学校、家庭、地域社会の連携をいっそう深めることが求められている。これについてあなたの考えを述べ、またどのように実践するか、具体的に述べよ。

まるちゃんさんの投稿へのコメント

 私補助教員として小学校に勤務したのは2年前に
なる。それまでは
以前、民間で働いていたこともあって、「
学級崩壊」「いじめ」「不登校」など、ときおり耳にす
ることはあっても、実感はほとんどなかった。ところが、
学校に足を踏み入れた途端、それはまさしく現実になっ
             ⇒「それはまさしく現実であることを知った」ですね。
た。授業中に教室や廊下を歩き回っている児童、ほとん
ど登校してこない児童、そのなかには、学校のベランダ
から飛び降りようとする児童もいた。当初は、私も驚き
戸惑うだけだったが、児童との触れ合いを重ねるうちに
「自分にできることはないか」という気持ちが生まれて
きた。この気持ちが、補助教員として小学校に勤務しようとした動機であり、もう勤めて2年になる。
⇒この第1段落は長いですので、「授業中に教室や廊下を歩き回っている児童、ほとんど登校してこない児童、そのなかには、学校のベランダから飛び降りようとする児童もいた」を短くカットし、「授業中に教室や廊下を歩き回っている児童、なんとベランダから飛び降る振りをする児童もいた」にしましょう。最後の例は刺激的過ぎるかもしれませんね。
 私は、学校、家庭、地域社会の連携を深めていくとい
うことは、保護者をはじめとする多く人々に、「自分に
できることはないか」という気持ちを起こさせ、ともに
児童を育成していくことと考え、以下のことを実践する。
⇒こうした指示を論作文に書いて方向性を示すことはいいですが、しかし、上の段落の内容と噛み合っていないのが惜しまれます。いじめほか、厳しい学校の現実と、通信や保護者会はどのように関連するのでしょうか。それを説明するようにすれば、論作文全体としての一貫性がでてきます。とすれば、再構成し直して、第1段落をすべて削り、この第2段落からはじめ、まとめに第1段落の内容を縮めてもってきてもいいでしょう。
 第1に学級通信を月2回、定期的に発行する。月2回以上は発
行し、
そこでは、学校行事などの記事に加えて、授業風景などの写
真やイラストを盛り込む。そして、保護者だけでなく、町の公民館の掲示板をお借りし、
地域社会の人々にも見てもらう機会を増やしていく。
⇒通信発行の意義を1行で書きましょう。何のために発行するのか説明があった方がいいです。
 第2に学級保護者会を定期的に開催する。月1回以上
開催し、児童の様子や学校を取り巻く状況について、
広く情報を交換していく。また、児童、保護者、教師の
3者による話し合いも企画する。いずれにしても、忙し
⇒ここは、単に三者懇談でいいでしょう。
い時間を割いて参加される保護者に対して、感謝の気持
ちを忘れずに行っていきたい。
⇒「いずれにしても」云々は削ってしまいましょう。それよりも「情報交換」の中身を書きましょう。
 第3に地域社会との連携を図っていく。地域の人々の
協力を求めるまえに、まず、私自身が地域行事に積極的
に参加し、信頼関係を築いていく。以上の取り組みを続
けるなかで、力強い連携を実現していけると確信する。
⇒字数の関係もありますが、実際にまるちゃんさんがどのような行事に参画していくのか、一言書き添えましょう。
 21世紀は変化の激しい時代となる。私は、学校、家
庭、地域社会とがっちりとスクラムを組み、未来を切り
開くたくましい「生きる力」を持った大人に、児童を育
ていく決意である。
⇒このテーマで論作文を書く場合、学校・家庭・地域社会となっていますが、家庭と地域社会の教育力にスポットをあてて掘り下げるのがいいですね。あるいは3者のうちのひとつでもいいでしょう。このように限定していけば、テーマの本質から離れず、書ききることができるでしょう。Apr.21,2004

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