日々旁午

2010



■時間は、ほんとうにすぐに過ぎていきますね。あすは、広島にまいります。広島県教員採用試験対策学習会を開催いたします。ご参加のみなさま、広島県教職員組合のみなさま、よろしくお願いいたします。みなさま、前回までのレジュメをご持参ください。
 また、20日には、大阪にて勉強会を開催いたします。こちらもご参加予定のみなさま、よろしくお願いいたします。直前のキャンセルは冠婚葬祭と仕事以外、できるかぎりお避けください。多くの参加希望者のお申し出をお断りしているからです。よろしくお願いします。
 ようやく今期の「1次直前教職教養マークシート対策講座」の資料ができあがりました。イロイロ考え、イロイロそぎ落とし、A4版・片面印刷で69枚になりました。あとは、1週間かけて見直し、ちょこちょこ手を入れるくらいです。
 この資料を作成している間に思ったのですが、第8期の勉強会では、毎週全国の過去問を1都道府県づつ協力して潰していくのもよいでしょうね。これまでは、大阪府の問題のみを、レジュメを5〜10枚用意し、毎週1題づつ深く考察していました。これを拡大し、みなさまにも主体的に報告いただいてやっていこうというものです。ただこれは、いつもの勉強会では時間的に苦しいので、平日の夜間、毎週曜日を固定してやっていくというのがいいでしょう。
 まだ青写真の段階ですが、そうしたことを考えています。
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■今週末に当サイト主宰勉強会を実施いたしました。ご参加のみなさま、お疲れさまでした。新しくご参加いただいた方も多く、ありがたいかぎりです。新しい方々からの新風が勉強会を刺激し、一層考えるポイントが提出されるからです。この土曜には、遠く千葉からのご参加もあり、ネットの威力をしみじみ感じています。また是非ご参加くださいね。
 その一方で、勉強会では歯に衣着せずものをいうときがありますし、勉強会参加者のコメントペーパーには、厳しいことが書かれているかもしれません。すべてを「切磋琢磨」のことばに解消することはできませんが、しかし、やはり相互に尊重した上で、さらに批判を乗り越えていかなければ、成長は見込めません。お互いに、ゆるめず、ゆるまず、すぐそこに迫っている1次試験に挑みましょう。
 さて、土曜には、模擬授業をお1人、個人面接をお3人に挑戦していただきました。集団面接は、2回です。都合14名となります。
 Fさんの模擬授業は、奈良対策のものです。社会科の地図記号の授業でした。「マイ記号」は教科書の指示が前提にあったとはいえ、おもしろかったですね。トイレのマークの「共通性」については、その一般妥当性などイロイロ議論ありましたが、活用の仕方次第でしょう。
 面接はNさん、Yさん、Yさんです。Nさんは、ずいぶんまとまりました。冷静に応答され、話す長さも適量になってます。Yさんは、もう少し先手を打って、説明できるようにするといいですね。講師の経験をまとめて表現できるようにしてください。もうひとりのYさんは、大学4回生。中高大とスポーツに打ち込み、勉強もがんばった文武両道のかたです。残念なのは、試験までに教育実習を経験できないことですね。イメージして授業の感覚をつかむほかありません。イメトレが面接の受け応えにも生かせます。講師の参加者から「臨場感」を吸収するように学びましょう。
 集団面接は、2グループ、両方とも7人で30分少しの実施時間。本番では15分ないくらいですので、質問事項も半分になります。4問か5問ですね。今回、面接官役を参加者に譲り、どういうように受験生を面接官はみているのか、あるいは、みえるのか、「面接官の視点」をも経験していただきました。土曜の模様は省略します。
 日曜には、模擬授業をお2人、個人面接をお2人に挑戦していただきました。集団面接は、2回です。都合14名となります。模擬授業は、Tさんの三角関数について。ひさしぶりにsinが板書されたのをみました。とてもうまい授業に、講師として実践していらっしゃる様子がうかがわれ、安心して数学を任すことのできる印象を面接官にもたれるでしょう。多少の問題、たとえば角度の表記の問題などありましたが、まずまず85点から90点のできばえではないでしょうか。また、Aさんの地理は、ワールドカップの話題をも取り入れて、生徒に立体的なイメージを湧かせました。時差の授業はこれまた久しぶりでした。最後のコメントで、イギリスのグリニッジGMTのことに触れましたが、これも、イングランドがワールドカップに登場していますから、それを示すのもいいですね。ワタクシなどは、時差といえば、時差ボケしか連想できず、情けないものです。地味な教科と思われがちな地理の魅力をいかに伝えるか、これは、数学よりもむつかしいかもしれませんね。
 個人面接は、YさんとOさん。個人情報になるので多くは控えます。Yさん、いい仕上がり具合です。大学における研究成果を面接官にわかりやすく伝えられるといいですね。期待しています。また、Oさんは、勉強会に初参加ながら、果敢に個人面接に挑戦。その度胸と意欲を買います。厳しいことも申し上げましたが、是非、ワタクシからのコメントやいただいたコメントペーパーに書かれている指摘を取り入れ、Oさんらしさを発揮してください。
 最後に集団面接2回です。前半には、これまた初参加のかたが挑戦されました。前半グループは、7人すべて小学校志望のメンバーで31分、後半グループは中高と小学校のOさんを加え、28分くらいだったでしょうか。前半はワタクシに代わって、Oさんがやさしい感じの面接官役を演じてくださり、後半はちょっと時間が気になって仕方がない感じで、「はよ終われ」という感じの面接官をワタクシが演じてみました。
 質問事項としましては、定番的なものから少し込み入った質問、演示していただくものまで、できるだけバラエティに富んだものにしたつもりです。しかし、質問事項もさすがに今期第54回ともなれば、かなりに似通ったものも出てまいります。なんとか微妙な差異をつけてやってまいりますので、対応よろしくお願いします。
 定番の質問事項としては、志望理由、ニュース、待っている間なにを考えていたか、などなどですね。志望理由は誰しもあるものですし、まとめているものですから、みなさんうまいものです。しかし、本番では、それが表現できるかどうか。隣の方がかなり長くしゃべってしまい、それにつられていつもより長く話してしまうかもしれませんしね。志望理由を皮切りに、最後に自己PRをいれて30分でだいたい8問でしょうか、みなさんがんばっていました。むつかしい質問は、どうでしょう、塾と学校の違いでしょうか、あるいは、ボランティア活動の内容紹介とそこで学んだことの学校への生かし方でしょうか。
 面接はコミュニケーションの場であって、長く話しすぎるのはいけません。適度な長さにまとめて話しましょう。また、いくつもの質問を受けられるような集団面接にしてください。
 集団面接における協調性については、多様な見解があります。いちばんの問題点は、「協調性を評価する視点」があるか、ないか、ですね。受験生同士が話し合うわけでもなく、面接官が、隣の受験生の応答はどう思いますかといった質問をするのでもなく、おおよそ協調性を評価する視点は少ないと思います。ただ、集団面接の時間中、発言者の方向をみたりするのはよいかもしれません。しかし、面接官が、AさんがBさんの方を向いているな、まで観察しているかどうかといえば、そうでもないのです。面接官が2人いて、ひとりが質問をする人、もうひとりが書きとめる人だとすれば、質問する人はそれだけで必死であるし、書きとめる人も、ほとんど下を向いていて、受験生の顔をみるチャンスは最初の1分くらいではないでしょうか。
 それに受験生は受験生で、質問に対してどういうように応答しようか考えているので、隣のかたに気がいくかといえば、結論的にいえばそうでもないでしょう。というのは、隣の人の意見を聞いているようで、実は、内心、どういうように応えようか、応答を考えているのですよね。面接官はそんなことは百も承知ですし、また、そうでなければ、受験生の態度としても不自然です。
(6/14)

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