日々旁午

2006


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♪8月に開催される勉強会の受付は、(6月30日)⇒(7月1日)に日付けが変る深夜0時となりますので、ご注意ください。先月は10分で満席になりましたので、お早いお申し込みをお願いいたします。

あす以降の勉強会および水曜会では、「浩の教室プロダクツ・1次予想問題演習(教職教養)」を組み込みます。その資料はA4版25枚です。過去勉強会に参加された方、ちょっと料金が必要ですけど、勉強会終了後にお渡しすることも可能です。メールにてご連絡ください。

 ミニまぐ経由でお申し込みされた方、ドメイン選択受信設定されてますと、こちらからのご案内メールが届きません。設定方お願いします。


もう6月も終わり。7月の週末は、北海道を皮切りに、教員採用試験が全国的にはじまります。みなさん、がんばってください。いろいろな情報を提供しようとしてし尽くせない気持ちでいるワタクシですが、なんとかみなさんの力になりたい。

 あすから、数行程度になりますけれど、下のトゥーランドットのように、一般教養に関する簡単なコメントを残せていければいいなあと計画しています。「なんでも知っておいて損ではない」、ワタクシの目からみて選択したものに過ぎませんけど、よろしければお付き合いください。

 まずは、この一般常識の問題をやってみよう。【1】〜【7】まで全部やるんよ。これが8、9割できれば自信を持っていい。さすがに良質の問題である。時事問題も豊富である。

 さて、あすは、香川県高松市にて、今期最終の日教組香川教採学習会が開催されます。ワタクシが講師として担当させていただきます。30枚程度のレジュメを用意いたしました。全4回の学習会の締めくくりとして、ご参加のみなさんと教育法規などを確認したいと思っております。よろしくお願いいたします。日教組香川の先生方、お忙しい中、お世話になります。
(6/30)

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昨日は、当サイト主宰第4回水曜会にご参加いただきありがとうございました。遠くは愛知県からのご参加もあり、ありがたく思っております。いまは、往復5、6時間かけてきてくださっただけの価値があったかどうか、心配しています。

 いつものように自己売り込みのツボからはじめましたが、Kさん、お疲れさまでした。売り込み文に対し、多くの指摘がありました。是非、参考にしてください。また、外見的な問題点の指摘も相次いだように思えます。直すべき点を直し、本番に備えましょう。

 集団討論につきましては、7月2日の勉強会報告のときに簡単に問題点を指摘しますね。

 集団面接については、個人情報もありますので、ここには記しません。個人解剖もそうです。Iさん、お疲れさまでした。多少の圧迫にも耐え、いい応答でした。みなさんからのコメントペーパーを見直してくださいね。

 ええっと、きょうは、一般教養で出るかもしれないと噂されている「トゥーランドット」について耳学問。荒川静香選手がトリノオリンピックで優勝したときの音楽です。これはプッチーニ;Giacomo Antonio Domenico Michele Secondo Maria Puccini(1858〜1924)の未完のオペラだそうで、トゥーランドットとはお姫様の名前です。プッチーニは、マダムバタフライも作曲しています。

 どこかの公務員試験にも出題されたそうですから、教採でも出題はありえます。それで、少し出題をひねって、4大オペラとは何か、といったことが考えられますが何でしょう?モーツァルトの『魔笛』(1791)のほか、音楽の先生、教えてくださ〜い!メールお待ちしています。
(6/29)

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先日は、第83回当サイト主宰勉強会に多数ご参加いただき、ありがとうございました。遠くは広島からの参加もあり、ありがたく思っております。そして、教育実習を終えて、ひとまわりたくましくなった社会人の方、また、大学4年生の参加者たち。集団討論のご意見におきましても、厚みが出てきましたね。素晴らしい成長です。

 最初に大阪歴史文化問題報告をいたしました。担当のKさん、お疲れさまでした。他自治体受験の方もいらっしゃる中、お付き合いいただきありがとうございます。でも、とてもおもしろく、興味深かったです。「乗客が・・・」には笑いましたね。ひとつの話題から多方面に飛び移り、なんだか「豊富な知識」を手に入れている実感があります。ワタクシも知らないことばかりです。反省しないといけません。

 大阪歴史文化問題報告のみなさんの担当は、これで終了です。残りの勉強会・水曜会におきましては、ワタクシが資料を用意します。1次免除の方も、いましばらくお付き合いください。

 自己売り込みのツボは、Sさんが報告されました。お疲れさまでした。かなり議論になったところもありましたが、これまたみなさまからの自己売り込みシートを振り返られ、是非よりよいものに作成しなおしてくださいね。

 ところで、勉強会では参加者の全員に、自己売り込みシートを配ります。そしてみなさんに多様な視点からよい点、悪い点を書いていただき、それを回収し、報告者にお渡しします。報告者は3分間述べたことに対する講評を、20人分ほどもらえることになります。

 では、第83回の勉強会にて議論されました集団討論の模様をお伝えします。当日のテーマは、もっとも基本に立ち返りまして、「豊かな人間性とはなにか。生徒の豊かな人間性を育てていくためにどのようにあなた方は工夫しますか。学校教育活動全体を視野に入れて議論してください」といたしました。豊かな人間性や社会性を育むことは、教育の基本であり本質であり、また、国がいっていることであり、各自治体が少なからずこれを教育目標に掲げているところだからです。

 かなり手垢が付いたテーマなのですが、討論メンバーによって、議論の方向性もずいぶん違うものです。以前にも、このテーマで議論したことがありまして、その再現はこちらのページです。さて今回はどうなったでしょうか。A〜Fさんの6名の方に20分間がんばっていただきました。

 まず、Fさんが、テーマを読み上げ、豊かな人間性とは何か、思うところを出しあいましょうと集団に提示されました。自然な入り方です。まずは参加者がそれぞれ豊かな人間性をどう捉えているのか出しあわないことには、討論の出発点が定まらないからです。Fさんは、「他人のことを思いやることのできる人」こそが豊かな人間性を備えた人であると述べられました。これから参加者一巡、豊かな人間性に妥当する価値が提出されていくことになります。道徳で徳目主義が批判されて久しいですけど、それと同じように、豊かな人間性の価値が羅列していくことに、ある種の不安を感じながら、実はワタクシ聞いておりましたことをお伝えします。このように価値徳目化することには賛成しない思想的立場に、ワタクシは立っているからです。しかし、教採の試験となるとちょっと別です。ここは、こういうふうに羅列的な提示になるのを否定することができません。それに代わる議論の枠組みをワタクシもなかなか持っていません。このことについては、浩の教室の修学旅行で合格してからみなさんと議論しましょうね。戦前教育の道徳教育批判の問題になるからです。

 つづいてAさんが、他人を思いやることができるとともに自分自身を大切にできることも豊かな人間でしょうと話され、Cさんは、正直、素直であることという「価値」(この言葉をA〜Fさんは使っていませんが、表現しやすいので、以下、カッコを付けながら使用します)を提示されました。Bさんからは、社会人経験を踏まえながら、自分勝手に振舞う人、他人のことを親身に思って動く人の例をあげられ、人を傷付けないことが豊かさではないかと指摘されました。Dさんからは、他人はどう思うだろうと考えながら行動する人つまり配慮ができる人を挙げられ、そういう行動がとれるコミュニケーション能力を身に付けることが豊かな人間性ではないかとご意見されました。Eさんは、みなさんのご意見にもっともであると同意しつつ、心身ともに健康であることや、痛みを知る人間、ということを挙げられました。

 打者一巡、ここでAさんが、では今まで登場した「価値」を具体的にどういうふうにして児童生徒に育成するか話しあいましょうとある意味で司会者的役割を担いつつ、Aさんなりのご意見を披露されました。それは、本を読んでやるということでした。本を読むことによってその本の世界に入り込み、疑似体験ができる。主人公の気持ちに共鳴したり反発したり、他者感覚を養うことができるからです。さらには同じ本を読んでいる児童生徒たちが、感じたことを共有もできますね。Bさんは、豊かな人間性は集団の中で育むことができる側面もあるから、班活動や掃除の時間などを活用して育めるのではないかといわれます。Dさんは、ご自身の経験から、多様な知識を持つということもその人間を豊かにすることができると指摘されます。教育課程における系統だった学習から得られるものも当然大切であるが、いわば雑学的な知識も豊富であると、人間的に魅力が増す。これも豊かな人間性の素地になるというご主張です。

 Cさんは、学校教育の外、郊外に出て多様な人びとと付きあうことによって人間性が深まるのではないかと述べられました。答申でもいわれるように、「多様で幅広い他者」との出会いが、人間性を高めてくれるものですね。Aさんもそのことを強調されます。多くの人びととの交流が人間性を豊かにすると。具体的に高齢者との関わる時間を学校教育に設けたいと抱負を語られます。高齢者と交流し世代間の緊張も弛緩することでしょう。児童生徒には、どういう感想を持ったか確認したいそうです。Bさんも高齢化社会の問題を説明されつつ、高齢者に「教えてもらう」、「学ぶ」感覚を意識させたいと述べられました。Eさんの社会分析もそうで、少子高齢化の時代、核家族の増加の時代であることを説明し、そこでは自然とコミュニケーションも不足する。だから学校行事が開かれれば「父兄」に参加を呼びかけたいと提案をされました。そうすれば、自分の子どもにだけ目が行っていたのが、他の子どもに対しても関心が持てるようになるのではないかと推測されます。そして、そうした家庭の協力を経て、その延長として豊かな人間性が耕されるのではないかと指摘されました。

 ここでちょっと、討論終了後の指摘を書きます。どうやら、いまでは「父兄」という言葉は使用禁止のようです。ワタクシも当サイトにおきまして「父兄」という表現はしないように注意してまいりました。母や姉を無視する表現だということで、学校現場ではチェックが入ります。ということで、今後は「保護者」で統一しましょう。これと絡んで、学校が発行する連絡文書に「各位」と表示するのもマズイそうですのでご注意を。

 Fさんは、地域や家庭の協力は不可欠で、週5日制ということは、残りの2日間、家庭そのものおよび地域が児童生徒を見守ることになると、Fさんに対してコメントされました。このご意見を挟んで、Aさんは、テーマを引き戻すように、授業を通して豊かな人間性を育む方法はないかと話しはじめられました。そしてそこでグループ活動の効果、教え合いの効果を指摘されました。Dさんもテーマに立ち返り、学習指導要領にも記述されている職業について考えさせる授業を展開することによって豊かな人間性を育成したいと述べられました。職業を調べることは、地域の商業形態を考えることにもなり、ひいては自分の将来を考えさせることでもありますね。職業観の育成は豊かな人間性と関連しますが、そこをうまく説明されているところに、Dさんの力量がうかがえます。

 Bさんは、体育の授業を例示されます。得意な子はがんばるが、苦手な子はどうなるのか、こうしたことをクラスで考えさせ、チームとして楽しめるかどうかということを意識させ、自分たちの行動を振り返らせたいと論じられました。この体育の話に触発されて、Fさんは、足に障害のある女子児童がリレーの走者として参加したときのクラスの様子を語られたのです。その女子児童が参加するリレーのグループだけ走る距離が短かったことにクラスの他の児童からずるいという声があがったけれども、ちゃんとした説明をし、そうした声はピタッとなくなったそうです。ここからFさんは、場面に応じた的確な指導が必要と実感されたそうです。こうした指導に豊かさを育むヒントがあるようにワタクシも思います。さらにFさんは、図工の時間における感受性、情操面の指導についてご意見を述べられました。

 Cさんは、以上のお話を聞かれながら、民主的な学級社会の実現ということを主張されました。悪いことをすれば罰する、みんなで問題を解決する、その手続きに民主的な要素を含めたいというご意見です。ここでは、罰すると書きましたけれども、それがCさんの第1の発言、正直や誠実、素直という「価値」と関わっていることを見逃してはならないでしょう。

 Bさんは、集団教育ということを常に意識され、休み時間においても集団で遊ぶということを提唱されます。活発な子もいれば、消極的な子もいる。様々な児童がいるという点で、まさに「社会」です。そして、一人でいる児童に声掛けをし、集団に入っていけるよう手助けしたいと述べられました。このBさんの発言に、ちょっとテーマからはずれてきたなという感覚をワタクシは憶えましたが、みなさんどうだったでしょうか。Aさんは、Bさんの議論を引き継ぎ、たしかに冷めている子は行事等に参加しにくいので、その子をどうするかは教員として考えなければならない点であるとご意見されました。

 協調性が試される集団討論ですけれど、立て直しの必要性を感じたところです。

 Eさんも、25分間の「中休み」の時間に、いっしょのことをして遊ぼうと実習で声を掛けられ、ドッジボールや鬼ごっこ、虫をみてる子、鉄棒をしている子を集めて合同でひとつのことをさせてみたそうです。そうすると、嫌々やっている子もいたそうで、これをどうすれは解消できるか悩みを話されました。集団教育はしたい、しかし児童生徒の個性も尊重したい、たしかにそうです。Bさんはこれに答え、無理やり嫌がっている子を入れるのばダメだが、なんらかの工夫をして参加させてみたいといわれ、なぜドッジならドッジで、嫌いで参加しないのかを聞く姿勢を持つことも教員の仕事とまとめられました。

 ここでDさんが給食係の話題を提示されました。ちょっと向かうべき方向がズレはじめているところに係活動の意義について述べられ、児童生徒一人ひとりの役割分担、責任感を論じられました。これで豊かな人間性というテーマにぐっと戻ってきたように感じます。Aさんも、部活動の意義を語られ、先輩後輩関係から学ぶべき「価値」があると指摘されました。Eさんは、廊下を走らないなど、決まりごとの徹底した指導ということを述べ、ルールを守ることを指導する際には、それをなぜ守らなければならないのかにまで掘り下げて児童生徒と対したいと発言されました。Bさんも、ルールを守る意識を小学校段階から植えつけることの必要性を述べ、上級生と下級生の刺激の与えあいということにまで触れられました。

 最後にFさんが、児童生徒を指導する私たちだからこそ、自分自身をもっと高める努力をしなければならない、教員としての姿勢を身に付け、余裕ある態度を自分で作っていくといい、Aさんが、これに同意しボランティア活動や読書をもっともっとしたいといわれて議論が終了しました。

 20分間に参加者全員で30回くらいの発言があり、とても活発であったという印象です。途中、ヤバイなあ〜、テーマからズレはじめているなあ〜、という感覚もありました。教員として指導論を語るにしても、テーマを忘れて話してしまうといけません。豊かな人間性を議論するにあたって必要最小限の指導論を述べるべきでしょう。

 水曜会の方でも、重なる議論が登場していました。なかった議論は、挨拶のこと、学習を修めた達成感、個性、マナーなどでしょうか。思いやり、他者のことを考えるなどは共通して議論されていました。

 この討論の終了後、第16期中教審答申における豊かな人間性の「定義」を確認しました。こちらのページです。

 こののち、集団面接をいたしました。集団面接は参加者が多くなりました。さすがに1次試験が近づいているからでしょうね。参加者同士交換しあったペーパーをしっかりみて、今後に役立ててくださいね。

 あすは水曜会を開催します。ご参加のみなさま、よろしくお願いいたします。自己売り込みのツボは、Kさんがなされます。がんばってくださいね。個人解剖も、どしどし挑戦してくださいね。
(6/27)

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いま、1次対策用の問題演習レジュメを作成しておりまして、集団討論ほか勉強会報告のアップが滞っています。あすにはなんとかいたします。すいません。

 7月開催の勉強会および水曜会(つまりそれぞれ2回ですね)におきまして、作成した問題演習(A4版で25枚程度)を解答解説いたします。勉強会の冒頭1時間程度を活用しまして実施します。しかし、時間が足りないと思われます。そのときは、コーヒー会におきまして夕方にいたします。みなさま、よろしくお付き合いください(といっても、もちろん自由参加)。

 それで、これまで1度以上勉強会および水曜会にご参加された方で、7月の勉強会および水曜会に何らかの理由で申し込めなかった方は、コーヒー会だけでも参加できるようでしたら、夕方17時ですけど資料を用意しお待ちしておりますのでご参加ください。資料準備の必要がありますので、必ずメールでご連絡ください。

 コーヒーおごってくださいね〜
(6/26)

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朝から小雨がぱらついている本日ですが、第83回勉強会を開催いたします。ご参加のみなさま、よろしくお願いいたします。

 大阪歴史文化問題報告の担当を、Kさんにお願いしております。また、自己売り込みのツボは、Sさんです。期待しております。なお、7月開催の勉強会における大阪歴史文化問題報告は、ワタクシが担当します。

 8月の勉強会のお申し込み開始は、(6月30日)⇒(7月1日)に日付けが変る深夜0時となりますので、ご注意ください。先月は10分で満席になりましたので、お早いお申し込みをお願いいたします。
(6/25)

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本日は、香川県高松市にて、日教組香川主宰、香川県教員採用試験対策学習会を開催いたします。ご参加のみなさま、よろしくお願いいたします。日教組香川の先生方、お世話になります。よろしくお願いいたします。

 ご参加のみなさま、前回までに配布しましたレジュメ類を忘れずご持参くださいね。本日もあたらしい香川対策予想問題を用意しておりますので、問題演習と人物対策の2本立てで学習会を進めていこうと考えております。

 なお、資料読み合わせも行ないます。こちらは日教組香川の先生方と相談の上、新しい資料を用意することといたします。(追記:「新しい時代の義務教育を創造する」を読みました。試験にも出題されましたし、なんとか効果あったようです)
(6/24)

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残念。負けちゃったね。
(6/23)

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昨日は第3回水曜会に多数ご参加いただきありがとうございました。娘さんが熱を出され、やむなくご参加いただけなかった方もいらっしゃいましたが、キャンセル待ちの方がご参加され、よかったです。熱の方はもう大丈夫でしょうか。ご自身の勉強も大切ですけど、娘さんの体調はそれに代えられないものがありますから。また、次回のお申し込みをお待ちしております。

 さて、本日は自己売り込みのツボからはじめました。Uさん、お疲れさまでした。その華々しい履歴にみなさん驚きつつも、「それをどのように学校現場に生かすか」の指摘が相次ぎました。それを訴えることができれば、OKです。難しい作業ですが、ご自宅で文案を練り直してください。

 このあと集団討論を実施しました。その模様は、今週末の勉強会の模様再現の時に重ねていたします。

 集団面接はいかがでしたでしょうか。さすがにこの時期、もう、2週間後には北海道もスタートしますしね、みなさんまとまってきたようです。コメントのペーパーを是非活用してください。

 個人解剖は、Nさんがチャレンジしましたね。その姿勢、恐れ入ります。この経験は必ず生きますよ。
 それではまた次回!
(6/22)

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遅ればせながら、集団討論の模様を再現します。討論のテーマは、「授業は是非とも効果的に進めたいものです。そのためには授業を効率よく進める方法を考える必要があります。児童生徒が効率よく授業を受け学習するには、どのような点に留意すればいいでしょうか」でした。このテーマに、20分間で5名の方に議論していただきました。A〜Eさんとして、論旨を追ってみましょう。

 最初にワタクシの方から助言したのが奏功したのか、第1発言者は、テーマの確認をされました。Cさんです。討論の冒頭に空白ができるのは、間々あることですけど、誰かが何かをいい出すことによって解消されます。しかし、折角話を切り出した方がいたとしても、二の矢が飛ばなければあかんわけでして、そのあたりが集団に対する「最初」の個人の貢献度となるでしょう。今回の場合、すぐにCさんの発言を受けてBさんが継がれましたので、最初の関門は突破されたといえるでしょう。

 Cさんは、効果的に授業を進めるには、事前準備が大切であるといわれ、授業の役割が知識の伝達および理解にあるという本質の立場から、議論に切り込まれ、それに応じてBさんは、50分間の授業を集中して生徒に取り組ませるにはどうすればいいかという問題意識をはっきりとされました。Bさんは、効率ということばにも着目し、授業における説明ことばの抑揚や山場、ポイントの設定といったように、授業論を披露されました。

 Aさんも授業論に関連したご意見です。たしかに授業が一本調子では、児童生徒も飽きるものです。そこで、導入、展開、終末の授業展開をいかに自分自身が作るかという基本的な問題意識を持たれ、なかでも導入が授業で学習することへの動機付けになるので、しっかり計画したいと抱負を語られました。

 これまで主としてこうした授業論が議論されたのに対し、その大切さを当然認める立場から、Eさんは、きちんと授業でなにが学べるのかはっきり生徒に伝えたいといわれると同時に、学習規律のことをトピックとして挙げられました。安心して授業が受けられるのも、効果的な授業の成立に欠かせないものです。それは、水曜会の議論でもあらわれました。「ベル着」というのがそれで、チャイムを守る姿勢、onとoffの弁別といったことです。こうした学校生活におけるメリハリがあると、児童生徒もピシッとしてきますし、気持ちよいものです。授業も効率よく進むことが予想されます。

 Dさんは、効果的な授業実践のためには、教具や教材もそれを可能とする要因であると述べられ、視聴覚機材の活用を主張されました。それから、授業を教員であるご自身が振り返る反省的な態度を次回の効率的な授業実践につながると語られました。

 Cさんは、Dさんの教員における反省的な態度の問題に関し、ご自身の教育実習体験に基づかれながら、思い描いていた授業の5割も達成できなかったと回想されました。そしてそのことを指導教官にいったら、ベテランの先生でも思っていることの7割8割もできないと返されたそうです。そこでどれだけ自分の考えが児童生徒に授業内容を伝えられるかを常に意識されたそうです。Dさんも実習体験を語られます。教科書の内容を伝えればいいのだ、そう考えていた。しかしそうじゃなかった。どうして学ばなければならないか、それを意欲させるのがもっとも大切なのだと。

 Aさんも、実習を乗り越え、ご自身の一回目の発言と関わらせつつ、授業における導入の大切さを強調されます。そして、国語の詩の授業を振り返られ、イメージを湧かせるにはどうすればいいか、具体的な授業の在り方を話されたのです。たとえば、海を詠んだ詩のイメージを確実にさせるために、海の音をバックに詩を鑑賞すると体験を提示されました。

 Eさんは、Dさんの問題意識に関連し、教員側の思いと生徒側の思いとの違いを指摘しつつ、学びたい気持ちを継続的に意識させるため、既習の学習内容から新しい学びへと導くことが必要と述べられました。Bさんは、生徒同士の教えあいも大切ではないかといわれます。学習意欲を引き出す一つの方法として提案されました。ちっちゃい先生がいる、と印象的に話されました。

 Cさんは、授業における集中というBさんの提出された議論を引継ぎ、大人でも45分、50分と集中するのは大変であると述べられ、五官をフルに使った授業が、Aさんのいう退屈も拒絶し、Bさんのいう学習意欲の向上も可能にするのではないかと指摘されました。その上で、グループ活動が授業を効果的に進める一つの方法であると主張されました。Bさんの教えあいに関してその成果を尋ねるCさんの質問を挿み、これに答えてBさんは、たとえば効果的かどうか難しいところはある、しかし、4人グループで4人とも理解が及んでいない場合、そのグループを中心に教員であるご自身が働きかけられるというメリットを挙げられました。それから、グループ活動においては、机間巡視が難しいと指摘されました。そして、グループ活動の効果は、わかる児童生徒も授業に集中できるところにあると述べられました。また逆に、授業理解がシンドイクラスでは、グループ活動が功を奏さないケースもあると述べられました。ただ、演習をさせる場合、学びのスタートラインが一致させることができるので、メリットでもあると報告されました。

 Eさんは、「教科書を開けよう」との掛け声から授業をはじめ、意識の統一といいますか、先の授業規律の話を再度述べられ、Dさんもその重要性を認識する立場から、授業がはじまるまでにロッカーから教科書を出す習慣形成が大切であることを指摘されました。授業環境の成立なしに効果的な学習は難しいということを、EさんもDさんも述べられているわけです。授業開始の挨拶もそうでしょう。そして、Dさんは、そこに「毅然とした態度」で臨みたいと付け加えられました。Aさんも、遊びの時間と授業の時間を区別する合図は学校生活にメリハリをつける重要性を指摘されました。Eさんは、このメリハリ論に関し、いきなり試験をする、いきなり一斉に教科書を読むなど荒治療的な試みをされた経験を語られました。

 Bさんは、ここで、時間的な効率を考えるだけでなく、生徒の理解効率を考えた授業が求められるべきではないかとご意見されました。鋭いぎろんだと肯きました。時間ばかりを気にすると、生徒を疎外する結果を恐れられるわけですね。

 Aさんは、ここを読み取って欲しいと願う教員に対し、違うところに興味をもつ児童生徒の例を挙げられ、こうした場合、Aさんは児童生徒の興味をもったところをなんとかとりあげられないかと提案されました。Bさんはこのご意見に対し、思いがけない提案、予期せぬことが登場した場合、それを十分考えさせる時間をとりたいといわれます。時間効率より児童生徒の将来を見据えたご意見というべきでしょう。Dさんは、わからないということばは素晴らしいことばであるとされます。そして、検定合格という目標があったとして、しかし学んで楽しかったと実感させたいといわれます。

 最後にBさんはティームティーチングに触れられ、緊張感があると肯定し、Dさんも同意され、討論が終了しました。

 密度のあった20分間でした。

 この討論において、そして水曜会の議論でも欠落していた最大のトピックは、「板書」でした。なかなかすぐに出てきそうでありながら、児童生徒の理解、児童生徒の授業に対する前向きな意識の向上に気が向くあまり、教員としての基本的な授業論が置き去りになったということでしょうか。単に忘れていたということでしょうか。

 このほか、小テストの利活用、評価の問題、学習記録カードの活用、反復学習、習熟度別クラス編成などが、水曜会で登場したトピックでした。補習授業もそうです。

 このように、このテーマでは、イロイロな視点から効率よく進めるためのトピックをたくさん提出することが、実りのある討論を形成することとなると思われます。そうした意味では、ブレーンストーミング的な集団討論が、求められているといえるでしょう。

 あす、水曜会を開催します。また違ったテーマでがんばりましょう。
(6/21)

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