私の目指す教師像

さるさるさんの投稿

 私は「生徒が自分自身で物事を成し遂げることを支え
ることのできる教師」でありたい。
 中学生対象の野外キャンプの指導員をしていたときの
ことだ。指導員をするのが初めてだった私は、張り切っ
て担当していた中学生に一から十まで指示を与えてしまっ
た。夢中になっていた私が、ふと冷静になって彼女達の
顔を見てみると、何とも腑に落ちない顔をしていた、そ
れから、考えた結果、彼女たちの力を信じた上での声か
けを心掛けた。その後、彼女達は自分たちの力で火をお
こし、この上ない笑顔を見せた。この経験から、私は最
初に挙げたような教師でありたいと思うようになった。
 まず、このような教師と関わる生徒は、教師が自分を
信じているのだという自信と誇りをもつ。これは、思春
期の中学生にとって、自分自身の力で考え、答えを導き
出し、行動しようという、いわゆる「生きる力」を培う経
験となる。
 そして何より、生徒は自分で行ったことに達成感を味
わうことができる。このような生徒の成功経験の積み重
ねを支えていくことは教師にとって最も大切な仕事であ
ると考える。
 ところが、この「支えていく」ということは非常に困難
であることも事実だ。声かけや見守りの姿勢を少し間違
えてしまうと、こちらは意識していなくても、生徒は押
し付け、あるいは放任と取ってしまうことも十分に考え
られるからである。
 したがって、私は、自分に常に「生徒が自分の力で物
事を成し遂げることを支えることができているか」を自
らに問いつづけることのできる教師でありたい。生徒の
反応、表情、ことばから感じ取り、考えたことから自ら
を発展、成長させていくことが教師にとって何より必要
であると私は考える。

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