日々旁午

2016


■大阪府の1次試験の合格発表があった。
 大阪府教育委員会に、そして、大阪府教育庁に、「ばっかじゃないの」といってやりたい。大阪市も、そうである。
 テレビ画面に「学力重視」と横断幕付きで報道されたように、試験方針を変え、基礎的な学力があることを合格の基準とするとし、選抜するといっていたのを忘れたとはいわせない。
 小学校の受験者では、あのテストで、5割で合格させている。しかも、合格率は9割である。
 なにそれ。
 半分しか得点できない先生に教えてもらいたい小学生がいるのか?
 学力重視といった以上、最低でも合格の得点率は60%にするべきであろう。大学でも「C」ないし「可」は60点で、59点以下は「不可」で単位認定されない。
 なによりの驚きは、9割も合格させていることである。これなら試験実施費用の無駄である。税金を使ってやっているんでしょ?なめてんの、といいたい。
 なにか、別の意図があって試験を実施したのだろうか。
 蓋を開けてみれば受験生が少なくて、2次試験の母集団として1次で全員合格させても3倍未満とか、そういう事情で9割合格なのかと推測する。
 これはすなわち、大阪府の教育がまったく魅力ないということをあらわしている。魅力があれば、あれだけの欠席者をださない。つまり、大阪府こそがなめられているのである。
 実力ある受験生は隣接の府県に流れ、大阪は「残り物」か。
 だが、「残り物には福がある」。
 2次、3次試験の選抜が的確なものであることを期待するほかない。
July 18,2016

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