私の目指す教師像

ローズ娘さんの投稿

 私の目指す教師像は生徒とともに汗を流すことが出来
る人である。時には喜びや苦しさを分かち合い、生徒の
思いを真摯に受け止め、励ますことの出来る人である。
 昨年度、私は臨任講師として吹奏楽部の第二顧問を任
され、文化祭で生徒たちと演奏することになった。生徒
たちは演奏技術や部員の団結力に悩んでいた。そんな時、
第一顧問の教諭に「生徒と一緒に音楽を楽しんでくださ
い」と励まされ、生徒たちとともに練習をすることにし
た。合奏を繰り返す中で、生徒たちのそれぞれ苦手とす
る箇所が見え、自然と助言が出来るようになった。克服
すると、もうひとつ挑戦しようという新たな気持ちが生
徒達にも芽生え、次第に練習にも活気が満ちてきた。そ
の結果、当日は部員全員の心をひとつにした素晴らしい
演奏を披露することが出来た。「最後まであきらめない
で良かった」という生徒の言葉が今でも心に響いている。
 「時には生徒と同じ目線に立て」という大学の恩師の
言葉がよみがえってくる。同じことを体感することで生
徒の気持ちを共感的に受け止めることが出来る。実感を
込めた言葉は聞く側にも理解し、受入れられやすい。学
習指導においてもプリントや小テスト等を効果的に用い
ながら生徒の理解度をつぶさに観察し、生徒の実態に即
した指導をすることが出来る。一方、実際の場面を想定
したロールプレイやスキット等を積極的に用い、英語を
より身近なものとして感じさせることも可能である。現
実味の帯びたものは受け入れられやすい。更に、教材研
究のみならず、メディアからの情報収集や、普段から英
語に親しむことは欠くことが出来ない。英語に対する情
熱も生徒の知的好奇心を引き出せると考えるからである。
 私は、苦しさを乗り越え、数多くの喜びを味わった生
徒たちが、自ら未来を切り拓いていくことが出来ると信
じている。どんな時も生徒の心情を理解し、そばで励ま
し、導いていける人こそが私の目指す教師像である。

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