日々旁午

2008



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おしらせ今後、当サイト主宰勉強会にキャンセルがありましたら、この「旁午」欄においてアナウンスし、再募集をさせていただきます。再募集はの記号を用いまして表示いたします。開催日程はこちらです。ただし、キャンセルのあった当日朝にご連絡いただいても、連絡がとれません。ご了承ください。その意味では、極力キャンセルされる方は早めのご申告お願いします。
当サイト勉強会で使用している問題集や参考書ほかを、大阪駅前第2ビル地下2階で、いつでも購入することができるようになりました。地下2階にレンタルボックス・キャビン(06-6344-0509:営業時間/平日11:00〜19:30/土日祝11:00〜18:00)というお店に陳列しています。問題集のほか、しょうもない小物も置いていますのでご覧ください。合格お守りのキティちゃんも!
現在、「シート式A」、「シート式B」、「シート式C」、「平成19年夏実施大阪府過去問解答解説集(教職教養部分のみです)」、「新しい答申『幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について』の解説付資料集(答申そのものをワタクシの判断で精選し、縮減したものに解説を少しだけつけたもの)」、などをおいています。
 なお、今年1月17日付の答申「子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確保するために学校全体としての取組を進めるための方策について」もおいています。こちらは、解説2枚と「ふろく」を含め、30枚ほどに仕上げました。答申類は、安価にて提供します。
レンタルボックス・キャビン店内に連絡掲示板が設置されています。連絡掲示板にご要望を記入いただければ対応しますので、必要な資料あるいは問題集について簡単にコメントくださいませ。たとえば、現在、「平成17年夏実施大阪府過去問解答解説集」、「平成18年夏実施大阪府過去問解答解説集」、「シート式A」はおいていませんが、コメントがあれば、おきたいと思っています。そのほかは、こちらのページ(日程の下に資料の一覧表があります)、および、こちらのページを、どうぞご覧ください。よろしくお願いします。

各種資料ほかをご購入いただいた方々、ありがとうございました。お礼申し上げます。

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20時ころに、N700系長澤まさみ号で帰阪した浩です、こんばんは。本日、広教組主宰広島県教員採用試験対策学習会にご参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。たっぷり4時間の学習時間、平成19年夏実施の過去問の検討と、その類題を数問解答解説しました。
 その際、全国学力テストの話題が出ましたけど、ワタクシの思い込みで、来週土曜といっていましてが、実施日はこの22日ですね。失礼しました。
 次回、五月晴れの10日に、また広島でお会いすることを願っております。
 さて、あすは、第174回勉強会の開催日です。ご参加のみなさま、よろしくお願いします。あすは、集団面接、集団討論を行ないます。時間があると思いますので、個人面接を希望者おひとりかお二人に実施しましょう。このページをみて、挑戦したい方は、ご自身のエントリーシートを持参してください。よろしくお願いします。
 それでは、あす!
 しかし、教職教養の勉強方法として、広島は穴埋練習することに意味があるけれど、大阪対策としては、まったく意味がないですね。ほんのちょこっとだけでいいでしょう。
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4月20日の日曜日(JR大阪駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです(4月18日23時42分に締め切りました。ご応募ありがとうございました。お申し込みされた方にはご返信しています。ご確認ください)。

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5月21日の水曜日(地下鉄淀屋橋駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです(4月18日22時37分に締め切りました。ご応募ありがとうございました。お申し込みされた方にはご返信しています。ご確認ください)。

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昨日、第2回水曜会にご参加のみなさま、お疲れさまでした。足早に新しい学習指導要領の確認からはじめましたけれども、いかがだったでしょうか。今回から新しく参加された方々もいらっしゃり、少しゆっくり目で進行いたしましたけれども、このくらいのスピードでしたら、確実にポイントを資料に書き込んでいただけるのではないかと思っております。
 次に、集団面接を2回いたしましたね。なかなか言葉が出ないときもありますけれども、経験がものをいいますので、何度も修練を積んでください。きょう、質問されたことを次回きかれたとすれば、必ずできるようにしましょう。面接の質問は新規なものもありますけれども、そうそうむちゃくちゃ幅が広いわけではありません。ある程度の領域をカバーすれば、大丈夫。そのことについてヒントを本日述べましたので、参考にしてくださいね。
 次に、集団討論でした。討論は下記にその模様を再現した「生きる力」に関するものです。実際にやってみて、いかがだったでしょうか。たとえ下の再現の文章を読んだとしても、「みるとやるとでは大違い」といったところでしょう。でも、がんばっていましたよ。
 大学4回生から講師の方、社会人の方まで、多様な面子が揃って、まさに異年齢集団による交流でしたね。
 次回は日曜日、討論は新しい課題になります。
 今週末の土曜から、広島県教職員組合主宰学習会がはじまります。数十名のお申込がありまして、ウレシク思っています。記述式の攻略をやっていきましょう。みなさんと議論、そして作文する時間もとって、例年と違った実施方法を採用しようと思っています。
 広島のみなさんとお会いできるのを楽しみにしております。今回もかなりのレジュメを用意しています。
 では〜
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4月20日の日曜日(JR大阪駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです4月16日06時04分に締め切りました。ご応募ありがとうございました。お申し込みされた方にはご返信しています。ご確認ください)。

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本日午後1時より、第2回水曜会を開催いたします。ご参加のみなさま、よろしくお願いします。すでにご案内のメールを差し上げておりますので、場所等に迷われるようなことがあれば、ご連絡ください。よろしくお願いします。平日午後の開催ですから、講師の方々のご参加は大変だと思われます。時間の都合がつきましたら、お申込くださいね。
 本日は、新学習指導要領の解説の後半をワタクシの方から最初にいたします。この資料は明日持参し、初参加の方にはお渡しします。
 次に集団面接と集団討論です。新しく参加される方や大学生のご参加が多い水曜日は、土日の再現をいたしましたけれども、同じテーマでがんばっていただきます。下記の文字起こしした討論の模様をたたき台に、自分なりに主張することを頭に描いておいてくださいね。
(再掲載)みなさま、当サイト主宰勉強会に、多数お申し込みくださり、ありがとうございます。日程と申し込み状況をご覧になられればお分かりのように、満席状態がつづき、ご迷惑おかけしております。何分、小さな教室で実施している関係上、募集人数は限定されてしまいます。どうかご容赦ください。
 こうした問題を解決するため、この4月からは、水曜日も開催いたします。水曜日の午後、大阪市内までご足労いただける方、是非、一緒に勉強しましょう。当サイト主宰の勉強会は、何かを売りつけたり、宗教団体であったり、政治団体であったりではまったくありません。ただ、開催にあたって是非とも必要な経費から、参加1回あたり1000円〜1200円は必要となりますのでご理解ください。1回あたり、参加者は上記の1000〜1200円と、ご案内のペーパーや資料あわせてコピー代20円〜500円くらいが必要になってまいります。500円というのは、資料が50枚ということを意味します(@10円)。
 いずれの曜日の開催も、どちらかといえば女性が多い状態です。おそらく、サイト経由で勉強会に行きたいなとお考えの方でも、とりわけ女性の方は、怖くて二の足を踏んでおられる方もいらっしゃると思います。そこは、当サイトの運営姿勢から、判断いただくほかありません。最近では、口コミで、当サイトの勉強会の存在が静かに広まっています。また、多数の合格者を輩出し、その合格者からのご紹介などによりまして、今年は参加者が急激に増えています。多様な要望にすべて応えることはなかなかむつかしいですが、継続的なご参加を可能とする制度も用意いたしました。
 しかし、はじめてご参加の方も、すんなり勉強会に参加いただけるように配慮しております。みなさまからのお申し込み、とりわけ、比較的すいている状態の水曜日午後へのお申し込み、お待ちしています。

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5月14日の水曜日(地下鉄淀屋橋駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです(4月15日18時03分に締め切りました。ご応募ありがとうございました。お申し込みされた方にはご返信しています。ご確認ください)。

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5月7日の水曜日(地下鉄淀屋橋駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです4月15日16時09分に締め切りました。ご応募ありがとうございました。お申し込みされた方にはご返信しています。ご確認ください)。

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(承前)つづいて発言されたのは、Eさんでした。Eさんは、Dさんの自身を持たせる指導ということに関連し、仲間で助けあって協力して物事を達成することも大切であると述べられました。それは、単に個々人の能力の向上をめざすのが学校教育の目標ではなく、クラス全員、あるいは全校あげてひとつのことをなすことができれば、協力して達成感を味わくことができますし、ひいては、おおきな、ひとりではできそうもない課題を解決するには「みんなと力をあわせてやらないと」といった感覚を生みます。これは社会に巣立っていくことになる児童生徒において是非とも持ってほしい自覚です。こうした考え方からEさんは、集団活動の充実を指摘されたわけです。
 自信を受け付けるということでは、係活動を児童生徒に自覚を持ってあたらせ、責任を果たさせることによってクラスメートから信任されるということもあるでしょう。これを指摘されたのがAさんでした。責任感を持たせることにもなります。また、Aさんは、友達のいいところをみつけることも、自信を持つきっかけを友達に与えることにもなるので実践してみたいと抱負を語られまして、さらに、教員がほめる指導、本人の自覚していないいいところの指摘なども、本人に自信を持たせることになると主張されます。
 ここで、Cさんは、テーマの分析から別の観点を提出されました。それは、生きる力は、社会人として生活していくのに結びつく力であるとの指摘です。生きる力は答申でそのいわば原質が書かれてあります。Cさんは最初の発言でそれを述べたわけですが、ここで、ご自身の「生きる力」解釈を述べられたといっていいでしょう。高校志望のCさんらしく、社会に巣立っていっても役に立つ能力との観点から生きる力を捉え直されています。それは社会で自活できる自信という観点では、これまでの議論とつながりを保っていますし、この後の議論への問題提起ともなりました。すなわち、社会に巣立つということは、進路の指導をどうすればいいかという学校の課題となりますし、また、どのような職を選んでいいかわからないとすれば、キャリア教育の話題になります。こうした話題提供型の発言は、集団に対する貢献度が高いと評価できます。
 こうしたCさんの話題の提供に刺激され、Dさんから実践報告がありました。Dさんは、耳の不自由な子どもたちにサッカーを指導するボランティアに従事されています。障がいがあっても、将来、社会で健常者とともに生きていくかぎり、健常者との交流が欠かすことができないとの姿勢から、指導しているサッカーチームの登録を、一般の登録と同じくして、交流を深めようとされています。これは、先ほどの、社会人として生きていく力の養成を障がい児教育の分野において、地でいく指導の報告となりますので、討論に自己の教育経験をうまく1コマとして挿入するご意見であったと評価できるでしょう。Bさんは、進路指導に関連し、高校に進学するにあたり、はじめて進路を考えるようになった生徒も多いと中学講師経験の実感からご意見され、総合選択制が用意されていることなど、高校進学に関する情報提供することが教員に期待されていると述べられます。進路を考えることは、一人ひとりの生徒がキャリアを考えるきっかけにもなると指摘されます。
 Aさんは、小学校でもキャリア教育は実施するべきであると主張され、イロイロな職の人と接することが求められており、キャリア選択を考えることが生きる力の育成の上でヒントになるとお考えです。いろんな大人がいて、いろんな働き方があるということを小学生の段階から認識させる学習を提供する意気込みですね。Eさんは、キャリア教育が話題化しているのをつかみ、ご自身の民間経験を武器に話を進められました。働いてきたこと、働く内容を民間で仕事をしてきたことを元に児童生徒に伝えたいと。具体的にはPC関係のお仕事のわけですが、プログラミングの仕事とはどういうものかということを伝えたいようです。Dさんは、児童生徒の保護者の仕事を児童生徒自身が理解することからはじめるとよいと主張され、それが親子の会話を生むことになるし、さらにそれを学校で発表するとの作戦を立てておられます。
 Aさんは、Eさんのいわれたことから、IT社会化している現状、IT教育も実施するべきであると方向を少し変えられて議論をつづけようとされました。
 と、ここにきて、IT教育、情報教育という議論になっていったわけですけれど、いささか迷走しているような感がないでもありません。「生きる力」の内容がある意味で何でも包摂していることから、キャリア教育をひとつの話題とするのは、間違っているとはいえません。しかし、かなりそこに力点がおかれ過ぎると、「生きる力」の本来的な議論を無視することになるでしょう。
 というのは、生きる力を育成するためにこそ平成10年に設置されスタートした総合学習についてほとんどご意見がありませんし、横断的、総合的に学習を進めるとの視角から発言があったかといえば、これまたないのです。やはり、重要項目を欠落させたままでは、討論に対する評価としては苦しくなります。これを修正し舵取りできる方がいなかったのが残念です。しかし、こうした展開が討論時間も終盤の15分くらいのときにあらわれたので、なんともしようがなかったのかもしれません。そうした意味では、なにも討論で結論が要求されているのではないのですから、思い切ってテーマに今一度立ち返る発言があってもよかったと思いますよ。
 そうしたことに気づかれていたかどうか、Cさんは、変化の激しい社会に対応する能力というようにみなさんのご意見を読み替えて、しかし、教育における不易として、人間関係を築く能力が是非とも必要であると議論の建て直しをされました。人間関係を築く能力は、クラブに入っても養われるし、学校行事を実施するにおいても養われます。Bさんがこのご意見を受け、伝えあう力も生きる力の主要部分をなすとの考え方から、児童生徒のコミュニケーション能力の不足を嘆かれ、これを育成するための授業、との指摘をされました。Aさんは、コミュニケーション能力の育成は、他人の気持ちがわかるということが前提となるとし、痛みを知った経験の多い児童生徒ほど、他者理解が深くなるので、多様な経験を児童生徒にさせてみる学校の計画が要請されると述べられます。それは、Cさんがいわれるような、リーダーを決めて活動するようなことでも育成されます。たとえば合唱コンクールのような集団活動もそうでしょう。目立たない児童生徒があるいは力を発揮することもあるでしょう。また、自然体験の中でこうした他者理解がすすみます。これはEさんのご意見です。自分が生かされている存在であることを心をむなしくして知り、また環境の保全も自然と向き合うことで理解でき、さらにはその具体例としての水質調査など、Eさんのご意見は貴重なものでした。
 これで20分間が終了です。5名で実践し、全23発言機会。1発言あたり55秒といったところでしょうか。スピード感がありました。
 今回、議論された内容的にいいますと、キャリア教育に流れすぎていたところが反省点です。議論に登場しなかった、横断的、総合的に生きる力を育成するとの観点、総合的な学習の時間について、次回は生かすようにしてください。その際、新しい学習指導要領の規定=小学校では第5章を下敷きに主張されるとよいかもしれませんね。
 今回の討論は、第173回の議論の再現、つまり日曜日の再現でした。1週間に3回勉強会を開催している関係上、どの討論を再現するかは、ワタクシ、浩の方で選ばせていただきます。さすがに全部文字起こし作業するのは、大変です。ご容赦くださいね。
 次回、水曜会で。また、週末に。
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それでは、前回の討論の模様をお伝えします。テーマは基本に立ち返り、「生きる力を育成するために、どのような指導をしますか、議論してください」といたしました。大阪府は、どのような受験生でもはいっていきやすいように配慮した、間口の広い集団討論テーマを用意しているように、ワタクシは感じています。なぜなら、あまりに狭すぎる討論だと、何も発言できない受験生がでてくる可能性があるからです。また、その場合、特定の受験生の発言機会が増えて、討論の大きな評価ポイントである協調性を見極めることができなくなるからだと思われます。そうしたワタクシの推測から、勉強会では、ときに狭いイシュー、ときに間口の広いイシューというように、出題を分けています。一度、テーマだけを勉強会報告(討論再現)ページにて見比べてみてください。自分なりに、それぞれのテーマで何がいえるだろうかと考えてみた場合、いいやすい、戸惑ってしまう、両方あるでしょう。ナローなテーマの場合に戸惑ってしまうものですが、それを克服することができれば、間口の広いテーマは簡単なテーマのようにも思えてくるから不思議ですね。
 さて、今回のテーマは、おなじみの生きる力を主題とするものです。生きる力は知・徳・体の総合的な力をさしますから、これだけでも3点の議論のポイントがあるということになります。しかも、学力向上に躍起になっている昨今、全国45番目の評価を思い知らされた大阪府としても、学力向上は喫緊の課題といわなければなりません。そうであるとすれば、生きる力を地の立場から捉えた確かな学力という分析ができていれば、この討論は基本的枠組みができたことになる。
 そして、その枠組みに対して、何を教えるべきか⇒基礎基本そして応用としての思考力、判断力、表現力、どのようにして教えるべきか⇒具体的な教育方法論、みなさんの教育実践、というように語ることができます。
 さらに、知を離れて徳の問題に移れば、豊かな人間性ということを議論することができ、それは道徳をテーマにすることにもなるし、生徒指導の議論を深めることもできる。
 こういうように、ひとつの話題を攪拌し、多様な方向を提示することが、討論参加者の発言を活発にし、ひいては、集団としての好印象をも面接官に与えることができます。
 この生きる力を主題としたテーマに、20分間で5名の方が議論を重ねてくださいました。登場人物をA〜Eさんといたしましょう。
 さて、最初に発言されたのは、Cさんでした。Cさんは、生きる力の定義を語ることからはじめられました。自ら学び自ら考え、よりよく問題を解決する資質能力が答申や学習指導要領のおける表現であることを端的に述べられました。ここにご自身の志望である数学の教科的特性を絡めて、問題解決には判断力が重要で、その判断力養成に数学は貢献できるとされ、また、単に問題を解かせることに終始するのではなく、じっくり時間をかけても、あるいはかかったとしても、解決に導くことが大切なのであり、そうした努力が問題解決能力の育成・向上に結びつくと主張されました。
 Bさんは、いま、児童生徒を見渡して、自分で考える力が一番欠けていると分析されています。その立場からBさんは、学校生活のあらゆる場面で考える機会を設けることが期待されていると指摘されます。AさんはこのBさんのご意見を引き継ぎ、まちがってもいいから、自分の意見をいってみる姿勢が学校現場には必要であると述べられました。そうした動的な環境ができれば、生きる力育成も順調に行くことでしょう。Eさんは、生きる力を育成するには、まずは、きく姿勢を身に付けることだと主張されます。Eさんの主張する「きく姿勢」は、「聞く姿勢」ではなく、「聴く姿勢」という深い意味を込めて発言されたものでした。耳できくだけでなく、目でもきき、心でもきくとの「聴」の字を分解して、その部首すべてでもって「きく」ということです。そうした態度形成ができると、理解力は向上しますし、理解がすすめば知識やものの考え方が定着そして深化します。これは、読む聞く話す書くの言語の4機能の読むという行為が最初にあるのと関連しますね。
 Dさんは、体育志望の立場から生きる力育成にどのようにタッチするかを述べられます。生きる力は課題解決の力であるが、課題そのものを発見できなければ、その力も養えないとのお考えです。とすれば、体育の授業では、チーム分けし、たとえば野球にせよ、サッカーにせよ、どうすれば勝てるかを議論させるなど、勝つための方策=課題を発見させる生きた授業が成立するということになります。
 Aさんは、体育における生きる力が意見として登場したのを受け、健やかな身体を育成することも生きる力のひとつの課題であると発言され、それを学校教育活動全体においてどのように推進するべきかと角度を変えつつ、生活習慣の見直しというトピックを提出されました。健やかさは日々のちゃんとした生活が前提となるかぎり、たとえばあいさつを元気よくすることなどは、一番最初にするべき実践でしょう。それを児童生徒同士でも確認しあうことによって、学校の元気度があがりますしね。
 Bさんは、Eさんの「聴く」の主張に賛同し、音楽を指導する立場から、「音楽をきく」の「きく」に移行され、生きる力に内包される、美しいものを美しいと感じ感動する感性の育成ということを述べられました。そのためには、表現や発表する機会を多く用意、提供することが教員としての仕事になるということになります。そして、美しいものを美しいと認めあえる集団形成をめざすとBさんは強調されました。つづいてDさんは、生きる力は、教員の立場一般からいえば、児童生徒に自身を持たせることなのではないかと提案されます。いわゆる自己有用感や自己肯定感を自覚させる指導です。だから、できない課題があったとして、それをできるかぎり自分の力でできるように指導することが授業の過程に要求されると述べられます。すなわちそれは、「待つ姿勢」をどれだけ教員が持てるかどうかですね。
 Cさんも数学志望の立場から、数学も美しいものであるとBさんのご意見を引き継ぎ、三角形の合同の証明のことを簡単に話されその美しさを述べられました。さらに、計算ができるできないの話題においてDさんの議論と関わらせつつ、数学だけでなく総合的な能力としての生きる力というフレームを描いておられるようでした。生活に生かせる能力としての生きる力との発想は、特別活動や行事としての演劇活動においても発揮し活用できる能力ですし、そうした活動を通じて得られた能力が、また、他の活動領域にも生かせます。そうした能力こそが、生きる力というものでしょうね。
 以下、次回更新につづきます。
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第172回、第173回の勉強会に多数ご参加いただき、ありがとうございました。今回のプログラムは、新しく改訂された学習指導要領の解説からはじめました。小学校と中学校の資料を配布しましたけれども、小学校の総則を中心に、それを補う形で、道徳と外国語活動、総合学習、特別活動について説明し、中でもかなり変わったところの指摘をしておきました。お手元の15年一部改正版とつき合わせて、再度ご確認ください。なお、この新しい学習指導要領については、当然ねらい目ですので、1次対策でも問題として取り上げますね。なお、こちらの手違いがあり、配布し切れなかった方々、申し訳ないです。次回、持参いたします(すでに用意しました)。
 次に、集団面接です。両日とも、2グループに分け、実施いたしました。面接終了後に、お互い「カード交換」するのですけど、イロイロな見方があらわれていて、反省点が浮かびあがり、効果的ではないかと思われます。なかなか客観的な指摘が得られない中、こうしてお互い切磋琢磨することが、大切でしょう。
 外面的な指摘から、内容的な指摘まで、自己をみつめることが面接力を鍛えることとなります。場数で経験値を増やし、本番までに完成形を整えることが大切です。他者の面接を受けているのをみて得られることも大変多いです。いいところを吸収し、ダメなところを自分でもやってないかなと振り返ることです。そうすることによって、成長します。手を上げるとき声を出すとか、ボクといっていないか、無くて七癖ともいいます。そうした指摘を自分の力で克服することが要求されます。人は人をよくみてます。みなさんも、電車の中でよく人を観察するでしょ。ほんと、小さなことまで目にとまるものです。勉強会では、そうしたマイナスポイントを無くしていくことに主眼があります。というのは、実は、受験生は、どっこいどっこいなのですよ。ズバ抜けている方もいらっしゃいますが、ほとんどはどんぐりの背比べです。だから、エラーをなくすことが、「勝ち」につながるのです。
 土日開催では、小学校外国語活動のことについても質問しました。いっしょに勉強した学習指導要領がすぐさま思い起こされて、言葉にできましたでしょうか。自分の中に定着させることです。知識もそうですが、どういうように話すかということにポイントをおいてください。学習指導要領をそのまま棒読みのように回答してもあまり面接官の心は動かないですから。
 さて、集団討論を最後に実施しました。これは今後も必ずやりたいです。第1回の水曜会では、教員採用試験の概要を話した関係上できませんでしたが、次回はやりますね。今回のテーマは、基本に立ち返り、「生きる力」を主題としたテーマでした。次回の更新で再現してみます。
 ところで、5月25日の勉強会は、「1分間スピーチ大会」といたします。この日の勉強会にご参加される方は、スピーチ用の原稿を用意して挑んでくださいね。また、25日に参加できない方々のために、他の日も用意します。水曜日にもいたします。よろしくお願いします。どの日に開催するかは、ここで周知するとともに、ご案内のメールを差し上げ、喚起します。
(再掲載)みなさま、当サイト主宰勉強会に、多数お申し込みくださり、ありがとうございます。日程と申し込み状況をご覧になられればお分かりのように、満席状態がつづき、ご迷惑おかけしております。何分、小さな教室で実施している関係上、募集人数は限定されてしまいます。どうかご容赦ください。
 こうした問題を解決するため、この4月からは、水曜日も開催いたします。水曜日の午後、大阪市内までご足労いただける方、是非、一緒に勉強しましょう。当サイト主宰の勉強会は、何かを売りつけたり、宗教団体であったり、政治団体であったりではまったくありません。ただ、開催にあたって是非とも必要な経費から、参加1回あたり1000円〜1200円は必要となりますのでご理解ください。1回あたり、参加者は上記の1000〜1200円と、ご案内のペーパーや資料あわせてコピー代20円〜500円くらいが必要になってまいります。500円というのは、資料が50枚ということを意味します(@10円)。
 いずれの曜日の開催も、どちらかといえば女性が多い状態です。おそらく、サイト経由で勉強会に行きたいなとお考えの方でも、とりわけ女性の方は、怖くて二の足を踏んでおられる方もいらっしゃると思います。そこは、当サイトの運営姿勢から、判断いただくほかありません。最近では、口コミで、当サイトの勉強会の存在が静かに広まっています。また、多数の合格者を輩出し、その合格者からのご紹介などによりまして、今年は参加者が急激に増えています。多様な要望にすべて応えることはなかなかむつかしいですが、継続的なご参加を可能とする制度も用意いたしました。
 しかし、はじめてご参加の方も、すんなり勉強会に参加いただけるように配慮しております。みなさまからのお申し込み、とりわけ、比較的すいている状態の水曜日午後へのお申し込み、お待ちしています。
 水曜日は、土日開催の内容のほか、少し考えるところありまして、初回は簡単に、採用試験の概要などをお伝えしたいと考えております。これまで当サイトにて紹介したこと、卒業生が残していってくださった受験報告、そのほかを活用し、いわば、教員採用試験の「ツボ」をお話したいと思います。なお、「まだ、勉強をはじめたばかりなんだけど」とか、「まったく勉強法がわからない」とか、「いまからで大丈夫なのかな」などといった疑問や心情をお持ちの方にも、少しはお答えできると思っています。
 みなさま、よろしくお願いします。

(4/13)

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あー、本日の土曜日キャンセルあって、いまから募集しても間に合わず…しかし、これからページを見てくださる方に期待して…大阪駅近辺13時開催です。あす午前11時くらいまでに連絡いただければ、ご連絡しますので、よろしくお願いします。この前に録画しておいた『タイタニック』をみながら、深夜もお待ちしています。「飛び降りるときはいっしょっていったでしょ」。

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4月26日の土曜日(JR大阪駅近辺開催、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています。ドコモほか、携帯からのお申し込みは、ご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです(4月12日11時17分に締め切りました。ご応募ありがとうございました。お申し込みされた方にはご返信しています。ご確認ください)。

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(承前)卒業生に来ていただくことは、地域の人材活用と同じスタンスであり、身近な人材の活用とまとめて考えることができるとBさんは指摘しまとめられました。Bさんはここでテーマに立ち返り、「どんなことに留意すればいいでしょうか」に応答しようとして、マナー指導ということを提案されました。煮詰まりそうになっている議論に新しい風を吹き込み、よい転換だったと思います。
 これに釣られて(?)、Dさんも、あいさつと時間を守ることという、生徒指導とかかわるご意見をキャリア教育充実の立場から強調されます。上司とうまくいくかどうかもあいさつひとつで決まることもあります。日常の学校教育活動を通して実践できることをキャリア教育に結びつけようとするのはいい視点です。
 Cさんは、職業体験中に児童生徒を励ますことが夢に一歩でも近づけるよう指導することにつながると述べられました。Aさんは、職業体験後の事後指導において、お世話になった職場に礼状を書かせる指導をすると、実践的です。この職場体験を、Eさんは生徒自身に開拓させることもできるのではないかと提案されました。自分たちで交渉し開拓することができれば、児童生徒が幅広い多様な他者と関わることにもなり、実感も強まると考えられたからです。
 Bさんは、Aさんの礼状を書くという指導のご意見を受け、事後指導の充実について、グループ発表をとりいれると述べられます。それは、聞く力、伝える力、つまりコミュニケーション能力の向上につながるからであるとされます。Eさんもこのご意見に同意され、体験の共有ということになると指摘されました。Dさんは、「なんで先生になろうとしたん?」と教え子から聞かれた体験の持ち主で、そこから、教員自身の夢を語ることも、児童生徒の心を揺り動かすことになるとご意見されました。これは、日々の教員生活をみせつけることによって、児童生徒に理解されるであろうとEさんが指摘し、20分間が終了しました。
 先週末の集団討論は、土曜日のものも日曜日のもの、標準以上の出来であったとワタクシは評価しています。土曜日のものをとりあげたのは、討論の最初に、キャリア教育についての定義があって、勉強してきた成果が表現されていたからということによります。日曜日の討論にも登場しましたけれども、キャリア教育と聞いて、すぐに勤労観や職業観という言葉が出ないと話になりません。また、具体的実践例とテーマにある留意事項を話すということでは、行論中にもありましたようにBさんが指摘されていて、テーマを包括的に議論していたと思われるからです。
 テーマに即した議論を構築するということが、集団討論ではなにより大切です。それは、各参加者の自覚によりますね。参加者一人ひとりがテーマを最後まで忘れず、つねに立ち返る意識を保持していれば、討論はいいものになります。
 あー、もう金曜、あした、あさっても討論しましょう。討論のテーマは伏せますよ。そうそう、あした、あさっては、この3月28日に告示された学習指導要領の解説もします。したがって忙しい4時間になります。みなさま、よろしくお願いします。
(4/12)

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(承前)つづいて高校を志望するDさんから、をアンケートをとることによって、職業志望においてどのような方面に興味があるかを把握しておくことが教員としてスムーズな進路指導のためにやっておくべきことであろうとの発言がありました。そして、多様な職種のなかから協力を仰いで「その道の人」=職業専門人に来校してもらい、その職について報告していただく計画を披露されます。こうしたスタートの後、2年、3年と学年が上がるにつれて具体的実践的なステップにすすませるようです。
 Cさんは小学校志望です。自分でどんな職業があるのかを調べることをきっかけに、夢作文といった課題を出し、職業に対するおぼろげながらのキャリアを感覚させるよう指導を考えておられます。そうすれば、なぜ勉強するのかという疑問にも自分なりに解答できるようになるでしょうね。Aさんは、職業体験について語られました。具体的に児童生徒が興味を示している職場にいけるようにするのが大切であり、そのために体験する前に職場インタヴューを実施し、意欲を持って職場に送りたいとお考えです。この点、Eさんは、1年から3年を通して体験を積ませ、自分では気づいていない特性を自覚させる契機を増やしたいと述べられ、ひょっとすればそこから自分に向いている職があるかもしれないということを指摘されました。Bさんは、どのような職があるのかは、「職業カルタ」でやってみたいと発言され、向き不向きということでは、なんらかの検査シートも活用したいと述べられます。Cさんは、Eさんの視点をふくらませ、教員がじっくりと児童生徒観察を行ない、どのような職業に向いているか、向いているところを伝えてみることも指導のひとつであろうとされます。Eさんは、『14歳のハローワーク』を授業で取り上げるのもいいのではないかと提起し、同時に、職業人としての保護者という視角を提供し、仕事を持つことやすることの意味を家庭で話しあうことがキャリア教育を充実させることにつながると述べられました。
 ところで、さきほど職業インタヴューについての議論が出ましたが、そこから一歩すすめて、インターネットで検索し多様な職種の実相について勉強してみるのもいいというのがBさんのご意見です。ここまで登場した職業の「調べ学習」を前提に、Eさんは、地域社会に教員が出かけていき、多数の受け入れ先を開拓することが求められているのではないかと語られ、このご意見に呼応し、Dさんは、卒業生の意見も大切にしたいと指摘されます。OB訪問というと大学の就職活動のひとつの在り方ですが、身近な存在としての卒業生に自分が就いた職業について在校生に伝えてもらうと生徒は「ぐっとくる」と話されます。これとは別に、Cさんは保護者と職業について話しあうのも必要であろうとされます。2人3脚でキャリア教育をすすめていく観点です。
 Eさんは、Dさんのいわれた卒業生の講演でキャリア教育を実施することに共感し、親近感のある兄貴的存在が「ぐっとくる」感覚になるのだろうとされ、また、高校でどんな勉強をしたのかを同時に講演してもらえば、さらに在校生にとってメリットがあると指摘されました。
 つづいてAさんは、出身校に教育実習生が20人以上来たことを紹介され、進路相談をしたことを話されました。これはおそらくEさんがいわれた「兄貴的存在」という言葉に刺激されて述べられたのでしょうね。
 以下、すぐに更新します。
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