『総合的な学習の時間』であなたは児童(生徒)にどのような力を付けさせたいか、具体的に述べよ。

葵ちゃんさんの投稿

 総合的な学習の時間は、各学校の創意工夫のもとで取
り組まれる。その際、地域や児童の実態を考慮すること
が不可欠である。つまり、各教科の学習を基盤として個
性を発揮し、活動できる時間である。そこで児童に身に
つけさせるべき最も重要な力は、自分の個性を生かし、
何事にも挑戦することで気づきを得る力だと考える。
 私が小学生だった頃、総合的な学習の時間ではないが、
夏休みの宿題に自由研究があった。地域でホタテの養殖
が盛んだったので、私はホタテについて調べることにし
た。まずホタテについて図鑑で調べた。調べていくうち
にホタテの成長の様子をもっと詳しく知りたいと思い、
漁師の方に聞く活動を行った。そこで、実際に船に乗せ
てくれることになり、養殖の仕方やその工夫までも知る
ことができた。私の研究は、思いがけないほど広がり、
これをどうやってまとめて発表するか試行錯誤した。こ
うして私は、たくさんの気づきを得ることができた。新
しい知識を得ただけではなく、疑問を解決していく学習
の仕方や学習への達成感があり、活動を広げることで新
しい触れ合いが経験できる。これが私の自信となり、新
たな活動への意欲となった。
 このように自ら課題を見つけ、児童の積極的な取り組
みを実現するためには、児童の興味、関心に基づいた活
動が必要である。多様な個性を生かすために、私から創
造的な学習の場を設定していく。地域で盛んな伝統芸能
をテーマとして活動していくのなら、まず共通する課題
をもとにグループを作る。地域の歴史を探究したり、地
域の人に指導していただいた舞を交流のある福祉施設で
披露したりと様々な視点から捉えることができる。常に
児童が思う存分活動できるように地域に働きかける。同
時に児童の成長を認め、褒めることで児童の自己評価を
促す。自らの個性や気づきを自覚することで、さらに高
い目標へと向かうことができるからである。

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