日々旁午

2009



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当サイト勉強会で使用している問題集や参考書ほかを、大阪駅前第2ビル地下2階で、いつでも購入することができるようになりました。地下2階のレンタルボックス・キャビン(06-6344-0509:営業時間/平日11:00〜19:30/土日祝11:00〜18:00)というお店に陳列しています。下の写真、ロボットが目印です。問題集のほか、しょうもない小物も置いていますのでご覧ください。

レンタルボックス・キャビン店内に連絡掲示板が設置されています。連絡掲示板にご要望を記入いただければ対応しますので、必要な資料あるいは問題集について簡単にコメントくださいませ。コメントがあれば、おきたいと思っています。そのほかは、こちらのページ(日程の下に資料の一覧表があります)、および、こちらのページを、どうぞご覧ください。よろしくお願いします。

各種資料ほかをご購入いただいた方々、ありがとうございました。お礼申し上げます。

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ながらくご愛顧いただいておりましたマグプレ広島教採対策ですが、今冬を持ちまして、発刊終了することにいたしました。ご講読いただいたみなさま、まことにありがとうございました。今後も広島対策は継続いたしますが、当サイトにおきまして、直接の扱いといたします。また、2009年も、広島におきまして対策講座を実施いたします。日程につきましては、こちらをどうぞ。

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さて、今回のテーマは、「知事が『だめな公立校は廃止』というようなことや、以前に教育再生会議でも議論のあったバウチャー制度を採用したいというようなことをいっています。大阪の教育の未来はどうあるべきでしょうか、議論してください」でした。土日ともに、このテーマに6名の方が挑戦、20分間です。
 まず考えなければならないことはなにか。それは、このテーマからなにを議論するのかを定めることですね。討論参加者は、そのことにまず悩むでしょう。このテーマでは、「だめな公立校は廃止」とか、「バウチャー制度」とか、刺激的な行政の政策展望が語られています。問題は、ここを議論するのではないということです。土日のグループはともにこれを看破されておりました。もし、「公立校は廃止」をトピックに議論してしまうと、知事はなにを考えているのだ、とか、いわゆる教育困難校はどうするのだ、というように教育行政批判を展開してしまうことになります。また、「バウチャー制度」を議論の俎上に載せますと、そもそも論が登場し、バウチャー制度とはなにか、から入って、東京での実態、バウチャーと関わって、学校選択制の議論になりますね。バウチャー制度について知らない方が本番の討論参加者にいたらどうするか、というようなことも考えなければならなくなります。いずれにせよ、このふたつの議論は、制度論を論ずるということになります。行政の教育政策に展望を示すことはもちろん必要ですが、このふたつはその象徴に過ぎず、大切なのは、次の「大阪の教育の未来」です。ここを議論しないかぎり評価は低くなりますね。
 この「大阪の教育の未来」に関連する限りにおいて、「だめな公立校」や「バウチャー制度」のことについて述べるのはいいでしょう。しかし、それでもそれほど掘り下げて議論する必要性はないでしょう。なぜならば、結局、教員を採用する討論であるわけであって、そこで「あなた方がなにをしてくれるのか」を聞きたいのが、面接官の立場だからです。こうした意味では、ひっかけテーマといっていいかもしれません。上のような制度論に対して、ここで議論していただきたいのは実体論といっていいでしょう。制度論ではなく実体論を議論する。これはどういうことになるのでしょうか。それは、大阪の教育をよくするために、みなさんができることを議論してください、となります。すると、行政担当者でもない教員が、バウチャー制度導入議論を云々しても意味がなくなりますね。そうではなくて、多少の反発意識を持つのは自由ですが、「知事の『だめな公立校』発言は、まちがっている」などというよりも、議論の中でどなたかがいっていたように、公立校の復権をどうするか、それもいわゆる教育困難校をどのように底上げし、学力を府全体でどのように向上させていくか、という視点から論じるのが、妥当でしょう。そして、実体論として議論を進めるわけですから、一人ひとりの討論参加者が大阪の教育をどのような面で支えていくのかを情熱的に語るのが、本筋といえるでしょう。
 そうだとすれば、大阪の教育に欠落していることや、大阪の児童生徒にどのように育っていってほしいかが、実体論的に議論されることになります。
 Aさんが、今回、第1発言者でありました。テーマを読み上げられて、大阪の教育の将来的なビジョンを掘り下げて語り合いましょうと提起されました。その上でAさんは、大阪の教育のビジョンは、生きる力の育成にあると述べられ、確かな学力と豊かな人間性と健康な体力の3点を向上させていくところに問題があると抉り出されました。この発言の中には、「だめな公立校」や「バウチャー制度」はテーマを読み上げたところにだけ登場し、どこをどう議論するかの問題意識を鮮明にされました。Cさんは、地歴志望の立場から、歴史学習を通して、異文化を尊重する態度を育成し、外国人と交流できる人材育成が大阪の教育の将来像であると述べられました。Fさんは、学力テストのことを話題に出され、府がかなり低い位置にあることを残念に思っている旨を語られます。そこから、今後の大阪の教育は、学力向上がなによりも優先されるとお考えのようです。Eさんは、学力向上は小中高どの校種段階でも重要ではあるが、高校は社会に出る前の最後の学校教育段階であって、そこでは、責任を持って何事にもあたれる大人に育成する目標があると述べられます。もっともだと思います。責任感ある人間を育成するには、当然、知、徳、体、揃わなければならないでしょう。とりわけ徳の側面は重要となりますね。Bさんは、Fさんのご意見と重なります。さきほど、上の方の段落で、「どなたかがいっていたように」云々と書きました。これはFさんのご意見であり、学力低下している現状、公立校全体の底上げが期待されており、学力面の成績上下つまり学力格差を地道に解消していくことが、大阪の教育の将来ビジョンであるべきであると主張されました。Dさんも、学力面に言及し、夢や目標を持って学習することが大切であると発言されます。英語が社会でどのような意味で役立っているのか、英語を勉強する意味を児童生徒に確認させると抱負を述べられました。
 さあ、これで参加者の発言が1巡しました。以下、どのように動いていくのでしょうか。
(以下、次回更新)

(2/10)

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3月8日の日曜日、(JR大阪駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:2月9日16時28分⇒10日00時31分、応募あり、募集終了しました)

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3月14日の土曜日、(JR大阪駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:2月9日16時28分⇒10日00時31分、応募あり、募集終了しました)

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昨日、一昨日は当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただきましてありがとうございました。両日ともに盛りだくさんの内容となり、あっという間に4時間が終了しました。また、日曜日には、昨年秋合格され、「合格した参加者の声」にも原稿を寄せていただいたMさんやGさんが珈琲会にお顔をみせてくださいました。おふたりとも、大学3回生の秋から継続的に勉強会に参加され、現役合格(京都府と大阪府)を勝ち取られた方です。いまは、春からの道も確定し、安心して、また有意義に、残り少ない大学生活をお送りになっていることと拝察しました。お忙しい中、ありがとうございました。こうして合格者が一緒に勉強していたこの教室を忘れずたずねてきてくださることは、大変ウレシイことなのです。教員として勤められてからは忙しいですけど、年に1度はお顔みせてくださいね。よろしくお願いします。
 さてそのあっという間の4時間だったわけですけど、勉強会では、ワタクシからの講義を両日ともいたしまして、ようやく生涯学習についてのところに到達しました。毎回1ページくらいしか進みませんが、みなさんのご意見を引き出しながら継続してまいります。ただ、今後、集団面接も実施してまいりますので、ワタクシからの講義は、3月いっぱいには終了する予定です。あるいは、もっと早く終了するかもしれません。
 つづいて、土日あわせて3名の方に「自己売り込みのツボ」の報告をいただきました。みなさん、合格してこの教室を巣立っていかれた先輩方の報告を生かしつつ、整った報告をしてくださいました。かなり手厳しいご意見やコメントをワタクシや参加者からあったかもしれませんが、是非それをいかして原稿作成に従事してください。やり直したら、珈琲会で再検討しますので、はやめにどうぞ。
 次に、集団討論でした。両日ともおもしろい議論が展開されました。今回は日曜日の討論の模様を再現しようと思います。そこに土曜日の議論を補填しますね。次回更新から、どのようなものであったのか、紹介いたします。

(2/9)

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みなさま、当サイト主宰勉強会に、多数お申し込みくださり、ありがとうございます。日程と申し込み状況をご覧になられればお分かりのように、満席状態がつづき、ご迷惑おかけしております。何分、小さな教室で実施している関係上、募集人数は限定されてしまいます。どうかご容赦ください。
 こうした問題を解決するため、この4月からは、水曜日も開催いたします。水曜日の午後、大阪市内までご足労いただける方、是非、一緒に勉強しましょう。当サイト主宰の勉強会は、何かを売りつけたり、宗教団体であったり、政治団体であったりではまったくありません。ただ、開催にあたって是非とも必要な経費から、参加1回あたり1200円は必要となりますのでご理解ください。1回あたり、参加者は上記の1200円と、ご案内のペーパーや資料あわせてコピー代20円〜500円くらいが必要になってまいります。500円というのは、資料が50枚ということを意味します(@10円)。
 いずれの曜日の開催も、どちらかといえば女性が多い状態です。おそらく、サイト経由で勉強会に行きたいなとお考えの方でも、とりわけ女性の方は、怖くて二の足を踏んでおられる方もいらっしゃると思います。そこは、当サイトの運営姿勢から、判断いただくほかありません。最近では、口コミで、当サイトの勉強会の存在が静かに広まっています。また、多数の合格者を輩出し、その合格者からのご紹介などによりまして、今年は参加者が急激に増えています。多様な要望にすべて応えることはなかなかむつかしいですが、継続的なご参加を可能とする制度(水曜会継続参加制度)も用意いたしました。
 しかし、はじめてご参加の方も、すんなり勉強会に参加いただけるように配慮しております。みなさまからのお申し込み、とりわけ、比較的すいている状態の水曜日午後へのお申し込み、お待ちしています。
 水曜日は、土日開催の内容のほか、少し考えるところありまして、初回は簡単に、採用試験の概要などをお伝えしたいと考えております。これまで当サイトにて紹介したこと、卒業生が残していってくださった受験報告、そのほかを活用し、いわば、教員採用試験の「ツボ」をお話したいと思います。なお、「まだ、勉強をはじめたばかりなんだけど」とか、「まったく勉強法がわからない」とか、「いまからで大丈夫なのかな」などといった疑問や心情をお持ちの方にも、少しはお答えできると思っています。
 みなさま、よろしくお願いします。

(2/8)

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集団討論に関する方法論については1時間くらい珈琲会でお話しましたので、これは割愛し、以下では第17回の議論で登場した重要な指摘や、討論の話題として提出してよかったのではないかという指摘があったものについて、若干記します。
 @調査結果を述べて客観的に議論する端緒を提供してはどうか。昭和46年に比べて、小学校5年生では平均4.6cm身長が上回っている事実など。肥満児/痩せ型の二極化の問題解決。
 A体力の2側面の理解。運動能力と健康維持の能力の両者の向上こそが体力向上の中身であるとの議論。
 B学校保健安全計画の作成と体力測定。
 C外遊びの具体例の提出。たこあげなどみなくなったのは、社会全体の問題でもあるとの指摘。
 D中2生女子の3割しか体育の授業以外で運動しない事実。
 E体力向上のための方策を幅広く捉えて、清掃活動や自然体験活動をもそうした一環として捉え返すこと。
 F運動会、球技大会、耐寒登山、プール、ストレッチ、サーキットトレーニング、タバコ、感染症予防などなど。
 こうしてみれば、やはり前回の討論再現でも書いたように、気付きですね。テーマに即してどれだけのことを思い浮かべられるか、です。それは、本を読んで仕入れてきた気付きでもいいし、教育活動の中からヒントを得た気付きでもいい。その際に、定番的なこと、今回のテーマでいえば、「早寝早起き朝ごはん」がそうですけど、こうした定番のものは面接官も聞き飽きます。むろん、それは重要な指摘ではありますが、面接当日に大量のグループを評価する立場から想像すると、「もっと気の効いたことないんかいな」となると思うのですよね。
 また、討論における発言が、理路整然としていて、表現もよく声も聞き取りやすいものであること。これが結構、重要です。単に大きい声ではなく、面接官にとって聞き取りやすいかどうかが大切なわけです。
 ところで、土日の討論とも、発言回数が多くて、かなりスピード感ある討論となりました。なんと、土曜日は6名で20分間に全28発言、少ない方で3回、多い方で6回の発言でした。日曜日は7名で20数分間に全33発言、少ない方で4回、多い方で5回の発言でした。ということは、優に1発言1分を切っているわけでして、長々しゃべる方がいないということです。これは本番ではあまりない現象ではないかと思っています。本番では、饒舌にしゃべる方が多少いると思われるからです。あんまり長く発言すると、自分でも何をいっているのかわからなくなります。ただ、まわりの方が長くしゃべるとそれにつられて自分も長くなってしまいます。するとどうしても参加者の発言回数が減ることになり、スピード感はなくなります。ぐっと控えて短くしゃべろうとすることが肝要です。
 討論は、形式面と内容面との双方で評価されると推測しています。両者を兼ね備えた討論上手になりましょう。
 あす、あさっても、勉強会を開催いたします。土日で開催場所が違いますので、お間違えないようによろしくお願いします。討論のテーマですが、さあ、何にいたしましょうか。一度、こういうのはどうでしょうか。「知事が『だめな公立校は廃止』というようなことや、以前に教育再生会議でも議論のあったバウチャー制度を採用したいというようなことをいっています。大阪の教育の未来はどうあるべきでしょうか、議論してください」。
 あ、それから、過去に勉強会にご参加いただいた方は、遠慮なく珈琲会に参加してくださいね。17時以降、無料です。ご自身で飲まれる珈琲やジュース代だけはご負担くださいね。また、3月にご参加予定の新規の方も、どうぞお顔出してください。その際は、メールで携帯アドレスと電話番号をあらかじめ教えてくださいね。折角、大阪市内まで来られたとして、すれ違いになるのを防止するためです。

(2/6)

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2月7日の土曜日、(地下鉄淀屋橋駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:2月4日17時49分⇒5日00時42分、応募あり、募集終了しました)。

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ひとしきり、持久走についての話題がつづいて、今後どのように方向付けていくのかと思っていたところ、食育や抵抗力を付けることなどが登場しました。さらにDさんが、団体行動として登山などして歩くことが体力向上をすすめると述べられまして学校行事として体力向上のプランを練ることも考えましょうと提起されました。Fさんは、Dさんのご意見に同意しつつも、逆に、クラスで一人ひとりを綿密に指導するのも大切であるとご意見されました。また、Dさんは体力と学力との相関関係についても発言されました。Gさんからは、基礎的な体力をまずは養成することが高校では求められ、それを維持する方向も考えなければならないとされ、体育科の教員だけでなく、他教科の、そして担任の協力を得ていくことが体力向上に結びつくと期待されます。まさしく体力に関する共通理解を学校全体で持つというEさんの言葉どおりでしょう。しかし体力向上には家庭との連携が是非必要ともEさんは指摘されます。保護者に対して児童生徒の体力問題に関する啓発をすすめていくことが求められているとご意見されました。たしかに朝ごはんをちゃんととることは、学校の指導の範囲外にあります。ちゃんと食べなさいということはできますが、これは各家庭の自覚に関わってくることだからです。Aさんもこの点を指摘され、家庭の協力の意図を深められました。Aさんは、このほか、「精神的体力」ということを主張されたのですけど、なかなか討論参加者にうまくつたわらなかったようです。こうしたいわば造語のようなものは、極力使わない方が無難です。児童生徒が悩みに立ち向かっていく力を意味していると後で説明がありましたが、20分間の中で理解が及ぶかどうか、また、面接官にちゃんとわかってもらえるかということからいっても、冒険はあえて慎んだほうがよいかもしれません。Cさんは、家庭との連携では、連絡帳で家庭における児童生徒の生活実態をみることができるのではないかと述べられ、体力のほか、勉強もがんばろうと指示できると発言されます。
 Bさんは、家庭との連携の話題において一番重要なのは、基本的な生活習慣の見直しというところにあるとされます。そして、体力が低下したのは、家に帰ってから遊ばないところに理由があるのではないかと分析されます。また、地域の力、おそらくこれは地域の教育力のことをいっていたのでしょうけれども、この力が落ちているので、外遊びをするにもわからない、知らないようになったのではないかと述べられます。それでゲームに夢中になる。つまるところ、家でどう遊ぶかということにも教員としてなんらかの見通しを持つべきであろうとまとめられました。
 Gさんは、卒業してからも、運動をつづけてほしいというように、ここで新しく、生涯学習の観点から体力向上について深めようとされました。小中高と体力に関してうまい橋渡しを実施して、さらに卒業後も視野にいれる。個別の体力指導計画のようなものを提案されようとしていたようです。また、具体的に小中高の連続的な体力向上指導としては、クラブ活動交流を主張されました。Dさんは、この点、部活への参加生徒が少なくなっていることに危機感をもたれています。部活やクラブ活動は、本来おもしろいものであるのになぜか参加者が少ない。体験的な入部も含めて、部活のおもしろさをもっとアピールしていくことが体力向上と結びつくと発言されました。最後にAさんが、遊びを知らないとのご意見があったけれども、この時期、外遊びを嫌がる児童生徒が多いことを指摘し、心配していらっしゃる発言があって、20数分間が終了しました。
 次回更新にて、若干ワタクシからコメントをすると同時に、再現しなかった土曜日の方の議論を簡単にうかがうこととします。

(2/5)

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つづいて発言されたのは、Dさんでした。持久走の話がつづいたところで、Dさんも言及されます。結局、持久走やマラソンが苦手になるのは、達成感が確認できないからではないかと述べられます。それゆえに、グラウンドを2週走れば、あらかじめ渡してある日本地図のひとつの都道府県を塗りつぶし、全国制覇を狙うというように、外発的な動機付けをするとよいと提案されます。Aさんは、ランキング形式で達成感と同時に競争意識も芽生えさせればどうかと主張されました。またBさんは、トラックをペアで走ることにより、タイムを計って楽しくやれば意欲も高まると指摘されます。タイムアップが成長している実感を味わわせるし、互いに切磋琢磨できますね。Fさんは、小学校ならでわで、Dさんの日本地図で、動物ぬり絵を使用するといわれたほか、持久走がマラソン大会の体力的準備であることを意識付け、賞状も用意してワクワク感を出すとご意見されました。
 Cさんは、持久走のあとのことに配慮するご意見を出されました。なにしろ走ると汗をかきますから、風邪をひかないように注意喚起するとの発言です。先生自らも一緒に走ることも指導としてはあるいは必要かもしれません。Aさんは、女子バスケットボールの部活指導を担当していらっしゃり、駅伝に出場したことを述べられて、体力向上のためどのような競技であれ、目標をちゃんと持たすことが指導の肝であると主張されます。また、Eさんは、持久走ばかり話題に登場しているけれども、持久力の養成という観点からは、季節によって水泳を取り入れるなどの方法もあると指摘されます。こうした取組を学校全体で計画化することをも述べられました。
 ところで、体力向上と食育との関係性を再びとりあげられたのがCさんです。小学校の給食では牛乳が出てきます。が、好きでない子もいる。半分でも飲もう、と声かけをすることが、体力向上に欠かせないと主張されます。この食育の話題は、Fさんが討論の最初の頃に主張された議論です。このことから、討論終了後の珈琲会における反省会で、「テーマに即して議論していて、あとでもう一度議論してみたい、あるいは自分がいいたいトピックがあったとき、どうしたらいいか」という質問がありました。今回のように、食育については、討論全体における2番目の発言で登場し、それからほとんど言及されず、Cさんが第21番目の発言として述べられました。討論には流れがありますから、繰り返しや流れに掉さすのはご法度です。しかし、今回のようなケースでは、逆に、あまりに発言と発言の間に時間が経っていますから、それほど気になりませんでした。それから、こうした、「前に議論になっていたことにもう一度言及したいとき」にはどう対応すればいいでしょうか。本当は、そうした話題が出たときにすかさず自分自身の意見をいえればいいのですけど、なかなか、そううまくはいかないものです。自然な形で切り出すといえば、これまたむつかしいですが、「そういえば」くらいを使って述べてみてもいいのではないかと思います。珈琲会でいいましたように、協調性を評価するのが集団討論ですから、議論の流れを壊さないように配慮して、しかし、自分が是非いいたいことなのですから、思い切っていってみるのがプラスです。このあたりの「間合い」は何度も場数を踏んで修練するほかないですね。なお、もっともいいのは、グループ全体で、テーマを分析して何を大きく議論するのかあらかじめ確認しておく作業でしょう。20分間なら、4つ、5つが精一杯であると思われます。
 さて、Cさんが発言された後、Eさんも、睡眠ほか生活習慣について述べられ、体力向上の一環として、抵抗力を付ける自己管理能力の養成を指摘されました。Bさんも、これに近い発言でしたが、身体を動かしてホルモンバランスを正常化させることに言及されます。そのほか、Bさんは、体力向上のための様々な取組を通して友情が深まることを期待し、それが学級運営上においても極めて大きな作用を果たすと述べられました。こうした観点は担任としての指導と絡めて述べれはいかがでしょうか。
(以下、次回更新)

(2/4)

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さて、今回、土日どちらの討論の再現をベースにするか迷ったのですが、日曜日に実践していただいた討論を再現していくことといたします。討論のテーマは、「児童生徒の体力向上のために、どのように指導していきますか。みなさんひとりづつアイデアをまず出し合い、その後、議論してください」でした。土曜は6名の方、日曜は7名の方が挑戦されました。時間は少し日曜の方が長く、22、3分といたしました。どちらの討論がよかったのかとの、参加者にあっては気になる評価ですけど、ワタクシは、「どっちもどっち」といたします。しかし、土曜の方は、テーマに即していなかったのでそれが大きな原点材料となりました。テーマによって「みなさんひとりづつアイデアをまず出し合い」と条件付けられているのにもかかわらず、なぜが第1発言者が「体力が落ちている原因をまず議論しましょう」といってしまい、さらに、それを訂正する発言がなかったのです。こうしたところに面接官は敏感です。
 日曜の第1発言者はどうだったのでしょうか。Eさんが果敢に手を挙げて、第1発言者となりました。養護教諭志望のEさんは、保健室における指導だけでなく、体育科の指導の一環でもある保健指導をも機会があれば担当したい旨を述べつつ、こうした立場から、体力を付けることの大切さを語り、体力向上に尽力したいと切り出されます。そしてテーマを復唱し、アイデアを出し合いましょうと提起されました。つづいてFさんは、体力向上のためには、食に気をつけること、規則正しい生活が必要であること、そして「早寝早起き朝ごはん」の推進について触れられました。Bさんのアイデアは、実践と結びついておりました。特別支援教育の補助をしておられるBさんは、「朝のかけあし」の時間を設定されている学校に勤務されており、みんなで楽しく走ることができていると分析されます。体力向上のためには、こうした朝に身体を楽しんで動かすことが期待されるというわけです。Cさんのアイデアもこれに近く、「楽しんでやる」指導を強調されました。体育の時間に、走るのが嫌、縄跳びするのが嫌という児童が増えているのに鑑み、こうしたBさんと考え方を共有するご意見を述べられたわけです。Dさんのアイデアは、どのようなものであったのか。外遊びの機会が減っているのは、遊ぶ時間の欠如と遊ぶ場所の欠如が原因であるとされ、学校の施設活用ということに言及されます。体育館や運動場などを効果的に使うことが、体力向上策であるとのご意見です。Gさんは、高校志望であり、しかも体育教員をめざされています。高校になれば、体育が苦手、得意がはっきりしてくるといわれます。これはそうでしょうね。苦手な生徒はホントに運動そのものをしなくなるので、これを体育の授業でどのように是正していくかというところに問題意識をもたれています。ひいてはそれが、体力向上に結びついていくということです。具体的にはとりわけ嫌いになりがちな持久走ですけど、ハイタッチを組み込むなどして、連帯感という楽しさを感じさせるのはどうだろうかと述べられました。Aさんは、Dさんのご意見を引き継ぎつつ、体育館の効果的な活用をアイデアとしてだされ、さらに、学校だけでなく継続的に体力向上をめざす態度の養成が必要と主張されます。体育館のことを出された手前、Aさんは、市民体育館など社会教育分野との融合によって、児童生徒の体力向上をいわば社会全体で進めていくことが、求められていると語られました。
 さて、これで討論参加者の第1回目の発言が終了し、それぞれの「アイデア」が登場しました。このあと、どのように議論は展開していくのでしょうか。
 次の発言者は、Cさんでした。体力が低下している原因論に言及し、Cさんは、いまの児童生徒は遊び方を知らないと喝破されます。休み時間に遊ぶ遊び方も種類が低減しているとの認識で、それを増やす課題もあるといわれます。そうした議論を踏まえつつ、小学校では、鬼ごっこも、体力向上につながる遊びであると述べられました。Eさんはこのご意見を広げ、外遊びの奨励を掲げられます。保健室に様々な遊びのやり方を掲示するといいと提案されました。また、みんな遊び、縦割り遊びといったものや、委員会にかけて学校全体の外遊びを計画するのがよいというのが、Fさんの提案です。Dさんは、なぜ体力が落ちるのかは、身体を動かさないからであって、ではなぜ動かさないのかといえば、運動していてこけたり身体を打ったりすれば痛いから、また、運動すると汚れるからといった児童生徒の側の理由を推測されます。そこで柔らかいボールを導入したドッヂボールやラグビーでもあまりきつくないやり方をすればどうかと提案されました。Gさんは苦手意識の克服が体育の大きな課題であるとの立場から、ほめる指導の実践に触れられます。体育好きになることが、やはり体力向上の必要条件ですからね。Eさんは、小中と体育が苦手であったことを告白しまして、それは持病に原因していたらしいのですけど、それゆえに長距離がしんどい経験であったと語られます。そのときの先生の配慮がすばらしいものでした。長距離が得意な児童と自信がない児童との2つのグループに分けたそうです。こうすれば、Eさんだけが「走れない感覚」を持つようなことにならず、「自信がない児童」のグループに、いわば「まぎれて」体育を受けることができたということです。こうした優しい配慮が、苦手意識を持つ児童生徒を救う方策でもあるわけですね。
(以下、次回更新)

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昨日、一昨日は、当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただき、ありがとうございました。とりわけ昨日は、新しくご参加いただいた方が多く、ありがたく思っております。いやしかし、ネットを介しての事件が多い中、サイトのみをご覧になって、チャレンジャーとしてお申込いただくという「勇気」に感服しています。いくら1回1000円程度の小額とはいえ、事前に振込をお願いするのですから、こちらもその信頼を得られるよう緊張してサイト運営しております。
 おそらくは、多くの方が「参加してみたいけど、怖いし、なんか変な宗教に勧誘されそうやし、たっかい布団とかくだらない教材とか売りつけられたらたまらんわ」と思って、参加に二の足を踏んでおられる方もいらっしゃることと存じます。ところで今回、新しく参加いただいた方々は、全員、女性の方なんですよね。まあ、参加いただいて、参加者の顔ぶれをご覧になり、3分の2が女性であったことに、不安感も最初から若干は拭えたのではないかと思っております。
 いまとなっては、「折角の休日をつぶしてまで参加して価値があるかどうか」に耐えうる4時間であったことを祈るばかりです。珈琲会では、集団討論の復習会のような形で、ワタクシから長々としゃべってしまい、みなさまの帰宅を遅らせてしまいました。ごめんなさいね。でもまあ、ちょっとでも勉強になればといった老婆心からなので平にお許しを。是非、これに懲りず、今後も一緒に勉強してまいりましょう。
 また、日曜日には、昨秋の合格者であるIさん(神奈川県)とSさん(北海道)のおふたりのお顔がみれてうれしかったですよ。もうすぐ勤務地へ旅立っていかれるのをさみしく思いながらも、ここで学んだことを新天地でも忘れず教育実践に打ち込んでくださることを期待しています。がんばれ〜
 さて、両日とも、プログラムは同一でした。まずはワタクシから講義をいたしました。講義は、レジュメを配布し、それを元にみなさまからご意見をいただくスタイルで実施しています。今回は15ページから配布しました。新規にご参加の方で、1ページから14ページまで必要な方は、ご申告ください。14枚ですので、@10円の140万円負担で提供します。ははは。今回は、学校はどうしてできたのかとのある意味では哲学的な考察とともに、生きる力という言葉が登場した頃の、「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」答申を題材に、学校週5日制の出発ほか、3者連携のところまで進めました。いや、なんと申しますか、申し訳ないながら、この講義は、土日連続の開催であっても、同じところをせずに、進めてまいります。ご容赦ください。
 つづいて、おふたりの方に「自己売り込みのツボ」の報告をしていただきました。この報告は、個人情報となりますので、内容的にはここでアップしません。3分間で自分自身を売り込む文面を、20名くらいの参加者の前で報告し、それに対して、全員の方が「ここがよかった、ここを工夫して」と切磋琢磨しあうコーナーです。報告者がボロボロになることはありますが、そこから立ち直り、ターミネーターのように再生してください。なお、この「自己売り込みのツボ」、書き直したら、珈琲会でみますので、遠慮なく渡してくださいね。
 さて、最後に集団討論です。土日ともに同じテーマです。この模様は、次回以降の更新にいたします。ただ、土日両日の討論を再現するのは、ワタクシの物理的能力を超える仕事です。どちらか一方を選択して再現し、そこに再現しなかった方の討論のエッセンスを若干書き加えるという手法で報告してまいります。よろしくお願いします。
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ご存知の方も多いでしょうが、大分の教員採用汚職事件の犠牲者が提訴に踏み切りました。是非、真相解明し、どのような力がどのように働いたのか大分教委に迫ってほしい。と同時に、臨時講師としての使命も果たしてほしい。秦さん、応援しています。今年、大分県にも当勉強会出身者が合格しているので、かなり気になります。以下、『讀賣新聞』(2009年1月31日付)「教員採用、不正頼んだ覚えない…取り消しの男性が提訴へ」から。
 「大分県教員汚職事件で、『点数改ざんによって採用試験に不正合格した』として県教委から採用を取り消された秦(しん)聖一郎さん(23)(大分市)が31日、『不正を依頼した覚えはない』と、県教委を相手取り、処分取り消しと損害賠償を求める訴訟を3月初めにも大分地裁に起こすことを明らかにした。
 秦さんは2007年、小学校教員採用試験に合格した。08年4月から大分市内の小学校に勤務したが、教員汚職事件発覚後の同年9月、不正合格した21人のうちの一人と判断され、県教委から採用を取り消された。
 現在は同じ小学校で臨時講師をしているが、任期は今年3月末で切れる」。
 その一方で、都教委にたて突いていた土肥信雄校長の非常勤講師としての任用がかなわなかった。これは何を意味するのか。以下、『毎日新聞』(2009年1月31日付)の「<都立三鷹高校長>定年後の非常勤教員選考で不合格に」から。
 「東京都教育委員会が職員会議で挙手・採決を禁止した06年の通知の撤回を求めている都立三鷹高校(三鷹市)の土肥信雄校長(60)が定年後の非常勤教員の来年度選考に応募したところ、不合格にされていたことが分かった。31日、土肥校長が都内で開かれた自身の支援集会で明らかにした。土肥校長は不合格を不服として取り消しを求める訴訟を検討する考えだ。
 土肥校長によると、今年3月末に迎える定年後も教育相談を受けたり、若手教員の支援に当たろうと、昨年12月に応募した。都教委から1月16日付で不合格を通知されたが、理由は不明という。土肥校長は『処分を受けたこともなく、何も悪いことをしていない。ぜひ不合格の理由を知りたい』と話している。
 土肥校長は都教委の06年の通知について『学校現場で言論の自由が失われている』と主張し、昨年5月からはメディアを通じて撤回を訴えてきた。都教委は同11月に一連の言動を問題視し、反省を促す措置を講じる方針を決めていた。【木村健二】」。
 こちらも今後の動きに注視していきたい。

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