私の目指す教師像

昇平さんの投稿へのコメント

 近年、学級崩壊、いじめ、不登校など、学校を取り巻
く問題が数多く取り上げられるようになった。こうした
⇒「取り上げられるようになった」のは誰が取り上げたのか、ぼかした表現です。ここは、「近年、学級崩壊、いじめ、不登校など、学校を取り巻く不適応状況が噴出し、問題化している」くらいでいかがでしょうか。
状況は、何らかの悩みを抱えている生徒が、それだけ多
いということの現れである。私は、生徒の悩みを生徒と
共に考え、解決へと導き、自信と勇気を与えられる教師
でありたいと考える。そのために、様々な場面での生徒
        ⇒生徒とともに悩み解決に導くことは大切です。しかし、それが最終目標ではありません。教員の手を借りず、自分の力で直面する多様な悩みを解決していく力こそ養成されるべきです。それを自己指導能力といっていました。問題解決学習は、自分の人生上の悩み、たとえば、進路なども自分の力で切り拓いていく力を作り出すところに寄与しないと意味がないですね。
とのつながりを大切にし、信頼関係を築いていく。
⇒「様々な場面」と書かないで、例示しましょう。それが、学校を身近に感覚する契機になります。面接官に、「具体的にどんなときですか」と問われてまごつかないようにしておかないとなりません。すぐ下の段落の叙述をコンパクトに前もって提示しておけばいいということです。そうすれば字数の節約にもなります。
 まず、全学年の生徒の顔と名前を覚える。あいさつを
するときには生徒の名前を呼び、話したことのない生徒
にも名前で呼びかけ、距離を縮める。また、休み時間、
⇒意気込みはわかりますが、憶えるのは、最初はクラス全員の名前程度にしておきましょうか。
部活動、登下校時など、授業以外での生徒との交流も大
切にする。生徒と互いの趣味や部活動について話し、共
通の話題を豊富にし、親近感を養っていく。このように
して、生徒が声をかけやすく、悩みなど本音を打ち明け
やすい関係づくりを、日頃から意識して行っていく。
⇒授業中を生徒との信頼関係を形成する場面にするためにはどうすればいいのでしょうか。一度考えてみて下さい。
 そして、生徒と接する全ての場面で、1人ひとりの表
情を注意深く観察する。私と生徒が気さくに話せる関係
であったとしても、ときには話し出しづらい悩みを生徒
が抱えることもあるだろう。そんなとき、生徒の表情が
普段よりも暗く沈んでいたならば、「何かあったのか」
と優しく声をかけてあげたい。そしてまず、生徒の立場
に立ち、話をしっかり聞いて受け止める。どんな小さな
ことでも生徒の良い点を見逃さず、ほめて伸ばしていく。
⇒カウンセリングマインド、共感的理解、受容的態度、などという教育術語が想起されるべきところでしょう。ひとつの表現テクニックに過ぎませんが。
直すべき点も、ただ生徒を叱るのではなく、何が悪いの
⇒悩みからいきなり「直すべき点」につなげるのは飛躍があるように感じられます。少し工夫しましょう。
かを生徒に気付かせる姿勢を大切にする。自分らしく生
きる自信と勇気を生徒がもてるよう、根気強く愛情をもっ
て指導していく。
 以上のように、生徒との信頼関係をもとに生徒に自信
と勇気を与えられる教師、これが私の理想の教師像であ
る。それを目指し、周囲の先生方の経験に基づく指導、
助言を仰ぎながら、一瞬一瞬に全情熱をかけ努力してい
く決意である。
⇒基本的な指導のツボを押さえています。あとはいかにそこから踏み出るかですね。一般論でない記述が欲しいです。昇平さんのように考えていない教員志望者はいません。ですからそうした数多くの志望者の中に埋もれない「光る記述」が要求されますね。この論作文をあえて偏差値的に評価すれば50ということです。Jan.8,2004

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