21世紀の教育について

ともかさんの投稿

 21世紀を迎え、日本の教育を見直す時期がきている。
私が転換の対象に目をつけたところは学校教育の授業体
勢である。
 まず、日本人とアメリカ人の独自性を比較して考えて
みる。個人差があるので一口に決めつけることはできな
いが、日本人の特徴といえば努力家で真面目、しかし積
極性に乏しく、集団に入ると目立つことを嫌がる傾向が
ある。一方、アメリカ人の特徴としては自由で、自分の
意思をはっきりともち、多国籍の国であるため、個性と
習慣を尊重をすることを大切にしている。しかし、日本
のような伝統や歴史を十分に持っていないのも現実だ。
 どちらも、良くも悪くもその国ならではの独自性を発
揮している。また、その独自性が鏡のように学校教育の
授業体勢に映し出されているように感じる。
 アメリカの授業体勢は、机は自然と丸く並べられ、ど
の授業も自由に自分の意見を述べ、常にリベートを行っ
ているような形態である。それはアメリカ人の独自性が
上手く発揮され、生徒に無理のかからない授業体勢だと
感じた。一方、日本の授業体勢は昔から、教師一人に対
して30〜40人の生徒といった、一斉教育の形態がと
られている。一斉学習は、知識・技能の組織的かつ効率
的な伝達を図ることができるメリットがある反面、教師
による一方的な教育になりがちである。これでは日本人
の苦手な集団で目立つことを嫌がるという部分が強調さ
れてしまう。分からないところも流してしまい、自分の
意見をしっかりもっていたとしても外に出せない環境を
つくってしまう注入教育になりがちである。では、どう
したら日本人の独自性を生かして、世界に上手く発揮で
きる教育ができるのか。
 まず、集団という部分を解消するために個別学習や少
人数のグループ学習への転換を考えた。少数ならば教師
の目も行き届き、個人の意見も発言しやすい。ただし、
教師の数の増加させなければいけないことで、コストが
かかるというデメリットもあるが、それだけの価値は十
分にある。あと、総合学習の時間を多くつくり、ゆとり
のある学校作りも21世紀の教育の課題だと思う。
 少しづつ変わる日本人に合わせ、日本ならではのよい
伝統を残しつつ、教育や学校も今、変わらなければなら
ないときではないか。

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