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憐定期勉強会(第2回)Apr.24,2004

 昨日、定期勉強会に参加されたみなさま、お疲れさまでした。昨日も、充実した4時間となりました。旁午読者のみなさまには、その模様のダイジェストをお伝えいたします。

 昨日の勉強会は、17名の参加者(男性7名、女性10名)を迎え、3グループに分け、集団討論をいたしました。この3グループは、校種別に設定しました。しかし、昨日は、大阪府の教採説明会とバッティングした関係上、その夕方開催の部に参加される方の便宜を図るため、結局、校種別の区分けを厳密にはできず、高校希望と小学校希望の方々が同じテーブルについて討論する場面もありました。参加者には、了承いただきつつも、申し訳なく思っております。

 討論のテーマは、小、中、高の順にそれぞれ、@「児童の生活指導を充実させるためには、どのような保護者面談が有効か。その方法と意義について議論して下さい」、A「日頃あまり目立たず『普通の子』と呼ばれることの多い、問題行動が表面化しにくい生徒の理解をいかに進めるか、議論して下さい」、B「規範意識の形成のため、どのように生徒指導に取り組むべきか、議論して下さい」というものでした。

 今回の勉強会には、昨年合格された大阪府採用の先生にゲストとして来ていただくことができました。フランクな雰囲気と試験3ヶ月前という緊張感が同居する教室にて、勉強の方法や集団討論の実際についてお話していただきました。また同時に、3グループの討論に評価者としてコメントいただけました。上のような実践的な生徒指導の議論は、現役の先生も当然考えていらっしゃることであり、現場の動きを交えつつコメント下さいました。実は、来ていただいた先生は、昨年開いたこの会合の参加者でした。このように縦に輪が広がっていくことを、ワタクシは嬉しく思っています。こうしてゲストを迎え、ワタクシと2人で集団討論のコメントをすることは、本試験の面接官複数制を模擬したスタイルであり、その意味でも実践的であるといえます。

 さて、@は、保護者とのつきあい方が難しくなってきている昨今、新人の教員としてのバイタリティーと心構えをみるテーマでした。と同時に、学校の現実をどう把握されているか、試す問いでもありました。学校と家庭の教育方針について保護者とどのように相互確認できるか、保護者との交流を深める学級懇談の議論がでました。

 Aについては、問題行動対応として捉えられがちな生徒指導において、学校の大部分を占める「普通の子」を、どのように理解し、みえにくい生徒をどのようにみるか、を考えさせるテーマでした。授業の方法論に流れる嫌いもありましたが、おおむね良好な討論でした。単に生徒との信頼関係を作るという前提的議論にとどまらず掘り下げられていたところが評価できる点です。

 Bでは、規範意識の形成を、学校の内と外からどのように支援するかが議論されました。学校内部での道徳性の育成の取り組み、地域社会との連携を通しての規範意識の醸成、そうした組み立てをベースに話し合いが進行しました。非行の問題、校則、教員の共通のスタンスの確認がプロットでした。

 いずれのテーマにおきましても、「具体的な話をする、具体的に討論をする」ということが、ことのほか重要であると確認できました。これは言うに易く行なうに難しであります。是非、昨日の討論を生かし、本試験につなげていって下さい。第3回もよろしくお願いいたします(2004年4月)
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