◆大阪府の裏金問題 教育長が「大甘」発言   竹内氏の2006年年頭所感はこちら
 次々と明るみになる大阪府の裏金問題。自浄能力に限界を感じた府は、きょう、第3者による調査委員会を立ち上げました。しかし、裏金の当事者の意識はまだ生ぬるいようです。

 元裁判官の大学教授と元地検特捜部長の弁護士。そして、公認会計士の3人からなる調査委員会は、きょう午後、初会合を開きました。冒頭、太田知事は、「府の内部調査では限界がある。専門家の立場から意見をいただきたい」と話しました。委員会は、来月末までに報告をまとめ、府は、これをもとに関係した職員を処分する方針です。大阪府は、きのう、これまで隠されるなどしていた裏金の総額が4870万円に上るという調査結果を発表しましたが、これについて知事は、「怒りすら感じる」と語り、今後自らの処分を始め、職員にも厳しい姿勢で臨むことを表明しています。

 ところが、これに対し、2つの部署で合わせておよそ880万円の裏金が見つかった教育委員会のトップ・竹内脩教育長は、「タイミングを逃してしまったら、なかなか後になって言いづらいところはあるんかなあと思いますけれども」と語り、「担当者も悩んでいたのでは」と身内の職員をかばう発言をしています。さらに教育長は、再発防止策について、「知事が示すと思う」と述べ、教育行政のトップである自らの責任についても明言しませんでした。(『朝日放送』2006年12月16日)
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