私の目指す教師像

silentさんの投稿

 人は人間関係の中で、自分の長所短所を知り、評価さ
れることで自信を身に付け、信頼という思いやりの心に
よって自分を支え動かしてくれる綱を作ってきた。しか
し現代の子ども達の人間関係は希薄化し、この自信と信
頼の綱が作りにくくなっている。この現状を踏まえ、私
はこの「信頼の綱」の育成を第一に考え、その支援を積
極的に行う教師を目指す。
 私は中高一貫の剣道部で、初心者から6年間続けた。
私は下手で極端に自信のない子だった。しかし先輩達に
細かなことも褒められ少しずつ自信がつき、先輩たちの
気持ちに応えようと努力した。短所は指摘を受け、意識
して直すことで克服できたら、共に喜んで褒めてくれた。
先輩として指導する時にはこの経験を最大限生かし、後
輩にやる気を持たせて伸ばしていくことができた。また、
私は部長など自己表現を多くする機会に恵まれ、良い部
分は良い影響として大いに評価され、悪い部分はつまず
きとして周囲の反応から学び改善する努力をした。生じ
た困難は辛く受け入れ難いものであったが、周囲の信頼
や支えが私を強く動かしてくれたことが成功に繋がった。
 私はこの経験から、児童の長所を褒めることで意識さ
せ、自己表現の場を多く設けることを重視する。他者の
評価により自信をもち課題を知ることの大切さ、他者の
支えによる成長を学び、失敗体験を成功に生かせるよう
小さな前進を褒め、つまずきを乗り越える強さを培って
欲しい。
 こうした強さを持った信頼の綱を作り育てるために、
私は児童を日頃から細かに観察し触れ合う努力を惜しま
ない。日々新たな知識を得て体験の中で成長する児童の
輝きを、私という存在を通して伝え続けたい。そして、
これらのプロセスを通して培ったたくましさを持って、
どんな時も子どもを信じ根気よくさりげなく支える、雑
草のような教師になる。

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