私の目指す教師像

ゆきうささんの投稿

 いきいきと主体的に学ぼうとする子どもを育むために、
私はともに学ぶ姿勢を大切にし、支援者としての立場を
忘れない教師を目指している。
 小学校で講師をして3ヶ月になるが、肌で感じたこと
がある。あまりにも向上心を出さない子どもが多い。勉
強ができなくてもいい、友達は気の合う子だけでいい、
運動ができなくてもいいという。私は子ども達は必ず向
上心を持っていると信じている。その向上心をどう開か
せるかが教師に求められていると考える。私は基礎基本
を徹底して見につけさせ、それを活かして自ら学ぼうと
する力を子どもの中に育てたい。
 夏休みに25メートルを泳げない高学年のための水泳指
導を担当した。ある子どもは最初の計測時、バタ足で7
メートルだった。もうだめだとあきらめてすぐに立ち上
がってしまう。一緒にバタ足を練習し、どうすれば水を
しっかり捉えて前に進めるか考えさせた。自信を持たせ
るような言葉がけを続けた結果、その日は12メートル泳
げるようになった。できないときはどうすればできるよ
うになるか一緒に考え、励ましつづける。努力の結果で
きた時はおもいきりほめてやる。子どもとともに考え、
実践する姿勢が子どもには伝わるのだと感じた。私自身
が水泳指導を受けていた経験も役立った。日頃から指導
技術を高めつづけていくことも重要である。子どもは努
力することの大切さと自信という宝物を身につけてくれ
た。自由時間もひとりで練習する姿を見て、私はこの子
どもの中に自ら学ぶ力が芽生えたと確信した。翌日、ク
ロールの息継ぎをできるようになりたいといってきた。
 支援者は決してあきらめないで過程を見守りつづける
ことも求められる。子どもが自らの力で学んだときの自
信に満ちた表情を見せてくれたとき、それは私の宝物と
なる。影の立役者のような喜びを味わいつづける教師像
を私は描いている。

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