日々旁午

2013


■最後に集団面接の練習を実施しました。今回は、5名で27,8分だったでしょうか。みなさん、よくがんばりました。最近の気になるニュースを最初の質問に採用しましたが、その前に、面接官からロシアの隕石激突の事故について話をして、話題を一つ削り取りましたね。本番はどうかわかりませんが、面接官が何かいったら、その話題程度の内容のニュースをいうのがいいのかもしれません。もちろん、政治・宗教的話題はご法度です。
 つぎに定番の質問、志望動機でした。これはみなさん考えてきていることですから確認ですね。この質問くらいはスラスラいえるように準備しておきましょう。中には、「みなさん準備してきていると思いますが…」と述べてから質問する面接官もいるようです。つづいて人間性をみる質問として、成功体験を語ってもらう質問です。教育に関連する成功体験でなくてもOK。どちらかといえば人間性をみる質問ですから、教育場面以外がよいかもしれません。
 友人に感謝したことはなんですか。これも人間性をみる質問です。友人に助けられてほんとうに感謝した!というような経験をコンパクトにまとめられるかどうかですね。
 次からは、教育内在的な質問になります。クラスにとけこめないで友人も少なそうな児童生徒にどのようにアドヴァイスするか、という質問でした。さほど難しくないでしょう。それぞれ応答が個性的でした。つづいて児童生徒に身に付けてほしいこと。この質問から挙手制といたしました。応答としては、イロイロありますね。自尊感情は代表的な応答でしょう。このほか、正直というのでもいいと思います。思いやりや人権感覚でもいい。
 ここで一つ、教職員に対する質問でした。学校はたいへんで、休みがとれませんがダイジョウブですか、といった質問です。5人の内、3人の方から手が挙がりました。なかなかすばらしい応答でした。ここでリラックスの方法を述べるのも、ひとつの手ではあったでしょうね。機転を利かして、質問をスライドさせて変化球的応答をするのも、臨機応変の評価がいただけるかもしれません。
  最後の質問は、サービス問題のはずでしたが、むつかしかったでしょうか。自殺をほのめかす児童生徒への対応でした。勉強会の前半に、和歌山の問題をしまして、そこで『教師が知っておきたい子どもの自殺の予防』を資料として読みましたから、何とか応えられるのではないかと思ったわけです。勉強内容を生かしましょう。最後の最後は、「いいのこしたこと」。
 さすがに大学4回生と講師の方では、差があったかなと思われる集団面接でした。しかし、表現力の問題であって、4回生であっても、丁寧に応答の全体をしっかり述べることができれば、問題ありません。まずは、形式面を整えることをオススメします。
 来週はもう如月も最終週。23日の土曜日は、ワタシのほうから『模擬授業のポイント』と題してお話いたしますので、みなさま、よろしくお願いいたします。もうすでに、何人かに模擬授業を実践していただいていますが、それらを傍聴した経験も思い返し、お聞きいただければと思います。
 ではまた。
Feb.20,2013
■つづいて自己売り込みのツボと模擬授業の報告でした。ツボの担当は、リベンジ組のHさん。模擬授業は英語のOさんです。
 Hさんは、講師経験がないのをどう補うかが問題ですが、もうすぐ教育実習がありますし、ダイジョウブでしょう。いまは、文体を磨く作業だと思って、がんばっていただきたい。イロイロと対話するうちに、書くべき内容が定まってきたと思います。自分の人生をみつめ直し、自信を持って委員会にぶつけることができる内容を探しましょう。これは、Hさんだけではなく、ご参加のみなさん全員の課題です。過去、合格し当勉強会を卒業していった全員が、こうしたハードルを乗り越えていっています。中には、ハードルをくぐった人もいますが。
 Oさんの模擬授業は、AllEnglishでした。中学生向けのやさしい英語で説明されていて、とてもわかりやすかったです。テーマは「話す」でしたね。将来の夢を語る指導でした。ワタシは満点に近いと思っています。昨年の英語合格者の残像がワタシにありますので、それと比較していましたが、遜色ありません。しっかり作った指導案も、よろしいものでした。
(以下、次回更新)
 ところで、サイトをマイナーチェンジしましたが、いかがでしょうか。配色を変えただけではなく、微妙にHTMLを変更しています。また、ツイッターの表示を右欄に移動し、定着させました。かなり長くページの下まで面積をとったのは、本来スクロールが設置されているのに、それを使って全部の更新を閲覧できないandroidやiphoneユーザーの利便性を考えてのことです。ツイッターの表示が白ですので、背景色を柔らかなグリーンにしてみました。これでも多少、表示の問題はあるでしょうが、最大限ユーザーに優しい表示とアクセシビリティを保持したつもりです。いまのところはこれを「完成版」として、アップしていくことにいたします。
Feb.19,2013

■昨日は勉強会に多数ご参加いただき、ありがとうございました。本日も楽しく、厳しく、いい感じですすめることができました。お礼申し上げます。
 まずは、和歌山の解答解説でした。『教師が知っておきたい 子どもの自殺の予防』が資料として引用され問題に採用されるなど、和歌山的特徴ですね。問題そのものは難しくないのですが、知らない資料にビックリして、解答にオロオロする可能性もありますが、だまされないようにしてください。『全国学力・学習状況調査』は知られた資料ですけれど、あらためて問題として作成されると、解くのにこれも難しく感じてしまいます。『人権施策の実施状況』は、和歌山の独自の状況からの出題です。しかし、これもちゃんと読めば解答可能ですね。このあたりが奈良のよくわからない出題と違うところです。しっかり吟味して作成されているといえるでしょう。和歌山は2次ですし、慎重に作られているという印象を持ちました。『児童虐待防止等に関する法律』に依拠した教育法規の問題は、難問でしょう。忍者のようにすべりこんでいる「家庭裁判所」を間違いと見抜くのは、解説を聞けばなるほどなあと思っていただけるとは思いますが、その場で解けるかどうかが最も大切なことですので、難問です。昨日解説最後の西洋教育史の問題は、ワタシの専門の隣接領域ですので、解説に力がはいりました。ただ、とめどなく解説してしまうと、時間がいくらあっても足りませんので、ピンポイントで解説したつもりです。タブララサとか、幼稚園関係とか。日本戦後教育史とも絡めて、ちょっと新知識をいれてみました。
 さあ、和歌山の解答解説もあと残すところ4枚のみ。これまで大阪、奈良、和歌山と教職教養の解説をお聞きになられた方は、ご自宅での学習のスピードが上がっていることでしょう。ドシドシ全国の問題を解いていってください。あんまり立ち止まるのではなく、サラサラ解いていくのが大切です。「そういうもんなんだ」という感覚で、知識を手に入れていくことが、教採では重要な対策になります。あんまり教職教養に拘泥してはダメです。一般教養に7割くらい時間を割いてください。それが、大阪圏の勉強方法といえます。奈良と和歌山も基本的には同一です。それぞれの自治体のサイトをしっかり確認し、出題されそうなところを見抜いていきましょう。
(以下、次回更新)
Feb.18,2013
■本日は当サイト主宰勉強会を開催いたします。ご参加のみなさま、よろしくお願いいたします(まだ空席あります)。いつもどおりのプログラムになります。自己売り込みのツボや模擬授業担当の方は、ペーパーのご用意よろしくお願いいたします。
 最近、集団面接の希望者が固定化しています。是非、積極的に手を挙げてご参加ください。「見るのとやるのと大違い」ですので、経験する、場数を踏むよう期待しています。
 来週2月23日、土曜日の勉強会では「模擬授業のポイント」と題しまして、ワタシの方から多様のプレゼンテーションをいたします。ただいま満席ですが、立ち見でよければご連絡ください。お待ちしています。
 また、23日の夕方からは、厳燭会を開催いたします。「厳燭」=「現職」で、当サイト勉強会の卒業生にして現職の先生方や昨年合格され春から着任される先生方をお迎えして、イッパイやろうという試みです。ここでの話題は激し過ぎます。もう第9回になりました。懐かしいお顔も拝見したいと願っています。ドタ参OKですので、よろしくお願いいたします。
 なお、当サイト主宰勉強会4月期のお申込受付開始は、2月24日、日曜日、22時00分からとなります。下のご案内にもありますように、水曜日・午後も開催いたします。どうかよろしくお願いいたします。
 また、春から毎月1回、広島や香川に参りまして、それぞれの県の教採対策の講座を担当します。こちらのほうは、広島市や高松市にて開催いたしますので、ご当地のみなさま、是非、一緒に勉強しましょう。大阪の勉強会と違い主宰者が異なりますので、上のメールフォームからお問い合わせください。
Feb.17,2013
■(「現代教育史覚書」〔2〕)たしかに、国際的な学力に関する調査結果の数字だけをみれば、2003年や2006年はビルボードの順位を下げた。学習指導要領の変遷でいっても、平成15年の一部改正から20年版の学習指導要領への変化潮流は、1998〜2000年あたりの教育状況の反省の上に立った改訂であったと位置づけることができる。だが、生活科ないし総合的な学習の時間の導入を実行した成果は、教育の森の深いところで種子を撒いているのではないかというのが、ここで議論したいところである。
 じつはビルボードの順位を上げたくて仕方なかったのが、いまでは中教審に統合されてしまった教育課程審議会であった。「できる子はどこまでも伸ばし、できない子は置き去りにしておく」との理屈を増幅したところに、たとえば数学オリンピックで「将棋における角の役割の証明」といったような奇抜な問題を解くことができる「秀才」を生み出そうとしたわけである。しかし、これは多分に遺伝的な才能に頼っているといっていいだろう。こうした「秀才」の種を見出し純粋培養する教育システムを用意したかったのが、教育行政の本意であった。ところがそうした本意あるいは教育行政の主流的思想はひとりの男を事務次官に据えたことによって崩壊したのであった。
 ところで「秀才」に対して、多くの「秀才」以外の生徒は、高校の教育課程の5割以下しか理解できず、従順な働き手としての役目を仰せつかまつることになった。この「『秀才』以外の生徒」も多様化しており、学力的最下層も数%いる。従順な働き手とは、残念ないい方になるが学力ランク的にこの層であって、学力的中間層ともいうべき「中間平凡層」は、理解できない教育課程があったとしても、総合学習などの分野をあるいは楽しみ、あるいは真剣に学んだのである。決して国民教育の総体的なグレードアップをめざした2000年以降の教育の在り方は墜落していない。そう考えなければ、2000〜2010年における「中間平凡層」の立つ瀬がない。
(この議論は随時、継続して更新)
Feb.16,2013
■(「現代教育史覚書」〔1〕)自ら学び、自ら考え、問題を解決する資質能力というような言葉が10年以上、教育界を支配していた。いわゆる指示待ち族の再生産を批判し、創造的な人材の育成をめざして、教育行政が大きく舵を切ったわけである。ここ10年間の教育的成果を、ひとは「成功」と「失敗」と2つの相で捉えている。
 「成功」は、みずからを取り巻く問題群に関心を持って積極的に動いていこうとする人間育成を可能とした教育が展開されたと評価する。従来の知識注入ではなく、仮説を立て検証し、成果を求める基礎訓練をこなし、さらには問題そのものを多様な社会領域から見出す能力を持った人間の育成に成功したというわけである。
 その一方、「失敗」は、基礎学力の低下をもたらした元凶こそ、自ら学ぶとか、考えるとかに雀躍して、結局は勉強のなんたるかを叩き込まれず、ひいては「そんなことも知らないのか」との罵倒を浴びせざるを得ない人材しか残さなかった教育課程にあるとする。つまりその教育課程で育ったゆとり世代の創出に教育行政の失政を見出している。
 教育の成果は、そう簡単にあらわれない。だが、この10年の成果でいえば、大方のところ「失敗」だったとの声が大きい。それは、国際的な調査テストにおいて日本の学力が転落していることが証明されたからだとする。調査を根拠に「失敗」の烙印を押したのである。この数値的な目にみえる「失敗」を教育行政が認め、だからこそ、「学びのすすめ」が打ち出されたし、文部科学省の方針において自己修正が実施されたといわれている。
 この見立ては短期的には正しいだろうし、ワタシも以前にこうした論旨で議論したことがある。だが、100年単位でみれば、そう簡単に、このように位置つけられないかもしれない。
(この議論は随時、継続して更新)
Feb.15,2013
■浩の教室主宰教採勉強会、2月17日午後、大阪市内における開催に、キャンセルがありました。1名の募集です。みなさまからのお申し込み、お待ちしています。
 上記のように、キャンセルは間々ありますので、前日または当日の朝に電話にて問い合わせいただくと、空席状況をお伝えすることができます。当日の朝は、PCをつけていない場合が多く、メールにてご連絡いただいても返信が難しい場合が多いです。よろしくお願いいたします。
 まったく話題が変わりますが、最近、サッポロから復刻版の「蔵出し生」が登場しました。もうずいぶん前、おそらく7,8年前でしょうか、この麦酒が発売されて、おいしくておいしくてたくさん呑んでました。復刻されてから、どうしてもこの麦酒に手がいってしまいます。コンビニ限定というのが、サッポロの戦略ですね。販促費がこんでいるようです。PB戦略はよかったのですけどね。ワタシは、もう売り払ったので保持していないのですが、サッポロの株価は下落しています。でも応援しています、サッポロ。判官贔屓といいますか、業界でいちばんシンドイ会社を応援したくなるのです。キリンやアサヒ、サントリーに負けるな!
 といふわけで、うまい麦酒です。みなさまも是非どうぞ。
 しかし、総選挙は、ないでしょ。

http://www.sapporobeer.jp/
右欄のツイッターにリンクしています。
Feb.14,2013
■まあ、もう、なんというか、1億ユーザー獲得ですからね。

Feb.13,2013
■勉強会の最後は、いつも集団面接の実践で〆ています。ところが土曜日は午前中開催であり2時間半の開催時間でしたので、割愛せざるをえませんでした。日曜日に実践いたしました。日曜日は、5名の方が挑戦、22分間でした。
 質問事項は、最近の気になるニュース、自分が教員に向いているところ、友人と意見が食い違ったときの解消法、土曜授業の復活についてどう考えているか、信頼関係の育み方について、教員の服装について、遅刻がなぜダメなのか、体力向上の方策を挙げよ、いい残したこと、でした。服装と遅刻と体力については、挙手制でした。
 最初はリラックス系の質問で、今回はニュースにしました。そして基本的な誰でも応答できる質問として教員に向いているところをお聞きしました。このあたりは受験生なら誰でも用意しているでしょう。人間性をみる意見の食い違い解消法をはさんで、土曜授業、信頼関係と教員として就業するにあたってどのような意識を持っているかを確認しました。土曜授業については、今夏出題が濃厚ですね。ただ、全員が全員、賛成でしょう。ここで反対をいえる方はいないと思いますが、いってもいいと思います。根拠を示して反対するのは構わないし、実際、面接官も、「反対」なんじゃないでしょうかね。勝負をかけるのもいいかもしれませんよ。
 挙手制の質問は、考えさせる暇を与えないところに特徴があります。「これくらいのことは即答できるように」との面接官からのメッセージと捉えてください。質問に対する解答集を作ると不自然さがでてきますけれども、これくらいのことはポンポンと言葉にできないようでは困ります。服装などは、清潔感やTPO、華美でないこと、動きやすいが代表的な応答ですが、そのほか、靴やカバンのことも述べていいのではないでしょうか。
 勉強会に新しくご参加される方が増えてまいりました。是非、集団面接にもチャレンジしてくださいね。また、珈琲会で話題になったのですが、奈良や神戸市などは集団討論がありますので、こちらも対策を考えるべきですね。3月までには、古いものですが集団討論の再現集をご用意しますので、ご覧になってください(これで、仕事が増える…)。
Feb.12,2013
■昨日も、連続して勉強会を開催いたしました。ご参加のみなさま、オツカレさまでした。今回も新しくご参加いただいた方がいらっしゃいました。いかがでしたでしょうか。楽しく勉強になった4時間だったでしょうか。珈琲会にもおつきあいくださり、ありがとうございます。また、本日、T先生もご参加くださいました。お忙しいところ、ありがとうございました。
 さて、本日は、和歌山の問題の解答解説、自己売り込みのツボの報告、集団面接の練習となりました。この時期の定番的なプログラムです。
 和歌山の解答解説は、ワタシのほうから「楽しく」させていただきました。レポートを話題に、「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の生徒要録上の出欠の取扱い等について(通知)」の「学校の教育課程に照らし適切」かどうかをお話したり、Kさんを出汁に使って体罰の問題を解説したり、オモシロトーク」ではありながら、具体的な場面設定をして法規と現実を架橋させてみました。きょうは、『生徒指導提要』の解説もいたしましたので、すすんだほうですね。よかったです。
 特別支援に関する調査研究者会議の審議の経過報告は、採用資料としては微妙なところではあります。この最終報告は文部科学省に掲載されたらすぐにチェックしなければなりませんね。もちろんワタシのほうでもチェックして、お知らせすることにいたします。中教審答申『学校安全の推進に関する計画の策定について』の問題は、簡単なものでした。和歌山は、おもしろい趣向で採用試験の問題を作成してきているといえます。今年の和歌山2次試験をお受けになられる方は、細かい答申類にも目を通しておく必要がありますね。来週解説する問題の資料も、その一つです。
 つづいて、自己売り込みのツボ。最初にYさんの報告でした。Yさんの報告は、一見、時系列でしっかりまとめられているものの、様々な勲章を引っさげられている記述があり過ぎて、うまくつながりを書ききれなかったところに問題があったかもしれません。語るべき価値ある内容ですので、本日ご提案申し上げた構成をヒントにじっくりみつめ直してください。
 リベンジ報告となったKさんは、今回全面改訂で挑んでくださいました。前回よりもかなりよくなっている評が、傍聴者からつづきました。その一人でもあるワタシは、講習で勉強してきた内容のしっかりした説明の表現を要求しました。こうしたところをちゃんと面接官に訴えることができたら、人物対策としてはひとつの関所を越えたことになります。がんばってくださいね。
 以下、次回更新。
Feb.11,2013

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