日々旁午

2010



■(承前)さて、久しぶりの集団討論です。テーマは、「学校と保護者との連携の問題」でした。場面指導で対保護者の課題が多いので、では一度みんなで話し合っていただきたいというのが出題理由でした。このテーマに7名の方がチャレンジされました。時間は20数分です。仮にA〜Gさんとして、再現していきましょう。
 まず、発言されたのはAさんでした。Aさんは、テーマから、家庭との連携に関して大切にしていることをとりあげて発言されます。それは家庭を知ることといわれます。そのためには、児童理解を踏まえたうえで、連絡帳を使って連携していくと述べられました。この発言に反応し、Fさんは、家庭に方々が学校行事に参加しやすいように配慮することが肝要であると発言されました。Eさんは、学級通信に言及されます。日々の出来事や体験学習についてのこと、さらに時間割を掲載するなど、いま、現に実施していることを周知することが家庭からの信頼を得ることになると話されます。Bさんは、身近な例を取り上げて、ご意見されたのですが、それは偶然に保護者とばったり遭遇したときのことでした。街で保護者と遭遇することは、籠の中の鳥である教員にはよくあることです。そうした際にも、学校でがんばっている様子を伝えることが大切であるとの趣旨のことをBさんは述べられました。このほか、「電話を差し上げること」や児童をよく観察しているということが伝わるように話すことなどについて提言されました。
 つづいてDさんは、保護者とは、直接接する場面があるとされ、その両面でパイプをつないでいくことが重要であると述べられます。たとえば3者面談という学校に来ていただく場面、それに家庭訪問というこちらからでていく場面というように。Cさんは、養護教諭の立場から、保護者とも丁寧に対応することが私たちに期待されていると述べられ、それは、連絡するときにあらわれるといわれます。また、タイムリーに流行病について周知することや、疾患の説明をすることなどで保護者からの信頼を得られるようになるとお考えでした。1順目の最後に、Gさんが発言されました。Gさんは、保護者とのよりよい関係を形成するには、地域を知ることからはじめなければならないとのスタンスに立たれます。地域を知り、その上で家庭を知る、生徒を知るの順になるとお考えのようです。
 地域が問題に浮上しました。ここでEさんが、土日に地域の運動会などが実施されていることに目をつけ、それに積極的に参加することを提案されます。ふだんの子どもの様子が知れるからですね。Aさんに順番が戻って、やはり生徒理解、児童理解が連携に欠かせないことを再度強調されました。Aさんは、議論をまとめようとリードされていました。それが、テーマから細かく議論のトピックを設定しようとの意図の発言にあらわれていました。これについて若干やりとりがあったようですが、ひょっとすれば、無理にテーマを焦点化するように議論の的を設定する必要はなかったかもしれません。以前ワタクシも、テーマがあまりにも広範囲な内容を語れるものであった場合は、いくつかトピックをたてることを推奨したことがあるのですけれど、今回の保護者との連携のテーマでは、そこまで絞ると逆に意見が出てこなくなる可能性があります。また、そうした「仕切り」に反発がでることも予想されます。むつかしいですね。議論は立体的に進めなければならない、しかし、はじめて会ったもの同士である、みんながみんなバラバラのことをいうのは避けたい、イロイロ気を使わなければなりません。協調性をどういうように捉えるかの問題となりますね。
(以下、次回更新で)
(4/30)

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■(承前)昨日述べたように、実施したのは、今期最終の自己売り込みのツボです。土曜日にはNさんとMさんが、日曜日にはOさんが挑戦されました。もうずいぶん仕上がっている方々ばかりです。Nさんは授業風景をいれましたし、Mさんはボリュームアップして、ちゃんと3分間語れる内容になってきました。Oさんも苦しみながらもOKが出たような感じです。
 つづいて、模擬授業および場面指導でした。土曜日は模擬授業が3つと場面指導が1つ、日曜日は模擬授業が2つに場面指導が1つでした。因数分解に相加平均、相乗平均、けがの防止となんだか中高校生になった気分です。数学の模擬授業では、だいぶん疑問が出ました。これは、模擬授業の形式に対する疑問ではなく、純粋に数学がわからないもの=ワタクシからの疑問でした。また、よく、理系の方は「生活と密着した授業」とおっしゃいますけれども、それがあらわれていたのかどうか。まあ5分ですから、それもむつかしいものです。それに対して養護教諭志望の方の模擬授業は、内容そのものがすぐわかるものですから、受けていて安心でした。本当に簡単な内容が教科書に載っているのですね。場面指導のHさん、またちょっとへこましましたよ。もっと、しっかり。保護者対応の課題でしたけど、弱々しさが漂っていましたよ。
 日曜日は、0を含んだ計算のしかたと民主主義について。算数のほうは、時間の使い方に問題があるとの指摘。ポイントを絞って5分間実践することのむつかしさを改めてしらされました。全体的にはうまくいってて評価は高いです。民主主義のほうは、うーん、教科書の1部分ですから、次回の章とのかかわりで、実践するのがベストです。小学校特別支援を対象に授業実践していただいたのですけど、中学の社会科志望の方々や、ワタクシから、ダメだしがありました。いや、もう、開き直って、踊りましょう、回りましょう(笑。
 場面指導では、今回、Tさんに生徒役をしていただきました。なかなかうまかったですよ。Tさんの突っ込みに応答するNさん。Nさんは、うろたえながらも演じておりました。あとで批判的指摘があったように、やっぱり叱らないとね。模擬授業でも、場面指導でも、なにが求められているのか、どこに期待されているのか、それらをつかむことが合格に結びつきます。またやっていきましょう。
 この後、個人面接です。土曜日は希望者なく、日曜日に再々挑戦のNさんでした。別の方面から質問を重ねましたが、うまく表現しておられます。意地悪質問もしたのですけど、こなしていましたね。
 最後に、土曜日は集団討論、日曜日は集団面接でした。この模様は、また次回に。
(4/28)

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■この土日は、当サイト主宰勉強会を開催いたしました。ご参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。ありがとうございました。土曜日には集団討論を久しぶりに実施いたしました。
 勉強会のプログラムにつきまして最初に述べますと、4月期の勉強会で「自己売り込みのツボ」は終了いたします。報告担当された方、お疲れさまでした。秋冬以来ご参加いただいていた方は、ほぼ全員報告担当いただいたと思います。コメントを反映させて、最終版を作成してみてください。珈琲会で読みますので。今後は、この「ツボ」に変わり、個人面接を実施してまいります。みなさま、よろしくお願いします。個人面接を受ける前提に、府の1次エントリーシート作成が義務付けられます。まあ、義務といいましても、どうせ書かなければならないものですし、この作成義務は、いまのうちにやっておこうという主宰者の意図によります。
 ただひとつ問題がありまして、多数の方がすべての参加の日に模擬授業や個人面接を希望されますと、どうしても「割を喰ってできない方」が発生してしまいます。できるかぎり譲りあっていただきたく、お願い申し上げます。
 さて、土日ともに熱気のある勉強会になりました。今回は、土曜日の模様を中心にお伝えします。集団討論があったからです。日曜日は集団面接でした。しかし、前半は、いつものように、自己売り込みのツボ、模擬授業、場面指導、個人面接です。
 自己売り込みのツボは、すべてが個人情報に属しますので講評は控えます。ただ、一般化していえることは、民間企業の経験をどういうように売り込むか、あるいは売り込まないかという、勉強会におきましても数年来の課題についてでした。直近まで働いていた方は別として、たとえば10年間民間企業で経験があり、その後、10年講師経験があったとすれば、もう、最初の民間企業経験には触れなくていいんじゃないか、ということです。10年は「仮に」ということですよ。この数字が変動するにつれて、経験を書くか書かざるべきかというハムレットの心境になるわけです。
 あともうひとつの一般化できる課題は、もう何度もでているように、教育実践そのものについて書くかどうか、ということですね。しかも、書くとすれば、どれくらいの量を書くか、どういう場面を切り取るかというところにむつかしさが認められます。ただ、大学4年生なら、教育実習くらいしか教育経験と呼べるものがない方がいらっしゃいます。そうした場合は、逆に、そこしか書けないと逆に限定されますね。
(以下、次回更新)
(4/26)

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■(承前)時間はすぐに過ぎるものですね。前回の勉強会の報告が、次の勉強会の直前ということに。勉強会の前半部分はすでになんとか文字化しました。後半の集団面接の模様がまだでした。こちらは今回、8名で30分間以上の面接となりました。
 今回は、趣向を変えて、台風問題からはいりました。時期的に7月下旬ですから、昨年も台風で大変であったことを踏まえ、最初の問いとして切り出しました。ただし、単に台風のことだけでなく、警報関連の問いとして発しました。児童生徒の安全をどのように考えているかを台風という具体的な事実から一般化して考えさせようとの意図を持っています。それゆえに、台風にかぎらなくていいよ、地震でも水害でもなんでも具体的事実はよかったわけです。もちろん「はじめて遭遇した問題にも冷静に対応できる能力」をはかる問題でもありました。
 さて、このあと、全部で8問くらいでしたか、問いを参加者にしてみました。みなさん、深く考えておられて、そしてそれを表現する力がついてきています。つまり、「力技」がなくなってきました。イイタイコトをいおうとするのに言葉が出てこない、これを無理やり話そうとすること、これを「力技」といっているのですけど、イイタイコトに適切な表現力がついて、滑らかになっているということです。
 しかし、人によって評価が違いましたねえ。最後に、今日のできばえを100点満点の自己評価で申告していただいたのですけど、80点から45点まで、イロイロでした。しかしそれぞれの参加者の個性があらわれていて、何度となく参加されている方はタイプがわかってきました。新しく参加されて集団面接にチャレンジされた方は、さすがにまったくのはじめてであったり、久しぶりであったりで、ドギマギしている様子がみられました。それでもみなさん、なんとか自分自身を出し切ろうと努力されていたところに、グループとして好感が持てました。
 ポイントを3つ聞く質問に対しても、うまく切り抜ける方がいました。もう、単語で3ついうような短答×3のような応答の仕方です。これはこれで有効ですね。前の方が詰まってしまったときに、このように短答でいえば、ああそれでいいのか、と後につづく方もあるいは真似をすることになるでしょう。Tさんの3つの短答の仕方をひとつのモデルとするのはいいでしょうね。
 今回、学習を進める上でのポイント3つを述べてもらったのですが、「具体物を使ってすすめる」が、応答の例としてかぶりましたね。しかし、それぞれの方の答え方に個性があって、また、表現の仕方を変えて発言されていたので、違和感をさほど感じませんでした。
 それから、集団面接における最後の質問、あるいは、最後のPRの時間は、とても大切です。「終わりよければすべてよし」との言葉もあります。最初、まずかったなと思っても最後までやりきる姿勢が評価されます。面接官は、そうした崩れない態度をみているものです。また、最初のエラーは、最後にいい内容の締めくくりをすれば、忘れるものなのです。
 さて、水曜会も2回目を終了しました。お疲れさまでした。新しくご参加の方、いかがだったでしょうか。人物対策は、場数がものをいいます。何度もトライして最善を尽くしましょう。水曜会は、ワタクシのつまらぬ講義が最初にあって、それが時間を消費することになっていましたが、次回からは、これがなくなりますので土日と同様の時間配分となります。のっけから、模擬授業や場面指導、個人面接をやります。がんばりましょ。Nさん、ごめんなさい。時間調整がうまくいかず、失礼しました。次回、是非。
 さて、あす24日は、久しぶりに集団討論を実施いたします。府では採用されなくなりましたが、是非、チャレンジしてみてください。協調性がポイントです。
(4/23)

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4月24日の土曜日、13〜17時までの勉強会(地下鉄淀屋橋駅近辺)にキャンセルがありました。先着1名の募集です。右上の「勉強会お申込フォーム」より、みなさまからのご応募お待ちしています(すでに決定している場合もあります。その際はご容赦ください)。ドコモほか、携帯からのお申し込みはご遠慮ください。ブロックされて返信のメールが届かない可能性が高いからです。お申込者には、ご連絡差し上げます。確認のため、必ずご返信ください(再募集開始:4月21日23時16分⇒23日07時28分、お申し込みあり、受付終了しました)。

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