完全学校週5日制下における、『生きる力』を育む提案を具体的に述べよ。

pinoko(ピノコ)さんの投稿へのコメント

 いつの時代でも、他者を尊敬し、思いやる気持ちなど
の豊かな人間性を育むことは、教育にかかせない。私は、
             ⇒微妙なことですが、「教育にかかせない」より、「教育の内容としてかかせない」がベターです。なお、「人間形成にかかせないことである」でもいいいでしょう。
教育の不易ともいえる他者を思いやる気持ちこそ「生き
る力」であると考える。
 現在、日本は、高齢化社会である。しかし、核家族化
                 ⇒「しかし」より、「にもかかわらず」の方がいいかもしれません。
や、地域社会の交流の希薄さなどから、生徒が高齢者と
交流する機会は少ない。私は、地域の高齢者福祉施設等
の協力を得て、生徒に介護体験をさせる。高齢者との交
流は、現代が直面している高齢化社会を実感し、高齢者
の生き方や介護を考えるきっかけにもなる。ゆとりので
                    ⇒「学校週五日制によって設けられた休日を有効に活用し」としましょうか。
きた完全学校週五日制下で、生徒に学校や家庭では体験
できないことを体験させる機会を与えてやりたい。介護
⇒「生徒に学校や家庭では体験できないことを体験させる機会」は、「生徒に学校や家庭ではなしえないことを体験させる機会」と書くべきでしょうか。この論作文では、「体験」という言葉が多く出てきますので、少しでもいい換えてみましょう。
体験をする中で、生徒と高齢者の対話を重視する。対話
⇒「介護体験を実践するとき、生徒と高齢者の対話を重視する」としましょうか。
をすることで心の交流をはかることは、他者を思いやる
気持ちをうむ。高齢者のお話を単に講演のように聞くの
ではなく、双方のコミュニケーションをはかる場として
交流の機会を設ける。生徒に、高齢者の方々に何かをし
⇒あるいは、「交流を位置付ける」でしょうか。
て役に立つという感覚ではなく、高齢者の方々からお
⇒「生徒に、なにがなんでも高齢者の方々の役に立とうという感覚ではなく」とするのは、書き過ぎでしょうか。
話を聞き、学校ではできない体験をすることで自ら学ん
でいるという感覚を生徒に心の交流から育ませる。その中か
ら、生徒がボランティア活動の意義を見つけ出し、思い
やりの心から、自発的にボランティア活動に参加し、し
      ⇒「から」が続いているので注意しましょう。「〜を通して」や「〜を通じ」を用いれば、特定語句の多用を回避できます。推敲しましょう。
いては日常的なものへと変化させていってほしい。また、
  ⇒この「日常的なもの」というのをもう少し工夫しましょう。「しいては日常的なボランティア意欲へと変化させていってほしい」でよくないですか。ところで、「しいては」なんでしょうか、「ひいては」じゃないんですか。
老人福祉施設で働いている人々から仕事を教えていただ
いたり、仕事を見学させていただくことで、生徒の自ら
の生き方を考えるきっかけにもなるだろう。私は、様々
な人々との交流や体験を通じて、生徒に自分自身の生き
方や進路を考えさせたい。
⇒この段落は長いので、2段落に分けた設定にすることをすすめます。
 私は完全学校週五日制下で時間にも精神的にもゆとり
のできた生徒により多くの体験の機会を与える。私は、
生徒がそれら体験を通じて、自ら学び自ら考える「生きる力」がはぐくまれる
よう支援することにを惜しまない教師になる。
⇒よく書けていると思います。内容的には字数からしてこれ以上膨らますことは難しいですね。表現の面で、もう一歩がんばりましょう。最善を尽くそうとする態度が合格を呼び寄せます。July 2,2003

論作文道場へ   もとの文章へ   トップページへ

浩の教室・トップページへ