。なぜか手をとりたくなる。昔懐かしい味をもう一度味わいたくて、手にとってしまうのである。つまり、歴史のあるお菓子である。
 袋には、子どものころ見たハッピー王国のターン王子が印刷されている。ターン王子がスカートらしきものをはいているのは、ご愛嬌である。そういう発見に及ぶ前に、ターンはすべて食べられており、袋はゴミ箱にいっている。
 長細い通常の形状のほか、ハート型のものもある。だがこのハート型ハッピーターン=ハートハッピーには、いままでお目にかかったことがない。これを食したいがために、2日に一度は小袋を買って帰るオヤジもいるだろう。哀愁である。
 かくいうワタクシも、ハッピーターンの大ファンである。ただ、通常のハッピーターンの超DX級というのがあるが、あれはちょっと食すのにシンドイ。なぜなら、ハッピーパウダーのまぶし方が尋常ではないからである。通常の250パーセントのパウダーは、舌に刺激を与えすぎる。必ず飲み物がいるのである。しかも1枚食べては茶を飲みたくなる。
 ハッピーターンを手にし、お茶を飲む年の瀬。「哀愁」以外にない。今年最後のハッピーターンをコンビニで買ったワタクシは、人生のターンをも考えなければならないことに気づいていた。
 ハッピー、
 ターン。
 ハッピー、
 ターン。
 人生の、
 ハッピーターン。
 人生のハッピーターン。
 そろそろ人生のハッピーターンを決めなければならない年齢に近づいているワタクシは、ハートハッピーが小袋に入っていることを願っていた。折り返し地点にハートハッピーがあってもいいじゃないか。宝くじで1億円当ててやろうと意気込むのではない。小市民が自分の人生を魅惑のお菓子に託してなんの害があろう。
 残念ながら、今年最後のハッピーターンにも、ハートハッピーは混ざっていなかった。
 ハート、
 ハッピー。
 ハート、
 ハッピー。
 ハートハッピー。
 ハッピーターンは、魅惑のお菓子である。
 みなさま、ハッピーターンで、よいお年を。
 来年も、浩の教室とハッピーターンをよろしくお願いいたします。
(12/31)

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■最後は集団面接でした。30分以上を6名の方でこなしていただきました。最近の気になるニュース、教育に生かせる趣味など、子どもに関する事件が多いですが、そこから教訓となることを導き出す、ボランティアから学んだこと、心の教育をどのようにしていくか、男女共同参画社会の萌芽をどのように教育を通して指導していくか、担任を持つなら何年生がよいか、児童生徒のコミュニケーション能力の低下を確認できるとすればそれはどのような場面であったか、冬休み前の児童生徒へお話しをしてください、最後にいい残したこと、などなどが、質問事項でした。
 多少難しい質問もありました。男女共同参画社会についてなどは、あまりたずねられない質問でもありますし、難しい質問であると思われます。そのほかは、まあまあなんとか応答できる質問でしょう。ただ、応答の仕方に優劣がやはりあります。教育現場、学校現場に沿う形で応答されているのが、やはり高評価になるのではないでしょうか。
 質問は、順番に応答させるものと、挙手させるものと2通りを採用しました。順番の応答は、最初に応答する方はたいへんです。また逆にいちばん最後に応答する方も、材料出尽くしでたいへんでしょう。挙手は積極性を確認しています。3、4質問を挙手で応答いただきましたが、ひとつも答えていないと「ヤバイ」ですね。挙手で答えさせる質問は、手を挙げることができるかを重要視します。内容が伴っていれば、さらによいです。ここでひるんで何も答えないよりは優れていると判断されるのではないでしょうか。問題は、ピンときて、的確な応答をその場でできるかどうかですね。そのための訓練をここで積んでいるわけです。
 2011年の勉強会も、これで終了です。あと半年と少しあります。来年もよろしくお願いいたします。
(12/30)

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■奈良の問題の解説は、問題ナンバーでいいますと7,8,9の3問でした。順に生徒指導提要、生涯学習、防災体制です。生徒指導提要について詳しくは大阪の問題の検討の際に行ないましたので、復習がてらの解説となりました。ただ、教育課程については若干みなさんに質問しつつ進めました。共通性と個別性が生徒指導においても意識されていることには、当然ではありますけれども注意が必要ですね。
 生涯学習についても、基本的な知識をみなさんに問いながら解説しました。日本における生涯学習の進捗状況は確認しておくべきかもしれません。また、教育基本法の規定も再確認しておきましょう。
 防災体制についてが、いちばんむつかしかったかもしれません。なぜなら、穴埋になんでも入るような気がするからです。国語の問題のようで、知識を問う問題ではないようです。テーマが簡単なだけに、逆に解答するのはむつかしいという特徴のある問題といえるでしょう。これを解答できなくても問題ありません。正答率は20パーセントくらいじゃないでしょうか。
 今回の勉強会では、上のように教職教養において大切な領域を学習しました。奈良の問題を通して、ほぼすべての教育領域を学習できるのはよいことです。実践的でもありますしね。
 最後は集団面接です。
(12/29)

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■24日のクリスマスイブに勉強会を開催するとは、なんと予定を読めない主宰者なんでしょう。24日だから、個々人、イロイロな予定があるはずで、勉強会などには参加されないと考えるのが普通なのに、勉強会だけでなく麦酒会まで開催。なんという愚かさ。
 そういうわけでありましたが、24日のイブも満席でした。みなさまの向学心、受かりたい気持ちの強さを確認できました。また、小規模とはなりましたが、現職の先生方も多数駆けつけてくださり、楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。
 さて、今年最終となりました勉強会ですが、いつものように自己売り込みのツボ、奈良のマークシート問題解答解説、最後に集団面接でした。
 自己売り込みのツボとは、3分間で自分自身を教育委員会に売り込むスピーチです。「お見合い」ではないので、趣味や単なるお願いを書いても意味がありません。今回は、NさんとYさんのお2人が挑戦してくださいました。オツカレさまでした。Nさんは、なかなか聞きやすくわかりやすい文面をご用意。前職経験と教育を結びつけながら語っていただきました。留学経験は、英語志望者にあっては、もう、武器になりませんね。しかし、英語日記の添削指導はとてもよいエピソードもあって、いい感じの仕上がりでした。
 Yさんのツボは、なかなかむつかしい。というのは、講師として活躍されているYさんですけれども、ご自身の立場をどう位置付けるかに苦心されているからです。客観的には、指摘がありましたように志望が小学校なのか特別支援なのかわからないところもありますので、それをちゃんと明示するような文面構成にする必要があるでしょう。それから、エピソードは教育理念の主張を補強するためにあるにもかかわらず、エピソードがしっかりしすぎて逆にどういう教育を実施したいのかを忘れ去られる結果を招きました。ほんと、むつかしいところです。
 お2人とも、初夏のコンペティションに向けて、がんばってください。
 つづいて奈良のマークシート問題の解答解説です。こちらは、数問すすみました。
(12/28)

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■年の瀬ですね。2011年も過ぎ去ろうとしています。今年はイロイロなことがありました。
 思いつくままにあげますと、まず、アフリカで一青年の死から出発した政治における革命的転回です。アラブの春、ジャスミン革命といわれるものです。チュニジア、エジプト、そしてリビアへと波及し、権力者が去りました。政権の転覆は他の独裁政権の姿勢にも影響を与え、北朝鮮などにも心理的に波及しました。いつ、大きな戦争があるかも含め、また、アフリカの石油利権をめぐって、欧州が冷や汗をかいていました。
 もちろん東日本大震災は大きく悲しい出来事でした。阪神大震災を経験しているワタクシにありましては、他人事ではありませんでした。東北に友人もいますし、心配な日々をすごしたのを憶えています。いうまでもなく、地震は原子力発電所を襲い、甚大な被害をもたらしました。それは人体への被害だけでなく、海など自然にも構わず放射能物質を垂れ流しました。
 また、大震災は日本製造業のサプライチェーンを寸断し、経済的打撃を与えました。これは日本に限らず、世界的に影響を与えました。
 ウサマ・ビンラディンは5月に、カダフィは10月に死亡。さらに最近では金正日。10月には、もうひとり私たちはこの3人とは違う、偉人を亡くしました。そう、スティーブです。ジョブズはエジソンにもたとえられました。彼のリンゴは、アダムとイヴのリンゴ、ニュートンのリンゴにつづく、第3のすばらしいリンゴであるとの評価があります。
 ジョブズが死ぬほぼ直前に起こったのが、タイの洪水です。アユタヤは壊滅状態と報じられました。ロジャナ工業団地は、おおよそ操業停止を余儀なくされました。この洪水で、日本は自然の恐ろしさを今年3度実感させられたことになります。後のひとつはなんでしょうか。順序が逆になりましたが、日本における集中豪雨です。9月の台風12号と15号。竜巻ならば女性の名前をつけられるところです。今年の夏はとても暑く、日本の亜熱帯化といっていいくらいだったでしょう。局地的な、集中豪雨がすごく、愛知や和歌山に自然災害の爪痕が残っています。
 その夏の大きな出来事は、アメリカ国債の格下げとギリシャに端を発する欧州債務危機です。後者は持続的な打撃を経済に与え、ボディーブローを受けた世界は、死に体といっていいくらいでした。経済の世界、株式相場は下落につぐ下落。8月は死の月となり、多くの市場退場者を生んだことと思われます。相場といえば、オリンパスや大王製紙は、なんというガヴァナンスのなさなのでしょう。
 ウォール街のデモは、金融市場に対する当然の反発といえる事態でしょう。雇用創出が期待されるのはしかしアメリカだけではありません。だからシンパシィを感じる人びとが多かったのだと分析できます。
 来年はどんな年になるのでしょうか。答えはひとつ、合格する年です。
(12/25)

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■つづいて集団面接。集団面接は最近、手を挙げる方が固定してますよ。がんばって挑戦しましょう。挑戦者は、6名、30分を超えました。いつものように簡単な質問から徐々に特色ありむつかしめの質問へと変化をつけてまいりました。
 今回の面接では、「直前の発言者の応答につられる」ケースがありました。あまりに同一内容ですと、後に応答された方の印象が薄れますので注意が必要です。
 いまのところは、まだ質問にどう答えるかに精一杯の様子ですね。大学生のフレッシュなチャレンジがある一方で、講師の先生方の経験に裏打ちされた発言に滋味を感じます。
 次回もがんばりましょう。
(12/24)

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■うわさの「Cat soothing crying baby to sleep」。

(12/21)

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