私の目指す教師像

葵ちゃんさんの投稿

 私の目指す教師像とは、子どもの心の声を聞き逃さな
い教師である。心の声とは、必ずしも子どもの言動にそ
のまま表れるものではない。近年、問題となっている学
級崩壊や引きこりなどは、満たされない心の叫びが歪ん
だ形となって表れたものであり、子ども達の助けを求め
るサインである。私はこの声を素早く察知し、受容して
あげることが、子どもの自己実現の過程において最も大
切なことだと考える。そこで、自己表現しやすい環境を
整えるために次のことを実践していく。
 まず、子どもの活動をともに楽しみ、一人ひとりに声
がけをする。授業に限らず、休み時間や部活動など多く
の時間を共に過ごす。子どもが興味を持って取り組んで
いることを共有することによって、より確かな心の情報
をつかむことができるとともに、認めて褒める機会が増
える。褒めることによって、子どもの心に先生が見てく
れているという安心感が生まれる。それが生き生きとし
た活動につながる。さらに、自分の得意なことが認めら
れたことによって、他の活動へ意欲を向けるゆとりも生
まれる。
 次に、私も含めて交換日記を付けていく。内容も書く
量も自由である。絵が得意な子は、四コマ漫画を描いて
くることもあるだろう。どんな些細なことからでも子ど
もの内面を読み取る。また、学級内での個性の認め合い
が図られ、共感的な雰囲気作りができる。したがって、
子ども同士の自己開示が促される。さらに、日記の中の
つぶやきや発見、漫画などを学級新聞に載せ、家庭での
子ども理解の支援とする。日記自体も家庭の会話の種と
なり、家庭からの声を聞く機会が増える。
 このような活動を通して、心の声を聞く輪を広げ、子
どもが自ら心を開くことができる教師を私は目指す。そ
して、子どもの欲求を満たすための努力は惜しまない。
それが、子ども達にとって、自分の生き方を考える基盤
となるからである。

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