やさしさとたくましさ

カミーノさんの投稿へのコメント

 やさしさとは相手を思いやる心であり、たくましさと
は失敗してもあきらめずに前進しようとする心であると
考える。「生きる力」を育むためにも必要なやさしさと
たくましさを、教師としてどのように身に付けさせるか、
教育実習での経験を踏まえて以下に述べたい。
⇒よい書き出しです。
 実習期間中に運動会があったため、私のクラスの六年
生は組体操の練習を行っていた。ピラミッドを作る時、
いつも上の子が落ちて完成できない班があった。上の子
も自信をなくしかけており、土台の子達もメンバーを変
えたいと不満を漏らし始めた。そこで私は途中まではう
まくいってるから大丈夫、必ず成功できる、と皆を励ま
した。それから、成功するための方法を班の全員で考え
るようにと指示を出した。しばらくすると不満を言って
                      ⇒「言う」は「いう」と平仮名で書くことを推奨します。無難です。
いた子どもの一人が、「俺がちゃんと支えたるから、俺
の背中から登ったらええ」と言った。他の子ども達も
触発されてか、僕らもちゃんと支えると言い始め、上の
子どもも皆の期待に応えるため完成するまで何度も練
習を繰り返した。その結果、本番で見事成功し、立派な
ピラミッドを披露することができた。その時の子ども達
が喜ぶ姿と「先生、ちゃんと見てくれた。僕らできたで」
という言葉がとても印象深い。
子ども達の良かった点を評価しつつ励ますことで、自信
⇒段落を示す一マスを空けましょう。ワタクシの見落しかもしれませんね。
を取り戻させ、もう一回頑張ろうという意欲を持たせる。
必要に応じて達成するための技術的な支援や助言も行う。
こうしてたくましさを大きく育てたい。やさしさについ
                  ⇒ここで段落設定があってもいいでしょう。
ては、子ども達が相手の立場で考えて行動できるように
する。グループ学習を活用して、仲間と助け合い共感し
ながら思いやりの心を育んでいく。道徳の時間を使って
                ⇒「そこで学んだ道徳的実践を「道徳の時間」において再考し、日常生活の様々な場面に活用できるように深化する。こうした学びが様々な人の立場や思いを理解させるのであり、やさしさに広がりと深みを与えることになろう」としましょうか。
様々な人の立場や思いを理解させ、やさしさに広がりと
深みを持たせたい。子ども達にとって家族の次に身近な
大人である私自身が、やさしさとたくましさをもつ良き
手本となるよう上のような実践を積み重ねる努力を惜しまず精進していきたい。
⇒「手本」は「模範」でもいいでしょう。大変読みやすいよい文章です。さらっと最後まで読めます。ピラミッドを作っている子どもの姿がイメージできます。そしてその具体例を抽象化し、まとめにつなげているので論旨に一貫性があります。よし。July 6,2003

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