私の目指す教師像

海さんの投稿へのコメント

 私は生徒にきっかけの与えられる教師を目指す。
⇒どんなきっかけなのか、ひとこと添えましょう。意欲向上、学力向上、生きる力を身に付けるきっかけなど、様々に考えられるでしょう。
 私は高校時代、得意であったはずの国語が、もうすぐ
大学受験という時期に全然できなくなり悩んだことがあっ
た。そんなとき、私に立ち直るきっかけを与えてくれた
⇒「高校時代」と「大学受験」とでは時期表示が重なりますので、「私は、大学受験を目前に控えた時期に、急に得意であったはずの国語に不安感を持ち、悩んだことがあった」とすれば、すっきりするでしょう。
のが、一年のときに教わった古文の先生であった。私は正
直いって彼の授業に魅力を感じたことはあまりない。む
しろ居眠りをしては注意されるほうだった。だから、そ
⇒確かに正直な感想でしょうし、記述でしょう。しかしそれは抑えてもう少しひねってみましょう。「私は、今から思えば、彼の授業の魅力を感じられるほど自分の力量がなかった。だから、居眠りをしては注意される始末であった」でどうでしょう。読み手の印象が変わるはずです。
んな私に彼が「君はもっとできるはずだ。僕が毎日添削
してあげようか」と声をかけてくれたときの驚きとう
れしさは今でも忘れられない。それからというもの、私
は添削指導のみではなく、国語の授業に前より増して真剣に取り組
むようになり、スランプを脱出することができた。
⇒ここまでの記述と以下の記述とが切れている印象があります。せっかく具体的な過去の回想を効果的に挿入しているのですから、それを生かす構成を採るべきです。たとえば、「私はこの経験から〜」などと文章を添えて、つなげていけばいいと思われます。
 私は日頃の授業や、休み時間放課後などあらゆる機
会を利用して、生徒一人ひとりの学習状況や部活動、趣
味などの様子の把握に努めていく。また、全教師が協力
して生徒を育てていくという認識を持って、情報交換や
情報の共有をしていくことが大切だと考える。
 次に、生徒が存在感を感じられる音楽の授業を行う。
⇒ここも、急に志望教科の音楽を出す前に、ひとこと断りをいれる記述がほしいですね。
例えば、全体指導が多くなりがちな合唱や合奏の時間に、
生徒に問題点やよりよい表現のための工夫を考えさせて
発表させたり、ソロの部分を設けるなどしたりして、生
徒の考え方や個性が生かされるようにする。鑑賞の時間
には、生徒がそれぞれ課題を決めて、書物やインターネッ
トを使って調べ、発表させる学習を行う。私は生徒の視
点に立って、生徒が楽しみながら学習できる教材や表現
活動の進め方の開発に努めていきたい。
⇒内容的にはしっかり書けている段落です。
 生徒は上の古文の先生のように、教師のなにげない一言をきっかけにして変わっ
ていくのだと思うとすれば教師の一言が生徒を良い方にも悪い
方にも変えてしまうことがあるだろう。私は普段から生徒理
解に努め、生徒の悩みにはいち早く答え、良い方へ動機
づけることができる教師を目指す決心である。
⇒やはり一番の問題は、最初に描かれた古文教師の行動が論旨に生かされ切れていないところにあります。そのほかはいいですね。May 6,2004

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