日々旁午

2008



おしらせ■今後、当サイト主宰勉強会にキャンセルがありましたら、この「旁午」欄においてアナウンスし、再募集をさせていただきます。再募集はの記号を用いまして表示いたします。開催日程はこちらです。ただし、キャンセルのあった当日朝にご連絡いただいても、連絡がとれません。ご了承ください。その意味では、極力キャンセルされる方は早めのご申告お願いします。
■当サイト勉強会で使用している問題集や参考書ほかを、大阪駅前第2ビル地下2階で、いつでも購入することができるようになりました。地下2階にレンタルボックス・キャビン(06-6344-0509:営業時間/平日11:00〜19:30/土日祝11:00〜18:00)というお店に陳列しています。問題集のほか、しょうもない小物も置いていますのでご覧ください。合格お守りのキティちゃんも!
■現在、「シート式B」、「シート式C」、「平成19年夏実施大阪府過去問解答解説集(教職教養部分のみです)」、「新しい答申『幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について』の解説付資料集(答申そのものをワタクシの判断で精選し、縮減したものに解説を少しだけつけたもの)」、をおいています。また、上記答申と同一日付の答申「子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確保するために学校全体としての取組を進めるための方策について」もおいています。こちらは、解説2枚と「ふろく」を含め、30枚ほどに仕上げました。安価にて提供します。
■レンタルボックス・キャビン店内に連絡掲示板が設置されています。連絡掲示板にご要望を記入いただければ対応しますので、必要な資料あるいは問題集について簡単にコメントくださいませ。たとえば、現在、「平成17年夏実施大阪府過去問解答解説集」、「平成18年夏実施大阪府過去問解答解説集」、「シート式A」はおいていませんが、コメントがあれば、おきたいと思っています。そのほかは、こちらのページ(日程の下に資料の一覧表があります)、および、こちらのページを、どうぞご覧ください。よろしくお願いします。

■各種資料ほかをご購入いただいた方々、ありがとうございました。お礼申し上げます。

日々旁午・表紙へ 浩の教室・トップページへ

(承前)さて、次に発言があったのは、Bさんからでした。Bさんは、Aさんの出されたこころの再生運動に触れ、学校、家庭、地域社会の3者が児童生徒をあたたかくみつめ、例の「あかんもんはあかん、ええもんはええ」を実現することこそ求められていると述べられました。Cさんは、中学志望の立場から、思春期の中学生に対する指導を念頭におきながら、こころの再生運動推進に従事するべきとも付け加えられました。Eさんは、切れる子どもが多くなっている現状を反省して捉え、具体的に感情、心をコントロールするよう支援することを述べられ、運動にいそしむことが、こうした課題解決につながるであろうとご意見されました。Eさんの発言は、討論の進行に応じて柔軟に述べられていますが、前回の発言の働くことの意味や価値を理解する人間像ということに直接する意見ではありませんので、そのあたりをどうするかですね。というのは、討論の中で、一貫した意見を述べることも大事だからです。これはむつかしいワタクシからの注文です。
 Fさんは、あかんもんはあかんが話題となっていることにつなげて、生徒が反発した場合の具体的な解決策jこそのべられませんでしたが、学校全体、教員全員で見守っていくこと、生徒指導に関する懐の深さを備えるべきであるということを指摘されます。Eさんは、学習指導の面で、インターネットの活用ということを発言され、大学に行かなくてもインターネットで学んでいけるというようなエピソードが新聞に載っていたことを紹介されました。すなわち、言葉は出ませんでしたけれども、生涯学習をインターネットを経由してやっていけるということですね。そして、Eさんは、こうした学習を進めるには、自分の興味がどこにあるのかを発見しなければならず、そのことが問題意識を持つ人間になることであると指摘されました。
 つづいてAさんが、ご自身のご意見である集団の中で個性をいかにはぐくむかということを再度強調し、その上で、集団における聞く姿勢の定着ということを語られます。毎日の学習の終わりに「よかったね話」のコーナーを設けて、友達のお話を聞く時間を設ける。その時間を集中して聞くことができるように指導する。聞く姿勢がちゃんとできることと、像の関係を述べればもっといいでしょう。集団の中での個性ということに関連し、Bさんからは、集団規律の問題に転換して指摘がありました。集団における規範を理解しているかどうか、こうした課題は高校志望のBさんならではのご意見でしょう。規範意識の形成は、学校教育活動全体で実践されるべきであり、特別活動もそのために活用されるべきであるとご意見されました。Bさんは、文化祭や体育祭を想定されて、あるいは遠足や集団宿泊的行事を想定されて語られていたと思いますが、ズバリ具体的プランを述べてもよいでしょう。この規範意識の形成問題が出てきたのに呼応し、Fさんは、他人のことを自分のこととして考えることのできる行動規範の育成ということにつなげられました。議論が議論になっている感じがあっていいですね。Fさんは、これを公共の精神といいかえられ、ふだんの授業における、起立、礼、そしてAさんの指摘された聞く姿勢も含めて態度形成が重要と述べられたわけです。
 Cさんは、一人はみんながいてのこと、と公共の感覚を理解し指摘しつつ、理想を掲げつつ生きる方法を見出していく必要があると卒業式で語るといわれ、自分の存在が他と切り離された個ではないということ、助け合って人間社会が成立していること、そうした社会において「何事に関しても、あきらめることなく生きていくこと」を強調されました。
 あまりにマイナスイメージを与えることは避けた方がいいというのがAさんの立場であると、討論をお聞きしていてワタクシは感じたのですが、Aさんは、このマイナスのイメージにへこたれない子ども像を期待、希望されているようでした。
 以下、次回更新にしますが、このAさんの指摘は何を意味しているのでしょうか、当サイトをご覧のみなさま、考えてみてください。
(3/19)

日々旁午・表紙へ 浩の教室・トップページへ

3月16日に実施した集団討論の模様を再現しましょう。今回のテーマは、「卒業式シーズンです。『こうなってほしい』というみなさんの児童生徒に対する期待と希望があると思います。そうしたことを語り合ってください」でいた。このテーマに、6名の方が20分間で議論してくださいました。議論の行方をみてまいりましょう。
 まず口火を切ったのが、Cさんでした。Cさんは、テーマを確認し、子どもたちには、自分を大事にしてほしいと育成したい児童生徒像を述べられたわけです。自分を大切にするとは、自分のみということではなく、自分がつながりを持っている他者との関係も大切にすることを含めてのことであると付け加えられました。
 なお、以降の文章では、「育成したい児童生徒像」を単に、「像」と略して表現します。
 次にBさんは、スマップの歌にもあった、ナンバーワンでなくオンリーワンであってほしいと像を語り、一人ひとりがすばらしい個性を備えた存在であるとの自覚を持たせたいとのことです。そうした個々人が自尊感情と自信を持ち、みずからの課題を発見できる人間であることを望まれています。Aさんは、幼稚園教育10年の指導経験をバックボーンに、十人十色という言葉を使って個性尊重の人間観をまず語られました。そしてBさんの発言を受けて、集団あってのオンリーワンであることを指摘されました。集団の中で自分を見つめることができる像の提出です。
 Fさんは、少し抽象的、というよりもむしろ主語がない言葉といった方がいいですが、高校の卒業式で生徒に「幸せになってください」との言葉を贈ったそうです。幸せの形は人それぞれであるので、みずからの幸せをみずからの力で切り拓いて獲得してくださいというのが、Fさんのイイタイコトです。そのために高校で力を培ってきたんだよ、というように述べて像を提出されました。Eさんは、小学校教諭をめざす立場からですが、一番具体的に、働くことに意義を見出せる人間になってほしいとの像を提出されました。単に収入の多寡に一喜一憂するのではなく、人間としての充実した生き方を働くことを通して自覚できるような人間、そうした尊厳意識を培えるような人間になってほしいと像を出されます。Dさんは、自分を大切にする自尊感情を持った人間を出され、お互いが違う存在であるということを認め合える素直さを備えた人間を像として示されました。
 こうして、それぞれの像が、1巡目で登場し、次の段階にすすんでいきます。
 このあと、どのように進行していくのか、非常に興味があるところでしょう。このときに、テーマの読み替えがうまくいっているとスムーズにすすみます。というのは、たしかにテーマからすれば、回答はもうでているということになります。しかし、さきほどワタクシが「次の段階」と書いたように、これだけでは集団討論として不満ですし、像の共通項を煎じ詰めるということだけでは、物足りません。それに時間も余ります。「次の段階」をどう想定するべきでしょうか。そこに、集団としての力量が試されます。
 しかし、そうはいっても、「次の段階」の内容は、誰でも思いつくものです。すなわち、それぞれの出された像に近づくために、どんなふうに各参加者が支援してきたか、また支援するのかを議論するという点に落ち着くでしょう。それはすなわち、Fさんのいわれた、「そのために培ってきた力」を議論することになりますね。それをテーマに即して、前回の勉強会の討論と重ねていえば、学力面、生活面から多様に意見を出しあって、期待される人間像を集団として回答していくことになります。人格の完成に寄与するどのような支援が、どのような方法で行なわれるのかを語る時間が、残されているというわけです。
 ここまで1巡で6分くらいでしょうか、ですので、あと14分を、こうした議論ほかにあてることとなります。
 たとえば、次の発言者、Aさんは、Fさんの発言やEさんの発言を受け、大阪のいわゆるこころの再生運動を取り上げ、体験活動を充実していくことが、像の実現にあたってひとつの指標になると述べられましたし、Cさんは、現実の学校生活を過ごしたあとには、いい思い出も、悪い思い出もあるとし、理想だけではない振り返りの作業が、個々の児童生徒に期待されていると語られます。そうした足元を固めるといいますか、現実的な教員感覚を持っているということを主張することは、評価に値すると思われます。誰しもが幸せになる権利を持っているとのCさんの立場は、その実現のために学校生活を糧にすることを児童生徒に要求し、学校生活がプラスにもマイナスにも働くことに注意しつつ、わたしたち教員は指導を豊かにしていかねばならないと述べられたわけです。
 ここでしかし、学力面と生活面という捉え方を、どういうように集団討論として表現していくかという隠された課題がクリアされていない感があります。それはどういうようにこのあと解消されていくのでしょうか。いいかえればこれは、学力的人間形成と倫理的人間形成の支援法ということになるでしょうか。次回更新です。
(3/18)

日々旁午・表紙へ 浩の教室・トップページへ

昨日は当サイト主宰勉強会に多数ご参加くださりありがとうございました。珈琲会にはなつかしい方を拝顔することができ、これまたありがたいことでした。遠く宮崎からのご参加もありがたいことでした。是非また折をみて、ご参加くださいね。さて、昨日は、答申の講読からはじめました。もうすぐはじめる集団面接とはどういうものかを答申を素材にちょっとすすめてみましたが、いかがだったでしょうか。今回で、教育課程に関する答申は終了です。8回にわたって精読してまいりました。ここから出題されたら、必ず得点獲得できるようにしてくださいね。大阪府の場合、教職教養は12問しかありませんから、1つ落とすと大きいですから。 答申第7章についてコメントしたところを、しっかりおさえてください。
 つづいて自己売り込みのツボでした。NさんとKさんに報告していただきました。お二人ともかなり練ってこられた文面でした。しかしそれでも問題点が浮き彫りにされたということは、それだけ勉強会参加者のレベルが上がってきた証拠でもあります。みなさん、いいものじゃないと飽き足らなくなってきたのですから。
 Nさんの報告には、多少、聞き違えられる可能性のある表現が文章にありました。それをまずは手直ししてください。内容的には、トピックとして、大学院における研究事項をいれることも考えてみてくださいね。それから、ボランティアにかかわる大学学生時代の実践は、少し削りましょう。全体として、「〜だから〜ができる」ということを織り込んで、売り込みにしましょう。
 Kさんのツボは、むつかしい漢語がありすぎて、一度聞いただけでは素通りされてしまうかもしれません。考えておられることを抽象化する高い能力をお持ちです。しかし、面接官とのやり取りでは、平易な表現で具体的にイイタイコトを述べましょう。相当高い英語能力をマークする実力を、是非、中学現場で生かしてください。
 次に集団討論でした。討論テーマは、「卒業式シーズンです。『こうなってほしい』というみなさんの児童生徒に対する期待と希望があると思います。そうしたことを語り合ってください」でしたが、一体どうなったのでしょうか。次回の更新にてお伝えいたします。さて、討論のテーマは、これまでこのサイトに明示してきました。しかし、4月以降は本番さながらにするため、テーマを伏せます。出たとこ勝負で議論できる力を養うためです。がんばって。
(3/17)

日々旁午・表紙へ 浩の教室・トップページへ

本日、3月15日、当サイト主宰第166回勉強会は不開催です。勉強会にお申し込みいただいた方々には、すでにその旨を明記したメールを何度か差し上げておりますが、今一度こちらにてご連絡いたします。
 なお、3月16日は開催いたします。地下鉄淀屋橋近辺での開催になりますので、場所をお間違えにならないよう、ご注意ください。
(3/15)

日々旁午・表紙へ 浩の教室・トップページへ

前回勉強会における集団討論の模様再現が大幅に遅れ、申し訳ありません。ようやくイロイロな仕事をほぼクリアし、手をつけることができました。3月8日の討論のテーマは、「学級をまとめるのは大変です。担任としてクラスを指導するときに必要なこととはなんでしょうか。学力面や生活面の両方に注意して、議論してください」でした。このテーマに20分間、6名の方が挑戦されました。
 まず、Aさんが、クラス担任はどうあるべきかと問題提起され、児童生徒にとってきわめて大きい存在であり、たとえば独裁的であってはならないし、しかしクラスをまとめていくよう牽引していく技量も持っていなければならない存在であると述べられました。後半の牽引は支援であって、児童生徒が日常の学校教育活動のほぼすべてを自主的に決定していけるようサポートする存在として、担任の存在を考えておられます。Aさんは、たとえ決定することがむつかしいものであっても、選択肢を用意し、自主性尊重の精神を貫きたいと考えておられます。
 この学校教育活動における「決め事」に関連し、Cさんは、学級のルールをしっかり作っておくことが大切であると発言されました。その場合、先生が作るのではなく、児童生徒と共同してルールを作っていくところに、自主性の芽生えをみてとりたいと考えておられます。そのルールとは、授業でちゃんと手を上げるとか、教科書を出しておくとか、基本的なものだと追加説明されました。
 Bさんは、そうした作業の前提に、児童生徒との信頼関係形成を主張されました。学級開きのあと、できるかぎり一人ひとりの個性を見抜き、クラスの掌握に努め、ルール確定にもっていきたいと具体的に述べられました。さらに、今回のテーマの学力面に関しては、わかりやすい授業の構築ということを指摘されました。ルールということに関してDさんは、原点として、人の話をちゃんと聞く姿勢を備えること、を提示されました。教員の指示が浸透しない苦渋を講師経験から重々承知されておられるDさんは、この「聞く姿勢」を学級開き後すぐに定着させたいようです。
 そうした意味では、Fさんいわれるように、4月、5月の時期が重要です。Fさんは、この間にクラス作りのビジョンを教員が持っておくことこそ大切であり、それとマッチした形で児童生徒が主役のクラスができればよいと述べられました。これに具体的な指標を提示されたのがEさんです。Eさんは、クラス目標の設定と役割分担してクラスを活性化していく方策を主張されました。また、中学教諭志望の立場から、学力面では教科担当との連携、生活面では家庭との連携がクラス担任としての最初の大切な仕事になると指摘されました。
 Dさんは、家庭との連携について、家庭環境の把握ということを取り上げられます。教員の言葉使いひとつで、家庭との連絡関係が良くも悪くもなると経験則を紹介してくださいました。また、教科担当との連絡では、「私語はありませんでしたか」などと、常にクラス状況をたずねておくことがクラス運営を円滑にすると述べられました。Fさんは小学校教諭志望であり、中学教諭志望のDさんの立場との違いから、学級担任制の小学校では、生徒とかかわる時間が大変長いこと、とすると、自分が担任であるとの強い責任感覚を持たなければならないことを強調されました。非常に力強い発言でよかったです。Cさんも、こうした自覚的な担任意識を持つべきと同意されます。また、クラス運営上気になるポイントは、児童にすぐ注意を促すなど、間髪入れない指導が求められるのではないかと提起されました。
 Aさんは、先ほどの家庭との連携について、保護者に担任として説明責任を果たすことが要求されると述べられ、クラス内で実施する計画や招きたくない事件が起こったときなども、それを正確に伝えることが保護者との信頼関係をとり結ぶのに欠かせないと指摘されました。Bさんも保護者対応はクラスをまとめる上で重要な事項であることに同意され、児童生徒の生活時間について家庭から情報をもらい、これを忘れず学校生活時間とのかかわりを考えて指導することが求められるのではないかと議論を継承されました。
 Dさんは、これを家庭訪問で実現しようと述べられました。、また、入学仕立ての4月段階においては、小学校の先生から申し送りされる個人カードを頼りにクラスの現実的な把握に努めると抱負を語り、クラス目標の設定に関しては、生徒から「こうしていこう」との声を募ることが自主性尊重にもなって、また、責任感−「君たちが決めたこと」の感覚を持たせたいと支援者の立場を鮮明にされます。また、5月には席替えを実施しますが、その意図をも生徒に伝えることが、教員と生徒との信頼関係を強くする方策ではないかと指摘されました。
 教員が描くクラス像にどう近づけていくかも、やはり問題となります。これについて話題化されたのがAさんです。Aさんは、これをテーマの学力面で述べられたわけですが、学力面でクラスをどうまとめるか、たとえば放課後の勉強について語られます。また、そうした学習環境の提供の前提に、クラスの人間関係をしっかり理解しておくことが大切だと指摘し、たとえばクラスのリーダー格は誰なのかといったポイントをつかんでおくことも、円滑なクラス運営には避けられないことであると提言されました。クラス全体の雰囲気をよくし、盛り上げていくためにも、こうしたポイントを押えておくことは不可欠でしょう。
 Fさんは、クラス全体の雰囲気をよりよいものにしていくとの課題に関し、「多くのお友達との連携、学級目標の達成」ということを指摘されました。隣に座っているだけでは、学級開きのときはお友達になれない、だから、もっと広く、クラスメートとお話ができるように時間を割きたいとのことです。
 これは、Bさん指摘のように、担任として一人ひとりの児童生徒とどう接していくかということとかかわってきます。先生も児童生徒をみている、児童生徒も先生をみている、そうした相互のよい意味での監視がクラスにはありますね。Bさんは、学力の面では、絵本の読み聞かせなどを行ない、クラスをまとめていく方法に採用すると補われました。
 また、早い時期における自己開示がクラスをまとまりあるものにしていくとご意見されたのがDさんです。いいところも、嫌なところも含めて、自分とはこういう存在であるということをクラスに開放していく、ということでした。児童生徒の心のうちを開示することは、思春期にあってはむつかしいことだと思いますけれど、是非、がんばってほしいものです。Eさん曰く、教員と生徒との関係、生徒間の関係をよりよくしていくことが、学級開きのとき以降も適切に継続していかなければならない。これもそうでしょう。
 また、クラスをまとめるためには、Cさんがいわれたように、クラス独自の取り組みとその実行、達成ということが要求されます。この曜日のこの休み時間にはこれをするといった具体的な提案の仕方をこの討論で紹介されたことは、評価に値します。実行⇒達成は、クラスへの一人ひとりの帰属意識も高めます。行事にどう立ち向かっていくのか、郊外学習をどうすすめていくのかといったDさんの指摘もこの実行⇒達成にかかわってクラスにまとまりをもたらすものです。
 最後に発言されたBさんの言葉でいえば、一致団結をどう実現していくかということになりますね。
 以上で、討論が終了しました。今回、注目するべきは、Bさんの各発言でしょう。といいますのは、いずれかといえば生活面に偏りがちであった議論に学力面における発言を組み込み、テーマから離脱していないところを印象つけた点が評価されるからです。こうした複数の課題がはいっているテーマで、ご自身の立たされている足元をしっかりみつめているということを意味します。
 次回もみなさん、がんばってください。
 その次回のテーマですが、ちょっとくだけて、「卒業式シーズンです。『こうなってほしい』というみなさんの児童生徒に対する期待と希望があると思います。そうしたことを語り合ってください」といたしましょう。
(3/14)

日々旁午・表紙へ 浩の教室・トップページへ

3月16日の日曜日、キャンセルがありました。地下鉄淀屋橋近辺開催、13時よりです。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご連絡お待ちしています。ドコモほか、携帯からのお申し込みは、ご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです3月13日、09時13分現在、締め切りました。ご応募ありがとうございました。お申し込みされた方にはご返信しています。ご確認ください)。

日々旁午・表紙へ 浩の教室・トップページへ

更新が滞ってスミマセン。身体大丈夫です、ありがとう。いま、原稿締め切りを抱えておりまして、そちらに時間を割かざるを得ず、こうした状態になっています。討論再現模様は今しばらくお待ちくださいね。
(3/13)

日々旁午・表紙へ 浩の教室・トップページへ