日々旁午

2012


■もう、6月ですね。先週末は当サイト主宰勉強会にご参加いただきましてありがとうございました。この時期から新たにご参加いただいた方もいらっしゃいます。いかがだったでしょうか。かなり迷われてご参加の方もいらっしゃったみたいで、なかなか踏ん切りつかず参加を見合わせた方も多いことがわかりました。ウェブのみでみなさまからの信頼を得ることの難しさを改めて知らされました。最近、別の仕事の忙しさに理由をつけて、更新頻度が低下していることも、その理由のひとつとなっていることでしょう。
 さて、土日あわせて、模擬授業、場面指導、個人面接、集団面接を実施いたしました。個人種目である模擬授業や場面指導、個人面接は、あらかじめお申し込みの手続きが必要です。参加が決まっている日程に極力実践していただけるように調整をとりますので、すでに勉強会にご参加確定の方からのメールお待ちしています。
 模擬授業は、小中高、すべての校種の受験生に実践していただきました。他校種の授業を見るのもためになります。英語の仮定法過去、化学のmol、小学校の書写、中学校の漢文などなど、水曜日も含めますと、バラエティに富んだ報告となりました。指導案の作成もA4一枚ですので、さほど負担にならないでしょうし、書けば勉強になります。
 場面指導は攻略が難しい科目です。もともと、無理難題をテーマにして、受験生に圧力をかけ、どういうように対応するかをみる試験科目ですから、受験生泣かせですね。服装、金髪、ケンカ、保護者対応と、多様なテーマがありますし、実施する方、つまり各教育委員会が、現在学校で抱えている生徒指導、保護者対応の問題をぶつけるようなかたちになりますね。受験生をいじめるような、かさにかかったやり方はしないと思いますが、結構、重圧は別の意味でかけてきます。しかし、基本的な対応をまちがえなければ、さほど点差がつく科目ではありません。
 個人面接は、少数の参加者が希望されました。個人面接は10分程度です。受験生との会話を深めていく手法がとられます。掘り下げ型の質問をしていくことが多いです。集団面接とちがい、表面をつくろったものであれば、化けの皮がはがれます。この勉強会では、エントリーシートをあずかって実施します。このことは、すなわちすでに、エントリーシートを書き上げている受験生がいるということを意味します。準備は早い方がいいに決まっていますね。
 個人面接では、たとえば志望の理由を聞きます。そこでなにか引っかかることがあれば、そこを集中して問います。そこからさらに深い質問をしていきます。応答にはすべて具体性がなければなりませんが、ここがいちばんのポイントでしょう。面接官は一般論を聞き飽きています。おおよそ参考書にのっていることなど、何人もの受験生を見てきている面接官にとっては、おもしろくもなんともないでしょう。
 そうした意味では、個々人の教育指導経験に基づく具体的な報告が何よりも要求されます。それゆえ、対策としては、これまで受験生個々人が経験してきたことをまとめることに尽きます。是非がんばっていただきたい。練習するとよくわかるのですけれど、その場に座ると、なかなか言葉が出てきません。それを克服するのが第1の課題といえます。今回、Nさん、よかったです。用意周到ですね。かなりつっこまれたところも、なんとか切り抜けておられました。
 集団面接は、今回希望者が少なかったので、6人で45分のグループ、6人で30分のグループと、土日で差がありました。こちらも見るとやるとでは大違いです。がんばってくださいね。
 最初の打診的質問から、徐々に教育関連の質問に進んでいきますが、こちらの応答の肝は、質問に正対するというのが第1段階、コンパクトに応答するというのが第2段階、第3段階は具体的に語ることです。これで、だいたい集団面接における基本は終了です。ただ、ここまでをすべてクリアするのにかなりの時間がかかると思われます。これ以降の段階は、さらに技術的な観点のほか、集団における振る舞い方、応答内容の妥当性といったことがあります。
 今回も、グループに対する得点と、個々人への得点を申し上げました。あまり点数に一喜一憂することなく、自分を高めることに力を入れましょう。
 次回もよろしくお願いします。
June 7,2012

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