日々旁午

2009



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当サイト勉強会で使用している問題集や参考書ほかを、大阪駅前第2ビル地下2階で、いつでも購入することができるようになりました。地下2階のレンタルボックス・キャビン(06-6344-0509:営業時間/平日11:00〜19:30/土日祝11:00〜18:00)というお店に陳列しています。下の写真、ロボットが目印です。問題集のほか、しょうもない小物も置いていますのでご覧ください。

現在、「シート式C」、「シート式D」、「平成20年夏実施大阪府過去問解答解説集(教職教養部分のみです)」、「平成19年夏実施大阪府過去問解答解説集(教職教養部分のみです)」、などを陳列しています。

レンタルボックス・キャビン店内に連絡掲示板が設置されています。連絡掲示板にご要望を記入いただければ対応しますので、必要な資料あるいは問題集について簡単にコメントくださいませ。コメントがあれば、おきたいと思っています。そのほかは、こちらのページ(日程の下に資料の一覧表があります)、および、こちらのページを、どうぞご覧ください。よろしくお願いします。

各種資料ほかをご購入いただいた方々、ありがとうございました。お礼申し上げます。

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5月10日の日曜日(JR大阪駅近辺、13時より)、キャンセルがありました。先着1名(恐れ入りますが、8日までに協力費1000円を振込いただける方に限ります)の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:5月1日02時16分⇒07時52分、お申込あり、募集終了しました)。

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5月24日の日曜日(JR大阪駅近辺、13時より)、キャンセルがありました。先着1名(恐れ入りますが、15日までに協力費1000円を振込いただける方に限ります)の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:5月1日02時16分⇒07時02分、お申込あり、募集終了しました)。

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5月30日の土曜日(JR大阪駅近辺、13時より)、キャンセルがありました。先着1名(恐れ入りますが、15日までに協力費1000円を振込いただける方に限ります)の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:5月1日02時16分⇒10時06分、お申込あり、募集終了しました)。

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5月31日の日曜日(JR大阪駅近辺、13時より)、キャンセルがありました。先着1名(恐れ入りますが、15日までに協力費1000円を振込いただける方に限ります)の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:5月1日02時16分⇒07時08分、お申込あり、募集終了しました)。
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Fさんの発言で、参加者1巡して、いわば「顔見世」が終わったといえるでしょう。ここから、どのように議論が展開していくのでしょうか。今回の集団討論では、様々なキーワードをめぐって議論が進行していったところに特色がありました。
 Fさんの発言に関連し、Dさんは、継続して学習を進めるには、実感が大切であり、外発的な動機付けとして、毎日のドリルワークに対し、できたら「ごほうびシール」を貼ると発言されました。Aさんは、継続して学習することの大切さを反復学習といいかえられ、10分間の「計算タイム」を設けると提案されました。Fさんからは、「ごほうびシール」に関連し、できたときにほめることが大切と付け加えられます。ほめて認めてやると、がんばろうとなるわけですね。このように具体的な例示をしながらご意見がまとまっていく、発展していくのは討論としてよい進行具合といえます。Bさんからは、ほめる指導は学習意欲を増進するほか、一人ひとりの学習状況を理解することが前提になっている、だから一人ひとりの学習状況に応じた指導が可能となるだろうと述べられます。また、実際に、ほめる指導を実践した例を提示され、それがよかったのか、ものすごくほめた児童生徒の成績が伸びたことを披露されました。
 Eさんもできた喜びを味わわせることが、次の学習に突き進む契機になるとの立場で、ほめる⇒やる気、というように学習意欲の増進にほめる指導が不可欠であることを強調されました。Dさんは、一人ひとりをよくみることというBさんのご意見に関連し、学習の達成度合いを自覚するため、スモールステップを設けて指導する方法論を述べられました。一斉授業をするにしても机間巡視をしてこのスモールステップをクリアしているかどうかを確認することが、児童生徒が果たして確実に理解しているかどうかの見極めとなるでしょうね。また、机間巡視の際に、個別に課題を与えることが集団の中における個々をみる教員的態度になるとDさんは考えておられるようでした。
 こうした個に応じた指導、そこから到達度の評価を保護者に伝えることも教員としての仕事のひとつでしょう。そう語られたのがAさんでした。学校の教育から家庭における教育へとつながりを求められているご意見です。保護者のサポートに期待し、学校の教育内容が確実化する家庭学習が期待されるわけですね。そのためには、Cさんのいわれるように宿題を課すことが学校に要請されます。宿題は学校と家庭とをつなぐものです。Cさんはさらに、毎日宿題を出すのが大切と発言されます。これは正しく、基礎基本の確実な定着のためには、学校における学習時間のみでは足らないですから。復習するということにもなります。また、宿題を出す意味は、学習姿勢の定着という意味もあります。机に児童生徒を縛り付けるというとなんですが、しかし、そうした意味が宿題を出す意図でもあります。そうした机に座ってものを考える習慣を宿題は児童生徒にもたらします。
 Fさんは、お家で保護者に勉強をみてもらうと同時に、友達と一緒に考える、班で考えるという学習の在り方を提示されました。理科の学習について具体例を挙げながらまとめられたFさんのご意見は説得力がありました。友達同士の学びあいはBさんも推奨するところで、社会科における少人数学習は効果が高いと指摘されます。調べ学習を少人数のグループで実施するということに一般化して捉えられますね。これをAさんは、金魚調べを題材に説明されました。金魚について考え、まとめ、発表するという、資料館に調べに行くことも含めた一連の作業は、動的な学習であり、イキイキした児童生徒の目がみえてくる発言内容でした。
 ここでCさんは、全体指導、一斉指導の効果を認めつつ、教員が教室全体を視野に入れた説明を短くし、「授業に巻き込む」ということを提起されました。教員が支援者の役割、クロコの役割を演じて、まさに主役としての児童生徒の学習をすすめたいというご意見であり、発表=アウトプットとして捉えられているご意見だったでしょうか。教員が児童生徒を巻き込んでいくには、Dさんがいわれたように、児童生徒の発達段階に応じて、わかりやすい言葉で伝えることが求められますね。
(以下、次回更新)
(4/28)

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それでは、集団討論の模様をお伝えします。テーマは「学力向上の方策について議論してください」でした。このテーマに、京都、奈良、兵庫をめざす方々7名が挑戦されました。時間は20分間です。久しぶりの討論で、なかなか最初の一言が出ずに苦しい状態の方もいらっしゃいましたけれども、今後も何度か実施いたしますのでがんばりましょう。
 最初に発言されたのは、Aさんでした。Aさんは、いつもうまく最近の教育行政の動きを説明し、討論の枕におかれます。勉強の成果が出ていますね。先日、全国学力テストが実施されたという話題からはじまり、確かな学力が求められていること、その教育的な潮流において学習指導要領が改訂されたことなど、流れるような説明であったと思います。そして、問題提起的に一体児童生徒の何を伸ばしたいのかと発言されました。それは、自ら考える力であるとつづけられまして、現在の児童生徒にあっては、自ら考える前にできる・できないを判断してしまう、ここが問題だと指摘されます。
 と、ここまでは大変よかったわけで、そのあと、何を伸ばすべきかに自答された中身にあとで「ものいい」がつきました。というのは、非常に優れて教育行政の流れについて述べられていたのに、いきなり学力面ではなく、鉄棒の話題になったからです。もちろん、逆上がりができる、できないは、体力という学力の問題ではあります。しかし、いささか教育行政の流れの説明と鉄棒の例示との落差があって、そこに問題点が見出されたわけです。まあ、ご愛嬌といたしましょう。なぜなら、自ら考える力は当然ながら、いま一番求められている学力にほかならず、この力の中身は一体なんだろうかという議論が、このあとつづいていったからです。
 こうしたAさんの発言を受けて、次の発言者Eさんは、勉強に対する意欲を持たせるよう指導することが教員に期待されていると述べられました。学習指導要領の述べるところの学力の3要素のひとつである学習意欲の育成は、微妙な問題をはらみつつも、求められる学力のひとつであることにまちがいありません。勉強しようとする能力を付けさせてやりたいというのは、すべての教員が持つべき教育者としての自負であってほしいものです。つづいてBさんは、児童生徒が自らテーマを設け発表する自主的な、また、活動的な学習活動が求められており、その結果身に付く動的な学力こそ、身に付けるべき学力であると述べられました。こちらも、学習指導要領では、体験活動の重視としてその推進が大いに期待されています。
 Dさんは、Eさんの提出された学習意欲を向上させるには、表現力を磨かなければならないと指摘し、自分の思いを伝えることがとても楽しいことであると自覚させるような指導をしていくと発言されました。この意欲の向上は、黒板ばかり使う授業ではなく、ICT的な教育、つまり情報機器を活用した教育を要請するとCさんは追加発言されました。授業に映像が入るとそれだけでも児童生徒は喜ぶものでありますし、イキイキしますし、授業への集中の度合いも格段になります。
 しかし、角度をかえて、忍耐力も学ぶには必要です。こうした発言をされたのがGさんでした。楽しい授業はホント楽しい一方で、忍耐強く1つのことに取り組む態度、これが勉強の本格的な楽しさを引き出すものでしょう。現在、学力が低下している原因は、たしかに、こうした粘り強く勉強する態度が低下しているところにあると分析できます。
 Fさんは、学習意欲と関わって、これを継続する力と捉えて議論を展開されました。国語の感じの学習であれば、これを毎日継続して、繰り返して読む、書くことが、漢字力をつけるでしょう。こうした継続は、Gさんの粘り強さに関連するご意見であり、「できる喜び」を想定すれば、達成感を得られる指導ということになります。
 継続は忍耐を必要とし、そこに楽しさが発見できれば、意欲が向上する。よい学習環境が生まれますね。
(以下、次回更新)
昨日、数学質問応答会にご参加いただいた方々、4時間たっぷりお疲れさまでした。いかがでしたでしょうか。ワタクシは横からソロソロとみるだけでしたが、専門の先生がイロイロと教授されていて、なにがしか得られたところがあったと思います。数学質問応答会は、今回で終了です。新しい企画は、また来年度考えてまいります。ありがとうございました。
(4/27)

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本日は、当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただき、ありがとうございました。講師として働く中、シンドイのに鞭打って参加された方、お勤めでシンドイのに土曜を勉強会に当てておられる方、その努力が実りるよう祈念しています。本日も、盛りだくさんとなりました。久しぶりに集団討論を実施しましたが、いかがだったでしょうか。また、個人面接は??
 さて、プログラム通りに紹介してまいりましょう。最初に実施したのは、自己売り込みのツボでした。本日の担当者はMさんでした。大変緊張されている様子が伺える3分間のスピーチでした。準備にだいぶん時間を割かれたことでしょう。民間企業の経験をどういうようにいれるのか、あるいは全部削除するのか、また、4年間の講師の経験をどういうようにうまい具合に伝えるのか、課題が出てきました。800字から1000字ですが、しっかりまとめてください。みなさんからのコメントを生かして再考してくださいね。
 次に、集団面接でした。こちらは2グループの実施です。最初に小学校を主なメンバーとしたグループでした。みなさん、回答の仕方がうまくなってきましたものの、「的確な形式を整えた回答」、また、「ピンポイントでたずねられたことにピタッと回答している回答」をめざしてください。場面指導のうまい方、チャレンジしなかった方と分かれましたが、できるかぎり積極的にやってみてくださいね。演じきることが求められています。その場でも申し上げましたけれども、おそらく場面指導は大阪府の1次ではないでしょう。質問事項も5つまでと想定し、是非、そこまでの「勝負の決め方」を学んでください。中学校志望でこのグループに交じられていた方は、教科教育を常に念頭において回答するようにしてくださいね。
 次の中高のグループも、ニュースがかぶらないなど、個性豊かなご意見がお聞きできて戦力がアップしているなと感じておりました。まぁ若干、笑いを誘う応答もあったわけですけど、その辺をフォーマルな態度に改めて回答していくよう整えてください。話すべき、回答するべき内容を用意しないと、面接はクリアできませんから、常日頃、「良く出るかもしれない教採面接質問集」の各テーマについて文章化しておいてくださいね。
 個別の質問については教室でお答えした通りです。
 いや、今年もみなさん、うまくなってきました。期待できますよ。今年こそ、2次合格100%をめざしてがんばりましょう。
 そうした意味では、反省を迫られる個人面接でした。Nさん、もうちょっとがんばらんと。傍聴者からの厳しいコメントがあったと思われますよ。貴重な時間ですから、「他者にみてもらうに値する出し物」を準備しておかないと。一番大切な志望動機がいえないようでは困りものです。ここがしっかりしていないと、教員になってからの指導姿勢がぐらつくからです。
 集団討論ですが、いかがだったでしょうか。この模様は次の更新時に再現いたしますね。久しぶりではありましたが、なかなかちゃんとまとまっているように感ぜられました。もっと、問題提起的な発言があってもよかったかなとは思っています。
 さて、あすは、数学質問応答会を実施いたします。ご参加のみなさま、よろしくお願いします。あすは、数学の先生が数名、昨年合格の卒業生の方がお2人きてくださるようです(メールいただきました。お忙しい中、ありがとうございます)。みなさま、よろしくお願いします。
 なお、明日の22時より、6月期の当サイト主宰勉強会のメール受付を開始いたします。込み合うことが予想されます。時間厳守でお申込お待ちしています。まだ、5月27日の水曜会は1座席空いています。こちらはいまでも受付ておりますのでよろしくお願いします。
(4/25)

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あすは、当サイト主宰勉強会を開催いたします。ご参加のみなさま、よろしくお願いします。いつものように、自己売り込みのツボからはじめます。報告担当のMさん、Fさん、よろしくお願いします。次に、集団面接を実施いたします。さらに、集団討論を久しぶりに実施いたします。テーマは、手垢が付いた感じではありますが、「学力向上の方策について議論してください」といたしましょう。勉強会には、兵庫や奈良を目指す方もいらっしゃいます。大阪受験の方も、久しぶりに討論にも参加してみてください。新たな発見があるかもしれません。
 最後に、時間があれば、先週のように個人面接を単発で実施したいと思っております。
 あさっての日曜日には、数学質問応答会を開催いたします。数学の先生方にご参加いただき、ほぼ、個別指導的に教えてもらえます。お招きしますのは、中高で数学を教えておられる先生方です。ご参加予定のみなさま、よろしくお願いします。なお、飛び入りもOKですので、お時間ある方は、協力費はかかりますが、どうぞご参加ください。
 奈良県教員採用試験対策のペーパーを、なんとか作成しようと奮闘中です。また、お知らせします。
(4/24)

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本日は、水曜会に多数ご参加いただきありがとうございました。お1人、どうされたのか、ご連絡なく心配しております。メールいただけると幸いです。よろしくお願いします。
 さて、本日も盛りだくさんな水曜会でした。自己売り込みのツボと集団面接を2回実施いたしました。Sさん、Kさん、お疲れさまでした。いただいたコメントを活用し、再度、文面を検討してください。Sさん、最初のアルバイトの経験をどう表現するか、それとも削るか、検討の余地ありですね。Kさんは、特別支援関係の問題をどうするかですね。
 集団面接は、2グループ、本日初参加のお2人が果敢に挑戦されました。その積極性がいまの教育現場には必要です。今後もよろしくお願いします。今回も、小学校のグループと中高のグループで実施いたしました。小学校は、小学校の雰囲気といいますか、中高のグループとの違いが確かにありますね。これはなかなか言葉にできない違いですが、両方を観察すれば、元気さとか、話し方とか、特徴があるのがわかります。また参加者の個性も集団の雰囲気を形成するものです。
 中高のグループでたずねましたが、教員の服務規程や学校教育法の変わったところや学習指導要領を読んだ感想など、教職に即した質問にも回答できるように準備してくださいね。
 本日は、ワタクシからのコメント、みなさんからのコメントが多く、時間いっぱいになりました。終了後の珈琲会もかなり話し込みまして、失礼いたしました。それにしても個性豊かな面々が揃って、参加するのがワタクシも楽しみです。はい。
 これからGWで、次の水曜会は5月13日となりますね。ちょっと間が空きますが、その間に過去問全国行脚をしておきましょう。時事通信社の問題集がオススメです。
 では〜
(4/22)

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4月25日の土曜日、(JR大阪駅近辺、13時より)、キャンセルがありました。先着1名の募集です。右上のメールフォームより、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:4月22日09時40分⇒11時01分、お申込あり、募集終了しました)。

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全国学力テストが実施されました。今年で3回目となりました。「大きな問題なく」との形容が付いています。実際、「実施」にあたってはそうだと思います。しかし、競争を煽るような言葉を発する方もいらっしゃったようです。
 全国学力テストの問題は、様々に報道され、識者の間でも語られているところです。もっとも問題となるのは、過激な競争が学校の序列化を引き起こすことです。これは、最近でこそあまり耳にすることがなくなってきましたけれども、偏差値教育の弊害でした。
 ただこれも、裏を返せば、健全な競争意識を生み、各学校が学力面で向上する指導をなんとかひねり出すであろうから、教育の質の向上、水準向上につながるとも評価できるものでしょう。
 序列化の弊害と健全な競争による教育の質の向上、このどちらに力点をおいて学力テストの実施意義を捉えるべきでしょうか。どのような物事にも2面性があるものです。学力テストもそうです。
 しかし、昨年、一昨年の実施から、ワタクシたちはどのような反省をし、その反省を生かすべく指導の改善を実施したのでしょうか。こちらがあまり見えてこないのが、反対派のよくいうところです。また、4月実施9月結果のスパンを問題にする反対派の方もいますね。
 スパンの問題はおいておくとして、学力テストの結果がどういうように指導に生かされるのかはもっと情報公開されていいでしょう。点数に一喜一憂するのではなく、児童生徒の実質的な学力向上がめざす地平だからです。
 たとえば、基礎学力の充実という改善のポイントに関しては、これは、もう、学力テストをするしないに関係ないことです。学力テストの反省から、たとえば100マス計算を導入したのではありません。すると、応用力としての思考力を増進するような指導の仕組みは、ここ2年間に出来上がったでしょうか。これがよくわからないわけです。
 『毎日新聞』の特集をサイトで確認することができます。そこで紹介されているところの、「論理立てて考え、説明すること」や「目的に応じて事柄を整理し、意見などを関係づけて書くこと」こそが、育成したい能力=「生きる力」なのでしょう。
 読書の時間を設けるということも、もうすでに実践している学校ばかりのはず。読解力の育成が読書活動の充実にかかっているとすれば、それはもう、環境整備が十分すすんでいるといえないでしょうか。馬を川辺に連れて行くことはできる。しかし、馬に水を飲ませることはできない。子どもを図書館に連れて行くことはできる。しかし、本を読ますことはできない。すると、学力テストをする意義がよくわからなくなっていると思われるわけです。
(4/21)

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